2007年05月30日

月はどっちに出ている

日本で北京五輪代表候補が発表されて久しく、とうとうライバルである台湾でも五輪代表候補が語られるようになりました、ついにアジア野球が11月に控えるアジア覇権争いに向けて動きだそうとしています。長年アジア王者として磐石の地位に君臨し続けてきた日本ですが、ここのところはというとWBCで韓国に二敗を喫しアジア大会でもオールアマながら台湾相手に優勝を逃してしまっています。といって韓国もアジアシリーズ・アジア選手権とライバル台湾に負けており予断を許しません、台湾も毎度毎度喰らいつくほどの確実性があるわけでもなく、アジアの覇者の座は今戦国さながらにゆらいでいるといえるでしょう。



栄枯盛衰とはよく言ったもので、いくら勝利を宿命付けられていたとしても結局永遠に勝ち続けることなど出来ません。オランダ代表に敗れたアマチュア最強キューバ、メキシコ代表に敗れたMLBオールスターアメリカ、数十年のときを経て世界の野球はついに大番狂わせが起こりうるレベルにまで実力を肉薄にしてきたということです。ただ栄枯盛衰といってもアメリカにしろキューバにしろ日本にしろ、レベルが下がっている頃は絶対といっていいほどにありません、むしろレベルは年を重ねるごとにあがっていっているといえます。アジア内で言えば、日本が後退しているわけではなく、韓国や台湾、そして中国がどんどん後ろに迫ってきているのです。



日本がアジアの覇者を得るその前、アジアの覇者の座に君臨していたのは同じく島国のフィリピンでした。アメリカの影響が色濃く残るフィリピンではかなり早い段階から野球が行われており、実際に1954年のアジア野球選手権大会では自国開催で優勝を果たしています。1960年代程度までにかけてフィリピンでは野球がナンバーワン人気のスポーツであり、そのこともあってフィリピン一番の野球場であるスタジアムには建国の父と呼ばれるホセ・リサールの名前からとったリサール球場という名前がつけられています。



当時のフィリピンの野球といえばなかなかに華やかだったようで、上に書いたリサール球場のこけら落としにはアメリカ本土からわざわざニューヨークヤンキースが遠征に訪れておりフィリピン選抜チームとの試合まで組まれました。リサール球場のこけらおとしが34年、34年といえばベーブ・ルースのヤンキース所属最終年度ですのでかのベーブ・ルースもフィリピンで野球をしたという事になります。また、1939年には巨人にアチラノ・リベラというマニラ選抜チームの主将を務めていた選手が入団し主に五番打者として好成績を収めました。とは言え彼はマニラの税関の選抜チームの主将、厳密に言えば当時のフィリピンナショナルチームの選手ではありません。つまりはそういった選手でも日本リーグですぐに活躍できていたということ、戦前の日本とフィリピンの差はそれほどまでに開いていたのです。



しかし1960年代程度を境に徐々に野球の人気は陰りを見せ始めました。いくつか理由はありますが、雨季があるという環境が野球をやるのにあまりに適していなかった、その頃からバスケットボールが急激に市民権を得て伸び始めた、団体戦のスポーツよかボクシングのような個人技のスポーツのほうが諸外国と争うのが簡単だった、等などがあげられます。まぁこんなものいくら並べ立てたところで言い訳がましさしか見えてこないのでやめておきますが、当時はナンバーワン人気を誇ったフィリピン野球も、今現在ではアマチュア層の広い支持で続いているスポーツにおさまっています。



ナショナルチームも1950年代後半から目に見えて力の差を広げられていき、1980年代後半からは中国に取って代わられるようにしてアジア4位の座を追われ、今現在ではアジア5位という地位に甘んじています。そのアジア5位でさえ先日行われたアジア競技大会では日本留学組を含むタイに破れ結果はアジア6位。2006年度同じく行われたインターコンチネンタルカップでも全ての試合で9点差以上をつけられての敗戦とまったく歯が立っていません。MLBにもフィリピン系の選手が多いわけでもないためWBC出場も難しく、かつてのフィリピンの状態から見れば今のフィリピンは底に来ているといえるのでしょう。



しかしながら、また底にたどり着いたことによって新しい風に当てられたということも出来ます。例えばフィリピンではここ最近になってリトルリーグが大幅に拡充され、以前よか数倍大きいつくりの物へと姿を変え始めました。バスケットやサッカーでなかなか大規模な舞台に出ることの出来ないフィリピン、というよかアジアの国々。世界にいくつもスポーツがあれど、そんな中でも多くのアジアの人々が活躍して実績を残しているスポーツこそ野球です。もちろんヨーロッパに広く普及しているわけでは無いということもありますが、他の競技よか体格の優劣を武器にしやすい野球、少しづつながらフィリピン国内でも野球の見られ方がかわりつつあります。フィリピン野球関係者はリトルリーグに力を入れることによって、自国の子供達の中から第二第三のイチローが生まれることを願っているのです。



今現在フィリピン人で国際的に活躍しているスポーツ選手となると、ボクシングのマニー・パッキャオやビリヤードのエフレン・レイス程度しかいません。アジア人の活躍が難しいNBAは国内バスケットリーグよりもフィリピン国内での人気が劣ります、野球から世界で活躍するスタープレイヤーを輩出するというのは最後の切り札といったところなのでしょう。フィリピンはうわっつらでは底にたどり着きながら、その内面では底辺を拡大させる努力を怠りませんでした。今このときにフィリピン野球がまいている種は、十年後のフィリピンの燃料となります。



フィリピンは典型的な「MLBから忘れられた地域」です。中国のようにMLBから手厚い加護を受けて普及活動をしているわけではない、ヨーロッパのように放送を幾度となくしているわけでもない、イスラエルやオーストラリアのようにリーグに出資してもらっているわけでもありません。MLBが普及活動を積極的に行う地域は「マーケットとして魅力があり」「選手供給先として魅力のある」地域、フィリピンは確かに市場としては中国よか大きいわけではありませんし、我々同様ヨーロッパ人よか体格がいいわけではありません。言うなれば、MLBが助けにやってくる事の無い、しかしながら野球は行われている、そういった土地柄です。野球を生き残らせたいのならば、自らの手でその地位を守っていくしかありません。



前回タイに破れアジア内での地位さえ危うくしたフィリピン野球、リベンジの機会は予定通りのスパンで訪れました。今やっていることを無駄にしないためにも、未来のための今の現状維持を、生き残るために勝ちとらなくてはいけません。フィリピンもついにこそっとながらアジア覇権争いに向け、歩みを始めました。アジアの目も世界の目もたったの四カ国の覇権争いに集中しています、してはいますが、その大外から虎視眈々と機会をうかがう輩がいることも忘れないであげてくださいね。

いっとっけどー!フィリピンとかー!まだぜんぜんほんきじゃねーから!フィリピンほんきだしたらおまえらとかまじボッコボコだし!

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posted by shoeless |09:34 | アジア野球 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年05月29日

負けないでもう少し

タイトルは追悼の意味を込めて。



欧州では無敵の強さを誇るオランダ代表、そういうと聞こえはいいですが、他を寄せ付けないその強さには裏があります。もちろんオランダリーグが育成や選手派遣に力を注いでいることもその一つですが、オランダはもっとてっとりばやく代表を強化してしまう方法を持っているのです。国内で野球人材がまかなえないのならば、オランダ領の地域の中から野球の得意な人材が集まった地域を探し、そこにいる選手をそのまま国としての「オランダ代表」として送り出せばいい。オランダはヨーロッパの国々の中では数少ない野球が盛んな領土を持った国、オランダの強さは野球がこの世で一番盛んなカリブ海にアンティル諸島とアルバという二つの領土を保有しているというところに起因している、といっても間違いではありません。



分かりやすくWBCオランダ代表を例に出してみると30人の登録選手のうちその12名がオランダ本国以外の選手、これだけ見てもこの二つの領土を保有していることがオランダに大きなアドバンテージをもたらしている事が分かるでしょう。特にアンティル諸島キュラソーは10人もの選手を派遣、逆に言えばアルバはジーン・キングセールとカルビン・マドゥロという2選手しか派遣できていないということ、確かに人口は10万人と20万人で二倍の差がありますが、それを差し引いたとしてもアンティル諸島キュラソーの野球の強さには反則的な力を感じざるを得ません、ゲーム途中でマスターボールで捕まえたフリーザーみたいな強さです。



もともとアンティル諸島は野球が盛んに行われている地域なのですが、少ない人口ながらMLBに選手を輩出しタイトル争いにまで絡ませているのだからこれはもう大事件でしょう。その代表格ともいえるのがアトランタブレーブス所属の5ツールプレイヤーアンドリュー・ジョーンズで、彼の放つホームランはアンティルの野球少年たちにとってその心の支えなのだともいえます。またそんな事があってかは知りませんがこのアンティル諸島の少年達はやたらめったらリトルリーグでの国際戦に強く、シニアの代表よか華々しい成績さえ残しています。かつてはベースボールワールドカップの常連でもありWBCアンティル単独代表の話もあったほど、アンティル諸島は野球でポテンシャルを秘めている地域なのです。



一方同じオランダ領同士のアルバはというと、多少アンティルと差をつけられてしまっているところは否めません。上にも書いたとおりアルバの人口はアンティルの二分の一程度しかないので当然といえば当然なのですが、国際試合本戦出場も1988年のインターコンチネンタル杯一度きり、かつてのマイナーリーグ在籍数も今現在の在籍数も大きく溝を開けられてしまっています。もちろん数字の上での勝負なんて所詮は数字の上での勝負なのですが、今年からアルバはそういった話し合いさえ難しくなりつつあります。アルバにとって唯一のメジャーリーガーだったシドニー・ポンソンが、シーズン開幕一ヶ月だというのにもかかわらず解雇されてしまったから。アルバ代表としてアルバの野球を常に引っ張り続けてきたシドニー・ポンソン、彼の解雇はアルバの野球にとって一つの区切りと言えるのかも知れません。



もともと自己管理の面でマイペースを貫く性格であったりトラブルメイカーだった事もあって、子供達があこがれるような選手というよりはマニア受けしそうな選手というのもありました。ポンソンはなかなか子供が夢を見るには難しいタイプの野球選手だったのです。それでも有名なスポーツ選手に乏しいアルバでは、彼の一球一球はアンティルでのアンドリューのホームラン同様、島のスポーツ少年たちの心の支えになっていたはずでした。



シドニー・ポンソンはMLBでは珍しいアルバ出身の選手で、若い頃から剛速球を投げることでメジャーの注目を集めていた選手でした。ちょうど彼のデビューした1998年という年はアルバの野球が最も輝いていた年でもありました。先輩格であるGene Kingsaleが二年前にアルバ人たちにメジャーリーグへの道を開いたのをきっかけに、その後を追うようにして1998年メジャーデビューを果たしたアルバ人がRadhames Dykhoffとシドニー・ポンソン。歴史があるわけではないアルバの野球、ポンソンでさえアルバ人でまだ三人目のメジャーリーガーです、1990年代後半はまさにアルバにとって野球での成功への道が開かれた年でもありました。



ポンソンはマイナーで期待通りの活躍をし、1998年に初めてそのマウンドへ上がっています。しかしメジャーの壁は思いのほか分厚く、ポンソンを待ち受けていたのは先発投手としては苦しい毎年のような負け越しでした。2003年には17勝と言う活躍を残したものの、そこで年俸の大幅アップを要求し一時はチームを追放されるまでされているのだからよかったんだかわるかったんだかよく分かりません。この頃からポンソンは怠け癖と体重管理の出来なさが目立つようになり、プライベートでも度重なる飲酒運転に暴力沙汰とチームとしても扱いにくい選手になっていきました。言わば、子供にはあまり見せることの出来ない、ダーティでレイテッドのスター選手だったのです。



成績は見る見るうちに下降しポンソンは昨年2006年度シーズン途中で解雇宣告、必死になって再雇用されたものの結局のところ2007年シーズン開幕一ヶ月でポンソンは解雇となりました。他の選手達も長く続いているわけではなかったので、ポンソンの解雇をもってMLBの舞台から再びアルバ人は姿を消すことになりました、まだ31歳とは言えこうした形の解雇で復帰できるという見方はあまりにも楽天的だと思います。いい意味でも悪い意味でもポンソンとともにあったアルバの野球、ポンソンの解雇はアルバにとっては一時代が終わったという事を意味してもいるのです。結果、アルバ選手のメジャー挑戦はポンソンの解雇をもって一時ペースが緩まることとなりました。



いい話題と悪い話題を周りに振りまき続け、疾風のようにあらわれてばくだんいわのように散っていったシドニー・ポンソン。アルバの野球選手たちは彼の背中をどのように見つめていたのでしょうか。夢半ばでMLBの舞台から姿を消すことになったシドニー・ポンソン、彼の見せ続けていたものの真価は、それを今現在まで眺めていた子供達が成長する頃まで分かりません。

アルバに新たな風は吹いてくるのでしょうか、はたまたポンソンはまた舞い戻る事が出来るのでしょうか、負けないでほらそこにゴールは近づいてる。再びアルバの選手をMLBで拝めるその日まで。

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posted by shoeless |08:38 | カリブ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年05月28日

目を離すなチェコ野球!

前回チェコ野球を蔑んでから褒めておくといういつもの流れで日記を終えてしまっていたのですが、コメントに重大なたれ込みがあったため初めて追記をしてみようと思います。

大ニュースです、しかも多分個人サイトではうちがトップで扱ったはずの情報です。

http://www.baseball-europe.net/

ここはヨーロッパの野球情報のサイトなのですが、チェコの欄を見ていただければ分かるでしょうか、とんでもない大事件です、こんなことヨーロッパカップがチェコで開催されたとき以来の大事件です。

英語なんか僕ゆとり教育世代だから読めないよという非常に親近感の沸く方はこちらのアドレスからどうぞ。日本語での情報もしっかりとありました、見落とし放題砲台、たれこみをくださった「野球命」さんにはこの場を借りて僕の安い頭を地にこすり付けさせていただきます。ありがとうございました。

http://www.jaba.or.jp/ama/ibaf_news/07_5_28.htm

チェコのテレビ局・チャンネル4がチェコ国内の大会であるチェコ野球選手権大会に34時間分の番組枠を設け、大会数試合を中継することを決定しました!!まさか僕の生きている間にそんな時代がこようとはといった状態です、うまくいけばチェコの野球リーグのレベルを見ることさえできるかもしれません、すんげー!かがくのしんぽってすげー!

その上嬉しいことに「近年、チェコ国内の野球人気が高まりつつある」というありがたい理由つき!MLBじゃなく国内リーグというところがまた嬉しさのポイントでもあります、まだまだ放送まで実態は分かりませんが、これを機に定期的に放送されるようになったらいいですね。そのためにもこの放送でそれなりの手ごたえはつかんで欲しいところです。

なんだかよく分かりませんが気分がいいので今日はスタバで贅沢にエスプレッソをショットしちゃったりしてやろう!

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posted by shoeless |08:39 | ヨーロッパ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年05月27日

存在の耐えられない軽さ

2002年、世界大学野球選手権が行われた年、初めて全日本大学野球代表チームを率いた山中竹正監督がその感想として述べていたのが「世界の野球後進国の追い上げ」でした。山中監督といえばバルセロナ五輪から世界の野球を見続けている野球界のロゼッタストーンみたいな人で、WBCでは技術委員までつとめている力量を持った人、その人が言うのだから世界の野球後進国は確実にレベルを上げてきてはいるのでしょう。そこで山中監督があげた国の中、というよりも第一回から参加を続けている国の中にチェコという珍しい名前があります。



山中監督の言葉があってかは知りませんが、確かにこの世のボノボの数とどっこいどっこいであろう程の世界野球のファン達の中では、チェコという国は野球が急激に成長している、または成長の目があると考えられている国です。欧州の中では野球に力を入れている国であるといわれており、野球人口は3000人程度ですが、イタリアとオランダがとびぬけて強いヨーロッパの野球の中では主にその後ろの三番目の席を狙える位置をキープ。2005年にはプラハにてヨーロッパ選手権も開催し、その時もまぁ気持ち程度には報道が行われました。国内アイスホッケー人気もあいまってNHLがマーケットの展開を成功させているチェコならばMLBがはいりこむ余地が無いというわけでもなさそう。大昔と比べたら国際舞台でよく見る名前にもなってきていることも否定できません。



頑張っているんだね!わーい頑張れチェコ野球!とこのまま締めてしまってもいいのですが、では実際にチェコは強くなっているのかと言われると、多少疑問が残ります。まずチェコの試合が行われているのを目にしたことがさっぱり無い、チェコが比較的野球に力を入れているというのは何をもって判断されているのかが分からない、この日記のオチが広島のチェコじゃないよ!だと薄々よめてきている事実にあせりを隠せない。ようするにチェコは強くなってきているといわれる割には、強くなってきているという根拠に乏しい国なのです。しかし国の強さを測ることは意外と難しくありません。その国の野球のレベルをはかろうと思ったら、その国の国際戦成績を見ればいいのです。



もちろん勝敗は相対的な数値ですので他も強くなっていれば何の意味も無い比較です、しかし他に差をつけるほどの成長をしていなければチェコがチェコがともてはやされるのもおかしな話というのもまた事実でしょう。さて一体チェコは国際戦にて何勝をあげれているのでしょうか、そのスコアに成長はあらわれているのでしょうか。ここ10年のうちチェコが国際戦の舞台に立った時のゲームスコアを集めてみました。



1999 AAAジュニアチャンピオンシップ

グアムに1勝しグループB5位で予選敗退

参加チーム12試合のうち6チームで行われる予選にてグアムから1勝を挙げての敗退。詳しいスコアは分かりませんが、グループBは日本やオーストラリア、そしてアメリカと強豪が揃ったグループでしたのでこれは仕方が無い結果でしょう。



2002 第一回世界大学野球選手権

フランスに1勝しグループB4位で予選敗退総合8位

キューバ0 - 14 日本1 - 11 台湾0 - 5 フランス4 - 0

第一回となった大学野球選手権大会、チェコの大学にどれほど野球部があるのかは興味深いところです。結果は8位と惨敗ですが下にはA組最下位のカナダがいるので、何故か最終的にはカナダより上という結果で終われています。台湾打線を5点に抑えられた投手陣はそのままフランス戦でも効果を発揮していますが、強豪相手に打てなかった打線は優位に立っているはずのフランス相手にも機能したとはいいがたい結果でした。もしやチェコ野球、打線が苦しんでいるのか。



2004 第二回世界大学野球選手権

予選リーグ2勝、順位決定戦でカナダに勝利し総合5位

日本0-6 台湾1-12 韓国1-13 カナダ4-1 アメリカ0-7 メキシコ6-5

順位決定戦4-2

第二回となった大学野球選手権、ついにチェコ野球が頭角を現し始めました。第一回で懸命に頑張った投手陣は日本やアメリカ相手にもなんとかかんとかゲームを作ることに成功しています。前回は運で上回ったようなものだったカナダ相手にも好ゲームを披露し、メキシコ相手には接戦さえものにすることができているのだから驚きです。順位決定戦も投手陣がクオリティーなスタートを決め込み総合5位、もしかすると前回出場経験のある選手達の経験が生きているのかもしれません。



2005 ヨーロッパ選手権

予選リーグ2位、決勝リーグ1勝で総合五位

予選リーグ
スペイン1-10 フランス3-2 ギリシャ14-0 ウクライナ9-1 クロアチア7-4

決勝リーグ
オランダ0-3 イタリア1-6 スペイン1-10 ドイツ2-11 フランス3-2

意外と参加国の多いヨーロッパ選手権、予選リーグは堂々の二位で通過しているところを見ると、評判どおりヨーロッパ内では頭一つ抜けているのでしょう。しかしこの大会は優勝候補であるオランダ・イタリアが一つのリーグにまとまってしまっていたという大会でもありますので、運がいいところもあったでしょう。しかし決勝リーグでは欧州最強のオランダ相手に接戦を披露し、その成長をちゃんとうかがわせています。やはり言えることは投手陣が踏ん張っている感じがするということ、投手力があれば欧州三番目の椅子を狙う立場というのは手にはいるのでしょうが、そこから上を目指すとなると145キロを打ち返す打線が必要です。135キロ以下を打てないのが欧州後進、140キロを打てないのが欧州中進という感じでしょうか。



2005 ワールドカップ

全敗でグループB最下位

日本0 - 19 ニカラグア0 - 1 プエルトリコ1 - 11 アメリカ3 - 7 オーストラリア0 - 14 台湾1 - 10 スペイン5 - 15 コロンビア3 - 14

勢いを持って望みたいワールドカップ、しかしながら願いもむなしくボッコボコにされてしまいました。ワールドカップに出られるだけでもそれはそれでかなりすごいのですが、負け試合があまり前向きな負け試合とはいえない結果だったのが惜しいところです。例えば点差だけ見れば圧倒されているスペイン戦ですが実際のヒット数は11本と12本でたった一安打の違いしかありません、エラーだって違いは二つです。台湾戦はそれまでエラー数を抑えてきていたとは思えない8エラーの大盤振る舞い、ようするに、流れを簡単にもっていかれてしまっているのです。ほぼ毎試合二桁失点を喫しているのはそうした部分に問題がある話では無いのでしょうか。



2006 第三回世界大学野球

1勝でグループB4位、順位決定戦で1勝し総合10位

予選リーグ
アメリカ0-16 メキシコ5-7 台湾0-5 バージン13-0

順位決定戦
バハマ9-6 バージン7-8

最新の国際試合、徐々に戦力が第三集団の国々に近づいてきましたといった感じです。下位の国々との試合を落とすことがなくなってきた事や、上位の国々との試合でコールドが少なくなってきたことなどがその理由になるでしょう。といって野球後進の国々の試合展開は基本的にものすごく粗いので、バージン諸島との2試合のように大幅なスコアで勝ったと思えば接戦を繰り広げたりといったようにその実力に定まりがありません、コンスタントに力を出していることこそ強豪と呼ばれる由縁なのでしょう。



こうやって見てみますと成長は確かに感じ取れるのですが、目立って力が伸びているかというとうんとは言えません。チェコが欧州では野球に力を入れているほうとは言われれども、実際には言語や移民で分のあるスペインや経済大国であるドイツに欧州三番目の椅子は奪われている状態にあるといったところ。ではいったいどこにチェコ野球が強くなるとされる由縁があるというのか、チェコの国際試合を見返して分かるそれらしい理由はチェコ野球連盟の国際試合参加の姿勢にあります。



あまり国際試合の舞台で名前を聞かなかったチェコ野球、しかしながら近年になって比較的耳にするようになった背景には「世界大学野球選手権」という大会に最初から参加しているという事があります。では何故他の大会で活躍しているわけで無いチェコが大学野球選手権になど選手を派遣してくるのか、もちろん他の大会に比べその大会が参加が容易であることがその理由の中には含まれているでしょう、実力から言ってなかなか参加の難しい他の国際試合、大学野球選手権はチェコのような国にとっては国際試合の経験をつませるにはもってこいの場所と言えます。



今現チェコの野球代表の中核にいるメンバーは20代中盤から後半、つまり1999年にAAA大会に出場していた世代。そしてその後彼らは大学野球選手権で経験をつみ、ついにはワールドカップにまで駒を進めるに至りました。突き詰めて言えば、ここに並べたチェコの野球の歴史は現在のチェコ野球代表の歩みでもあるのです。そして2006年、次代をになうチェコ野球大学代表は前世代より一回り大きい結果を残してその大会を終えました。国内を見ても決して多いとはいえない野球人口の中で世代別にリーグを作るなど、その育成システムは見た限り実働を果たしています、チェコの野球代表のDNAが受け継がれていく流れがそこにはできているのです。



調べてみて始めて分かることもある、王道も横道も道であることを体現しているチェコ野球は、野球の中じゃ特異な奇才と呼べるでしょう。

あ、奇才で思い出したけど広島にチェコっていたじゃん、あの一億よこせとか言ってクビにされたチェコ、あのチェコって台湾球界にもいってるらしいんだけど、そん時のあいつの登録名って「奇才」らしいよ。

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posted by shoeless |09:57 | ヨーロッパ野球 | コメント(5) | トラックバック(1)
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2007年05月24日

清く正しく美しく

2011年よりカリビアンシリーズに参加が予定されているコロンビアとニカラグア、ようやくチーム数の拡張が始まり中南米の野球の交流が盛んになる兆しを見せ始めました。このコロンビアとニカラグアが、それなりに野球が盛んな割にはメジャーリーグで選手をよく見かけるわけではないため、いつも「あれ、どことどこだっけ」と忘れられてしまっています。大体どちらかが忘れられたかわりにはいってくるのがパナマ、有名選手も多数存在し国際戦でも善戦している国ですので当たり前っちゃ当たり前ですが、よくよく考えて見るとじゃあ何故パナマはこのカリビアンシリーズに参加して無いんだという疑問にたどり着きます。答えは簡単、お呼びさえかかっていないということはすなわち、パナマの野球リーグはプロではないのです。



パナマは1960年代にキューバ革命によってカリビアンシリーズが停止されるまで、最初からずっと参加を続けていた国でした、今だって野球界にとっては無くてはならない国の一つです。当時と今の違いがあるのかどうかは分かりませんが、今現在のパナマ野球リーグは地域ごとに作られたクラブによって構成されるアマチュアのリーグです。何をもってプロとアマチュアを区切るかは難しいところですが、少なくともパナマの野球リーグは冬にメジャーリーガーが凱旋して参加をするといったようなリーグではありません。ただアマチュアだからといって人気が無いという訳でもなく、ちゃんと入場料を取って観客を集めています。日本で言うラグビーやバレーの体系に近いのかもしれません。



メモ書き程度にパナマ野球について詳細を書いておきますと、パナマ野球リーグは秋から開催されるウインターリーグに属します。国内に地域ごとに作られたクラブチーム総勢10球団によって争われ、セントラルリーグとナショナルリーグという二つのリーグに5球団づつ参加しています。セントラルリーグ所属チームはChiriqui、Los Santos、Occidente、Bocas del Toro、Veraguas、ナショナルリーグ所属チームはHerrera、Coclé、Panama Metro、Colón、Panamá Oeste。全40試合程度のリーグ戦の後、セミファイナル、ファイナルと戦ってパナマチャンピオンを決めるといった仕組み。ただここ最近はHerreraが三連覇を果たしており、ここ十年で見てもほぼセントラルのChiriqui(五回優勝)とナショナルのHerrera(四回)という二つの強豪チームによってリーグは鉄板レースになっているといえます。



その実力はまったく測ることが出来ませんが、当ブログを読んでいらっしゃる方ならお馴染みの平均エラー数でいうとだいたいスペインリーグよかマシといったところです、ただこのリーグから輩出された選手達が国際大会を勝ち抜いていることを考えるとやはりこの平均エラー数はたいして当てにならないのでしょう。こんな数字こりん星の土地の権利書より信用ねーよ!自分で言ったことを自分で否定しているところに驚きを隠せません。ちょっと粗いのかもしれない気がしないでもないパナマ野球ですが、観客を入れて金を取っている以上使っているスタジアムは意外とでかいものが多いです。使っている球団によっては収容人数27000という大規模スタジアムまであるというのだから驚きです、聞いたことも無いリーグながら、そこでは僕たちが思うよりも数倍立派に野球が行われているのです。



リーグ同様あまり知られることはありませんが、パナマは長くアメリカの強い影響を受けていたこともあって、野球が高い人気をもっている国の一つです。その人気はサッカーに追いつかんといったところですが、文化に根付いているという面では長い歴史がある分野球が勝っているかもといったところでしょうか。しかし考えてみれば、パナマほど野球の世界で名前がありながらその実情を知られていない国もありません。プロかアマか、何チームあるのか、実力がある国なのか、そもそも野球がまず人気なのか、なんていうかまずどこにあるのか、その全てが全然はっきりしません。WBCの際には監督候補に「国の連盟が全然支援してくれないからやりたくなーい」とまで言われたパナマ野球、活躍の割りにその活動は地味で、ほとんど注目されていません。



パナマが野球で力を持っていることは、ブルース・チェンを筆頭に、メジャーリーグにコンスタントに才能ある選手を送り込んでいるところを見れば一目瞭然でしょう。もちろんのこと日本にもパナマうんがーのズレータだとか北海道の四番セギノールだとかオバンドーだとかマニア受けはなはだしい選手達を送り込んできています、エンタの神様に出てくる芸人よか初見で面白い連中ばっかり。ズレータとか一時期観光大使任命とか言う話もあった程なので、多分パナマは狙って育成しているのでしょう。ここだけ見てもパナマは野球界において力を持っているということが分かります。



パナマが野球で注目国際戦でも過去二回のワールドカップを五位→三位と着実に順位を上げてきており、地味ながら野球で躍進を見せている国の一つでもあるのですが、何故か注目はされません。我々がアジアラウンドを余裕だよとタカをくくっていた裏でだって、プエルトリコ相手に1-2、キューバ相手に延長まで持ち込んでの6-8と好ゲームを繰り広げていました。まぁその後オランダにノーヒットノーランでコールド負けして話題にも上らず消えていったんだけど。不運も重なってか、野球ファン達にとっても「野球リーグはあるんだよな~」「いい選手はいるんだよな~」程度の桃鉄の女風呂以上に霞みがかったようにしか見えていないのが実情なのでしょう。



あまり話題にのぼる事が無いながら、日の当たらぬ道を全力疾走で駆け抜けているパナマ野球、その陰日向の先にいつか明るい表舞台が待っているのでしょうか。こっそりながら実力をつけているパナマ野球、最後に勝つのがこういうタイプならその日が訪れるのも近いはずです。

http://www.japan-baseball.jp/nationalteam/2002/interconti_result02.html

そういや一番最近パナマが野球で話題になったのは…って探していたらこんなページ見つけました。2002年インターコンチネンタルカップ、雨天中止で再試合と思ったらパナマドーピングで失格でその必要なくなりましたって奴、こっそり力つけるって言ってもこういうことじゃあないんだ、うん。

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posted by shoeless |09:37 | カリブ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年05月23日

明るい話題の暗い影

5月15日、お隣韓国でドーム球場の建設が発表されました。ほの暗い話題ばかり続いていた韓国野球にようやく明るい話題がお目見えです。東北並の気候の韓国ながらこれまでドーム球場というものが国内に無く、作りたい作りたいと長々運動を続けてきていましたので、動きが始まってからもう10年の悲願達成という事でしょう。ちなみに韓国KBOの辛相佑総裁はその公約の一つとして「ドーム球場の建設」を見てくれといわんばかりに掲げていたようですが、実際には昨年1月の就任からたったの1年4か月で公約達成してしまいました。流石はKBO、最後はあっさりしてやがる。



辛総裁がご機嫌だったのかどうかは知りませんが、15日に行われた記者会見では「2013年のWBCを招致します!」と東スポ並の飛ばし記事まで書かせています。ドーム球場が無いことは、長年アジアシリーズを招致できない理由、国内のリーグ予定がなかなかずらしにくい理由にもなって韓国球界の足枷となっていたので、この大仕事を成し遂げた後に落ち着いてというのは無理な話なのかもしれません。思い起こせば不運により機を逃してからもう10年もたとうとしています。僕が田舎のカルピスより薄い毎日を送っている間にも、時の流れは速く進んでいるようです。



韓国が最初にドームを作ろうとしたのは1997年、その当事から球場を建てるための用地が不足していることで計画は難航しており、そしてその後に起こったアジア通貨危機によって計画は瞬く間におじゃんとなってしまいました。その後もあっちでおったてるだのこっちでおったてるだの議論を繰り返してはいたものの、3000億円近い建設費用は野球事業だけでの収益性で考えていくにはなかなか難しいところもあり、いつまでたってもおっさんが飲み屋で話すかマニアがネット上で話し合うか程度の枠を出ることは無かったのです。



世界に数少ない野球の独立プロリーグということでもこっそり有名である韓国プロ野球ですが、その平均観客動員数はというと6000人程度です。その上、このドームが建てられる場所がキョンギ道アンサンという場所だということを考えれば自ずとこのドームを使う球団が限られてくることも分かります。近くに所在する球団のうちキョンギ道を保有しているのはSKワイバンズ、しかしSKは大都市仁川をホームにしている球団なので動く可能性は万に一つもありません、となればその最右翼こそ身売り問題に揺れるスウォンのヒョンデユニコーンズ、韓国8球団中最下位人気と最下位の実力を誇る球団です。



全体平均としてみれば6000人というプロリーグとしてはそれなりな観客数の韓国プロ野球ですが、このヒョンデだけを切り抜いてみればその観客動員数に重苦しい不景気っぷりがうかがい知れます。今年のヒョンデの観客動員数目標、13万8600人、韓国野球はホームゲームが63試合ですので一試合平均2200人、これあくまで目標ですのでもっと大きく出てもいいのでしょうが、なかなか現実との折り合いをつけるとこういう数字を出さざるを得ないんでしょう。いや謙虚という線もありうる、ごめんうそ、確実に無い。



第一このドーム建設はヒョンデが投資しヒョンデが建設するヒョンデあっての計画、そこの最終段階にヒョンデユニコーンズ誘致が入らないわけがありません。またこのアンサンという土地も、ドーム球場分の土地を確保できていることでも分かるようにあまり大都市というわけではありません。何より初のドームなのにもかかわらず首都圏からのアクセスが微妙に悪いと、昔の羽田空港に対するいちゃもんのような状況、めでたい門出ではあるのですが不安はもんもんです。



そんな不安に反するかのように辛総裁がぶちあげたドーム計画はド派手の一言で、管理の難しい総天然芝に開閉式の屋根を持つ超大型ドーム、もし総天然芝のドーム野球場が出来たならそれはアジア初の施設となります。ショッピングセンターも充実させる予定と計画は煌びやかですが、もし仮にWBCを呼ぶとしても観客動員数が集められるかという現実的な話になると疑問は尽きません。どんどんと近代化しMLB・NPBに近づいている韓国野球リーグ、ドームという武器は韓国野球に一皮剥けさせることが出来るのでしょうか。



それにしてもめでたい門出だというにもかかわらずこのブログときたらいつにもまして重箱の隅をアイスピックでつつくような嫌味っぷり、本当嫌になっちゃうわ。

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2007年05月15日

重みのある衣

二日続けてユニフォームの話で恐縮なのですが、WBCのサイトから見る世界各国のユニフォームが面白いです。ユニフォームっていうのはもちろんその国の個性をあらわす象徴的存在、WBCの時は日本の藍色と赤の配色がオサレだねと話題になりましたが、あの当事の僕といえば毎夜のごとく八百万の神に祈りをささげるのに必死でまったく気がついていませんでした。ところが話題一年遅れとなった今になってよくよく見てみると、ベネズエラのユニフォームとか見れば見るほど牛タンパワーとかいう怪しいパワーが溜まってきますし、韓国のユニフォームとか考えれば考えるほど松崎しげるが目に浮かびます。

http://ww2.worldbaseballclassic.com/2006/index.jsp

南アフリカとか激シブだよこれ、まったく使わないで最後まで残る色鉛筆みたいな配色してる。中国もなかなか赤と黄色のコントラストが中国っぽくってかっこいいし、キューバも相変わらずナウなヤングにバカ受けなスタイル決めてるよね。まぁそんな風にしてユニフォームを見ながらへらへらしていたのですが、へらへらしている間にちょっと気になることに気づきました。よくよく考えてみると世界の野球を語りますとか言う上で、一番大切なのは話題の核となる代表チームの事。しかしながらテレビにも雑誌にもウェブ上にすらちっともでてこない世界の代表チームのユニフォーム、こうやって改めて考えてみるとまったく見たことがありません。



プレー人口が少ないとは言えプレーされているのだからどこの国も代表は存在するはず、それならばその代表は必ず独自のユニフォームを持っているはず。そこで見当たる限りの世界各国野球ナショナルチームの画像を集め、そのユニフォームを調べてみました。本邦初公開、これが世界のナショナルチームのユニフォームだ!まぁ皆さん既に「こいつズボンの中にシャツ入れたくってそうやな」みたいな事を感じ取ってくださっているとは思いますが、僕のファッションセンスというものは遺伝子のレベルから削げ落ちてしまっているものですので、コメントが適当なのはもうどうしようもありません。「はいはい」って感じでスルーしてもらえるとありがたいですってよく考えたら全然ありがたくない!



オーストラリア
http://www.baseball.com.au/default.asp?Page=23342&MenuID=National%5FTeams%2F86%2F0%2C2006%5FWorld%5FBaseball%5FClassic%2F365%2F22702%2CPHOTO%5FGALLERY%2F13572%2F0
ビリジアンをアクセントとしたオーストラリア、なんかマークといい雰囲気といいかわいらしいです、とてもあの壮大なエアーズロックを抱える大陸の代表とは思えません。後でまたでてくるのですが、オーストラリア代表2004年時点ではこれより色の薄い黄緑のユニフォームを着ていましたのでさらに可愛らしさが引き立っていました。いいのか悪いのかは分かりません。



ブラジル
http://www.mundonikkei.com.br/esportes/esportes_001.php
ニッポ・ブラジルというブラジルの新聞社さんから。青いです、目に痛いほどの青さです、しかも全身一色なタイプのユニフォームです。ブラジル代表といえば国旗のカラーをとったイエローのカナリア軍団ですが、野球はそれにあわせたら青い鳥軍団といったところでしょうか、メルヘンですね。



カナダ
http://66.241.210.162/eng_gallerygroup.cfm?Group=36
赤と白を使った典型的な国旗モチーフのユニフォームですね。カナダらしくて非常にかっこいいです、これはオリンピックのときのもののようですが多分WBCの時と同じものを使用していますね。色々こだわるよりかはこういうシンプルな物の方がかっこいいのかもしれません。


フィンランド
http://www.baseballfinland.com/fin/mj/mj_kuvia.php?lang=eng
ちょっと内容は古いようですがフィンランド代表、フィンランド代表、残念ながら生まれてこの方聞いたことがありません、自分の知識の狭さを痛感します。デザインの世界では一目おかれることの多い北欧ですが、ユニフォームは野球のユニフォームに良くある白地に筆記体でチーム名、実にオーソドックス、まさに野球のユニフォーム。右に並んだ面々の笑顔がまぶしいです、ベスト野球のユニフォームニスト。ごろが悪すぎる。


フランス
http://www.ffbsc.org/edit.asp?typ=2&id=84
存在それだけでちょっとおしゃれ感の漂うフランス、薄い青と白の歯磨き粉のパッケージのようなフレッシュかつクリーンな配色です。フランスの人々はトリコロールに並々ならぬ思い入れがあると聞かされていたのですが、そこに赤は使われていません。ラグビーとかサッカーとかはアクセントに赤が使われているのですが、赤が無い分なんだか爽やかで軽い印象です。しつこく赤使われてんじゃねぇかって探してたら右下の写真のお兄さんの擦り剥いた血が目に入りました、トリコロールや!兄さんのガッツがフランス代表にトリコロールをもたらしよったで~!



イギリス
http://www.gbbaseball.com/Home.html
今現在僕が滞在しているイギリスの野球代表、イギリス野球代表チームにはユニオンジャックを使ったライオンのマークがあるのですが、どうもその雰囲気をそのままユニフォームにも使用しているようです。これまた渋い配色です、心なしか選手達も全員渋い顔をしています、「野郎、さては仏滅生まれだな」みたいな、何かあったのでしょうか。そして一人だけソックスをマックスパワーでひざ下まで上げている前列の選手はどうしてしまったのでしょうか、オシャイのでしょうか。



アイルランド
http://www.baseballireland.com/photos_2004_euros.htm
http://www.baseballireland.com/special_events.htm
ホーム用とビジター用の二つのユニフォームが見れますが、とってもかわいいうえにかっこいいです。深い緑と白のコントラストがアイルランド色を全面に押し出していて、なおかつジャンパーにはいっているマークの色やアンダーシャツには国旗の残り一色オレンジを使用している等抜け目がありません。まさに国家代表のユニフォーム、おしゃれはなはだしいです。



イタリア
http://www.fibs.it/news.asp?id_notizia=6029
サッカーではアッズーリでお馴染みのイタリア代表、野球もそれにならって青一色、このサイトのタイトルでお分かりの通り野球でもイタリア代表はアッズーリです。野球のユニフォームに何故か使われるブルー系のカラーを基調に、そこにこれまたよく見られる白のラインと赤のアクセント。メジャー球団に習ったかのような基本に忠実なデザインです、ちょっとほっとしました、だってこのブログLEONじゃないからそんなに艶男なのだったら載せられないよ。



オランダ
http://www.honkbalweek.nl/php/fotoboek/?album=29_07_avond
こちらもオレンイェで有名なオランダ代表、御多分に漏れず野球も横に習えでオレンジ色です、オレンジと黒のコントラストがまさにあの盟主のあの紳士の球団を思い起こさせますね。写真はオランダで開かれる野球大会ハーレムベースボールウィークのサイトから引っ張ってきたものですが、街行く人達も皆揃ってオレンジ色のシャツを着ています。日本も世界の国々が使ってないような独自の色を使ってスポーツ全部でユニフォームを統一してみてもいいかもしれません。



ミャンマー
http://yaplog.jp/belgard/category_7/
ベルガードさんという野球道具の製作会社さんのブログにリンクをはらさせてもらってます。青と黄色のミャンマー代表ユニフォーム、調子の良かった頃のオリックスのユニフォームをライトにした感じです。それにしても体に張り付くようにぴっちりとしたユニフォーム、ミャンマーではタイトな格好が流行っているのかしら。



中国
http://asia.npb.or.jp/2006/team/cba/index.html
アジアシリーズ公式サイトから中国代表チャイナスターズ、赤と黄色の中国国旗カラーに白のライン、これは普通にかっこいいです。ただ使っている赤がとっても明るい赤な為に、見ていて目がちかちかする軍団なことも確か。個人的にはWBCの時の国名を胸全体に書いたユニフォームのほうが中国らしくって素敵だと思うんですが、やはりどっちにしろ目はちかちかします。



フィリピン
http://en.wikipedia.org/wiki/Philippines_national_baseball_team
ウィキペディアからそのまんま拝借しました、フィリピン代表チーム。青を上に使って白を下に、マークが赤とこれまたデジャヴと言わんばかりに基本に忠実なユニフォーム。じゃあありきたりなのかというとそういうわけではなく、フィリピンの国旗を見れば分かるとおりその配色は赤・青・白によって構成されています、それを考えればこのユニフォームはフィリピンにとってベストな選択といえるデザインなのでしょう。中央の人のコールド負けした直後とは思えないにやつきっぷりがユニフォームにはえます。



スリランカ
http://www.geocities.jp/goushirou2005/index.html
青年海外協力隊としてスリランカに野球の指導に行かれた後田剛史郎さんのホームページから拝借しています。何がすごいってこのページ、タイ・パキスタン・香港・モンゴルのナショナルチームをまでをも網羅しているところ、やはり現地に赴いている人は違います。それにしてもスリランカチームは色の選択が渋いです、緑目の藍な黒と言ったらいいのかなんなのか。写真ページの最後にある襟のついたユニフォームは完全に新庄と感覚が似通っていると見て間違いないでしょう。



キューバ・韓国
http://www.japan-baseball.jp/movie/
少し内容は古いですが両国の五輪代表です。キューバ代表はただでさえ目立つのにこれでは目立って仕方がありません、中国以上に目がちかちかする明るい色のカラフルっぷり、これはもう作戦の一つと見て間違いないでしょう。韓国はWBCといいいつもその逆をいくシンプルっぷりです、昔のロッテみたいなユニフォーム。趣味が似通っているのでしょうか、いまいち分かりません。



以上、これが世界の国家代表のユニフォームでした。オチのつけようが無いので、最後に日本代表のユニフォームを紹介して締めにしておきます。

日本
http://www.japan-baseball.jp/photo/

こうやって改めて見てみると、日本代表のユニフォームは世界の中でも飛びぬけて地味なんですね。

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posted by shoeless |08:58 | 国際大会 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年05月14日

愛し方人それぞれ

灰色を基調とした縦縞のユニフォームは野球日本代表のシンボル、野球選手達の中にはあのユニフォームに袖を通すのは一つの憧れという人達も少なく無いようです。WBCの時は藍色のユニフォームでしたが、WBCは代表を送り出している機関がNPBだったから。IBAFが行う国際試合に代表を派遣しているのは全日本野球会議という機関で、そこで代表に選ばれないと縦じまのユニフォームに袖を通すことは出来ません。といってそうした国際試合は代表選手の枠が24名と、プロ野球を見慣れている人間にとっては不安に感じる少なさ、日本の野球人口を考えればあの縦じまのユニフォームに袖を通すことはかなり狭き門をくぐった者にしか許されない事なのです。



じゃあ逆に女子野球はどうなのと言うと、実はこちらもあのユニフォームに袖を通すのはそう簡単なことではありません。競技人口が少ないとは言え4000人に近づこうといわれている女子野球、その中で代表20人を目指すのはなかなか難しいことだというのもありますが、何よりちょっと前までキチンとした代表制度というものが無かった女子野球では縦縞のユニフォームに袖を通す機会さえなかったのです。女子野球代表が正式に全日本野球会議の派遣となったのが2004年、つまり昨年行われた女子野球ワールドカップに派遣された代表選手たちが、女性としてはじめて縦縞のユニフォームに袖を通すことになった選手達となりました。



この女子野球日本代表、団体としてはまだ出来て間もないのですが、世界の中ではかなりの実力国の部類に入るようで前回大会から連続して二度の準優勝をもぎ取っています。もちろん優勝はアメリカ、全日本野球会議のサイトに記者会見の様子がアップされているのですが、アメリカの女性は140キロぐらい軽く投げてきそうな身体をしています、http://www.japan-baseball.jp/news/news_0131a.html。この女子野球という部類自体IOCからけちをつけられて早急な任務として作られた側面のあるスポーツですので、まだまだ参加国は多くありませんし、認識も高くありません。それでも二回大会で参加国は7国にまでに拡張、早急なレベルアップのためにもできれば野球先進国内で先に火がついて欲しいところです。




参加国はそれなりに集まってきたのですが、実力はというと格差の溝は浅くありません。まぁそんな事は先ほどのアメリカ代表の横で人のよさそうな笑顔を浮かべている※香港代表の選手を見ていただいた時点で分かっていただいているとは思います、腕の太さがFF7のクラウドの間接とその他の部分ぐらい違うよ、完全に女子高生が紛れ込んじゃってる感じになっちゃってるよ。そもそもオリンピックにだって男子は野球、女子はソフトという色分けで登録されているスポーツ、女性の多くの人材はそもそもソフトに流れていってしまうのが普通です。もちろん掛け持ちという人も少なくないのでしょうが、なかなか付け焼刃で通じるほど違いは少なくありません。

※香港代表に興味のある方はここから情報を調べよう!更新が滞っているぞ!
http://www.hkbaseball.org/womenbaseball/c-main.htm



実際に先の大会の試合結果を例に出すと、先ほど無垢な笑みを浮かべていた香港代表は、日本代表の怖いお姉さま方に43-0という血も涙もどころじゃないスコアで負けてしまっています、気の毒というレベルじゃありません。男子ではやりたい放題なキューバ代表も女子野球では日本相手に15-0のコールド負け、それどころか最下位香港にしか勝てず6位という低成績、キューバという国がスポーツにおいて人材を活かしきっている国という事が分かる結果だったんじゃ無いでしょうか。アメリカ相手には二年連続で競り負けていますが日本は女子野球の世界で牽引役という位置にいるといって過言ではないのでしょう。



世界有数の強豪女子野球日本代表、普段はどこでプレーしているのかというと実はちゃんと日本国内に女子野球リーグが存在しています。読売ジャイアンツが支援しているリーグ、その名もビーナスリーグ、なんと言うかと言ったけれどもなんとも言いがたいあざとさを感じるネーミングです。ジャイアンツはかなり早い段階から女性ファンの取り込みに力を入れていて、ジャイアンツの若手を応援させたり女性に分かりやすい情報を流したりもしている球団、このビーナスリーグはそうした女性への野球普及活動の一環なのです。ちなみにこれがその窓口、ジャイアンツ・ビーナス・ネットのホームページ。

http://www.giants-venus.net/

僕のほうからは何もコメントはありません。興味のある方は最寄の書店でベースボールポポロでも買って頂ければと思います。何もコメントはありません。

そのサイトからリンクされている

http://www.giants-venus.net/girls/index.html

こちらのページがビーナスリーグ公式ページなのですが、これもまた言い知れぬショッキングピンク感があります、こんな全面に女性色押し出さなくてもいいんじゃないか。とりあえず関係ない話でごまかします、下のほうの女の子は確実にボールを落としますよ、とびこみが早すぎるって絶対。



女子野球リーグビーナスリーグ、何よりどのチームも年齢が半端なく若いという事が注目すべき点でしょう。まぁほとんどが高校生の集まりだから当たり前なのでしょうがほぼどのチームも平均年齢16~18歳、これからの女子野球を担ってくれるであろう若い女の子達が多いということには素直に喜びを隠せません。今はまだ物珍しげにしか見てもらえない女子野球、いつか近い将来、彼女達がその実力を持って注目を集められるようになる日が来るのでしょうか。応援の形は人それぞれ、どんな形でもいいので、今は一人でも多くの応援が増えて欲しい限りです。



とうかこれ決勝行われるの高校のグラウンドじゃんか、こんなとこに若い女の子が汗かく姿見に行くなんて一歩間違わなくても不審者じゃんかよ!うるせー!おれは女子野球の行く末を案じて応援したいんじゃー!

まだまだはじまったばかりの女子野球普及の壁は、その見た目よりずっと高くそびえ立っています、そう、ちょうど高校のフェンスぐらいかもしれません。

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posted by shoeless |09:52 | 国際大会 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年05月13日

アンケート結果発表

先日更新が途切れてしまった間をもたせるために行ったアンケートですが、もうそろそろ結果としてまとめても良い頃合だと思いますので発表したいと思います。

質問は「このブログを見ている理由を教えてください」という自己満足も甚だしい内容の質問でしたが、実に18名もの心優しい読者方がアンケートに御回答くださいました、まずはこんな自己満足に付き合っいただいたことにお礼申し上げます、ありがとうございました。まぁこのうち2票は僕がインチキでいれた票ですので自分自身にもとりあえず感謝しておきます、今話題の八百長疑惑です、ああありがとね俺。

さて毎度毎度「実はこんなとこでも野球を!」「でも本当やべーよ野球」「でも頑張っている人もいるんだよ!」「うわーい頑張れナントカ野球!」というお決まりの起承転結パターンで更新されているこのサイトですが、実はその内容によって何故かかなりアクセス数に偏りがあります。おおまかに分けてMLBに関するニュースと世界の野球の普及度に関するお話、包み隠さず言うと言うとこの狭い世界の野球ファンという集まりの中で皆さんはどちらに視線を向けているのかが知りたかったといううんぬんかんぬん。

また長くなりそうなのでやめておきましょう、僕がいかさまで入れた2票を抜いた結果で発表します。



1位 6票 海外の野球の状況が知りたいから

そりゃそうだよねという感じで堂々の1位、自分でもなんでこんなに全てを包括するようなアバウトな回答を作ってしまったのか理解できません。ただ後々の質問から考えるとここに票を入れた方々は簡単に手に入るMLBの情報などではない、本当の意味での海外の状況を知りたがっているのではないかな…、と勝手に脳内でストーリーを作り上げて満足してしまいました。MLB以外で行われている海外のリーグ戦情報、ナショナルチームの実力、もちろんまだまだ人数的には少ないのかもしれませんが、世界の野球に目を向けている人がちゃんといた事を実感し、とても心強く感じました。



2位 5票 野球を世界に流行らせたいから

志が高い人達が集まりました、まずは世界の様子を知ることで普及させていきたいという事なのでしょうか、昭和の巨人戦の観客数発表よりアバウトな僕のブログの内容でご期待に添えるとは思いません、包み隠さず不安です。僕が言うまでも泣く海外に野球を普及させることは非常に大変なことです、押し付けになってしまわないか、代表チームが強くなればそれでいいのか、プレー人口が増えればそれで普及といえるのかという問題もあります。ただ流行らせたいなという意識を持った人がしっかりといたことには素直に喜びを隠せません、このブログが何か行動を起こすキッカケや一助にさしていただけるなら幸いです。



3位 2票 英国で野球流行らすんじゃないの

ギャー!何故生まれてきやがったー!ごもっともです。数回にわたって野球がプレーされているはずのグラウンドに行ったり、図書館で文献を調べたりと何もしていないわけではないのですがブログに書くほど進展が無いというのもこれまた揺るぎ無い事実です。正直行き詰ってしまった感も多少あります、理由としてはまず第一にイギリスの子供達は簡単に道具を手に入れられる状況にあって後は学校で行われることが無いぐらいだと言うこと、第二に僕の活動は個人による活動であるため道具の大量輸入やあまり遠くのグラウンドなどへは向かうことが出来ないということ、第三に僕個人の英語が貧相すぎてあまり意思の疎通がとれていないという事です。今現在は自費で野球の本を買ったので近所の図書館と学校に寄贈しようとしています。

後そういえばイギリス野球連盟ホームページでは今現在有志による記者を募集しているそうで、記事を英語で書いてリンク先にあるアドレスに送ると、それをそのままニュースとしてサイトに乗せてもらえるのだそうです。どうにか野球の試合を見てここに記事を送ってやろうという事も画策中、英語に自信のある方はイギリス野球の未来いついて提言の記事を書いて送ってみてはいかがでしょうか。



4位 1票 MLB以外の野球が知りたいから

海外野球というとどうしてもMLB、気の利いたところで韓国台湾となりがちですが実はリーグだけでいいなら本当に多くの国が野球リーグを所有しています。もちろんレベルの違いもあって露出が少ないのでしょうが、もう少し票が伸びるかなと思いきやノルキア意外にも1票にとどまりました。皆さんMLBも含めた世界の野球状況が知りたいということなのでしょう、確かにMLBに触れずに野球を語るとなるとその世界はぐっと狭くなります。良くも悪くも野球界の中心にいるMLB、やはり世界の野球を語る上で避けては通れません。



4位 1票 失言を待って炎上させたいから

こんな堂々とした炎上予告見たこと無いよ!そんな流行全然のっかりたくないよ!第一炎上ってこう「俺は間違ったことは言って無い!」って言う大義名分があっておこるはずじゃん!こんな事大事な大義名分かなぐり捨てて予告するようなことじゃないよ!そもそもmixiじゃないんだからなかなか失言もする方も難しいよ…?野球と絡めて失言しようなんてトリッキーすぎるよ。なんだろう、よく考えたら失言って一般的に何をさしているんだろう。やっぱり有名になったきんもーっ☆とかかな、それとも産む装置発言とかか。俺のしゃべり方きんもーっ☆、岩瀬は投げる装置。



4位 1票 暇つぶしにちょうどいいから

ちょうどよかったでしょうか、ありがたい話です、エロ動画をバッファリングしている合間をぬって別ブラウザで読んでもらえるようなポジションに位置させていただけたら嬉しい事このうえありません。いつも長々とした文章で引き伸ばしてしまっている鷲津麻雀のような僕が言うのもおこがましい話ですが、サラッと読んで話四分の一程度の気持ちでフーンと理解していただければ狙い通りです。それにしてもこの質問に票が集まっていないのは悲しんだらいいのか喜んだらいいのかが果てしなく微妙です。



残りの日本プロ野球に飽きたからと良い観察対象だから、ぼくがきもいからと本当は見たくないの項は得票無しという結果でした。このブログ無いだけでも日本野球が見捨てられていないことに深い安堵の念を覚えました、あと僕がキモイから見てるとか言う奴が現れたらブログ上には「今流行のツンデレですねうへへへへ」とか強気に書いておいて現実で二日はネットに繋がないほどに落ち込むところでした、よかったよかった。



ネット上でもなかなか見ない世界の野球のファンですが、このアンケートを通して分かったことは確実に存在することは存在しているという事。google村八分寸前のネット最下層のこのブログではありますが、何かそこに結束めいたものを感じてしまいました。改めて御礼申し上げます、お付き合いいただきありがとうございました。

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posted by shoeless |00:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年05月12日

王者に勝った男達

昨年2006年はWBCという大会のはじまりの年であるとともに実は野球にとってはたくさんの大会が続いた年でもありました。まずは強豪ひしめくアメリカ大陸での北京五輪地区予選と中米競技大会、そして第二回となる女子野球世界大会と第三回となる世界大学野球大会、ハーレムベースボールウィークにインターコンチネンタルカップとまさに目白押し、胸焼けしそう。特に世代別代表や女子代表を持たない野球では、二つの国際大会が続くことが出来たということはとんでもなく重要な出来事だったといっていいでしょう。



全ての大会の順位をここで語ることはしませんが、ぱっと見た印象ではキューバが力を入れている大会とその弱点が明らかになってきたということが言えるのではないかと思います。上に挙げた6つの大会のうち入賞を果たした大会は全部で4つ、入賞を逃したのは大学野球大会と女子大会の二つで野球の中ではまだできて新しい概念の大会、これだけで終わってしまうキューバとは思えませんが、徐々にアマチュアの中でもキューバが何連覇もし続けられるような状況が崩れてきていると見て間違いないでしょう。考えてみれば歴史の中のそのほとんどを追われる身として過ごしているキューバ、返り討ちを宿命付けられた王者って大変です。



もちろんこれだけ多く大会が続くとそれだけ色々な国も顔を出します、中には野球で見たことの無いようなマイナーな国も顔を出します、見てるこっちとしては涎ものなのですがやってる人たちにとっては不気味な事この上ないもんでしょう。2006年度で言えば大学野球選手権や中米大会に顔を出したバハマがそれに当たります。島国バハマは英国連邦から独立した国で、野球大国アメリカから漫画とかなら「泳いで渡ってきたぜ!」「どっひゃー」みたいな扱いにされるであろう目と鼻の先な距離にある国です。しかしながら野球では国際大会どころかアメリカ大陸大会でもめったにお目にかかることの出来ないマイナーな国、近くて遠いとはまさにこういう事を言うのかもしれません。埼玉と東京で遠距離恋愛してるみたいな。



かつてはメジャーリーガーを輩出さえしていたバハマですが、それも残念ながらもう何十年も前の話、今ではマイナーリーグでもトキみたいな状況に落ち着いてしまっています。そもそも国としては30万人未満の人口と小国の部類に入るバハマ、人口の低い国のプレイヤー達にとっては団体戦のスポーツを国別で戦うというだけで大きなハンデになります。そんなバハマが参加条件の低い大学野球大会とほぼ参加が当たり前な中米大会を狙って出場してきたという事は考えてみれば当たり前な話、至極当然と言っちゃあ当然の成り行きだったのでしょう。



ちなみに中米大会の公式サイトからひっぱってきたバハマのロースターがこちら。

2WOOD, Marvin07/02/1975
3BROWN, Herbert A06/01/1983
5WOOD, Tarran02/01/1978
6MCPHEE, Orlando11/01/1977
11WATKINS, Lamar28/04/1978
12KING , Tiko30/12/1986
15JOHNSON, Decarlo07/05/1987
16FOWLER, Calvin15/02/1979
18BURROWS, Martin10/03/1986
19BROWN , Stephen06/01/1965
20BASTIAN, Richard29/08/1968
22WOOD, Andre27/08/1989
23WOODSIDE, Dario10/03/1988
24RUSSEL, Raynaldo18/04/1987
26DILLET, Angelo23/12/1974
27JOHNSON, Jamaal20/09/1980
28BETHEL , Zhivargo01/03/1988
38WILLIAMS, Gandy05/05/1983
62LOCKHART, John26/06/1970

一応調べては見ましたがこの中に現役引退を問わずマイナーリーガーは一人もいませんでした、他の国々はほとんど元メジャー傘下所属組でガッチガチに固めてきた中でたった一国のみです。ベテランも多く参加していることを見れば国内にアマチュアリーグはあるのでしょうが、結果は4戦全敗と絵に描いてフォトショップで加工したような惨敗、若い選手達にとってはメジャーリーグ球団への売り込みの場でもある大会ではありましたがその内容はお世辞にも前向きに倒れたといった内容ではありませんでした。



言い方は悪いですがキューバは言ってみれば「大人気ないタイプ」の強豪です。下位相手に手を抜いて戦う国とは違って、弱い相手でも毎回のように国家の威信をかけた最高の部隊を送り込み、平気でぼっこぼこのコールド勝ちを収めます。この大会でも毎回格差のある相手に全力で戦いを挑み毎度のごとく独壇場にしてきました、スポーツの強豪としてはどんな態度が望ましいのかという事はここでは語りませんが、唯一難点を挙げるとするならば、強豪からのよもやの一勝を後の世代までの希望とする国際スポーツの世界においてキューバのような隙の無い強豪は下位の国々に夢も希望も与えないという事でしょう。



さてもう一方の大学野球世界大会、今まで散々作れ作れと言われていた野球世代別代表を形式上カバーする形になる大会という事で一部ではなかなかに注目されていた大会でした。言わば今後の野球の未来をになう世代の相対的な実力を占う事のできる大会、そして早い段階から若い選手達に国際戦の経験を積ませる事の出来る大会、下位に甘んじている諸国にとっては今後を占う願っても無い機会です。そして強豪とは言えまだこの段階では隙が多い上位国、本当の意味で近い未来の糧となる今大会の勝利は他の大会よか随分と掴みやすくなっています。それを象徴するかのように今大会にはチェコやバージン諸島、そしてバハマといった野球ではちょっと聞かない名前の国々が多数参加していました。



是が非でも強国から勝利をもぎ取りたいバハマ、その願いが神に通じたのかたまたまなのかそもそも神なんているのかこの話題はどうなのか、第二節での世界一の強豪キューバとの試合になんと2-1で競り勝ってしまったのです。一般的に打たれ負けるよりも守備の粗さによって負けることの多い野球後進国、その例に漏れないはずのバハマがキューバのいかれたまでに打ちまくる打線を1点に抑えたと言うのだからもうこれは野球後進国などと呼べる状態ではありません。投手の調子が悪く自滅した訳でもなければ馬鹿試合で点が入りまくって勝ってしまったと言う訳でもありません。バハマは強豪キューバを相手に二点を勝ち取り、そしてそれを守りきったのです。



結局キューバはその後建て直しに成功し日本戦に勝利して決勝リーグ進出、バハマはただの一勝も出来ないどころか日本相手に15失点を喫しコールド負け、現実はこんなもんなのでしょう、こんなもんなのでしょうがキューバ戦での一勝はバハマの野球の未来に大きなものをもたらしました。バハマはキューバに勝てるほどのポテンシャルを秘めている、間違っても侮っていい相手ではない、この一勝が後々世代交代を行ったときに、自分達にとっては自信に、相手にとっては不安にとってかわります。なによりもそう、「キューバにだって勝てる力を持っているんだ」という認識は、代表を戦う人たちにとって大きな財産になるはずなのです。



奇跡は起こるもんじゃねぇ起こすもんだという人がいますが、僕にいわせればそんなのノートにでも書いておいて十年後ぐらいに発見して恥ずかしくなってればいい程度の話です。奇跡なんか結局何一つ起きちゃいない、バハマの勝利は今後のバハマの事を考えたら当たり前の話なのさ!

バハマの野球代表のみなさん、今後この記事を見返したときに恥ずかしくないような活躍をしてくれないと、多分近い将来うっかりログを見返してしまった時に僕は醤油を一気飲みして死んでしまうでしょう。出場すらしないだなんてナンセンス、諦めたらそこで試合終了だよ。今後何かあるたびに「何故キューバに勝てるバハマが出ないのか」ってチクチク持ち上げつつ嫌味を言うっていうのはどうでしょうか。

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