2007年09月18日

15日スウェーデン対フランス

15日、カードはスウェーデン対フランス。



どちらも予選リーグを三位ギリギリで通過したダークホースチーム、しかし両チームとも既に前の試合を負けてしまったため優勝も無く、実質最下位決定戦となっていました。そういうゲーム設定もあってか観客も少なく、熱心なファンが声を荒げる中ゲームは淡々と進められていきました。フランスの先発はDUBAUT NICOLAS、スウェーデンはSTENIS MATTIAS。立ち上がりからぱっとしないスウェーデン先発はフランス勢に初回から甘く内に入った球を打たれ2失点。2回はなんとか1失点にしのいだのですが、フランスが勢いにのるのがうまいのかスウェーデンが勢いに飲まれたのか、一度つけこまれると打線の勢いをまったく止められず、3回は1アウトをとることもままならず。変わった投手も流れを止められず三回で計8失点を喫し試合は早々と決まりました。



予選リーグはクロアチア・オーストリアを倒し、チェコを接戦で破ったスウェーデン。しかし本戦リーグではまだ力の差があったのかDUBAUT NICOLASを最後の最後まで打ちあぐね、積極的な振りも仇となり相手に省エネ完封を許す結果に。投手陣も結局10失点を逃れることはできず7回コールド、希望と絶望を同時に知る結果となりました。スウェーデンもフランスも似たようなスタイルだったのですが終わってみればこの結果、まさに欧州の中進と後進の違いといったところでしょう。「レベルの差だよ」と終わらせるのは非常に失礼な話なのですが、なによりスウェーデンの選手のスイングに迷いが見られ、自分達でも「ありゃりゃ」というそぶりを見せる打席が多数。上記のスウェーデンファンも反対側のスタンドに陣取っていたフランスファンも、あまりの試合展開に試合終盤はあっけにとられた感じになっていました。



まだまだ子供がスウェーデンベンチにボールを叩き込んだりとか実況の人がスウェーデン選手の名前をなんどもいいそこねたりとか、ハギワラ選手が種田みたいな打撃フォームだったとか色々書くべき事はあるのですが、試合に関してはコールドで終わってしまったためにあんまり語ることも多くありません。そこで今日はこの場しのぎとしまして、大会中に気付いた試合展開以外の事について書いておきたいと思います。



・試合環境
日本の選手が海外に行ったとき一番苦労しているのはもちろんストライクゾーン、今回はそういう事を踏まえて素人目ながら注意深く観察していたのですが、やはり「外に広い」といった印象でした。ただ低めや内角となると何故か異様に厳しいことも多く、投手が首をかしげる場面も多くありました。一般的に日本はストライクゾーンが狭いといわれますが、欧州のストライクゾーンも南北アメリカ地域よか狭そう。という事で本戦リーグの主審の出身地域を調べてみると、アメリカ4、ヨーロッパ5という結果。ただヨーロッパ5のうち二試合は日本よかストライクゾーンが厳しいと言われるオランダの審判ですので、今大会は確かにヨーロッパの投手にとって投げにくい大会だったのかもしれません。ちなみにフライになった試合球を見てみましたが、あれは多分ミズノなんじゃないかと思いました。だとすればマイナー傘下の選手が多い今大会、慣れないボールは更にやりにくさに拍車をかけたことでしょう。



・観客
ヨーロッパじゃ人気の無い野球、はたして観客はどんなもんかと思っていましたが、これが結構います。予選リーグは一試合しか行っていないのでどんなものかは分かりませんが、どんな試合でも必ず本国から国旗を持った応援団がかけつけ、熱い声援を送っていました。球場へのアクセスが正直あんまり良くなく、試合開始時間もお昼の11時か電車の無くなる7時以降というまばらっぷりでしたので、ここスペインで一試合数百人規模を集められたのなら成功でしょう。お客さんが多く入っていた事で各国それぞれの応援スタイルも見られ、彼らの存在がしっかりと盛り上がりに花を添えていたと思います。特にホームのスペインはすさまじく、スペインの試合は立ち見もわんさかでるほどで、なにより嬉しかったのは普段野球を見ないであろう人たちも大勢来てくださっていたという事でした。チケットのお値段は予選リーグが5ユーロ、本戦リーグが10ユーロ。安い、安すぎる。

posted by shoeless |12:45 | ヨーロッパ野球 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年09月16日

14日スペイン対ドイツ

14日、カードはオランダ対フランス、スペイン対ドイツ。


今日も今日とてだだっぴろいモンジュイックの丘をとぼとぼ歩いていたら、突然女性に英語で話しかけられました。「今日のカードはドイツとどこですか?」、あんまりにも突然のことなので面食らっていると「野球見にいくんですよね?」と来ていたTシャツを指して一言。話を聞いてみると、彼女はドイツからわざわざバルセロナまでヨーロッパチャンピオンシップのために遠征に来ている野球好きで、たまたま野球のシャツを着ていた人を見かけたので声をかけたんだとか。この欧州でまさかそんな話が聞けるとは、世界はやっぱり広い、探せばいるもんです。サンマリノでのクラブカップや地元ブンデスリーガも観戦し、このバルセロナもこれで二度目の野球観戦という野球マニアっぷり。ドイツワールドカップの話をしようとして「台湾で行われるIBAF野球ワールドカップ?」と言われたときは、ウィットにとんだジョークかとさえ思いました。



とは言え彼女もわざわざヨーロッパまで野球を見に来たアジア人にショックを覚えたようでしたので、まぁおかしさで言えばおあいこっていうところでしょう、国際野球マニア頂上決戦。野球はサッカーやラグビーよりもインテリジェンスなスポーツだから好きというのは彼女の弁、サッカーやラグビーと野球では求められるインテリジェンスさが違うんじゃ無いかとも思いますが、欧州で野球を見ている人はそういうところに惹かれて野球を見ているのかという参考意見になりそうです。もう一つついでにと今後ドイツ代表チームはどうなるかと聞いてみると、笑顔で「最終予選で五輪に行けると思う」と答えてくれました。球場に到着するとちょうど試合開始の時刻、話の流れもあり、お手並み拝見という事でドイツ側のスタンドに陣取って試合を観戦することに。流石は地元スペインの試合と言うだけあってドイツ側スタンドとは言えスペインの人に埋め尽くされていましたが、驚いたことに彼女を筆頭にドイツ人も多く詰め掛けていました。



試合はスペインがHERNANDEZ YOEL、ドイツがMOLLER MANUELの先発で開始。しかし開始早々MOLLER MANUELの制球が定まらず苦しい立ち上がりに。このあたりで既にドイツスタンドが「あれー」という雰囲気に包まれていたのですが、立ち上がりの制球の悪さはなおらず、そしてそこにサードがボールをこぼすエラーが重なって、初回から大乱調。特に低めの変化球は全部ボールで、どうやらストライクゾーンがあわなかったように見えました。うろたえる投手に捕手とコーチが初回から駆け寄りますが、悪い流れは続きます。なんとかゴロにしとめたと思いきや一塁手のエラー、そして判断ミス、アウトに出来るはずの打者走者どころか三里ランナーを挟んだ際のプレーで走者に翻弄され、まさかのホーム突入成功。投手だけでも制球が定まらなかったのに更に捕手までうなだれてしまい、パスボール、そして焦ってカウントを取りに来たところをすかさずヒットにされ、初回から二失点という暗雲立ち込める立ち上がりとなってしまいました。



対するスペインの守備は、安定といかないまでもまぁまぁまとまっていてドイツ打線もあわせることができません。ホームの利と言う訳でも無いでしょうが、初回からドイツ打線がうまくひっかかってくれた為0点でのスタート。子供が遊んでいたシャボン玉を見る限りでは風はホームベースに向かって吹いていましたが、まったくのそよ風程度ですので言い訳にはなりません。ドイツファンもうぎゃーとかわひゃーとか言って盛り上げてはいましたが、ちょっと先が見えてしまう展開だっただけにうっすらやけくそな感じになっていました。ドイツ選手の中でも最も歓声が大きかったのは一番のLUTZ SASCHAでしたが、せっかく出塁したサシャも牽制に引っかかりさっくりアウト。メジャー的で重心を低くし下半身を動かさないように打つ、所謂「どっしり」した打撃フォームの選手の多いドイツですが、なかなかタイミングがあわせられないようでした。



そういえば一つその関連で非常に気になったことがあったのですが、上に述べたとおりドイツは非常にメジャーに近い野球をやります。打線のフォームもそうですが作戦も振っていこう振っていこうとする印象、投手も体格を利用して上から振り下ろすように投げる「立ち投げ」が主流なようで、言ってみれば大味な野球なのです。とんでもないステレオタイプで申し訳無いのですが、ドイツのあの生真面目な国民性だから一番から九番まで井端と土橋みたいな打線の野球をしてほしいな~とおもっていたところ、これは意外でした。逆にそういう大味な野球が似合いそうなスペインの面子は、これまた意外に日本に近い野球をします。投手はほとんど日本人のようにするーっとした体重移動の力で球速を出すフォーム、打撃も無理なく立って打つ。作戦もバントの振りをしてみたり、今回の四球の多さを見てもらっても決してどんどん振っていく野球でも無いという事がわかってもらえると思います。



まぁ試合自体の展開はおいておいても非常に見所の多い試合で、投手が乱調でコーチが駆け寄る炎上劇場フェチ垂涎の光景や、ホームスペインの独特の応援、ドイツのポップフライ、最終予選の枠を争う二組の蹴落としあいとしても面白い試合でした、ネットで試合をご覧になった数々のマニアの方は楽しめた試合じゃないんでしょうか。かく言う僕も昔からのベースコーチで好きで、どんな試合を見てもまずベースコーチをチェックしてしまいます、もちろんこの試合も隙あらばベースコーチを見ていましたが、今回はその視点から見ると非常に満足度の高い試合でした。見ていた位置もあって主に三塁側のコーチだけなのですが、まず背番号6のスペインのコーチ。この人がまったく国際試合とは思えないリラックスさでした。終始芝生にはみ出た土を気にしたりぐるぐるその場を動き回ったり落ち着きが無く、サインも大雑把で、サインって言うか素直にベース指で指してたもん。



携帯のメモリがベースコーチでいっぱいになるまで激写していると、やはり不審な光景だったのか、隣の人に英語で話しかけられました。「なんでベースコーチを撮っているの?」「好きだからです、ベースコーチ」「へぇそう、あの人はうちの旦那よ」「うっそまじで」確かによくよく聞けばこの人は子の球場内で唯一家族と英語ばかり話しており、その上アクセントがアメリカっぽいなまりでした。詳しく伺ってみるとドイツの背番号10のベースコーチはアメリカ人で、今日は旦那の勇姿を見るために息子と娘を連れてわざわざ遠征してきたんだそう。もともとプロには進まず大学野球のほうで指導に当たっていたところをドイツに呼ばれたんだそうで、世界って本当狭いもんです。ここぞということで旦那さんはドイツ代表をどう思ってらっしゃるんですかと伺ってみると「長いスパンでやってきてるから今の代表、次の代表の世代はかなりいいよ」とのこと。ファジーすぎてなんとも言いがたい情報、流石は代表の奥様だぜ。



奥様はアメリカの人らしく「投手九枚じゃここでつかえねーのもしかたねーな」みたいなことを言っていましたが、実際試合はドイツ投手陣はそのままふんばれず、ようやく慣れてきた頃にはもう交代とドイツはすべてにおいて後手後手の展開。ドイツもスペインもリリーフ投手はかなり球に力のある選手達ばかりでしたが、どうしてかドイツ投手陣はいつまでたってもぴりっとせず終始コールド間際といった様子でした。見せ場は九回にみんなで必死に喰らいついたところでしょうが、いくらなんでも遅すぎました。試合は11-3でスペインの圧倒的勝利。ドイツも一つ一つを見て負けている事があったと言う訳ではありませんが、もしかしたらアウェイの勢いというやつにすっぽりと飲み込まれてしまっていたのかもしれません。それほどに、勝利に沸くスペインファンはおおいに騒いでいました。



そういや試合途中で観客席の音を拾いに来ている放送局のスタッフの人がいましたが、インターネットで試合をご覧になった方、途中で「うっそーまじかー」と聞こえていたら多分それが僕です。世界デビュー戦だ。



さて、本来ならスペインドイツ戦の前にオランダフランス戦をレビューするべきなのですが、今回はしません。何故かと言うと、してもしょうがないからです。スコア18-0、これが全てです。核の違いと言う表現は陳腐な気がしてあまり好きではありませんが、野球を見ていて戦慄を覚えたのも久しい気がします。あれは試合と言うより処刑、「格上の相手の胸を借りる」というよか格上の相手の胸に絞め殺されたと言ったところでした。オランダ、まさに欧州王者、ラスボス。ありゃつえーや。


posted by shoeless |06:50 | ヨーロッパ野球 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年09月14日

13日イタリア対チェコ

野球狂いとは
・・・・・・一般の人よりも、かなり、相当、どっぷり深い愛情を持って野球に関わる皆様の総称、もしくは個人を指す。俗称。野球狂いの中でも、メジャー好き、社会人野球好き、アジア好き、マイナー好き・・・などなど、さまざまなタイプに細分化されている。



9月13日、バルセロナの地で行われているヨーロッパチャンピオンシップを見るため、遠路はるばるドーバー海峡を越えてスペインにやってきました。本当は気分的に行くと「バルセロナいやっほおおおううう!!!」というくらいテンションがあがっているのですが、あんまりにもウザイので無理に冷静になってパソコンに向かっています。ただ謹んで言い訳させていただくと、無駄にテンションがあがるのにもちゃんと理由があります。会場として使われるMONTJUIC、VILADECANS、SANT BOIの三球場の中から、今回は決勝の舞台として使われるMONTJUICの球場に集中して足を運ぶ予定だったのですが、何の因果か波乱続きのヨーロッパ予選、そのおかげで13日にMONTJUICで行われる順位決定戦のカードがチェコ対イタリアとかいう国際野球ファン発狂物の好カードになったのです。どうやって見て回ろうか悩んでいたところにこのめぐりあわせ、これはテンション上がるくらい仕方ないよね、完全に運命だもんこんなん、このブログも徐々に宗教色を帯びてきました。



しかし人間調子の乗りすぎると痛い目を見るもので、飛行機は時間おかしいわ道に迷うわ滞在先は変えさせられるわで時間をとられ、結局目的地である五輪公園についたのがゲーム開始から少したった後になってしまいました。MONTJUICの球場は丘の上のテーマパークである五輪公園の敷地内に立っており、地下鉄Paral-lel駅から専用モノレールFunicularに乗りかえ専用駅Parc de Montjuicで降りるともうそこが五輪公園内。乗車時間一分の一区間と言うほぼ五輪公園専用のアトラクションに近いモノレールだったのですが、またこのモノレールが平日と言う事もあってほとんど利用客がおらず、本当に予選をやっているのかと僕を不安にさせてくれました。第一五輪公園の敷地内にもそれらしい広告も無く、というか広大な敷地は観光客ばかりで野球のにおいの欠片もしない、野球場も見当たらない。炎天下の中モンジュイックの山を必死になって歩き回り、どこからともなく聞こえてくるアナウンスに耳を澄まし、でっかいドームの向こう側に、ついにモンジュイック球場を見つけました。まぁ見つけましたってあっさり書いてるんですけど、実際はテンションがめちゃめちゃあがっていたので、「物語の始まる予感!」とか言って階段を駆け下りていました。耳をすませばつながり。



今回ヨーロッパチャンピオンシップの舞台となるMONTJUIC球場、スペインのクラブFCバルセロナがホームとして使用している球場です。そっち方向のフェチ向けの人たち用に付け加えると、昨年まで唯一の日本人がプレーしていた球場でもあります。スペインリーグはテレビ放送もあるためカメラが入る為のスペースも設けられており、国際試合にも耐えうる放送席とナイター用照明、内野スタンド席も完備、小奇麗で可愛らしいデザインの球場と言った感じ。もっと気の利いたコメントをしますと、フェンスが高く無い上に外野が狭く、その上海が近いという事で風が吹きそう、おまけに人工芝、ここで投げさせられる投手は罰ゲームと感じるんじゃないかと思いました。設備の話で言うと売店が施設としてあって飲み食いもできる、外ではグッズ販売なんかもしています。とは言えお店の品揃えがボールとシャツの二品と言うドラクエの最初の街みたいな状態でしたので、素直にシャツを買って観戦に臨みました。



試合はイタリアがボローニャの勝ち頭D'ANGELO MATTEO、そしてチェコが内野手から投手へコンバートのSCHNEIDER MARTINが先発。二人とも20代前半の若さというだけあって初回から乱打戦の様相を呈していましたが、していたはずなのですがD'ANGELO MATTEOが直ぐにストライクゾーンに慣れていったのに対し、SCHNEIDER MARTINは慣れる間もなく2回4失点で降板。彼はプレ五輪で登板し七回を自責点2に抑えていたのですが被安打が多く、数字の上からでも不安定な投球が見え隠れしていましたが、プレ五輪での予行はあまり参考にならなかったのかもしれません。彼に限らず後に出てくるチェコの投手陣はプレ五輪時の得体の知れない気配はなりを潜め、フリースインガー気味のイタリア打線相手に何故か毎度カウントを悪くし、結果すこすことヒットを打たれていました。もちろん敗因は圧倒的なヒット数の違いだと思いますが、一番大きな違いはチェコの投手陣がことごとく悪い流れを断ち切れなかった事にあるような気がしました。



圧倒的な数のヒットに訪れるピンチ、毎度カウントを悪くし、勝負のくさい球がことごとくはずれ、投手が決壊する。守備陣は流石に長く代表としてやっているだけあって連係プレーも堅実にそつなくこなし、この試合ではエラー0も達成しましたが、如何せん数が多すぎました。逆な見方をすればそんな堅実な守備を抜いたイタリアの打撃陣は非常に積極的で、4安打を放った二塁手DALLOSPEDALE DAVIDEや4番、5番などはまさに「怒涛の流れ」を演出した選手達と言えるでしょう。不調のツボにはまった選手が打順で見たとき一個おきに並んでいた事も、幸運ながらイタリアが流れを握り続けた事に一役買ったようでした。ただ、積極性はいいのですが、それを差し引いたとしても日本でも言われている通り守備はハイリスクハイリターンな守備をします。良いか悪いかは判断の自由ですが、日本で言うような身体の中心で球を受けるという理想系を守ろうとする選手などは全然見られませんでした。この試合がたまたま3エラーの試合だったからそう感じたのかもしれませんが、十分流れを吸い取られるようなエラーでもありました。そこは素直に抑えた投手陣を褒めるべきなのでしょうが、投手陣も普通に七安打されています。簡単に言うと、チェコの打撃陣はイタリアの投手陣に歯が立たなかった、という訳でもなかったのです。



数字だけ見れば七安打ですが、実際はもっとヒットになっておかしくないようなプレーも多くありました。しかし何故かいい当たりが内野を抜けず、フライは外野で失速、タイミングがあっていても飛ばなかったりしていました。日本でフォーシームに見慣れている選手がツーシームに戸惑うのに近い感覚があったのですが、チェコがフォーシーム主流というわけでもないでしょうから、ただ単純にイタリア投手陣に力で押されてしまっていたのでしょう。しかしチェコのバッターが140近くコンスタントに出せるイタリアのピッチャー相手にそういうレベルで戦いを挑めているという事は、一昔前からヨーロッパ野球を見てきた人たちにとっては何か驚きに近いものがあるんじゃないかと思います。むしろ攻撃に関して目に付いたのは、選手個々の状況判断や走塁の方。特に牽制に対しての反応が「え?嘘?」というハラハラ感で、牽制している投手を見つめながら走者が立ち尽くしていたときは僕と隣のスタッフのおっさんも立ち尽くしました、ちゃんとしていたのにもかかわらず虚をつかれてしまったようです。打者の方もじらされる事に慣れていないのか憮然とした表情を浮かべ、スイングも心なしか焦り気味に見えました。駆引きという点においては、チェコはまだまだつけこまれる余地がありそう、もしかしたらオランダ・イタリアの二国と他の国の強さの違いは、こういうところが原因なのかもしれません。



まとめるためにざっと見た印象でいいますと、イタリアは打撃に関しても守備に関しても積極的かつ王道、投手は球速はそこそこで教科書どおりの組み立てで緩急をつけてくる。チェコはまだ巧いという訳ではないが守備堅実でスムーズ、投手、打撃陣ともに独特だがどちらも決め手にかける。こんな感じで大体あっていると思います。ゲームそのもので気付いた事で言うと、まずやはり外角がプレートに表面がこすれる程度のコースでもとってもらえるくらいの気持ちで広い、そしてピッチャーマウンドがタイプや堅さが違うマイナー選手や日本人はかなり投げにくいんじゃないか、あと何故予告どおり11時から始めないのか。こんなところです。



イタリアが去り、チェコが去った北京五輪ヨーロッパ野球、かつて欧州にできていたピラミッドが今大きく崩されようとしているのを感じます。平日、単なる順位決定戦、欧州でも野球人気が無いスペインというコンボで客足は少なく、球場内は1プレーごとにアナウンスが入りますが、ほぼ野球が分かる人しか来てはいません。取材のカメラもまばらにしかおらず、セレモニーの用意をするスタッフもいない。そんな中で長く欧州王者と言われ続けてきたイタリアがプレーするのを見るのは、新鮮で将来を感じるものでありながら、やはりどこか寂しい物を見ているような気がしました。



そういや、イタリアが何で負けたのか不思議に思っている方がいらっしゃったようなので、僕のほうから直接イタリア野球連盟スタッフらしきイタリア人に聞いてみました。「分からん、俺が聞きたい」と返されました。勝った負けたの理由など探すだけ無駄、なんのたしにもならないってことさ!
されど勝利の日


posted by shoeless |09:09 | ヨーロッパ野球 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年09月13日

創造は生命

気付けば9月、今年の夏も胸踊ることなく緩やかに終わり、一人夏の終わりを悔やむばかりです。夏の甲子園が終わり、イチローが毎年のように200本を打ち、ローズが本塁打王争いに怒り、夏の終わりとともに今年の野球も終わりを迎えに来ました。夏が終わらなければいいのに、と考える人は多いでしょう、休み的に。しかしそんな人々を尻目に、地球の裏側では夏が終わらなくなった人たちもいました。8月16日、プエルトリコでは、夏が終わらなくなったのです。



プエルトリコのプロ野球はウインターリーグと言う秋から冬にかけてのプロリーグ体型を取っています。夏の間MLBで活躍した地元のヒーロー達が帰って来る、ウインターリーグはプエルトリコにとって冬の始まりを告げる風物詩とも言えます。ウインターリーグの始まりとともに始まるプエルトリコの冬、しかしながら、そのプロリーグが財政面の問題を理由に今シーズンの休止を発表しました。ウインターリーグ会長ホゼ・ガルシア会長はこの日を「プエルトリコのスポーツが喪に服する日」と例え、今シーズンの休止を嘆きました。言葉どおりプエルトリコのウインターリーグがやってくることはなくなりました、今年の夏が終わることはなくなったのです。



プエルトリコウインターリーグが始まったのは今から70年前の1938年、プロリーグはそんな当時から絶大なプエルトリコの野球人気を支え続けてきた屋台骨となっていました。カリビアンシリーズ優勝計14回、プエルトリコのファンにとっては郷土のスターを間近で見られる絶好の機会ですし、選手達にとっても来シーズンへのステップアップ、アピールの場としてプエルトリコに根付いてきたのです。今現在のプエルトリコでの野球人気は絶大な物ですが、このリーグ休止が長く続くようならばそんな70年が一気に崩れ去る可能性もあります。国際化を推し進めるMLBにとっては強豪の一角プエルトリコが崩れるのは大打撃、メジャーリーグ機構の国際部門を担当するルー・メンデス副社長はこの事態を大変遺憾とし、さっそく再建へ応急処置に動いてきました。



いくら今現在まだ「休止」とは言え、2009年に拡張を考えているカリビアンシリーズとしても50周年の記念すべき今年に3国戦になるのは避けなければならない事態であるはず。そんな中浮上している案は、デービッド・ベルニエ氏の唱える国内リーグのアマチュア有力チームを集め、そこにメジャー選手会参加のプロ9人を加えて20試合程度の短期リーグを行うというもの。規模が小さくなってしまった感は否めませんが、ここが精一杯の落としどころといったところなのでしょう。今ある資源で可能な限り行う、言い方は悪いですが多少守りにはいった感は拭えません、プロ機構を支援してリーグを存続させると言う手を取らなかったというのがいい証拠でしょう。もともとMLBにとってウインターリーグは、無くても困るしありすぎても困ると言う、矛盾をはらんだリーグでした。



このリーグが再建可能かという部分を語る前に、このリーグにはどういう需要があって何故休止になったのかを考えていきましょう。リーグの需要は突き詰めて言えば二つに分かれます。「若手のステップアップの場」というメジャーにとっては育成リーグとして、ファンにとっては地元出身のスターの卵を送り出したいという需要。もう一つは「スターの凱旋の場」という選手達にとっての帰郷、ファンにとってはスターを間近で見たいという需要です。これまで半世紀以上続いてきたのは、ルー・メンデス副社長の言うとおりの「選手育成の場」としての需要と、ロベルト・アロマー選手の言うとおりの「母国のファンに自分の姿を見てもらう場」としての需要を満たしてきたからなのでしょう。簡単に言えば今休止に追い込まれているのならば、つまりはそれを満たすことができなくなっているのです。



プエルトリコWリーグの球団オーナー達が全員一致で中止を決定したその理由として、近年のリーグの観客動員数をあげていました。プロ側から直接言われる事は結局ありませんでしたが、ほぼほとんどの人たちがその背景には「選手の不参加」があると見ています。そもそものふれこみが「メジャーで活躍している地元選手が間近で見られる」であるウインターリーグ、それからも分かるとおり、リーグの参加選手達の権威や人気をメジャーリーグでの実績に依存している部分があります。メジャーで大きく活躍している選手が参加しなければリーグそのものの権威も人気も落ちる、たしかに言われている通り、過去に比べて近年のウインターリーグでは選手参加において「けち」がつくことは多くなってきています。



かつてプエルトリコ出身の英雄と言われたイゴールことフアン・ゴンザレスは、近年プエルトリコがドミニカやベネズエラに押され気味なのに対し、「地元の選手がウインターリーグに参加しなくなった、プエルトリコの若手に向上心が足りない」と言うコメントを出したりしていましたが、不参加という点を取ってみれば問題は向上心だけではありません。1990年代から始まった選手の労使交渉によって、ここ十数年でMLBの契約体型は大きく変わってきました。年俸の高騰が起こり市場規模も拡大、それにともなって複数年契約や代理人制度も発達し、チームが契約によって商品である選手を強く管理するようになっていきます。MLB球団からすれば選手は自チームの商品なのですから、ケガや疲労の恐れのあるリーグへの派遣を快く思うわけがありません。選手価値の高騰に伴い、MLB球団は選手の出し渋りをするようになったのです。



もう一つの需要、若手のステップアップについてもMLBとの関連でうまくはいっていません。一年内春から秋だけ動く精密機器と称されるメジャーリーガー、選手育成ならばマイナーリーグがあることもあって、MLB球団は若手に関しても選手派遣にあまり言い顔をしてくれないのです。調整や施設、故障等世界トップのMLBから見ればけちならばいくらでもつけられますが、実際に上でゴンザレスが言っている通り、あまりウインターリーグでの結果が結びついているとは見えない部分が最大のウィークポイントでしょう。



スターが抜けていっているとしても、世界にはそれでしっかりとやっているスポーツリーグがたくさんあります。しかしプエルトリコウインターリーグにそれらのリーグを重ね合わせてみると、このリーグの特殊性に否が応でも気付かされます。南米サッカーや他のウインタリーグのように、リーグ出身の選手が抜けてもリーグが冷めないリーグは多く存在しています。それらの理由は「自分達のリーグの選手がトップリーグで活躍することは誇りである」、「チームそのものを愛している」といったようなものが主でしょう、地元の若い選手が地元のリーグをステップに世界のリーグへ挑戦する、ありな話だと思います。しかしながらこのプエルトリコ、残念ながらアメリカ本土に非常に近い自治領でもあります。プエルトリコの選手はもちろんMLBのドラフトに引っかかるため、めぼしい有名有望選手達は若いうちから既にMLBに指名されてしまっているのです。



よくよく考えてると一国のプロリーグの行き着く先が他のリーグでの成功というのはおかしな話なんですが、選手の人気も選手の目的もMLBにリーグの価値を置いている以上、プエルトリコWリーグはMLB球団の厚い協力を受けられないならば、それら無しでも観客をひきつける独自の価値を作っていかなくてはいけません。プエルトリコはアメリカの一部、夏だってメジャー球団が興行を行う事もありますし、一年を通してメジャーが放送されています、市場の活性化として球団移転の話などもあった程です。プエルトリコファンには野球の需要を満たすインフラが完全に供給されている、悲しいことではありますが、Wリーグ休止によって差し迫って野球が無くなるのかと言われると「微妙」と言うのも事実でしょう。プエルトリコの人たちの思い入れがつまったリーグを無くしてはいけないとは強く願いますが、今のところはまだ延命策を超えるようなアイデアは出されてはいません。



今まで通りの形でプエルトリコのウインターリーグを復活させるならば、メジャーリーグ機構はチームに対しプエルトリコに選手を「集客が見込めるレベルで」派遣させることを認めさせなくてはいけません。あちらを立てればこちらが立たず、選手資源が被っている、プロといいながらMLBに価値を委ねている、プエルトリコはまだまだ矛盾を抱えたまま夏を続けています。プエルトリコの崩壊は、一角と見たほうが賢明でしょう。矛盾を多く抱えている野球は時に砂上の大楼閣にも見えます、夏が終わって波に消えるか、冬を迎えて硬固なものとなるか、ここ数年で本当に、野球はいろんな意味で節目の次期を迎えているのかもしれません。

夏が終わるのを悔やむくらいなら夏の間に悔やまない選択をしておく、今年の夏に僕が得た教訓です。今年もまた胸躍らない夏の閉幕だ!今年の夏!完!

posted by shoeless |01:32 | カリブ野球 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年09月12日

WBC優勝国アンケート

8月21日から行っていたアンケートですが、一週間で締め切るはずが色々ございまして延びに延びていました、という話を昨日もしました、まさに手抜き。もちろんのこともうそろそろ頃合いですので結果を発表しようと思います。引き続いて第ニ弾、次回WBCはこうなるアンケートの方をどうぞ。アンケートの詳細は8月21日の日記「これが答えだ」を見ていただければ確かですが、この前置きを読むのすら面倒と言う方用にあてつけのごとく説明しますと、次回WBCが行われるとして優勝国はどこか、次回新たに参加してくる国はどこかを皆さんに予想していただくというアンケートです。



結果

総投票数40



第一位 アメリカ合衆国 8票

寄せられたコメント

・アメリカが勝ちあがるべき

イベントの成功を考えたりしてみれば、確かに今WBCに一番足りないものは開催地アメリカでの注目度。アメリカで火がつくためにはやはりアメリカの優勝をおいて他に無いでしょう。


・プライドの高い国だから、次回はやるでしょう。

正直に言うと、ここが今回のアンケートの本当のポイントと考えていました。WBC後のアメリカは全体を通して「WBCは期間外なので本当の実力ではない、負けてもかまわない」という意見で通っていたように見えたからです。


・今回の成績は結局「勝ちたい」という気持ちの強い順だったと思う。ならば次回はメンツのかかった米国じゃないの。

次回こそメジャー組は本気出す派の方の意見。本当に本気で言い訳無しで挑んでくるのかしら、アメリカ。



第二位 キューバ 7票

・次回は日本に対するマークがきつくなると思う。

そういやアメリカで出されたWBCがプレーできるゲームの中で、福留が右バッターになっているという事がありました。優勝国の上に強豪国の日本ですが、まだまだMLB周りにとってはそんなもんなのかもしれません。


・消去法で選びました

消されたという事は、メジャー組は次回も本気を出して向かってくることは無いと予想した、という事でよろしいでしょうか。



同数二位 日本 7票

・日本だから

愛国心が溢れ滲み出るご意見ありがとうございます、昨日も言いましたがスポーツファンって本来こういう態度で臨むべきなんだと思います。


・なんかまたミラクルで。で、日本凄い、と外国やる気無い、のループ

メジャー組どうせまたやる気無い派のご意見。日本やキューバのメジャー外組が勝っていけば「こりゃあかん」となるのが普通なはずなのですが、あんまりそんな気配がしません。不思議。



同数二位 ドミニカ共和国 7票

・やはり一発勝負の舞台ではパワー野球が一番怖い

WBC、五輪と僕たちのところの代表コーチ団は「そつなく、つなげる野球」と言っていますが、まぁそれもドミニカのような打線は組めないからこそ。ラテンのノリもあって、ツボにはまると確かに怖いかも。


・若い選手も育っているので。

向こうを張るという意味でも日本は逆に山崎とかベテラン勢を大切にしていって欲しいと思います。


・超重量打線の凄みが見てぇ。

投手からしたら血尿打線ですよね、あれ。ベルトレ・オルティス・ゲレーロ・プホルス・テハダって、どこのナムコオールスターズだよって話ですよあんなん。


・ドミニカには好きな選手が多いから

投げる印税生活ミゲール・バティスタのファンと見た。



第五位 ベネズエラ 3票

・サンタナですね、やっぱり。

MLBじゃ縦横無尽のサンタナも前回大会では二敗とあんまりいいところが見せられなかったんですよね…、次回こそはがっつりその豪腕を発揮していただきたいところです。


・投手力っ!!

ドミニカとは漫画みたいな対象的っぷりさで素敵です。



第六位 イスラエル 2票

・パディーヤ最強説

パディーヤってビセンテ・パディーヤの事でしょうか。あの追突事故起こして生き残った、リーグ最多デッドボール与えている癖して逆切れする、あのパディーヤのことでしょうか。確かに彼がWBC出てきたら脅威なんてレベルじゃないし、国際論争レベルにさえなりそうな気がするのですが。なんていうか、あの人、ニカラグア人じゃん。

・つよっ

wikiの英語版のほうに書かれていたイスラエル代表仮想メンバーを見られた人たちも似たようなコメントを残しておられました、イスラエル代表、恐ろしいことに、まだまだ探せば探しただけビッグネームの代表候補が増えていきます。恐るべし人種のサラダボウル。



第七位 メキシコ 1票

あれからもう二年、いまこそあの時感じた恩に報いる気持ちが必要だと思います。



同数七位 ニカラグア 1票

むしろ一票はいっただけの知名度が日本であったという事に驚きを隠せません。



同数七位 台湾 1票

台湾は所属地域でかなり割を食っているような気がするんですがどうでしょう、もし仮に予選が抽選式になったら、無い事も無いかも…。



同数七位 韓国 1票

・勢いで

やりかねんほどの熱狂っぷりでした。大会に臨む意気込みだけ見たらキューバと双璧をなすものがあったと思います。



同数七位 ドイツ 1票

ドイツは仮に参加するとしても、メジャーにドイツ系列の選手達って言うのはどのくらいいるもんなんでしょうか。



同数七位 プエルトリコ 1票

・デルガド

2009年にはデルガドももう37歳なので、なかなか微妙なラインじゃないでしょうかって言おうと思ったら小笠原、松中も35でした。野球って世代交代、遅いですよね。




アンケート総括

日本人は次回WBC優勝国を「日本が勝ったので次回こそアメリカが本気でやってくるはず、だからアメリカ」と考えている。ただ「この分なら優勝もありうる」と楽観視もしている。

なんだかポジティブなんだかネガティブなんだか分からない結果に終わってしまいましたが、どうも日本人はWBCよりか五輪の方が難しいと感じているような気がしました。…なんで?



アンケートに御協力いただいた方、改めてありがとうございました。

posted by shoeless |10:21 | 特別企画 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年09月11日

北京五輪アンケート

8月21日から行っていたアンケートですが、一週間で締め切るはずが色々ございまして延びに延びていました。もちろんのこともうそろそろ頃合いですので結果を発表しようと思います。まずは第一弾、星野ジャパンはこうなるアンケートの方からどうぞ。アンケートの詳細は8月21日の日記「これが答えだ」を見ていただければ確かですが、息をするのすら面倒と言う方用に手短に説明しますと、星野ジャパンが北京五輪でどれくいらいの順位を残せるか、どのくらい期待しているかを皆さんに予想していただくというアンケートです。



結果

総投票数25



一位 銅メダル 10票

寄せられたコメント

・銭一じゃ厳しい

信頼度の低さが尋常じゃないですね、やはりキャリア内で日本シリーズを勝ててないというところで信頼を勝ち得ていないのでしょうか、いろんな意味で仕事熱心なあの感じでしょうか。


・ベンチがアレなんで、社会人上がりのベテランが頑張らないと厳しいと思います。谷とか和田とか小笠原とか。

国際野球ファンに通じるものとして「社会人日本代表」を信頼しているところがあると思います。杉浦さんからのあの時代を知り厳しい流れを受け継いだ人間たちで無いと日本代表は重いと、松中や福留あたりもそうかな?


・勝てば決勝。先制され、後手後手になり変な出し切った感を御土産に帰国。

こえー、一瞬にして脳内でイメージがフラッシュした。長嶋監督からのコメントとか日テレのフォローとか、完全風化とか。江川な人が五輪組の疲れ影響ですって語るとか。なんというリアリティ。


・アテネに比べて相手が強い。金はあり得るが25%くらいの確率だと思います。

アテネはアメリカ・韓国と沈んだ奇跡的な回でしたので確かにそれはありますね。ただ今回もヨーロッパ予選は波乱が巻き起こっているようですし、アジア予選も台湾が波に乗るような気もします。


・キャッチャーがねえ・・・。

いるじゃない、ロッテの銀河系最強捕手とか巨人の豊田に怒られる捕手とか、御不満かしら。


・定位置確保

確かになんというかこの「強いんだけどキューバには届かず、格下にも足をすくわれ」って日本における国際大会の流れみたいな感じですよね。


・キューバ最強

最近そうでもなくなってきた気がします、パワプロ99の時みたいな怖さよかという意味で。



二位 銀メダル 8票

・今度はキューバ

オリンピックは毎回キューバなのでWBCの時とあわせてという事でしょうか、個人的にはもうそろそろキューバ一強が崩れて欲しいところです。


・準決勝はダルビッシュで勝てるけど、決勝は上原でコケルと予想。

サエコが五輪関連の仕事をもらうか客席にいると予想。国際経験豊富とは言え現状守護神の上原はぶっつけで先発でいけるのでしょうか。これまでの日本は少し上原の国際戦不敗神話に頼ってきていた節がありますんで、確かに上原に期待をしすぎるのは危険な気がしますね。


・日本一にもなれない監督だから、名監督じゃないからね 金は残念ながら難しいなあ 三塁コーチをしたことのない人を登用した時点で終わり

個人的には山本コーチのベースコーチは見てて面白かったです、必死さがgif動画とかにしたら流行りそうでしたね。仲間内で作った幹部団と前から批判はでていまいたが、確かに山本さんが走塁コーチは「ナシ」ですよね実際…。


・勝手なイメージだけど星野ジャパン詰めが甘そう

勝手なイメージだけどプレ五輪を見る限りイメージ通りそう。


・運も必要だからなあ 前回以上の成績なら評価したい

こういうファンに囲まれているならば、星野ジャパンは幸せ者です。



三位 金メダル 6票

・願望はいってます

奇遇ですね、僕もです。でもどうせファンなんですから、責任ない立場の人間なのですから、ずんずん夢見させてもらうほうがファンとして正しい姿勢なような気がします。


・順当に行けば金しかない。。。まあ、なかなか順当にいかないのは歴史が証明してるが。

過去のプロ参加五輪そのほとんどによって証明されているところが悔しいところですが、もう多分ここまで来ると「力尽きる日本」が織り込み済みになって、むしろ順当でなくなれば日本が勝てるのではないでしょうか。ポジティブポジティブ。


・そりゃ至上命題って自分で言ってるし、管理人がこれ選ばないって気まずすぎるでしょ。

ですよねー。結果選んでも多少きまずいけどねー。



四位 最終予選敗退 1票

・アジアを舐めると痛い目見る

江本タイランド大躍進のおおがかりな伏線と見た。



アンケート総括

日本人は、キューバとの兼ね合いで金は無理だと思っているが、力からいってメダルはとるのがノルマと感じている。その上星野監督一団に不安を感じており、多分何かをやらかして銅メダルに収まる可能性のほうが高いと予感している。

途中のコメントにあった御意見なのですが

「マスコミにどどーんと送り出されて出発、長嶋名誉監督からのコメント到着、幹部団初の海外にうまく機能せず、思いもよらぬところで負けひやひやの予選リーグ突破、頑張ったもののキューバに惜敗、三位決定戦で相手をボッコボコ、銅メダルを持ってやりきった感とともに帰国」

これちょっとリアリティありすぎて書いてて途中で全身の毛穴から水が出た。



アンケートに御協力いただいた方、改めてありがとうございました。

posted by shoeless |08:13 | 特別企画 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年09月10日

パソコンなおったー!

パソコンがぶっ壊れてからもう10日、アイスノンみたいなのをのせながら必死に復旧活動を続け、今日、やっと、ネットの世界に復帰することが出来ました!やった!

まぁ今現在もネットに繋がったりとまったり、復旧活動っていうよりか延命活動みたいな感じですので予断を許さない状況ではあるのですが、パソコンの命が燃え尽きるまで酷使していきます!

そして復帰早々で申し訳無いのですが告知です。ぼくの野球を守って初のオフ会を開催します。今現在スペインバルセロナで行われている北京五輪ヨーロッパ予選にあたるヨーロッパチャンピオンシップをみんなで茶化すオフです。その後チュロスを食べに行きます。

期間は13日から大会終了まで、集合場所はP.Rozas球場前、目印は「がっかり」と書かれたTシャツのアジア人です!みなさんふるって御参加ください!ネット等で御観戦の方は観客席に目を凝らして、「見つけた、やっぱりこいつキメー」とかやりましょう。

外国で知らない人に話しかけるのなんかいやだという方も安心、星野ジャパンの視察はきているのかを調べるため、アジア人には僕のほうからどんどんと声をかけていきます。漫研の勧誘みたいな奴が近づいてきたら多分それが僕です。

今更行けそうにねーよという方は、見てきて欲しい、買ってきて欲しい、行ってきて欲しい、やってきて欲しい、等の事がありましたら是非是非コメント欄によろしくお願いします。



ぼくの野球を守ってスペインオフ

きかん 13日~17日
ところ P.Rozas球場
持ち物 かさ、カメラ

みんなで楽しく応援しましょう



今確認したら壊れていたのはパソコンじゃなくってデジカメもでした!もう本当いい加減にしろよ!

posted by shoeless |02:10 | 特別企画 | コメント(4) | トラックバック(1)
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