2008年05月10日
李晨浩 SP R/R 22-07-1977
olm 1.80 10.0 0-1
北京、そして中国のエースの座を10年近く守ってきた中国を代表するベテラン投手、リーグ発足から三年連続で最優秀右腕に輝くなど、その当時の中国においてはまさに圧倒的な存在だった。球速は速くないが制球がよく大崩をしないため、低目を丁寧につく投球で長打を防ぎ成績にばらつきがない様子。ここ数年は国内リーグにおいてもむしろ指導者的な立ち居地にかわりつつあったが、見てほしいこのオリンピックでの圧巻な数字を、これ二日続けて韓国・アメリカ戦に登板してもぎとった数字ですよ。
王 楠 SP L/R 07-10-1981
olm 6.43 7.0 0-1
190を超える長身から角度のある球を低めに投げ込み、カーブやスライダーを散らす、中国代表の象徴的投手、体格とは異なり投球は変化球の枚数で戦う軟投派。一昔前までは右の李に左の王で北京と代表の大黒柱的存在であったが、怪我のうわさもあった事や中国フル代表が国際戦に姿をあらわさなかった事もあり、ここ数年あんまりお目にかかれていなかった。オリンピックでは日本代表に打ち込まれるなど上手い結果とはいかなかったが、まだ20台と伸びしろがあるだけに、今後も中国の左の先発として君臨する可能性は高い。
李韋良 SP L/L 02-09-1980
olm 5.40 6.2 0-0
代表の常連、すっかりベテランになってしまった感もあるがいまだ30前。140に届かんという程度の速球を中心に投げ込む本格派左腕で、コントロールは良いとはいえないのはスタイルからか。球種が少なく、内角の速球・外角のスライダーが基本パターンだが、スライダーがいいのか悪いのかストレートの球筋と似ており、打ってみた後気づく程度の曲がりを誇る。あまり強豪相手に当てられることはない、ような気も。
ト 涛 SP L/L 15-01-1983
olm 11.57 9.1 0-2
かつては江蘇ホープスターズでプレーし、提携先の中日に留学した呂と並んで日本球界行きという話もあったほどの投手、今は中国四川で因縁の呂とともにプレー。球威がない分をサイド気味のフォームから角度をつけてみたり、丁寧な投球で安定感を増したりと、いろいろな技術面で補っている。20代前半からそうした投球スタイルだったが、オリンピックまでに磨きがかかったのはむしろまた技術面で、身体面の強化や球速の成長はあまり見られなかった。老獪なピッチングのままベテランに突入、長生きしそうな気配を早くも漂わせ始めた。
呂建剛 P R/R 19-02-1979
olm 5.79 4.2 1-1
中国が誇る初のプロ野球選手、元中日。もともと陸上出身で全身がバネのようなアスリート体質で、中日も残留を希望していたが本人たっての希望で中国リーグ発足とともに中国へ舞い戻った。一時は肩の怪我で絶望的な状況に追い込まれていたが、見事復帰を果たし2007年には中国初となる投手三冠達成。アジアシリーズでも好投を見せ、北京では台湾撃破の立役者となった、いまや名実ともに中国の大エース。一度故障を経ているためか、日本時代のオーバースローから無理のない位置まで腕が下がってきている。
張 力 RP R/R 02-03-1980
olm 27.00 1.0 0-0
上海所属のベテランピッチャー、中国のガラスのエース。かつては驚異的な身体能力でアメリカのスカウト陣もうならせた速球派投手だったが、2001年突如肩が爆発し代表落ち、復帰してすぐは球速は30キロ近く落ちてしまった有様だった。しかしその後投球スタイルをかえることに成功したのか、ゆるーいカーブを使った投球ができるようになって復活。アジアシリーズではロッテ相手に好投した。いまでも130中盤までなら出せるとも聞くが、あまりそういう姿勢は見せず、どこか肩の怪我を身体が覚えてしまっているという印象も。
陳 坤 RP R/R 05-03-1980
olm 9.00 3.0 0-0
右の正統派。四川の絶対的エースながら、見た目は丸顔の気のよさそうなおっさん。彼も中国で長らく野球を続けているプレイヤーなだけあって、崩れにくい制球と140キロをかすめる程度の直球を武器にしている。WBC・日中交流野球・アジアシリーズと日本戦の経験も豊富ながら、日本のファンには多分前年アジアシリーズで中日相手にぼこぼこにされたピッチャーとしか覚えがないかもしれない。日本相手には力で押すスタイルから技術でかわそうとするスタイルへ変えているようにも見えるけど、それはどうなのか。
郭有華 P L/L 18-10-1983
olm 0.00 0.2 0-0
陳と並んで四川を支える左のエース、もとはホープスターズに在籍。少し下げた位置から、切り込むようなカーブと素直な直球を投げ込む。プレ五輪ではチェコを抑えきり中国の決勝進出のキーパーソンとなったが、基本的に代表での登板は試合が煮詰まってからの中継ぎが多い。2006年中ごろに代表の顔を見せ、そのまま2008年オリンピック代表へ入り込み。徐々に左の投手数も安定しつつある中国野球においては、陳俊殻に次ぐ左のリリーフとしては代表の椅子は内定状態とはいえないか。
陳俊殻 P L/L 20-08-1981
olm 15.00 3.0 0-0
広東の左のエース。06年07年と連続で最優秀左腕に輝き、広東の上位進出の原動力となった。細身の体からスライダー、フォーク、カーブと一通りの変化球を散らし、130後半の速球を投げ込む。まさに中国野球リーグが設立されていたからこそ代表で顔を見られるようになった投手で、ドーハアジア競技大会から、五輪がはじめての大舞台となった。くにゃっとしたモーションって言おうとしたけど、もしかしたらありゃ手首が柔らかいのかもしれない。
劉 凱 RP L/L 11-10-1987
olm 15.43 2.1 0-1
昨年ヤンキースとマイナー契約した、元広東の左の若手。中国のスポーツ専門学校出身のバリバリのアスリートで、小学生の頃から野球をしていた中国野球界のサラブレッド。体格がよく動きも身軽だが、中国の投手の伝統にそむくことなく、彼もまた130キロ中盤の速球と曲がりのいいスライダーを内外に投げ分ける制球重視のピッチャー。国内外を問わずに経験も少なく実績も無いため、まだ判断するには難しいプレイヤーだが、荒削りではない分これから順調に代表の中で成長していきそう。
孫国強 RP R/R 30-05-1974
olm 10.12 5.1 0-0
今年突如復帰した大ベテラン。一時の引退を撤回して、ホープスターズ、さらには代表へと舞い戻った。低い位置のサイドスローだが、変則投法で惑わしたり制球で生きながらえようとする意思はさらさら見受けられず、投手陣の中では唯一と言っていい140キロ中盤の剛速球をぼんぼん放り込む。投球自体が激しいのか、球がすっぽぬけることもしばしば。リリーフとしてはいまなお中国において最も恐ろしいプレイヤーだが、あからさまに足元を狙われそうな気がしないでもない。
徐 錚 RP R/R 10-05-1981
olm 12.00 6.0 0-0
のらりくらりとした変則気味のフォームから、135キロ以上の速球を投げこむリリーフの速球派。変化球も数を持っており、これが低めに決めるよう投げ込もうとしているパターンが多く見受けられる。実際はコントロールが荒いタイプな為、全力投球はいまいちすっきり決まらず、代表では中継ぎが多い役柄ながら120後半の八分目の球で組み立てる場面も多くなってきている。
王 偉 C R/R 25-12-1978
olm .263 19 5 0 1 0
中国代表といえばこの人、中国代表の主砲にして扇の要を勤め上げてきたレギュラーキャッチャー。WBCで上原からホームランを放った通りのパンチ力を持ち、国内リーグではホームラン王も受賞している。打撃に関しては荒っぽさも残るが、むしろ注目はその守備。MLBでも通用するとスカウト陣に語られた鉄砲肩と正確なスローイング、そしてその教科書どおりの堅実な守備姿勢で投手陣の働きの二割はこの人の守備に助けられているといっていい。ラフィーバー監督いわく、スペシャル。
楊 洋 C R/R 19-05-1986
olm .167 6 1 1 0 0
北京の若手捕手にして、王偉に続く次世代の主力捕手、と噂されているエリートキャッチャー。経験をつませるための性格が強いであろう五輪初参加だったものの、初参加の五輪でアメリカ相手にホームランを放つなど、王偉から続く中国捕手陣の素材の強さを見せ付ける結果を残した。しかし代表戦デビューとなった五輪アメリカ戦は、彼がアメリカランナーに体当たりを食らったのがきっかけで退場三人の大揉め祭りに発展、ガタイもつよければ神経も太いとか、そういうことでいいのか。
賈昱冰 1B R/R 18-02-1983
olm .042 24 1 0 0 0
中国代表の主軸にして、中国一ホームランが見込める長距離打法。アジアシリーズ、プレ五輪と中国の主軸をつとめる。2007年本塁打王を獲得すると、チームメートの王偉とともにマリナーズとマイナー契約。まさに前途洋々という感じであったが、五輪ではなんとたったの1安打という急ブレーキを見せる大失態で、上位打線にもいられない有様だった、怪我という噂もあるが実態は不明。2005年のワールドカップから着々と積み上げてきたキャリア、決して守備がうまいとはいえないプレイヤーなだけに今後が非常に心配。
張玉峰 SS R/R 09-02-1979
olm .125 24 3 0 2 1
代表で長年、主軸を務めるキャプテン的存在のベテランプレイヤー。上海では既にプレイングマネージャーとして指導する立場へとなっていたが、この北京五輪をきりに引退を決意したとの事、なのでもうここに載せてはいけないプレイヤーなのかもしれません。中国一の安定感を誇る内野守備に、三冠王獲得経験もある力と技を兼ね備えたバッティング、そして攻守を支える快足とまさに中国の生んだ元祖5ツールプレイヤー。全盛期の頃には中国ではプレーできないと言わしめた圧倒的存在で、五輪での台湾戦勝利を手土産に伝説となったまま花道を下ることとなった。
賈徳龍 SS R/R 04-07-1985
olm .286 7 2 0 0 0
広東の台頭の原動力となった、張の次代と見られる若手ショート。日中大学野球での日本経験や今回の選出と、若手の筆頭としてほかの選手よか頭が一つぬけることとなった、「若返り」を提唱していたラフィーバー監督の忘れ形見のような選手。まだ露出が浅いためはっきりとした事はいえませんが、一見するに中国リーグの背景そのままの細身のアスリート体型で、プレースタイルはどこか張玉峰を髣髴とさせるものがあったり無かったり。
候風連 IF R/B 11-07-1980
olm .381 21 8 0 8 0
天津の切り込み隊長にして、中国代表1・2を誇る快足の韋駄天プレイヤー。全体としては孫嶺峰に数で押されていたものの、足の速さだけ見れば日本でも通用しうる俊足を持つ。代表では主に2番を打ち、四球を選びにいく場面もしばしば、足を生かして打率も稼ぐ打撃センスをも見せる。広くとれる守備範囲と、どこでもそつなく守れる器用さもあるが、内野を押しのけるほどかと言われると実際のところ指名打者も多い。
孫 イ(火韋) 3B R/R 11-09-1976
olm .176 17 3 0 1 0
確かに代表も常連だったが、いつのまにこんな大ベテランの域へ突入してしまったのか、北京の誇る長距離打者。プレ五輪においてはほかの打者を押しのけて4番に座ったが、3番賈昱冰の大活躍でおかぶを奪われる形になり、五輪では下位打線を打つことに。かつては安定感のある打撃と守備でMVPを獲得したこともあるプレイヤーだけに、その潜在能力はまだまだのびしろをみせてはいるはずだが、ここ数年はどこか中国リーグ発足からの後発組に押され気味。サードレギュラーも確たるものと言っていいのか。
孫嶺峰 CF L/L 14-08-1979
olm .296 27 8 0 1 2
久しぶりに公の舞台へのお披露目となった、中国の天才型プレイヤー。ボールに対して柔軟に対応できるシュアな打撃と瞬発力に長けた快足の支える外野守備で、長らく中国の核弾頭となり続ける選手。ただ、アスリート系の選手が好きな中国にしては、肩があんまり強くなく打撃も長打は見込めない。まさに天性の才能で野球をしているとも言え、毎年のようにタイトルに絡み続けるプレーはいまだ衰えるところを見せない。塁に出れば、候風連の打撃とあわせ、中国一うんざりする野球選手へと転身を遂げる。
張洪波 OF R/L 06-06-1980
olm .059 17 1 0 0 0
広東を引っ張る長打力を持った主砲にして、代表においてはリードオフマンの役目も果たす、今現在の中国を代表する5ツールプレイヤー。国内リーグにおいては本塁打をはじき返すが、代表ではグランドに突き刺さるような鋭い当たりを左右へはじき返す安打製造機のような働きを見せる等、むしろ一発狙いで無いだけに厄介さが増すタイプ。状況によってスタイルを変えているのも見事ながら、それを成し得る身体能力の高さはまさに天晴れ。
馮 飛 RF R/R 18-02-1983
olm .138 29 4 0 0 1
帰ってきた次世代の外野手レギュラー候補。2006年のドーハ以降音沙汰が無かったが、五輪にて見事レギュラーを獲得し打線の一角を担った。所謂長く使って大物打ちを期待するタイプのギャンブル性溢れる強打者で、よく言えば意外性に溢れた全力スイングが魅力のバッター、確かにあまり中国代表にはいないほうなのか。強打が目立つタイプのプレイヤーなので、一塁と右翼を守ることが多いが、特段守備がうまいほうではない。
李 磊 2B/OF R/R 24-06-1984
olm .208 24 5 0 1 0
06年のアジアシリーズでは岡島からホームラン、2003年度の新人王。長打が打てる上に足も速く、リーグ発足時からあらゆる形でタイトルに絡み続けてきた中国の誇る5ツールプレイヤー、その上内外野を安心して守れる器用さを併せ持つ。オリンピックでは三番を打ってハッスルプレーを披露、常勝北京、そして中国代表の得点源となるまでの成長を見せてきた。ただ打者としていやらしいタイプではなく、勢い溢れるプレーであるため、繋ぎ役として難しい一面も垣間見られる。
王 超 LF R/R 23-03-1985
olm .125 8 1 0 0 0
マリナーズとのマイナー契約経験あり、強肩強打の元ピッチャー。実は2001年に中国人として初めてプロ選手となったプレイヤーなのだが、その後中国野球協会と揉めて黙殺される形に。2004年にルーキーリーグから中国野球リーグに移籍すると、すぐさま疲労が表面化し故障。もはやこれまでかと思った2007年、突如鋭い当たりを連発して復活をとげ、その勢いのままに代表へといきついた、中国の不死鳥。長身から振り回すかのようなバッティングで打球を飛ばし、投手時代に評価されていた長い腕から鋭い返球を繰り出す。
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選手名鑑 |
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2008年01月24日
一度消しちゃっていたスペイン代表の選手名鑑です、そろそろmr bullpenの日本語版のようなwikiの立ち上げをしてもいい頃かな、と思うのですがどうでしょう。
LEAL REMIGIO P R/R 01-10-1963
07e 4.50 14.0 1-1
wct 3.86 07.0 0-0
foq 8.64 08.1 1-1
キューバ出身の大ベテラン、スペイン中継ぎの切り札。かつてはキューバナショナルリーグで先発をしていたが、1999年にスペインリーグに移籍するとクラブを転々としてFC Barcelonaに行き着いた。2007年度リーグ内で化け物じみた成績を残すとついに欧州選手権で代表入りを果たし、文字通り彗星のごとくあらわれてスペイン最終予選進出の一翼を担った。今季はチーム内でも三番手的な成績に終わったが、代表での活躍と同じくロングリリーフもこなせるとあって大車輪の働き。まだその使い方がはっきりしたというわけではないが、キューバのラソ様みたいな扱いになっていくのでは。
OLIVERA MANUEL SP L/L 08-12-1977
07e 4.63 11.2 1-0
wct 1.46 12.1 1-0
foq 6.75 12.0 0-2
スペイン代表の化け物、投手陣の中では圧倒的に抜けているエースピッチャー。90年代前半から代表に参加している常連で、アメリカの大学で投げた後独立リーグで活躍、その後オランダリーグに渡るとSportvereniging ADOに入団し、紆余曲折を経てマイナーリーグへ行き着いた。と思ったらついに自国リーグに参加となるようでもう毎年どこにいるかすらわからないのが醍醐味の選手となってしまった。そうした経験が物を言うのか、国際戦に異様な強さを見せ、140中盤の速球と切り込むように落ちる変化球でばっさばっさと三振をとる。数字は強豪相手ばかりさせられているという事を踏まえて見てほしい。
RIZO MIGUEL A P R/R 23-06-1979
07e 10.80 3.1 0-0
wct 15.00 3.0 0-1
ベネズエラサマーリーグ出身のベネズエラ生まれピッチャー。数年間の参加経験であったものの苦い成績しか残せず、スペインリーグへと渡った。スペイン国内では先発としての席を確保されたこともあってバリバリと働き、欧州選手権で代表参戦。ミドルリリーフとしての仕事を期待されたが、強豪に良く当てられた結果二大会ともに防御率がとんでもないことになって五輪最終予選から外れることとなった。
GUTIERREZ FERNANDO RP R/R 25-09-1980
07e 1.69 5.1 0-1
wct 5.41 3.1 0-1
foq 1.93 4.2 0-1
マイナー・スペイン・オランダと世界を股にかける渡り鳥ピッチャー。スペイン代表のクローザー的存在。オリオールズ傘下のマイナーで長くプレーしていたが、そこそこの成績が続いたことと自滅の多い投球があだとなりスペインへ出戻り。2007年にMarlins Puerto Cruzを優勝に導くとついでに五輪最終予選の切符まで手に入れ、その功績が認められたか2008年は助っ人としてオランダHCAWに守護神として移籍を果たした。ワールドカップでの成績は鬼畜日本打線につかまった結果なので、スペインリリーフ陣の中でも破格の成績を残し続けているといっていい安定感を持っている。国際戦が肌に合っていたのか投球が修正されたのかは不明、いや球は速いんですけど。
RODRIGUEZ RICARDO P/DH R/R 28-04-1981
07e .333 09 3 0 0 0
wct .273 11 3 0 0 0
foq .333 18 6 0 0 0
ピッチャーというか指名打者、代打で働いている選手。正直情報が少なすぎて多分というしかないが、ベネズエラ出身で主にウインターリーグと独立リーグでプレーしている選手なのではないかと思われる。とするとベネズエラでは投手しかしていないのだが、何故か代表ではぜんぜん投手として働いておらず、代打の切り札だったはずがいつのまにやら指名打者の座にまで収まってしまった。ここ数大会は長打は出ていないものの確実に率を残せる選手として重宝されているようで、逆に言ったらそれ以外での仕事の場はまったく見せられていない。誰が情報持ってたら教えてください、彼がいったい何者なのか、を。
BALBOA MIGUEL JORGE P R/R 15-07-1986
07e .000 0 0 0 0 0
wct 7.36 3.2 0-0
foq 6.35 5.2 0-0
F.C. BARCELONAの先発ピッチャー、代表においてはミドルリリーフ要員。最終予選のオーストラリア戦においては、同世代の投手の中でひとつ頭がぬけた成績を残せているのは、もしかしたら粘り強い投球や打たれ強さにあるのではないか、と思わせる投球を披露してくれた。肩も強く、130中盤の速球と落ちる緩い球で投球を組み立てるスタンダードなピッチャー。ちなみにFCバルセロナはもちろんあのサッカーの名門FCバルセロナと同じクラブ内にあるため、公式サイトにももちろん彼の名前が乗っているが、そこでのポジション表記はなぜか捕手・外野手・投手、肩の強さでポジションを兼任させられているらしい。
GONZALEZ ERIC SP R/R 05-09-1986
07e 2.55 17.2 2-0
スペイン領カナリア諸島出身のマイナーリーガー、カナリア諸島って言うのはアフリカの西にある諸島のことです。現在はアリゾナのルーキーリーグに所属し、リリーフでなかなの好成績をたたき出しており、純スペイン出身選手としては最も旬な選手と言えるのかも。速球が主体の選手で、三振とフライアウトが滅法多く、代表に参加した欧州選手権においても欧州では珍しいレベルの剛速球で他国を圧倒しつくしていた。今現在は先発での起用だったが、マイナーでの活躍を見るに近い将来スペイン代表の守護神的存在として使われていくことが予想される。
CIVIT XAVIER P/IF R/R 17-05-1973
07e 27.00 2.0 0-0
実はもう、選手ではありません。90年代初頭から00年代中盤にかけてスペイン代表の一時代を築き上げたスーパースター。投打に非凡な才能を見せつけ、代表初参加となった91年インターコンチでは史上初となる一試合10得点の衝撃的馬鹿試合デビューを成し遂げた。1992年のバルセロナ五輪で注目を浴びたのをきっかけとして、1993年にマイナー契約でGCLにわたると6年間のマイナー生活を送り、スペイン随一のエリート街道を歩む選手だった。その後は自国リーグに復帰して代表とチームのエースの2足草鞋。そしてついに2007年の欧州選手権を最後に代表を勇退、二度ともう見られないのかと思いきやワールドカップも五輪最終予選もコーチとして華麗なる転身を遂げて参加していた。本当お疲れ様でした。
HERNANDEZ DIAZ YOEL SP R/R 20-05-1974
07e 00.61 14.2 2-0
wct 23.81 05.2 0-2
foq 05.07 10.2 0-2
スペイン人からスペインのトップピッチャーとお墨付きをいただいたので、ここでは彼がスペイン代表のエースと断言しておきます。もともとキューバリーグで投げていた投手で、2004年にスペインSant Boiへと移籍を果たした本格派投手。2007年度はシーズンで神がかり的な活躍を見せたため、そのまま欧州選手権でも神がかり的活躍を残したが、ワールドカップでは球が甘くはいったところをイタリアとメキシコに撃たれまくってしまった。といってスペイン先発陣の中でもなかなかの器用さを持っている投手の一人。
CRUZ RHINER AUGUSTO RP R/R 01-11-1986
07e 06.23 4.1 0-0
wct 34.62 2.1 0-0
foq 08.08 3.1 0-0
元マイナーリーガーJose Cruz Monteroの弟にして自身もマイナーリーガーのリリーフピッチャー、将来のクローザー候補。スペイン代表の典型例とも言える中米ルーツで、彼自身はドミニカ出身。ただ彼のほうがキャリアは長く、2004年にタイガースと契約した後、2007年にはメッツとも契約し、Aクラスまであがってきた。代表の参加経験自体上の数大会しかないが、数字だけを見てもスペイン代表内とはいえ計算できうるレベルとは言いがたいので、やはり根気強く使われていくと思う。兄同様、球は速いが荒い若々しい選手。
AINETO GARCIA EDGER P R/R 01-01-1989
wct 68.18 0.2 0-0
ASTROSで先発を務めた若手。期待されてはいたが制球の悪さが目立ったワールドカップ同様、今シーズンはチームの調子もあってぼこぼこに打ち込まれた。打たれては使われ打たれては使われを繰り返しているところを見るに、荒削りながらスペインにとってもチームにとってもダイヤの原石なのは間違いない。ジュニアや欧州選手権、国内とまだまだ成長すべき舞台は多く残されている。なんか偉そうな文章になってしまったけど、すごいんだよ!10代で代表入りしてチームでも主力の一人扱いって言うのは!
GRANADOS IVAN MIGUEL SP R/R 01-01-1989
wct 18.00 3.0 0-1
foq 15.75 4.0 0-0
ベネズエラ生まれの若手投手、二人目のミギュエル。2005・6年とAZLで野球をしていたがまったく機会に恵まれず2007年に帰郷しCB Sant Boiに入団。ここで水を得たように働いて代表へと駒を進めた。カルピスを原液で飲むような選手で、身体能力自体はとっても素晴らしい選手なのだが、いかんせん若いこともあって制御が出来ていない。奪三振も多いが与四球もぎりぎりプラスを保てる程に多く、ワールドカップでは本塁打と四球を配給・最終予選では二塁打をせっせと配給する羽目になった。ただいやに素晴らしい投球をするときも少なからず確認されており、欧州クラブ杯ではドイツを完全に沈黙させた。計算できるとかできないとか、投手の価値はそんなことじゃあ、はかれねぇ。
LLOPIS BALZQUEZ POL P L/L 08-05-1987
wct 10.39 4.1 0-0
ワールドカップでお試し組として連れて行かれた若手の一人、C.B. VILADECANS第三の先発。期待の若手として今期は7敗勝ち星なしを記録してしまったが、AINETO GARCIA EDGER同様今後も根気強く使われていくはず。特に今までさっぱりいなかった左のリリーフ候補の誕生とあって、スペインにとって大きな進歩。
NUNEZ BETANCOURT AUDIE P R/R 20-09-1988
foq 6.74 5.1 0-0
MARLINS PUERTO CRUZの中継ぎピッチャー。代表への参加は経験を積ませる意味合いが大きかっただろうものの、なかでも一際輝いた成績を残した若手。国内においては大荒れすることもなければ成績も上の下、ティーンエイジャーとは思えない渋い成績を残して代表への初参加を果たした。ジュニア選手権参加組。
MORA MIGUEL C R/R 25-11-1981
07e .250 8 2 0 1 0
wct .333 6 2 0 1 0
foq .000 3 0 0 0 0
FC BARCELONAのスタメンキャッチャー、代表ではもっぱら二番手捕手。エラーが少なく、そこそこ打てて肩も強い、安定感もある。しかしながら控えに甘んじているのはやはり正捕手NAVARRO DEWISの影となっているからか。本来ならばスタメンでもおかしくない選手だが、毎大会やってくるチャンスにはしっかりスタメンレベルの結果は残しているあたり、悔しいかな役回りが板についてしまった感じがしてきている。
NAVARRO DEWIS C R/R 19-06-1978
07e .364 22 8 0 6 1
wct .444 18 8 0 1 0
foq .263 19 5 0 0 0
3番バッターを任されることの多い代表レギュラーキャッチャーにしてスペインリーグの至宝、欧州には打てる選手を捕手に持っていきたい傾向でもあるのか、ベネズエラ出身。国内リーグではMarlins Puerto Cruzに所属する主砲で、代表においてもスペイン1・2を争う長打率を誇る選手。反射神経がいいのか球捌きも抜群で、それでいてなかなか足も速く、使い勝手の良さから国内外を問わず色々なポジションを任されることも多い。何この天才…って感じだが、実際上の通り結果も残しているだけに文句のつけようも無い。もちろん代表も常連で、肩が負けず劣らずというところも披露。いまやスターというよかカリスマとなりつつあるスペイン代表の主将的存在。
SANCHEZ DANIEL 2B R/R 14-11-1987
07e .174 23 4 0 2 1
wct .286 14 4 0 1 0
foq .250 08 2 0 0 0
守るダニエル。Marlins Puerto Cruz所属で、ヨーロッパアカデミーにも参加していたスペイン野球協会の箱入り息子。将来のトップバッター候補ともされているが、思い切りのいいバッティングながら実はそんなに率が残せるタイプというわけでもない、相手のレベルが成績に反比例していないようなのが大きな救いか。魅力はもちろんのこと欧州に名をとどろかせたその守備にあり、セカンドという事で見れば欧州ジュニアにおいてもスペイン国内においてもトップの正確さとアクロバティックさを両立させている。これもひとえに打撃にも生かされている瞬発力がなせる技ともいえるが、上位打線には組み込みにくいタイプの選手といえなくも無い。
PEREZ NESTOR SS R/R 24-11-1976
07e .185 27 5 0 4 0
wct .188 16 3 0 1 0
foq .188 16 3 0 2 0
名門MARLINS PUERTO CRUZの正ショートにして代表においてもレギュラーショートの座を守るベテラン。チーム内での相方がついに代表にお目見えし、スペインのセンターラインは史上稀に見る堅いものとなった。相方サンチェスがうまい以上に守備が堅実で、「おーっと」はそうやすやすと出させない。三振が少なく、チャンスメイカーとして働く姿勢をよく見せ、たまに意表をついたかのようにセーフティバントなんかを試みるのもこの選手。といって日本人のイメージで犠牲バントや犠牲フライが多い選手かといえば実はそうでもなく、どっちかって言えばあんまりそんなプレーを見せるほうではないように見えた。
RIERA JOSE LUIS IF L/L 19-12-1973
07e .333 09 3 0 2 0
wct .286 14 4 0 0 0
foq .133 12 5 0 0 1
C.B. SANT BOIの主軸打者、代表内では数少ない左のホームランバッター。主に1塁を守り、代表暦も長く肩も強いと、系統としては根っからのエリートアスリート、と言っちゃっていいのかどうか。もう大ベテランの域に到達しつつある選手だが、実は昔から三振も少ないほうだし球もよく見る選手だったらしく、ずーっと多彩な攻め方ができる老獪な打者だった。年齢や役回りもあってか出番は若手に譲りがちだが、それでもなお身体能力は20代の選手に負けず劣らず。
CARRILLO MARC IF R/R 05-10-1984
07e .273 11 3 0 1 0
wct .316 19 6 0 0 0
foq .150 20 3 0 1 0
強豪C.B. SANT BOIの主軸打者、代表ではサードを守ったりDHに入ったり代打に出たりと大忙し。チャンスメイクもできる三番として盗塁も敢行し、ホームランも放てる実力派。自らの役回りということもあってか、速い球を待って一発長打を狙っていることが多いようにも見えるが、気のせいでしょうか、と思ったらやっぱりフライアウトの率はかなり高いご様子。場が煮詰まってくるとソロで打開しようとすることも多いが、年上の投手たちにかわされてしまうことも少なくない。とは言っても天性の才能かどの大会を見ても結果はついてきており、ここ数年のうちに面倒なホームランバッターに成長する可能性はかなり高い気がする。
FREIRE ALEJANDRO 1B R/R 23-08-1974
07e .286 28 8 0 3 1
foq .000 14 0 0 1 0
メジャーリーグの経験もあるベネズエラ出身の大砲。現在はベネズエラウインターリーグに在籍中だったはずだが、どうもフリーエージェントになった模様。1991年に契約してからずっとプロ生活を続けてきた大ベテランで、かつてはカリビアンウインターリーグ、そしてAAの顔とも言えるホームランバッターだった。2005年にはメジャーにも昇格、四球も選べる大砲でチャンスにも強かったが、どうもむらっけがあるのと守備範囲もそこまで広いわけではなかった事が重なって、定着はならなかった。現在は3Aに名前も見受けられず、どこへ言ってしまったのかこっちが聞きたい。
CRUZ JOSE ESTEBAN OF/P R/R 04-09-1984
07e .286 28 8 0 3 1
wct .167 06 1 0 0 0
foq 10.11 2.2 0-0
弟のRhiner Cruzと揃ってマイナーリーガー、どこの国にでも必ずいる兄弟野球鷹のスペインバージョン。足も速く肩も強いが守備は荒い、ついでに言えば打撃も荒い、若々しさたっぷりの右翼手。肩が強いために五輪最終予選では投手を任されたようだがこちらもなかなかに荒っぽかったようで、荒い荒い尽くしが続く紹介になってしまった。欧州選手権においては中軸を打って成功を果たしたのにもかかわらず、右打ちの外野手は激戦区といえる。C.B. Sant Boi。
FIGUEROA RAYNERI DANIEL CF R/R 19-02-1983
07e .480 25 12 0 10 5
wct .211 19 04 0 02 1
foq .200 20 04 0 07 2
切り込むほうのダニエル、アメリカ生まれのマイナーリーガー。大学時代から既に俊足で知られ、数回のドラフトを経て2005年にオリオールズに入団した。長打や打率はあまり期待できないが、死球を選び出す粘り強い打撃に付け加え手のつけられない積極的な盗塁姿勢を持ち合わせ、既に所属リーグでも一・二を争う神経を削られるプレイヤーとなっている。欧州選手権で代表デビューを果たすとスペイン代表に新たな戦略カードをもたらし、決定打不足に悩んでいたスペインの得点源となった。ちなみにおにいさんもマイナーリーガーなので、そのうち兄弟で代表参加となるかも。
MARTINEZ DANIEL LF L/L 03-07-1987
07e .379 29 11 0 3 1
wct .222 18 04 0 5 0
foq .167 12 02 0 1 0
繋ぐほうのダニエル、主に2番だったり下位打線だったりを担当。彼もまた昨今急速に進められているスペイン若返り化制作によって代表入りした選手で、その中では最も成功している選手として名前が挙がるレベルの代表定着っぷりを見せている。右打者ばっかりのスペインの事情もあって、レギュラー定着が待ち焦がれていた左の5ツールプレイヤー、ミスが少なく範囲の広い守備に、打順のどこでも使いやすい安定感のある打撃。外野に球がよく飛び、少ない点差の試合をものにしなければならないスペインにとって、まさにうってつけの若手だった。欧州選手権・ワールドカップとスペインの躍動感のある野球の押上げにも一役買っていたように見え、スモールベースボールで戦う道を選びつつあるスペインにとってはキーパーソンのような存在。
GALVAN AREVALO LESTHER OF R/R 10-04-1990
wct .444 09 4 0 0 0
foq .000 19 0 0 1 0
ベネズエラ出身選手といったものの野球を始めたのはスペインの、純スペイン産外野手。ミネソタツインズと契約し2006年に渡米したが、VSLではさっぱり打てず、五輪最終予選でも期待されていながら変化球につられて三振を繰り返してしまった。今季はMarlins Puerto Cruz所属していたが、スペインでも経験豊富なラテンプレイヤーたちの壁に阻まれ、ティーンエイジャーには苦悩の日々が続いている。若さと海外での実績を買われての代表選出だったはずだが、スペイン内で力を蓄える段階に留まったほうが身のためか。
LOPEZ NAVARRO VICTOR 3B R/R 20-03-1986
wct .111 9 1 0 0 0
foq .000 5 0 0 1 0
MARLINS PUERTO CRUZのスタメンサード、代表では主に代打係。打率は残るタイプでないものの、国際戦においてはそこそこ長打も出る中距離ヒッター、ただ振りが鋭いのと反比例するように真芯から球が外れていく、因果。身体能力には光るものがあるが、何しろ守備がよろしくない。別に見ていて下手というわけではないが、改めて思い返してみると信じられないエラーや判断ミスが多く残ってしまっている。打撃にしろ守備にしろ振りぬく姿勢や捕りに行こうとする構えは果敢さの裏返しなはずなのだが、とはいえとっても博打な選手、主に起用する側にとって。
MENDEZ SOLANO PEDRO OF R/R 25-12-1975
foq .312 16 5 0 0 0
EL LLANOの先頭打者、国内リーグで好調を維持し続けて代表戦に舞い戻ったベテラン外野手。足が使えるて送りもできるが、実は別に取り立てて足を使った出塁ばかりしているタイプではない。代表入りしている理由は先ほどの足もあるが、多分逆らわずに外野へ球を運べる左打ちを期待されてのものじゃないかとにらんでいますがどうでしょう。今期は左との打率は5割超え、代表でも思えば左投手にばかりぶつけられていた気がします。スペインの犬伏、ちょっと違うか。
posted by shoeless |01:13 |
選手名鑑 |
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2008年01月21日
選手名鑑第五弾、ドイツ編です。左が打、右が投です。正直ドイツに関しては日本の方が直接プレーされていらっしゃるので、連絡先とか分かるんならその方々にお伺いしたほうが良いに決まってますよね。このブログの存在価値は皆無。
ALMSTETTER MARTIN RP L/L 19-06-1979
07e 4.50 2.0 0-0
wct 9.52 5.2 0-1
foq 2.45 3.2 0-0
2000年にブンデスリーガにデビューし代表入り、2002年突如ハーラーダービーに突入し、一躍ドイツ代表のエース的存在となった分でスリーが南地区の強豪Regensburg Legionäreの大エース。欧州選手権のたびにドイツ最後の柱として登場し、主にリリーフとして大車輪の活躍を見せている。今季はハーラーには絡めなかったが、それでも42イニングを投げ防御率2点台、チームの柱として欧州クラブ杯にも出場した。一時はがっくり成績が下がったことがあったが、もともとヒットを数打たれないタイプの選手であるため、制球が生きれば復活も簡単だったご様子。代表でもチームでも左の本格派エースとして欠かせない存在となっている。
MARQUEZ R ENORBEL SP L/L 11-12-1974
07e 1.20 15.0 3-0
wct 3.21 14.0 0-2
foq 1.59 17.0 1-1
キューバ出身、そしてつい最近までキューバリーグでプレーしていたバリバリのカリビアンピッチャー。サンティアゴ在籍時はぱっとしない先発投手だったようだが、2004年にSolingen Alligatorsに移籍すると左のエースとしてばりばり投げ始め、いくつものタイトルに絡む投手となった。そして2007年ついにドイツ代表へお披露目となった欧州選手権で華々しい成績を残すと、ワールドカップではベネズエラ相手に立ちはだかりゲームを作り上げた。国内においても防御率は脅威の1点弱を守り続け、あっという間に登りつめてしまった感も無いことも無い。今や名実ともにドイツ代表のエースピッチャー。
HOFFSCHILD PHILIPP RP R/R 05-01-1984
07e 00.00 3.0 0-0
wct 10.78 1.2 0-0
foq 00.00 0.2 0-0
ドイツ代表の中継ぎエース的存在にのし上がった若手。20歳でブンデスリーガ一部デビューを果たすと好成績をマークし、代表デビューとなった2005欧州選手権においてリリーバーという位置を確保した。2008欧州カップにおいてもわずか1失点、国内においては防御率0点台と、欧州では最早手のつけられない選手となっている。とにかくガタイのいい選手で、覆いかぶさるようにして投げるパワーピッチングはやはり欧州では圧倒的強さを誇るように見える。ただしかし、ワールドカップでこんな結果になってしまった原因は、主にそんな彼でさえも蹴散らされるオランダさんの存在があったため。
HEILMANN EUGEN SP R/R 12-07-1981
07e 9.82 03.2 0-0
wct 6.89 15.2 0-2
Paderborn Untouchablesの大黒柱。デビュー当初から防御率0点台のピッチングとチーム内ではトップの稼働率を誇る投手だったが、今季は先発として登板しまくり、結果リーグトップの14勝を上げる大活躍を果たした。三振がよく取れる投手でもなければ、制球が人一倍すばらしいというわけでもないはずだったが、積み重ねた数はすさまじく、投手三冠も夢ではないほどの物で、たった一人3桁イニングを投げきっている。ちなみに投手としてのフィールディングもなかなかにうまいそうで、オールスターチームに名前も挙がるよう。代表においては先発の半ばとしての登板が期待されているが、過去2大会の結果がたたったか、最終予選には召集されなかった。
FRIES DIRK RP R/R 28-06-1979
07e 0.00 3.2 0-0
wct 0.00 2.2 1-0
foq 0.00 4.2 1-1
ドイツ代表のエリートリリーフピッチャー、といってもその座は一歩一歩踏みしめて上がってきた苦労人とも呼べる。1995年のジュニア時代からずっとドイツ代表を引っ張ってきたドイツ代表投手陣の顔のような存在で、最近は代表での仕事はもっぱらリリーフだが国内では先発が多い。欧州選手権の度に毎度代表で参加していたため、なんと次選ばれたら6度連続出場、そして多分選ばれるであろうところがこの選手の経験の厚みを物語っている。なんと言っても彼を支え続けてきたのはその類まれなる制球センスで、打たれる分打たせてとる投球を見せることが多い。今季はHaar Disciplesに移籍した年だったものの、チームがそこまで勝ちなれていないチームだけに渋い結果に終わった。
HEID MIRKO RP R/R 08-10-1976
07e 3.86 4.2 0-0
wct .750 4 3 0 1 0
6.00 3.0 0-0
foq 2.25 4.2 0-0
Bonn Capitalsの投手で、ここ数年はスイングマン状態にあるベテラン、おそらく代表でも同様の活躍を期待されていると思われる。投手が駒不足のチームであるために今季もフル回転したが、実際のところここ3年は成績が右肩下がり、数が多い右の技巧派、そしてベテランだけに代表の座も確約されたものではなくなってきた。と言いたいところながら、この選手実は野手登録もされている通り打撃に定評もあって、ここ数大会は投手としてもゲームを作り続けている為、何かと駒不足に陥りやすい代表戦においては、便利な選手のエキスパートのような存在と言えるようにもなってきた。
HENKENJOHANN TIM SP R/R 03-09-1980
07e 04.09 11.0 1-1
foq 10.00 09.0 0-2
コーチからドイツ代表史上最も球が早い投手とお墨付きを受けた元マイナーリーガー。ドイツで野球を覚えてアメリカにわたると、2001年にミネソタツインズと契約、2001年には欧州選手権に初めての代表参加を果たした。見た目どおり、高身長から剛速球を繰り出す投手で、マイナーリーグ時代は三振も取れるが四球も尋常じゃない選手として扱われ、そしてコーチ陣の読みどおりそうした投球スタイルの無理がたたって肘を故障し、ドイツへ戻ることとなった。2008年にも肘の故障が再発し今季は出番が少なくなってしまったが、それでもなおドイツ代表で150キロ台に迫れる投手は彼だけ。役割がゆえに強豪に当てられることも多く、国際戦での成績は実はいまいちよろしくない。
GESSMAN RODNEY RP R/R 25-01-1987
07e 02.08 4.1 1-0
wct 16.92 2.2 0-0
実は日系選手なので日本代表への召集も可能、ハワイ生まれの元マイナーリーガー、簡単に言えば日本人とドイツ人がハワイで授かった愛息という事でございます。Regensburg Legionäreでの投球が見初められ、ツインズと契約、リリーフとしてGCLに参加していた。しかし2008年度肩が故障して五輪最終予選を見送る羽目になると、お呼びがかからなくなったかのようでドイツへ戻ることとなった。十代の頃から欧州杯、ジュニア選手権と代表に常時参加していた期待の若手だっただけに、ここでの故障はまだ浅くてよかったと見たほうがいいのか否か。
HUGHES ANDRE SP R/L 01-01-1985
07e 06.35 11.1 0-0
wct 43.11 01.2 0-1
foq 01.80 15.0 0-1
まさしく今現在ブンデスリーガを代表するピッチャー。この若さにして4年連続で二桁勝利を挙げており、Solingen Alligatorsの大エースとして毎年のようにタイトル争いに絡んでいる本格派サウスポー、今季はついに防御率0点台も記録し、マイナーリーグ挑戦も秒読み段階となってきた感がある。といっても剛速球の投手ではなく、抜群の制球の良さとおちょくるような緩い球で打者を翻弄する老獪なタイプ。代表ではなかなかうまいこといかない時期が続いていたが、五輪最終予選ではカナダや台湾を苦しめるなど、その実力をついにものにした感があるだけに侮りがたい選手となった。よくよく考えると、ドイツの先発左多くね?
MOLLER MANUEL SP R/R 11-08-1983
07e 4.35 10.1 1-1
foq 6.74 02.2 0-0
Mainz Athleticsのエース、2000年ブンデスリーガデビューで2003年欧州選手権で代表にデビュー。こちらも若くして多くのタイトルに絡み続けているピッチャーで、とにかく毎年の事ながら投げるイニング数が半端なく酷使されている雰囲気をかもし出している。ブルペン事情の問題といえなくも無いが2006年に投手三冠を達成したと言われたときでさえ、投げたイニング数のトップを入れての三冠だったところが泣かせる、故に多分ドイツの中ではぶっちぎりの完投能力を誇るはず。代表では主に二番手三番手で格下相手にぶつけられることが多い投手だが、リリーフをケチろうという考えからなのなら余計に泣かせる。
HARTKOPF NILS RP/IF R/R 18-03-1986
wct 40.30 0.2 0-0
Mainz Athleticsもう一人の先発。投手事情がよろしくないチームなだけに先発投手としても奮闘を続けているが、代表では内野登録も考えられるとおり、実は野手としての能力も高く、内外野守れて打者としてもそれなりの成績を残している。投手としては三振も取れる正統派、野手としては完全な中距離バッター、どちらも選手候補の多い激戦区で、便利といえば便利だが難しい点といえなくもない。彼もまた若くからジュニア、そしてクラブとドイツ代表を引っ張り続ける次世代のエリートであるため、今後の伸び代に期待。
WINKLER MARKUS RP R/R 28-03-1981
wct 7.71 4.2 0-0
foq 0.00 1.0 0-0
Heidenheim Heideköpfeの先発ピッチャー、代表ではリリーフでしか見たことが無いが、国内でもリリーフ登板はあるだけにそれが狙いか。制球もそこそこ良く、ブレーキの利いた変化球で三振も狙え、ランナーもあまりためない。が、毎年の事ながら球が軽く長打を出しやすいピッチャーで、一発病的な荒れ方をする不安を抱えているように思える。まだキャリアが長いわけではないが、計算しづらい投手になりつつあるのもまた事実、というのは上記二大会の成績の上下で分かっていただけるかも。
ANTWI BENEDIKT RP R/R 09-01-1989
foq 3.37 2.2 0-0
Buchbinder Legionäreの三番手四番手ピッチャー。欧州ジュニア杯にて先発の軸として活躍し、飛び級で五輪最終予選ロースター入りを果たしたティーンエージャー。本格的に活躍し始めたのは今年が最初で、全体から見てもまずまずといっていい結果を残している。本当まだ出てきたばっかりの投手なんで、情報なんて欧州杯でぼこぼこにされたたことぐらいしかないんです。
CORNELSON JENS RP R/R 24-10-1983
foq 136.36 0.1 0-0
Solingen Alligatorsの三番手投手、防御率1点台を記録し見事代表入りを果たした。まだまだ今季がはじめての通年活躍といっていいほやほやの若手で、規定の投球回数には足りていないものの奪三振数を伸ばしたことが結果につながったように見える。国内で結果を残してのフル代表デビューだった五輪最終予選ながら、慣れないストライクゾーンにさっぱり調子を崩したようで、失投、四球、ヒット、修羅のごとき韓国打線に情け無用の5失点を食らわせられ、ほろにがいどころではないデビューとなってしまった。これに懲りず、がんばってほしい、今かけられる言葉はその程度しかない。
GIENGER MARKUS C R/R 18-12-1981
07e .200 05 1 0 0 0
wct .300 12 3 0 0 0
多分知っている人もいるかも、西ドイツの鉄棒世界チャンピオン鉄人Eberhard Giengerのご子息様です。流石はサラブレッドと言ったところで、1997年にジュニア代表にデビューすると、シニア代表デビューとなった2001欧州選手権でも打ちまくり。この頃から手がつけられなくなっていき、その後2008年に至るまで幾度となく首位打者争いを繰り返し続けた天才バッター。大物打ちでもないし足が速いわけでもないがその選球眼は確かで、本職である捕手業でも守備もリードも堅実と才能が生かされている。長らくドイツ代表の常連であった選手ながら、2008年はがっくり打率を落とすこととなってしまった。立場的には代表の二番手捕手。
GUHRING SIMON C-LF R/R 14-07-1983
07e .313 32 10 0 3 3
wct .192 26 05 0 0 0
foq .167 24 04 0 2 0
ブンデスリーガの誇る化け物打者、打てる、守れる、走れる、しかもイケメン、これぞ本当の6ツールプレイヤー。かつてはアリゾナリーグでプレーもしていたが、そこそこという成績を残していたのにもかかわらず解雇されてしまった。その後オランダに渡るとADOで欧州最上級のレベルを体験、ちなみにこの時の相手方がスペインのエースManny Oliveraだったとか。欧州では最早オランダのデヨングと競ってもいいレベルの捕手ながら、欧州を出るとどことなく打棒に陰りが見え始め、現実中軸として納得のいく成績を残せてはいない。ただ、ドイツでは既に4割どころか打率5割なんてこともあり、規格外という言葉では済まされない選手となってきている。
HOWARD PHILIPP 2B/SS R/R 10-09-1987
07e .000 8 0 0 1 0
wct .000 2 0 0 0 0
foq .200 5 1 0 1 0
10代のときから代表に参加しているレギュラー候補生。Buchbinder Legionäreの足業係として2006年にレギュラーに定着すると、今季はついにドイツネイティブ盗塁数トップとなった。なんといっても足の速さで代表参加ももちろんベンチに一枚代走役を置いておきたいからなのだろうが、ヒットも打てるし守備も荒いだけで下手というわけではなさそうだった、気がする。代表に同行した数大会ではまだまだ経験をつませるためという起用のようにも見えたが、順調すぎて不気味なほど順調に成長してきているサラブレッドなだけに、ベンチに置いておくための代表候補とは思えない。
GLASER LUDWIG 3B R/R 19-12-1987
wct .111 09 1 0 1 0
foq .167 18 3 0 1 1
2008年度アリゾナリーグにてマイナーリーグデビューを果たした将来の中軸候補。選球眼もよく、そもそもの身体能力も高い、が、まだまだ荒削りで特に守備はかなりのファンタジスタなプレーを見せ、五輪最終予選では主にDHを任されていた。ジュニア時代から代表でプレーしている選手なのだが、その当時から波のあるプレー内容は変わらず、シニア代表では変化球でかわされてしまうこともあって自慢の打棒もいまだ活かせずにいる。Regensburg Legionäre出身のダイヤの原石だが、一皮向けるのに時間がかかりそうで、その分将来性は計り知れない、我慢の起用が続くはず。
FRANKE MICHAEL C/1B B/R 22-09-1981
07e .294 17 5 0 1 0
wct .250 12 3 0 0 0
foq .273 11 3 0 0 1
アリゾナリーグでプレー経験のあるかつてのマイナーリーガー。 現在はブンデスリーガPaderborn Untouchablesに在籍する主軸打者、代表では内野手だったがチームでは捕手の方がよっぽど多い。出戻りとなった2003年欧州選手権では控え捕手として代表初参戦、2004年からはドイツ国内でも打者ランキングの常連となっている選手、とドイツ代表にとってはまさに欠かせない選手となってきた感がある。なにより内野ならどこでも守る器用さに付け加えて足もそこそこ速く、もちろん打者としてもドイツ指折りなためDHに代打と仕事は多い。ここ数年は代表における少ない機会でもしっかり数字を残し、しっかりドイツ代表の隠し球的存在へとなった。ロン毛。
JANZEN ANDREAS SS/3B R/R 03-09-1983
07e .333 27 9 0 2 0
wct .071 14 1 0 1 0
foq .105 19 2 0 0 0
2000年デビューの、タジキスタン出身選手。かつては下部のリーグで投手もやっていたが、今はHeidenheim Heideköpfeに移籍して内野手に専念している。いい意味でも悪い意味でも得体が知れない選手で、ブンデスリーガ内においてもその成績の上下はすさまじく、選手像が非常につかみにくい。足も速く前述通り肩も強いが、実は守備もかなり荒いほうで、なにより積極さと比例してポロリも多く、慣れない守備位置や打順には気苦労がうかがえる。まだ代表デビュー自体4年目と非常に浅いほうだが順調に代表に顔を出し続けており、常連といって差し支えないはず。
SPEER JENDRICK 2B/SS R/R 26-09-1980
07e .174 23 4 0 7 2
wct .174 23 4 0 2 0
foq .238 21 5 0 2 0
打順は2番で守備も要のセカンド、ジュニアも合わせて今年で代表10年目、ドイツ一筋の5ツールプレイヤー。一時期はメッツ移籍なんて言われたりもしたが、結局ドイツ代表のいぶし銀となった。めったに三振しない粘り強い打撃と素早さが特徴の選手で、代表戦においても打率は低めのまま安定し続けている。守備もなかなか俊敏で、内野なら大体経験がある、もっとも代表ではセンターラインにいることが多いが。一発長打を狙う選手が多いドイツ打線に奥行きを与えているキーパーソン。トップのLUTZ SASCHAとあわされば面倒くささは倍増。
WULF DOMINIK P/3B R/R 15-08-1982
07e .267 30 8 1 2 2
wct .174 23 4 0 5 1
foq .208 24 5 0 3 0
ドイツのスターウーフといったらこの人、代表では三番を打つ大砲。といって実は足も速いので長打率には目を見張るものがあり、ドイツ代表およびSolingen Alligatorsの打点兼得点製造機的な役割を担っている。ドイツ内では三冠王まで狙えるだけの逸材で、打撃タイトルに名前が絡まない日はないほどのバッターだが、国際戦においては欧州選手権を除いて圧倒的な成績を残せないでいる。投手登録をされてはいるが、クラブ内でも投手をやる機会はほとんど見られない。打撃ではスタンドにぶち込めて、守備では内野安打を許さない強肩、ドイツ代表でもっともアスリート気質な選手。
HEYMER JENS 1B L/R 17-06-1978
07e .200 15 3 0 2 0
wct .167 18 3 1 1 0
パワフルな打撃でドイツ代表を牽引してきたベテラン野手、IBAFのサイトってたまーに生年月日間違ってたりしますが、彼は10代ではありません。Mannheim Tornados所属、豪快な打撃が持ち味の1塁手です。2000年代初期には長打に引きずられるようにして高い打率を誇っていたが、ここ2年は打率が3割を切り、衰えではないにせよどうも不調気味のように見える。もともと一塁ばかり専門に守っている選手のため枠の少ない代表では扱いづらく、打線においてなくてはならない左の大砲としてレギュラーの座を守ってきた。しかし2008年度のスランプにより五輪最終予選から姿を消し、長らく続いてきた代表への顔出しが途絶えてしまおうとしている。慢性的に左不足に悩まされることの多い欧州の代表なだけに、早いところの剛打復活が期待される。
LUTZ DONALD 1B/OF R/L 06-02-1989
foq .250 20 5 1 2 0
ドイツ野球界の入来兄弟ことサッシャ兄弟の弟。2008年にレッズと契約したのを皮切りにプロスペクトとしてドイツフル代表にもデビューした。兄と根本的に違うのは、兄が速さと守備の堅実さで切り込むタイプなのに対し、彼は打撃と守備の豪快さで切り込むタイプなこと。GCLでは1塁かDHが主戦場となっていたようだが、早くも合格点といえる打撃成績をたたき出した。大物打ちらしいことだけあって、初の代表となった五輪最終予選では韓国のソンミンハンからホームランを放つ豪快なデビューを果たしている。次回の代表戦においては中軸を打つことも想像に難くない。
LAUTERBACH ALEXANDER 3B R/R 20-06-1982
07e .333 6 2 0 1 0
foq .111 9 1 0 1 0
Buchbinder Legionäreが誇るホームランバッター。2008年は調子を崩して打率が下がったが、もともとそこまで打率が高くなるイメージの選手でもなく、たまたま悪い年だっただけなのかもしれない。かわりに今季は足でかき乱していたようだが、実際足もそこそこ速く、身体能力の高さは折り紙つき。惜しむらくといってはあれだが、あんまり四球を選びたがらない人のようで、代表戦においても振りは鋭いが、逆につられてしまうような場面も少なくない。内野手としても国内全体を見渡せばホットスポットの選手としてはうまいほうで、いざというときに守れる一発代打稼業が主戦場、になってしまったといったらいいのか、そこに居場所ができたといったらいいのか。
LUTZ SASCHA CF L/L 29-10-1983
07e .419 31 13 0 5 3
wct .160 25 04 0 2 2
foq .269 26 07 1 0 1
ドイツ代表の切り込み隊長、サッシャ兄弟の兄のほう。Mainz Athleticsにおいても核弾頭として活躍しており、代表では一発も放つだけの強さを備えている。実は代表暦自体はまだ上にある大会程度しかないが、他の国にしてみれば第一級の要注意選手といえる選手へ、あっという間に成り上がってしまった。何より足が速いため、塁に出せばうっとうしいことこの上なく、守備範囲もずいぶんと広い。その上状況によって打者としての役割をがらりとかえるだけのセンスも持ち合わせ、世界最終予選のスペイン戦では一点の欲しい状況で見事本塁打を放ち、チーム状況にあわせる器用さを見せ付けた。欧州予選のときは彼が打席に立つ度にドイツのファンがマラカスのような楽器をジャラジャラ鳴らすので、彼の打席は召還の儀式みたいになっていた。
HOPFENSPERGER KLAUS OF R/R 18-01-1981
07e .250 16 4 1 6 0
wct .125 16 2 0 1 0
foq .125 08 1 0 1 0
Buchbinder Legionäreの主砲にしてドイツ球界が誇る本塁打王、巨漢。それでいてめったに三振はしないし、果敢に次の塁を狙う脚力も見せ、打率・長打率ともにハイレベルな数字を残し続けている、欧州でも1・2を争う恐い大砲。2004年度一時打率が急落したが、スランプを脱してからは打率4割とかざらに打つようになってしまった。守備は取り立てて言い訳ではないがミスは少なく、代表ではポジションの被りやすいライト以外も守っている。ただプレースタイルもあってか力で押されてしまう代表戦ではご覧のとおりうまい結果は残せておらず、まだまだ受難の日々が続いている。
GRONAUER KAI C-OF R/R 28-11-1986
07e .296 27 8 1 5 0
wct .167 24 4 1 2 0
foq .250 24 6 0 1 0
十代の時からドイツ代表でレギュラーを張り続けているドイツ最強バッター、4番。2008年にはメッツと契約してGCLに参戦し、控え捕手としてながら3割を超える打率をたたき出している。捕手としては強肩な上ミスも少なく、バッターとしては一発が多く本人も狙っている姿勢を微塵も隠そうとしない、そして典型的な捕手のように見えて実は足も速い、欧州全土を見回しても図抜けた存在と言える。代表戦でも数字は落ちるがしっかりと数字を残してきており、仮にドイツがWBCに参加するとしても彼が中軸にいる可能性は限りなく高いように思える。
GRUBER ROBERT RF R/R 05-04-1982
07e .321 28 9 1 2 0
wct .125 08 1 0 0 1
foq .000 07 0 0 1 0
Heidenheim Heideköpfeのアベレージヒッター。デビュー当初は足が速く盗塁を果敢に狙う選手だったが、チーム事情の変化か徐々に長打を放ち始め、今現在は高い打率と出塁率で勝負している選手のように見える。まだまだ若い選手ながら代表の常連となってきつつあり、欧州選手権ではレギュラーを張った上にチームのけん引役ともいえる成績を残した。マイナーリーガーの招集との兼ね合いもあって代表における役割はいまだ定まっているとは言いがたいが、強健俊足の外野手で長打も狙えるとあって代表の枠だけならもはや磐石と言ってもいい。肩が強いのでチームでは投手もたまーにやるが、代表ではまぁないだろうと思われるレベル。
posted by shoeless |18:23 |
選手名鑑 |
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2008年01月17日
Rafael Eduardo Medina De Leon SP R/R 15-02-1975
wct 0.00 7.0 1-0
パナマナショナルチーム常連にして2003年ワールドカップ銀メダルの立役者となったベテラン投手。1992年ヤンキースと契約してアメリカにわたると、1998年メジャーデビュー。デビュー当時はマーリンズで先発として期待されたが、その後メジャーの舞台から姿を消した、が、2003年ワールドカップに登場すると流石のお力でパナマを決勝に導く快挙を成し遂げた。まず、でかい、巨体からかぶさるように投げるその様は、まさしく投げる山。一家揃って野球大好きで、兄弟で野球選手となっている。
Abraham Atencio Castillo SP L/L 16-02-1969
wct 3.00 6.0 1-0
amc 5.23 10.1 1-1
遅咲きのベテランと言っては失礼ながら、パナマ代表随一の大ベテラン。2005年ワールドカップにてキューバ・ニカラグア戦に登板し、五輪アメリカ予選、ワールドカップとラテンの国々に幾度となく立ちはだかってきた現役のパナマ先発陣の一角。国内リーグにおいても一線を隠す成績を残し続けており、カリブ諸国にばかり強いというわけではないはずだが、なんなんだ。
Ramon Ramiro Ramirez Camejo P L/L 25-02-1977
wct 11.59 4.2 0-1
HERRERAのエース的存在の投手、パナマ代表においてもエースと呼ぶべき左腕。2007年時では防御率0点台を記録しており、2008年は調子を崩して代表入りを逃したようだが、それでも2点台には抑えきっているだけにお見事といったところ。先発投手陣の中でも制球に優れている方だが、自滅をしないというだけでは勝てないというのが国際戦の常だった。技巧派、そしてベテランと呼んで差し支えない投手で国際戦の実績も豊富、更にはWBC経験もある選手。結果を残せるサウスポーというだけで代表の座は確約されたようなものといえ、次回WBCの選出もほぼ確実と言っていい数少ないプレイヤー。
Miguel Angel Gomez Martinez SP R/R 31-05-1974
wct 1.35 6.2 0-1
amc 4.26 12.2 1-0
BOCAS DEL TOROのエースにして、先発からリリーフと大車輪の働きを見せるパナマの実質的な投手陣の柱。10台のときにアメリカでプロ生活を始め、Aでそこそこの成績を残していたものの数年で解雇。ところが2001年ワールドカップにて当時の台湾のプリンスチャンズージャに迫る働きを見せると、2003年に台湾・兄弟へと移籍を果たした。先発とは銘打ってあるものの、代表ではクローザーの仕事も多い。もともとマイナー時代は突発炎上型の選手だったようだが、今現在でもその成績に波がある癖は直っていないようで、WBCにおいては初のノーヒットノーランをアシストする防御率45点台を記録した。ちなみに台湾時代の登録名は馬丁尼。
Alberto Antonio Acosta Molinar SP R/R 25-08-1975
wct 1.80 5.0 0-1
amc 3.18 5.2 0-0
元々マイナーでそこそこの成績を残していた選手だったが、怪我でマイナーを首にされたピッチャー。彼に代表されるように、パナマのエリートプレイヤーたちのそのほとんどは、DSL、あるいはGCLを経てマイナーへあがっていく、彼の場合はそこで怪我をしたため国内に留まった。ワールドカップにおいてはホスト台湾打線をかわす投球で見事に抑え続ける好投。台湾リーグは国際試合で自分たちが苦戦した国の選手たちをとることがあるため、そうなれば今のところ彼はそのトップに位置する存在か。
Gilberto Enrique Mendez Fernandez RP R/R 15-11-1974
wct 7.73 2.1 0-0
amc 4.91 7.1 0-1
現LOS SANTOSの二番手投手。国内においては防御率1点台をたたき出すも、国際戦においては最低限の結果という程度の苦戦を強いられている。140そこそこの速球とスライダーを武器にと、よく言えば王道、悪く言えば特徴の少ない選手。国内リーグにおいて通用する戦い方が国際戦でうまくいかないのを見るあたり、国際戦で通用するには本格派としての競り合いで勝てていないということかもしれない。
Elpidio Elia Pinto Chavez P R/R 14-06-1971
wct 1.59 5.2 0-0
PANAMA METROのエースピッチャー、と言いたいところながら、2008年ふがいない成績に落ち込んでしまったベテラン投手。ベテランらしくコントロールが良い投手で、ワールドカップでもそうした強みを存分に見せ付けたが、どうも球が飛びやすい、あるいは長打を狙われやすい選手のようで、今季の成績はそれが祟ってしまったかもしれない。世代交代が進む中において、一度代表選出が途切れてしまうと復帰は絶望的状況かも。
Jorge Cortez RP R/R 04-09-1972
2003年にレッズのマイナーで3Aまでいった、かつてのマイナーリーガー、現在はPANAMA METROに所属するピッチャー。WBCにも選出された投手だが出番に恵まれず、2007年のWCでは出番無しの隠れキャラ的存在に。その当時と比べ国内リーグでの成績は復調したため、今後また代表に選出される可能性は十分にある。ただベテランもベテランなだけに、そろそろコーチ職も見え隠れ。
Rodrigo Rubiel Tello Sandoval SP R/R 14-05-1979
wct 10.78 1.2 0-0
amc 3.09 11.2 1-1
2008年チェコ最強リーグBrnoに在籍しているパナマ代表の先発の二番手三番手。アメリカ大陸を出るといまいちピリッとせず、ワールドカップではぼこぼこにされ、欧州杯ではネットゥーノに打ち込まれた。それでもチーム内では先発の柱としてチェコ代表級の選手たちとプレー、欧州を知る数少ないカリブ選手としても、欧州と南米を繋ぐ実力把握としても見逃せない選手と言える。主に僕が。
Angel Antonio Cuan
amc 4.05 6.2 0-0
2007年シーズンはCHIRIQUIにてよせつけない投球、2008年は少し崩れはしたけれど、それでも代表で先発の枠を守るピッチャー。
César Ivan Quintero Martinez C R/R 19-03-1981
amc .577 26 15 1 1 2
かつてはピッツバーグパイレーツのマイナーリーガーであったパナマのレギュラー捕手、現在はCHIRIQUIの主砲としてパナマで打棒をいかんなく発揮しているが、実は国際戦にもめっぽう強い。北京五輪アメリカ予選でも4割をたたき出し、ワールドカップ予選に当たるアメリカカップでは6割に迫る打率を残して、キューバを差し置きベストナインに選出された。四球も選べて長打も打てる、4番候補の一人と見て間違いは無いが、大物打ち捕手の宿命なのか、あんまり足は速くない、らしい。エラー数も少なく、まさに代表レギュラー。
Nelson Gabriel Robledo Acosta C R/R 14-06-1984
wct .222 9 2 0 0 0
今年で8年目を迎えるロッキーズ傘下所属マイナーリーガー、打撃が強いほうではなかった上に、長いプロ生活で手足に故障を抱えてしまっていた。しかし故障明けの2007年、なぜか復活どころか打撃開眼し過去最高打率をたたき出すと、そのままの勢いで代表のレギュラーキャッチャーをワールドカップにて獲得した。どんどんやせている気がするが、なんか関係あるのか。
Sergio Arauz Villareal C R/R 14-08-1977
wct .286 7 5 0 1 0
CHIRIQUI所属、どうも内野を守っていらっしゃるご様子。完全にCésar Quinteroに役を食われてしまった形になってしまった。パナマにも「若手をマイナーに送り込んで代表戦やリーグに呼び戻す」そんな構図が出来上がってきているということを身をもって証明する形になってしまった。長打力もありエラーも少ないベテランながら、一躍不遇のみに。
Sherman Omar Obando Gaynor IF R/R 23-01-1970
wct .368 19 7 1 3 0
皆さんご存知、日本ハムの看板男ことシャーマン・オバンドーその人。大ベテランとなった今もBOCAS DEL TOROの主軸打者として安定した成績を残し続け、長らくパナマ代表を支え続けてきたホームランバッターとなっている。今なおその打棒は衰えておらず、国際戦においてもその打撃は脅威の一言、アメリカ大陸予選でも打率は4割を超えているのだからもうなんにも言うことはありません。ただやはりもともとのタイプの関係や年齢のこともあって、代表ではほぼ指名打者の位置に居座っている。同チームにジャーマン・オバンドーも在籍してて、紛らわしい。
Angel Aristides Chavez Castro SS R/R 22-07-1981
wct .125 13 2 0 2 0
もしかしたらご存知の方も多いかもしれない、正真正銘のメジャーリーガー。1998年にジャイアンツと契約すると2005年には3Aまで駆け上がってメジャーの舞台を踏んだ。大味なプレイヤーで器用というタイプではないが、内野の守備経験が豊富で一発も期待できる。
Audes Leopoldo De Leon Flores IF R/L 26-06-1978
wct .500 18 9 0 2 0
amc .125 24 3 0 3 0
1998年プロ参加以来、パナマ代表の顔とも呼べるほどに多くの大会で結果を残してきたパナマアマチュア球界の雄。とにかくワールドカップでよく打つ人で、全ての大会で3割5分を超える打率をたたき出し、ワールドカップベストナイン候補常連にもなっている。オリンピック予選もよく打っていただけにアメリカズカップでのブレーキは意外だったが、結果的にワールドカップ出場も逃してしまったためになかなかにくい話に。国内においてもとんでもなくよく打てるおっさんで、HERRERA所属の長距離打者。
Valentino Thales Arce Valdes IF R/R 07-06-1985
wct .143 7 1 0 0 0
BOCAS DEL TORO所属、2007年度のレギュラーシーズン4割達成打者。天才的な打棒を持ちながら四球が少ないあたり、イチローと同系統の信念がある選手なのか。足もそこそこ速く盗塁も視野に入れられるため、代表チームにおいても切り込み隊長的存在になるはずの選手。初めての代表戦では躓いたものの、代表常連の座は決まったも同然の国内リーグ成績を残している。
Roberto Gutiérrez 2B R/R 03-03-1981
amc .143 12 2 1 4 0
1998年ドミニカサマーリーグに参加、2002年にインターコンチに呼ばれて結果を残すと、2003年についにプロから本格的にお呼びがかかった。ただ呼ばれたのは2003年1シーズンで解散に追い込まれたカナダプロリーグのKelowna Heat、ここでも身体能力を生かした大物打ちを発揮し主砲のような働きを見せたが、2004年には国内に戻ることに。アメリカ地区予選でここ二大会まったく当たっておらず、荒削りさが魅力でもある選手だけにセカンドレギュラーが怪しくなりつつある。
Javier Castillo 3B/SS R/R 29-08-1983
amc .313 16 5 1 0 0
今年で7年目のマイナーリーガー、ドミニカサマーリーグから着々と駒を進めていき、3Aを経験するにまでいたった期待の若手。いい意味で言えば何でもできる選手、悪く言えば突出したところのない選手で、三塁を狙いやすい足と一発もでるっちゃでる長打力、270後半程度の打率を守る。ただ守備面においては不安が大きく、足も速くて肩もいい選手ではあるが、はじめた当初はかなり印象的なエラーが多かったようで、サードを重点的に守るようになったのはショートでは「やらかし」が多すぎたからとかそんな話も。
Manuel O. Rodriguez 1B/OF R/L 06-01-1985
amc .286 21 6 0 2 0
ルーキーリーグからようやくA昇格となった、ダイヤの原石。根っからの長距離打者のようで長打率はぐんぐん上がるが、出塁率はずーっと低調氏が続いている、選ばないのか選べないのかは不明。守備もうまいほうではないようで、まさに将来の大砲候補といったところ、思い切りがいいのが一番の売り物。WBCにも参加経験があるが主軸としてのデビューは今回が初めて、さっそく結果を残しているあたりは流石に将来の主軸候補という可能性を感じさせた。今度こそ、オバンドーを休まさせてあげる選手の登場となるはず。
Yoni Javier Lasso Rodriguez IF R/R 22-11-1984
wct .231 13 3 0 1 0
2006年までレッズのAクラスに所属していたユーティリティプレイヤー。内野全体を守れる上にそつなくこなせるためWBCにも選出されたが、ルーキーリーグにおいて打率が低迷、足を絡めることも出来ず長打も影を潜め、攻撃面で非力な弱点を露呈してしまっていた。当時から選球眼が良いと言われていたようで、その点では日本的な野球に向いている選手、あるいはベンチにおいておきたい選手と言える。
Avelino Asprilla Padilla IF R/R 01-01-1981
wct .154 13 2 0 0 0
amc .235 17 4 0 0 0
PANAMA METRO所属の主軸打者、といっても役割だけ見ればチャンスメイカー系統の選手。打率は3割にのせられるセンスを持つが、走れるほうでも本塁打をがつがつ打てるほうでもない。守備もそれなりと、5ツールプレイヤーであることに間違いは無く、パナマ代表でもレギュラー格と呼んで差し支えない選手の一人といえる。ワールドカップでは大物を狙いにいく態度を潜めていたが、逆にそうした堅実さの足元をすくわれるかのようにうまくいかず。
Abraham Aguilar IF R/R 18-09-1984
amc .313 16 5 1 1 1
マイナーリーガー、パナマエリート群の例に漏れずドミニカサマーリーグ出身。なかなかアリゾナやGCL、ドミニカといったところから抜け出せずにいる。体格で圧倒されがちな選手なだけに打率や出塁で勝負したいところながら、どちらもうまくはいっていないよう。しかしアメリカズカップでは初参加にして格の違いを見せつけるなど、代表においては生き残りの道が見えてきた。しかし国内LOS SANTOSにおいては今季急ブレーキで打率は2割前半と低迷、足が速い選手なだけに心配ということは無いだろうけれど。
Freddy Eladio Herrera Cheng CF R/R 17-12-1973
wct .333 09 3 0 1 0
amc .160 25 4 0 4 1
パナマの切りこみ隊長といえばこの方、天才的なミート力と俊足で二塁打を量産する、パナマクリーンナップの一角。所属チームVERAGUASにおいては桁違いの長打力も発揮しており、パナマリーグの中でもいまや頭一つ抜けた存在。異常なまでに国際戦に強く、過去のワールドカップ・インターコンチと華々しい成績を残してきた大ベテラン。だが、なぜかは分からないが、どこか中南米で打てない印象があり、パンアメリカンゲーム、アメリカ予選、アメリカズカップと微妙な成績が続いている。
Earl Rene Agnoly Thompson OF R/R 18-11-1975
wct .294 17 5 0 1 0
amc .273 22 6 0 5 0
4年間のマイナーリーグ経験の後パナマ代表に定着し、代表の看板ともなった選手。1998年ワールドカップ予選で打率5割のデビューを果たすと2002年のインターコンチで馬鹿あたりを残した。しかしカウンターパンチのように翌年ドーピングテストに引っかかって2年間の出場停止を言い渡され、カナダリーグでのプレーを経て2005年ワールドカップに復帰。汚名返上となる打率3割をたたき出した。主に1塁とレフトを守り、足は速いもののその守備は堅実、足に引っ張られる形で長打もよく見せ、WBCにも選出された。LOS SANTOSの3番打者。
Jonathan Joel Vega Real OF R/R 02-03-1979
wct .263 19 5 0 0 1
amc .286 07 2 0 1 0
VERAGUASもう一人の主砲、チーム内では本塁打を打てる打者ながら、代表においては安定した打率を残せる方が着目される成績。アメリカズカップにて10代からマイナーでプレーしている選手たちが代表へと参加するようになり、そのあおりを食らう形でベンチに。当たり外れの大きくない打者らしいので、むしろ代打的な役回りのほうが恐ろしい選手となる、のか。
Jaen Jaime
amc .333 21 7 0 1 0
LOS SANTOSの牽引役、とはいったものの実際のところ二年連続で打率は2割5分、長打が打てるわけでもなく足もそこそこと、ここ数年は決してぱっとした選手ではなかった。しかし初となった代表戦においてこの華々しい成績、今現在パナマ代表にとって一番のラッキーボーイ的存在。
Crilo Cumberbatch OF R/R 17-07-1986
amc .333 21 7 0 3 0
2004年度から主にAクラスを戦場としている若手外野手。生来の選球眼がいいのか打率に一割近く出塁率をのせられるが、あんまり長打が期待できる選手ではないよう。初参加の代表戦では3割を楽に超え、パナマがマイナーに送り込んでいた10代選手たちの中でも頭ひとつ抜けた結果を残した。ほかの外野手レギュラーがすでに30半ばにさしかかろうとしているベテランぞろいなだけに、今後は否が応でもレギュラーが確約された立場にあるといってもいいのか。
Carlos Munos C R/R 16-10-1979
amc .158 19 3 0 0 0
LOS SANTOSの四番打者、2008年度は当たり年だったようで、ホームランの数が昨年の2本から6本に上昇、もともと四球もよく選ぶほうだったが、結果として本数だけが伸びた形となった。パナマでも1・2を争う大物打ちの捕手で、2005インターコンチでは銅メダルに貢献、WBCにも選出されている代表の常連捕手。もちろん勢いのままにアメリカズカップにも代表入りしたが、結果は自慢の長打が生かせずじまいに終わってしまった。最近の流動が激しいパナマ代表捕手の座だけに、再び代表の日の目を浴びる日に期待。
Mauris Lupadier
amc .111 9 1 0 3 0
CHIRIQUI所属の安打製造機。本塁打が多いわけではないが、四球が選べて走塁が速いと、数字上では国内リーグでもぶっちぎりの才能を誇る選手。この選手が選出されている事を鑑みるに、パナマの代表の選出基準は、一芸に秀でている選手よりかはすべてにおいて不可が無い選手という感じになっているのか。
posted by shoeless |11:49 |
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2008年01月10日
はい、先日のオランダ代表に続いて今回はイタリア代表の選手名鑑です。僕個人の主観しかはいっていないのはお許しください。2007年から2008年度までの大きな大会しか数に入れてないためWBC代表ははいっていません。修正が入らないようなら、いずれはみんなが書き込めるwikiを作っていきたいと思っています。フィリピン代表のことならこの世に俺の右に出るものはいないとか、俺はスウェーデン代表の尻を追っかけることに生涯を費やしている、みたいな猛者がいましたら、是非ご一報を。
PATRONE, SANDY E. SP R/R 12-07-1983
07e 1.93 4.2 0-0
wct 7.95 5.2 0-1
ドミニカ出身、野球選手としての父の遺伝子を受け継いだ、二代続いてイタリア代表となった親子鷹。2003年ワールドカップが代表初出場で、国内リーグにおいても毎年防御率3点のラインをいったりきたりする安定感を保っていたが、2007年防御率一点台を記録し欧州選手権でも好投、しかし当のイタリアが敗れると2008年は防御率5点台寸前を記録して、王者リミニの投手崩壊、そして没落の筆頭のような選手となってしまった。どうも制球の触れ幅が大きい選手らしく、計算がきかなくなっている。
D'ANGELO, MATTEO SP R/R 17-03-1988
07e 1.35 6.2 1-0
wct 5.41 4.1 0-0
イタリアベースボールアカデミーの秘蔵っ子。ジュニア選手権でエースとして活躍した後、2006年、ティーンエイジャーにしてセリエA防御率1点台デビューを果たしたイタリアの次期エース。その勢いのまま2007年もボローニャにて快進撃を続け、欧州選手権においても苦しみながらではありながら防御率一点台で勝利投手となった。ワールドカップにおいてはアメリカを抑え切った先発投手となり、今季は欧州野球エリートの専用ロードNAIAリーグ参加も決定、イタリアの復活を目指す次の世代達の筆頭と言える。
RICHETTI, CARLO M. SP R/R 23-08-1983
07e 0.00 8.0 1-0
今季ネットゥーノをイタリアシリーズへと導いたチームの勝ち頭。アンチオ所属時は先発ではなかったがネットゥーノに来て真価が発揮された感もある。なにより制球がよく大崩れしない為年々と防御率はよくなっていっており、今年はついに2.22で9-1という地点にまで到達、三振もイニング毎にとれるようになり、勝ち運の無さそうな感じも払拭された。ヒットが出にくいのに加えて長打を抑えられるようになり、制球以外の分も克服。今後急激にスランプに陥らない限りは、代表の先発の二番手三番手的な位置をキープしそう。
DE SANTIS, RICCARDO SP R/R 04-01-1980
07e 2.57 7.0 1-0
グロッセートの先発の柱を長くつとめてきているピッチャー、1997年デビューで、2000年代前半にはいつもハーラーダービーに絡む成績を残していたが、今季は怪我のためか4試合で一勝のみ。それでも防御率はやはり一点台とイタリア内での立ち居地はさすがに高い。四球の数や三振数など、イタリア内では珍しく一定の数値を守り続けているし、イタリアの中ではかなり計算がしやすい投手の一人、のはず。
CARRARA, GIOVANNI SP R/R 04-03-1968
07e 0.00 7.0 0-0
見覚えのある人もいるかもしれません、そうです、元西武のベネズエラ人投手、ジョバンニ・カラーラその人です。夏はイタリアネットゥーノにて大黒柱をつとめ、冬はベネズエラアラグアにてカリビアンシリーズに出場。WBCにはベネズエラ代表として参加し、メジャー経験もある大投手。皆さんも何故イタリア代表なんだよってお思いでしょうが、みーんなそう思っていたようで、昨年オランダに文句をつけられました。しかし、ベネズエラ五輪協会が彼の出生を証明したため、今では立派なイタリア代表選手に。メジャーでは中継ぎながら、イタリアでは今なお先発の軸となりうる存在。
FERRARI, ANTHONY MICHAEL P L/L 22-06-1978
wct 6.02 3.0 0-1
グロッセートの中継ぎピッチャー。ロングリリーフをあまりしないセットアッパー的ピッチャーだが、実はこれと言って防御率がいい訳でもなく、どちらかと言えば三者凡退は珍しい側に入る投手。生まれはアメリカで、代表への参加は専門にリリーフピッチャーを行っている投手が必要だったからでは、と思えなくもない。欧州クラブカップではグロッセートの抑えとして一試合に登板したが、無失点には切り抜けたもののかなり荒れたご様子だった。
FIORE, JAMES ANTHONY SP R/R 12-10-1971
wct 0.75 12.0 1-0
彼を覚えているようでしたら、正直こんな選手名鑑見ている必要は無いと思います。ミネソタツインズやタンパベイデビルレイズに所属していた投手で、WBCにもイタリア代表として出場、2007年にはlanewベアーズのセットアッパーとしてアジアシリーズにて日本ハム相手にも投球を披露する大ベテラン。もちろんワールドカップでもその実力は健在で、2試合に先発して防御率は1点以下。その時見た限りではメジャーで戦った直球はいまだ衰えを知らず、といった感じでした。カットボール、多分スライダーとチェンジアップか何か、と素人目に見ても球種が幅広い。
OBERTO AMOROSO, ORLANDO JUNIOR SP L/L 12-12-1982
wct 0.00 6.0 1-0
ベネズエラ出身のパワーピッチャーで、もともとはベネズエラサマーシーズンに参加していた。どうも2002年にはベネズエラ代表としてインターコンチに参加していたらしい。しかしその後イタリアグロッセートに移籍すると、2006年インターコンチではイタリア代表としてプレーし、国内リーグでも完全試合を達成するなどイタリアの先発陣のトップに躍り出た。しかし今季は5試合に出て防御率6点台と完全に低迷、怪我かもしれないが、来年のWBCまでに間に合うか。
NORRITO, GIUSEPPE P R/R 04-08-1982
07e 13.50 2.0 0-1
2004年ドジャーズのドラフト48位指名、ルーキーリーグ暮らしを経て今季は遂にAAAまで到達した先発中継ぎピッチャー。高校大学とアメリカで抜群の成績を残しており、マイナーリーグでもその評価は上々。そしてついにイタリア代表にて戦いの火蓋が期って落とされた…矢先の欧州選手権での炎上だった。スペイン戦において先発したものの1一回で4失点を計上の悪夢。マイナーリーガーとしてWBCに参加するのは間違いないが、デビューがデビューだけに今後の参加は危ぶまれてきた。
DI ROMA, CRISTOPHER RP R/R 09-09-1980
07e 0.00 3.0 0-0
wct 9.81 3,2 0-1
イタリアもう一人の抑え投手、アメリカの大学野球で仕込んだ大きなカーブで三振の山とは言わないものの丘ぐらい簡単に築き上げる。パルマにおいては頼れるリリーフとして2005年から投げ始め、代表参加暦もそう長くはない。大学野球選手権、インターコンチ、欧州選手権と駒を進めてきたものの、初の大規模な大会となったワールドカップでは台湾相手に強豪の壁にぶつかってしまった形に。それが理由とは言わないが、今季はリミニに移籍したものの防御率が悪化、負けもかさんで2009年はそうそうに復活を志す年となった。
MILANO, FABIO RP L/L 02-08-1977
07e 0.00 3.0 0-0
名前はミラノだけどミラノ出身ではないリリーフピッチャー。防御率はスランプに陥った2005年を除き圧巻の一言で、今季もボローニャのレギュラーシーズン快進撃を目に見えた形で支えた守護神。体は大きいが緻密な制球も見せ、奪三振率もそこそこ高い。なにせ左のリリーフの枚数が多いわけではないイタリアなので、今後も重宝されることうけあい。
CORRADINI, ROBERTO P R/R 23-09-1978
07e 09.64 4.2 0-1
wct 10.39 4.1 0-1
パルマにおいて前でも後でも投げて大車輪の働きをし続けてきている便利屋ピッチャー。しかし2004年の登場から徐々に防御率に陰りが見え始めており、今季はチームの不調も相まって5点台。四球を極力出さない投球スタイルが魅力ながら、どうも歯車の調子が合わないよう。ここ2大会は不調と言っても仕方の無い打たれっぷりで、国際戦で遠慮ゼロの日本アマ打線に打たれたワールドカップは仕方が無いにしろ、欧州選手権での働きは歴史的敗退を喫してしまった敗因の一つに数えられるようになってしまった。球の使い方で結果ががらりと変わる対応の投手なだけに、ここが底だと信じたい。
MAESTRI, ALESSANDRO RP R/R 01-06-1985
07e 2.25 4.0 0-0
wct 7.36 3.2 0-0
現役マイナーリーガーにしてイタリアの抑えの切り札。2005年にサンマリノを首位争いへ導くと、シカゴカブスからお声がかかり、所属アカデミー初の育成成功選手となった。マイナーで一年目のシーズンから結果を残すとリーグオールスターにも選出されるようになり、名実共にイタリアの守護神として欧州選手権でも防御率2.25の好リリーフを記録。純正イタリア人選手としては初のメジャーリーガーへの期待がかかる一番手として、今後もリリーフ職となるはず。150キロに迫る直球に曲がり幅の大きいスライダーをあわせた投球が身の上で、オランダにファンミルがいるならイタリアにはマエストリがいる、といったところ。
PEZZULO, CARLOS A. P L/L 18-10-1982
07e 0.00 2.1 0-0
ネットゥーノのリリーフピッチャー。昨年は防御率1点台、一昨年は2点台前半、今季も2点台をキープとリリーフとしては手のつけられない投手になってしまった。セリエA1にデビューして以来大崩れすることもなく手のつけられない成績を残しているのでなんともいえないが、実績を伴ってより厄介になったのは確か。チームでの使われ方同様、抑えではなく嫌なカードとしての中継ぎに徹している感じもまた通好み。役割だけ見れば少し前の岩瀬のような扱いかも。
CILLO, CODY DANIEL RP R/R 03-04-1984
wct 1.50 6.0 1-0
アメリカ出身でマイナーリーグ、独立リーグを渡り歩いた若手。高校大学時代と目立った成績を残してフロリダマリーンズに拾われるとそこそこの成績を残していたが、独立リーグ移籍やトレードを経て、イタリアへとたどり着いた。イタリアゴード加入後は、先発の柱として働き、大学野球選手権で開花、ついにはワールドカップにおいてアメリカを打ち下す立役者に。まだ代表経験は浅い上に若いが、同じく若くしてマイナー経験を持つマエストリと共に、今後イタリアにおいてリリーフの要となっていくであろう投手。140中盤の速球にスライダー、お手本のよう。
PANERATI, LUCA RP R/R 03-04-1984
wct 0.00 4.2 0-0
2006年デビューのほやほやの新星にして将来のスター候補。2007年、セリエA2ながら防御率1点台を記録し、その年のジュニア選手権代表に選ばれると、勢いそのままにワールドカップにも初出場で無失点。その活躍っぷりにMLBのスカウト陣が目をつけないわけが無く、大会終了と同時にシンナティレッズが彼に接触し、スプリングトレーニングへの参加や高校卒業等の条件を盛り込んだ契約が成立した模様。今季はルーキーリーグにてプロ初登板を経験し、2009年WBC出場はほぼ確実と言えなくも無い。
SALSI, MATTIA RP L/L 03-04-1977
wct 5.07 5.1 0-0
今季で代表参加10年目となるベテランピッチャー。イタリア代表の中でもリリーフ専門の投手として先駆けのような存在で、WBCをはじめ各種大会に顔を出し続けている投手陣の中心にあたるか。コロンビアでプロリーグも経験し、ラテンの野球も体得している荒武者。クローザーとして長いキャリアを持っているが、ここ2年はちょっと心配な数字になっている。若いクローザーが台頭してきているイタリアにおいて、むしろ彼の仕事は増えてきているはず、WBCではまたも彼に頼む事となりそう。
BERTAGNON, RICCARDO C R/R 02-10-1984
wct .200 5 1 0 1 0
ワールドカップの二番手捕手、実はチームにおいても二番手捕手的存在。2005年にパルマでデビューして以来、代表においては大学野球選手権、国内においては強豪パルマの捕手として代表への道を歩んできた。今回のワールドカップは初めてとも言える大きい大会で、世代交代が叫ばれるイタリアの捕手陣において、若手では一つ頭が抜けた存在となった。捕手としては身軽で足もそこそこ速い。
PARISI, VICENT J C R/R 07-02-1978
07e .235 17 4 0 1 0
ネットゥーノレギュラーキャッチャー、今年打線の好調さに引きずられる形で破壊力のある打線の一角を支えたが、自身も三割を打ちチームの打点王となった。もともとはサンマリノで捕手をしていたベテランだが、ここまで打率があがってくるとは意外という感じの成績を残していただけに、こういう形で日の目を見るようになったことは拍手。
DE CAMARGO, LUIS RICARDO SERAFIN C R/R 20-09-1976
wct .133 15 2 0 3 1
ブラジル出身、かつては日本のアマ球界でもプレーしていたそうですが詳細不明。2005年度までブラジルナショナルチームで野球をしていた選手で、セリエAに移籍後はイタリア代表として初の大会がワールドカップとなった。セリエA2時代から打率は低く、今季はリミニに所属して打率.217。イタリアというよかリミニが捕手というポジションに求めている仕事がよくわかる。足も速いプレーヤーでもなく、攻撃面に関しては他の捕手に秀でているわけではないが、キャリアと安定感のある守備は控え捕手として最適。
LIDDI, ALEX 1B R/R 14-08-1988
07e .471 17 8 0 0 1
wct .240 25 6 1 1 0
MLBが欧州アカデミーにて発掘し、シアトルマリナーズと契約した若き主軸候補。マイナーリーグで苦戦しつつも成績を伸ばし、10台の若さにしてイタリア代表レギュラーの座を掴んだ。今季もWisconsin Timber Rattlersでプレーし、チームのレギュラーサードとしてプレー。MLBが好みとする傾向にある、アスリート体型のプレイヤーなので、5ツールプレイヤーとしての片鱗は徐々に見せつつある。なにより本塁打が打てるバッターとしての素質が欧州であるイタリアにとっては打線にメリハリをつける。
DALLOSPEDALE, DAVIDE 2B R/R 12-09-1977
07e .385 26 10 0 2 3
wct .174 23 04 0 2 1
イタリア代表ではもっぱら二番を打つ切り込み隊長補佐。地味な役回りながら、そのキャリアは派手で、ジュニア選手権において4割を打ったその後欧州選手権、インターコンチで活躍と花道を歩み続けてきた。足が速く守備も安定感があり、WBCにも控え的な役回りとして参加。通常の代表においても、リードオフマンサントラと組んで足でかき回す戦い方は、かなり効果的な戦略の一つとなってきている。長打力に関しては足で埋め合わせしている部分が大きく、これだけのキャリアを持ちながら、いまだ国内リーグにおいても本塁打が見られない。
MAZZANTI, GIUSEPPE 3B R/R 05-04-1983
072 .522 23 12 0 3 0
wct .095 22 02 0 2 0
ネットゥーノの誇る本塁打王、今季打率は4割をかすめるなど絶好調。かつてはマリナーズに誘われマイナーリーグも経験したが、あまりに荒削りで当たれば飛べど当たらない選手だった。しかしイタリアリーグ復帰後は打率も戻り、戻るどころか伸び始め、2007年は.350、そして今年のこの結果と一時期のスランプを脱しつつある。イタリア打線の中では守備もうまく、当たれば飛ぶという意味では桁違いに恐ろしいバッター。しかしやはりどこかもろいプレースタイルであるのも確かで、当たらなかったワールドカップでの成績は散々に終わっている。
SANTORA, JACK A. SS L/R 06-10-1976
07e .222 18 4 1 6 1
wct .292 24 7 0 2 1
一番で、出塁・盗塁のコンボを決める、イタリアの切り込み隊長。大学野球ではワールドシリーズにまで出場し高いアベレージを記録した野球エリートで、ダイヤモンドバックスに19位でドラフト指名されている。その後はAAとAAAをいったりきたりしていたが、2006年選手としての契約を拒まれ、同時期WBCに参加していた流れでセリエAリミニに加入。国内リーグにおいてもいまだ高い成績を残せているわけではないが、代表での一つのパーツとして参加を続けている。欧州選手権ではその高い出塁への意識を、ワールドカップでは足によるプレッシャーを見せつけ、一番としてのいやらしさを発揮した。
LA FERA, SETH SS R/R 28-09-1975
07e .000 1 0 0 0 0
シドニー、アテネと続いて代表入りしてきたベテランショート、基本的には内野の控え、かつてはパルマでもプレーしていたアメリカ出身選手。今期もサンマリノにて3割近い打率を残し、結果的には優勝の立役者となった。長く代表に参加し過去二回の五輪でも世界の強豪との試合に参加しているが、五輪に出場できなかったのはやはり世代交代の時期に来たからなのか。
DE BIASE,MAXIMILIANO IF R/R 19-11-1974
07e .417 24 10 1 1 0
wct .520 25 13 1 1 1
イタリアの中軸と言えばこの人。今季はちょっと成績が落ちちゃったけれど、打点製造機はいまだ健在の2007年ベストヒッター。もともとはアルゼンチンの生まれで、アルゼンチンのトッププレイヤーだったが、2003年セリエA2にてプレーを開始。めきめき力をつけてセリエA1に乗り込むと、すぐさま代表に声がかかり、クラブ選手権や欧州選手権、インターコンチと並み居る強豪を抑え指名打者の代表格とも言える存在へとのし上がった。打率がいいこともそうだが、何より国際大会にて大崩れした経験が今まで一度としてなく、初のワールドカップではフロックでないどころか脅威の一言の成績を記録。手のつけようがなくなってきた。
MAZZUCA, JOSEPH S. IF R/R 21-05-1981
07e .333 9 3 0 3 0
wct .200 5 1 0 0 0
マイナーリーガー出戻り組、三振しない粘りと一打で塁を稼ぐ俊足が魅力のボローニャのリードオフマン。国内リーグでは主にセカンドを守るが、守備位置に関しては大分融通がきくようで、欧州選手権、ワールドカップと二大会連続でベンチ入りし、代打代走守備固めと出番を待ち続けて奮闘した。レギュラーを狙える位置につけてはいるものの、選手の個性としてベンチに一人はいてもらいたいタイプ。
BUCCHERI, JAMES F.R. CF R/R 12-11-1968
07e .235 17 4 0 5 2
ホームランバッター揃いのサンマリノ打線が誇る核弾頭。果敢な盗塁で相手投手を揺さぶり、打って出る意識も高いため打率も高い水準をキープしている。それでいてホームランも出るほうで、欧州選手権ではサントラと並びイタリアの野球戦略の幅を大いに広げたプレイヤーとなった。リーグ戦においては四球を選ばない性質なのかとも思われたが、欧州選手権では選びに選んで5四球とTPOをわきまえて野球を行う対応力の高さも発揮。足を生かした守備範囲の広さも魅力のひとつ。
ZILERI, LEONARDO OF R/R 03-04-1984
wct .111 9 1 0 0 0
高いアベレージと長打力を誇るイタリアオールスター外野手の一人。ジュニア選手権で打率4割を記録して、そのままセリエA1にデビュー、2007年3割を超える打率を残すと今年もその調子は続き、一躍イタリアの代表へと顔を見せる選手になった。しかしもちろんのことまだまだ国際舞台の経験は少なく、ワールドカップにおいても打率は低迷。国際舞台に出たとき肩が強い選手という訳でもないが、足も速いため守備範囲も広く、5ツールプレイヤーとしての資質は十分に備えている。後はなんとかして大きい大会で結果を残せば、おのずとこわいプレイヤーになるはず。
AVAGNINA, LORENZO OF L/L 14-11-1980
07e .455 11 5 0 1 1
wct .300 10 3 0 2 0
以前はセリエA2で外野手兼投手をしていたが、チームをA2に送り込んだりインターコンチで活躍したりと名を上げ、2008年名門グロッセートに移籍を果たした苦労人。国内でもそんなに打率が高い選手ではないが、初出場のインターコンチから続き、欧州選手権、ワールドカップ、ヨーロピアンカップと強豪相手に大活躍を果たしている。中距離打者で一発も見込め、足もそんなに遅くはない、本人には気の毒ながらベンチに一人は常に置いておきたいタイプの選手。
CHAPELLI, LAIDEL LF R/R 14-11-1971
07e .320 25 8 1 3 1
wct .125 16 2 0 0 0
10年間キューバナショナルリーグでプレーし、俊足巧打でならすベテラン中堅手。イタリア人の奥さんを見つけてイタリアに移住した後、居住先をかえながら2007年、一時参加していたパルマへと復帰した。身体能力が高く、俊足に加えて振りも鋭いため、おのずと長打率もそこそこ高い。どうも移住してからずっと居住先を転々としているようで、今年もいないと思ったらセリエBに移籍していたとの事。元キューバ代表Loidel Chapellíの双子の兄弟なんですって。
CHIARINI, MARIO RF R/R 07-01-1981
07e .320 25 8 0 0 0
wct .261 23 6 2 2 1
ワールドカップ4番にして元マイナーリーガー。強豪リミニの主軸、そしてイタリア代表の主軸としてイタリア野球界をリードし続けてきた長距離打砲。インターコンチやワールドカップである程度の成績を残すと、ワールドカップでは遂に4番の座が指定席扱いとなった。かつては内野を守るユーティリティー的扱いの選手だったが、今では高い出塁率と長打率を誇る強肩外野手、今でも内野を守れるだけの身軽さを備えている、ように見える。むしろ本塁打うんぬんよりか、.250以上の打率をどんな大会でも見込める安定感のほうがイタリアにとっては強みとなっているんじゃないかとも思ったり。
LOLLIO, GINO JOVANI OF R/R 28-12-1980
wct .300 10 3 0 1 0
アメリカ出身の長距離打砲。高校大学となかなかの成績を残したもののドラフトに引っかからず、野球を続けるために2004年単身イタリアゴートへ渡りセリエA2の本塁打王を獲得。その後レッジオエミリアに加入するとセリエA1への道が開かれ、2006年、強豪グロッセートへ移籍。パンチ力もあって足も速いため長打率も高いが、2007年度は打撃不振ながらワールドカップ代表に選ばれて物議を、表面上ではないところでかもした。それでもやはりイタリアが喉から手が出るほど揃えたいホームランが打てる打者、ワールドカップでも結果を残している。
posted by shoeless |17:06 |
選手名鑑 |
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2008年01月06日
実はこっそり進めていた日本語版国際野球選手名鑑製作の簡単版が一部できあがりましたので、出来上がった国のみ更改してみたいと思います。と言って一国だけですけど、日本語版オランダ代表選手名鑑です。成績は左から順に投手は防御率、投球回、勝敗。野手は打率、打数、ヒット数、本塁打、四球、盗塁となっています。大会名は07eが欧州選手権、wctがワールドカップ、olmが北京五輪です。僕の主観がおおいに入った選手名鑑ですので、適当で嘘偽りがあるかもしれませんが、これから様子を見て随時修正更新してみたりしたいと思っています。
なんにも関係ない話だけどさ、野球小僧の世界野球選手名鑑、ほとんど日本人選手の名鑑じゃね?
投手
MARTIS, SHAIRON SP R/R 30-03-1987
07e 0.82 11.0 1-0
olm 6.75 10.2 0-2
キュラソー島出身、2008年、遂に念願のメジャーデビューを果たしたオランダ代表の大黒柱。ワシントンナショナルズにて先発を任され、5試合で防御率5.66の1勝3敗、来年度はメジャー定着も期待される正真正銘のプロスペクト。16の時にジャイアンツと契約しマイナーで輝かしい成績を残すと、WBCにおいてはパナマ相手に大会史上初のノーヒッターも達成し、オランダ人投手としては異常なまでの輝かしいキャリアを歩みつつある。150に届く剛速球に140近く見えるスライダー、エースと呼んで差し支えない黄金の若手。
BERGMAN, DAVID SP R/R 16-08-1981
07e 01.38 13.0 2-0
wct 05.69 12.2 1-1
olm 12.60 05.0 0-1
オランダの野球王国ハーレムの生んだ、オランダ製エースピッチャー。パイオニアーズからキンヘイムにうつると、欧州で独裁体制を築くほどの成績をあげ押しも押されぬ大エースに、そしてあのキューバ喰いをなしとげた。今季はハーラーダービーには絡めなかったものの防御率で第二位につけ存在感は衰えず。ただどこか大一番で打たれ弱い部分があるのも確かで、WBC、五輪と国際戦の成績は意外としょっぱい。スライダー中心の投球では国際戦では限界があるか。
SMIT, ALEXANDER SP R/R 02-10-1985
olm 8.44 10.2 0-2
2007年、シンシナティレッズの40人ロースターに名前を載せ、日本の欧州野球ファンにこれでもかと言うぐらいに奉り上げられたオランダの若き豪腕エース。微妙な位置のスリークウォーターから、140後半の速球とスライダー、チェンジアップを投げる正統派。五輪でも韓国、日本にぶつけられる等、代表内での彼の信頼はうなぎのぼりにたかくなっている。ワールドジュニア、インターコンチ、ハーレムを経てミネソタツインズと契約。マイナー生活は続くが、この年にしてメジャー、そして五輪やWBCを経験している投手は多くない。
BOYD, LEON SP R/R 30-08-1983
07e 0.93 09.2 2-0
wct 2.55 17.2 1-0
olm 2.70 06.2 1-0
カナダ生まれの剛速球投手。ベルギーで野球をしていたところをオランダリーグの人に気付かれた変り種で、くしくもそのお披露目式はインターコンチでの日本戦だった。その経歴ゆえに、彗星のごとく現れたほぼ救世主のような存在で、いつの間にやらオランダ先発陣の一角に収まってしまった印象しかない。今季は10勝でハーラー2位。コルデマンが来年今季のペースで続けられるとは予想しづらいため、そうなると一気にオランダの時期エースの座は確定と言ってもいい立場にあるのか。
CORDEMANS, ROBBIE SP R/R 31-10-1974
07e 0.00 07.0 1-0
wct 3.48 10.1 0-1
olm 4.70 07.2 0-0
なんと代表初参加は1995年、キンヘイム最強時代を作り上げたベテランピッチャー。米国大学リーグ参加時にはその中でも目立った成績を残しており、タイミングさえ合っていたらメジャーで投げていてもおかしくない投手。欧州では防御率3点を割った事が無く、その評価は国際的にも高い。2007年シーズンには台湾・統一に所属していたが、3-4に4.50は、外国人にとくに厳しい台湾リーグでは結果が残せたうちに入れてもらえなかった。球種がチェンジアップ程度しかないと言うものの奪三振の数はぶっちぎり、彼の老獪な投球スタイルが伺える。
SULBARAN, JUANCARLOS SP R/R 09-11-1989
olm 3.86 4.2 0-1
キュラソー出身のピッチャー、2004年のカリビアンユースプレイヤーで最も期待された投手で、2006年にアメリカの高校野球に参加するとメキメキ成長、防御率1.40の11勝無敗でレッズのドラフトに引っかかった。2008年にはワールドポートへ代表として招集され、そこでキューバ相手にまさかの7回一失点を成し遂げ、ティーンエイジャーにして五輪代表入り。五輪でもまずまずの結果で、正直、今後最も伸びが期待されるオランダ人選手であると思う。
BERKENBOSCH, KENNETH P R/R 17-03-1985
07e 0.00 07.0 1-0
wct 0.00 10.1 2-0
今季は10勝でハーラー二位。17の時にマリーンズへ渡った時は肩の滅法強い外野手だったが、オランダに戻ってきた時には球速のやたら速い投手となっていた。コンバートからいまだ時間が経っていないためか、球自体よりもコースが甘い場合が多く、マイナーでは一発病持ち扱いされていた。ちなみに今季は76イニング投げてホームラン無し。オランダに戻ってからは打ってよし守ってよしの二刀流選手として重宝され、代表に選ばれるようになったが、WBCは登録されるも出場しておらず、大きい大会で結果を残したのは今回のワールドカップが初めてだった。
MARKWELL, DIEGOMAR P R/L 08-08-1980
07e 0.00 05.2 0-0
wct 3.65 12.1 1-0
olm 4.76 05.2 0-0
アンドリュージョーンズのいとこってのは嘘か真か、キュラソー出身投手としてオランダリーグの顔とも呼べる存在となった投手。7年間トロント傘下のマイナーでプレーしたものの思うように結果が伸びず、スプリングトレーニングでの40ロースター入りなどのチャンスもありながら逃していた。しかしそこに選ばれた才能は本物で、オランダリーグに移ると国際戦でも成績を残せるように安定してきた。マイナーリーグ時代一番注目を浴びたのは、チームメイトにお金を盗まれた時だったった噂もあるけれど、本当なのか。
VAN MIL, LOEK RP R/R 15-09-1984
wct 0.71 12.2 0-0
オランダリーグHCAWで投げていたところをツインズに見初められ、マイナーリーグへと渡った準オランダ産ピッチャー。まだデビュー自体が2005年とあって代表経験には乏しいものの、2007年のワールドカップではクローザーとして防御率1点台以下を記録、なかなか埋まらずにいたオランダの絶対的クローザーの座に今最も近い投手となった。150キロに迫る速球にスライダー、チェンジアップを織り交ぜる力押しの投球が身の上ながら、2008年五輪は初の故障によって辞退。肩に負担をかかりやすいタイプの投手だけに、オランダの至宝は今後球団から制約がらめにされる戦いを強いられそう。
STUIFBERGEN, NICKY RP R/R 06-09-1980
07e 0.00 2.0 1-0
wct 4.50 2.0 0-0
マイナーリーガーTom Stuifbergenのお兄様。国内でもリリーフピッチャーとして21試合に登板している専門職。2005年の欧州選手権での代表デビューを皮切りに、2006年にはWBCでカリブの強豪相手に投げ、ハーレム、インターコンチと幾度と無くオランダの窮地を救ってきた。中継ぎは先発投手が変わってすることの多い代表戦だけに、彼やファンカンペンのような選手が欧州で出てきてくれていることは、彼等の野球が単なるアマチュア野球とは違ってきている事のいい証拠になっている、はず。
VAN DRIEL, BERRY RP R/R 26-12-1983
wct 0.00 1.0 0-0
かつては内野手としてプレーしていたネプチューンズピッチャー。変更当初は野手としても投手としてもそこそこといった結果に甘んじていたが、2007年突如成績が安定し代表入り。今季もリリーフとして19試合に登板しているが、リリーフの層もマイナー組の存在によって奪い合いが激化しており、代表の椅子を維持することが難しい雲行きになってきた。
KAMPEN VAN, MICHIEL RP R/R 23-01-1976
07e 0.00 3.1 0-0
wct 9.02 4.0 1-1
olm 0.00 1.1 0-0
オランダ代表のセットアッパー、国内リーグにおいても11セーブで守護神。妹のJudith van Kampenはネバダ大学のソフトボール選手で、彼の家は兄妹で五輪に出場したオランダ一の野球一家となった。アメリカの大学で投げていた経験からセットアッパーとしての彼の生き方が決まり、NAIAワールドシリーズにもクローザーとして出場を果たしている。1999年の欧州選手権以来代表でもリリーフの切り札的存在として働き、オランダリリーフ陣では一番経験豊富な選手となった。身体をきゅっと折りたたむような投球フォームは、日本戦においても面食らった人が多いように感じられた。
DRAIJER, DOROTHEUS RP R/R 30-09-1973
07e 13.50 1.1 0-0
wct 10.11 2.2 0-0
olm 05.40 1.2 0-0
もはや1998年から数えて代表暦10年目の大ベテラン。国内リーグではまだまだ現役ながら、ここ三大会は見せ場無し。何故か衰えたと言うよか急に崩れた印象があるが、きのせいかしら。パイオニアーズとオランダ代表を背負ってきたベテランも次のWBCが見納めか。
JANSEN, DUKO RP R/R 26-08-1980
07e 00.00 2.0 0-0
wct 16.17 1.2 0-0
キンヘイムのリリーフ専門ピッチャー。オランダ国内では安定した防御率を誇っている投手ながら、欧州以外の選手を相手にすると一気に弱気になってしまう。特にワールドカップは過去二回、防御率50点台、怪我で出場できずと鬼門にしており今回はむしろいい出来だった。大柄でかぶさるように投げる。人がすっごいよさそう。
WALSAMA, PIM RP R/R 03-02-1987
olm 13.50 4.0 0-0
ネプチューンズの中継ぎ投手。オランダリーグ内での若手の筆頭としてMLB欧州アカデミーやアメリカ留学を経験し、ハーレムに呼ばれた。成績がオランダ内でずば抜けているわけではないが、そのキャリアと若さから、幹部団にオリンピック代表として招集されている。個人的には、オランダリーグが育てようと考えている次の世代の投手の筆頭のようにも見え、今後も世界の舞台を経験させるために大きな大会で見られる顔になっていくんじゃないかと思うのですがいかが。
野手
JONG DE, SIDNEY C R/R 14-04-1979
07e .333 24 08 0
wct .314 35 11 1 2 0
olm .105 19 02 1 1 0
WBCの野球カードでも特別扱い、名実共にオランダの誇るスター選手となったレギュラーキャッチャー。今季も6本で本塁打王、長打率もぶっちぎりで高く五輪でも四番を打ったオランダの主砲。と言いたい所ながら、あんまり国際戦でそういった長打が良く見られるわけではなく、狙っているのかそういう特性なのか、むしろ世界の舞台においてはクラッチヒッターとしての性格のほうが強く見られる。WBCでは4割を超える打率を残し、ワールドカップでも強豪相手にまったく調子を落とさない。世界でも良投手ぞろいのオランダにあって、彼等の活躍の裏に彼の存在があるのは言うまでも無いが、実はけっこうミスも多い。
SMEETS, TJERK C R/R 03-06-1980
07e .200 5 1 0
wct .500 6 3 1 0 0
olm .000 4 0 0 0 0
2003年度ワールドポート本塁打王、2007年度12ホーマーのぶっちぎりの本塁打王、球が飛べば率もついてくるオランダ第二の捕手。打撃に比べ守備は安定感ばっちりで、キンヘイムの捕手として欧州最高の投手陣を引っ張ってきた。どうしてもデヨングのバックアップと言うイメージを拭えないが、彼のような一発屋がベンチに残っているというカードは、オランダにとって彼が攻守にわたって最後の切り札となりつつあるという意味でもある。
MEEUWIS, MARTYN C B/R 14-07-1982
wct .300 10 3 0 2 0
olm .500 02 1 0 0 0
2008年度打率三位、長打も打てるオランダ捕手系列の仲間入りを果たした代表の控え捕手。ここ二年で急激に打てるようになり、他の代表選手の怪我も手伝って代表入りを果たした後、ポジションを奪った。ワールドカップにて台湾を破る立役者となったのもこの人、オランダは捕手に人材が偏ってきている感がある。ただ打てはするが、飛びぬけて肩が良い訳でも守備が堅実なわけでもないのが難しいところ。
DECASTER, YURENDELL 1B/3B R/R 26-09-1979
07e .483 29 14 1
olm .167 24 04 0 1 0
カリブの海とマイナーリーグを渡り歩くオランダの主砲、キュラソー島出身。ドミニカンリーグにてデビルレイズに見初められた後、ベネズエラリーグに渡りプレー、いつの間にやらカリブに長く居座って優秀選手にまでなってしまった。ワシントンナショナルズAAAに所属し今季もカリブ行きとまさにカリブの風物詩。プレーとしては決してあがらない打率同様の荒々しいプレーが魅力。身体能力の高さでオランダの主軸に欠かせない人物で、でかい図体に見えて結構足も速いアスリート体質。守備も意外と上手く、彼が内野の多くと外野を守れることはオランダの打線の一つの強みとなっている。欧州で怖いバッターの一人であることは間違いない。
ROOI, VINCE 1B/3B R/R 13-12-1981
07e .000 07 00 0
wct .324 37 12 1 5 0
元エクスポズマイナーのホームランバッター、今はオランダキンヘイムの中距離バッター。7年間のマイナー暮らしで機会を与えられなくなり、オランダリーグへと渡った。キンヘイムで結果を残すとそのまま代表入りのコースを歩むが、はまればでかいバッティング通り結果の出があやふやで、ワールドポートで大当たり、欧州選手権でまさかのノーヒット、ワールドカップで滅多打ち、五輪にはいない、と、見ている分に面白い選手ではある。
ADRIANA, SHARNOL IF R/R 13-11-1970
07e .400 25 10 1
wct .316 38 12 1 4 2
olm .217 23 05 1 1 0
七つの海を股にかけるオランダの安打製造機、主にDHが主戦場。キュラソー島出身で、振りの鋭さは欧州随一。トロントブルージェイズに引っかかった後オーストラリアリーグ、メキシカンリーグと舞台を変えて結果を残し、オランダ国内リーグにも参加している。韓国オールスターのホームランダービーにも参加していたりしたらしいと、以前消息過多状態。守備位置も明確に定まっておらず、打順もこれといって確たるものが無いが、なにしろ身体のやわらかさもあってどれもそつなくこなせてしまう、オランダを代表する起用貧乏。キャプテン扱いをよくされているが、それは彼の働きと人格両方が柔軟だからなんじゃないか。
DUURSMA, MICHAEL SS/2B R/R 26-02-1978
07e .143 21 3 0
wct .143 07 1 0 0 0
olm .091 22 2 0 1 0
パイオニアーズの牛若丸こと、オランダ代表一番の守備を誇る遊撃手。同球団の捕手マークと共に、オランダ野球界の入来兄弟的ポジション、言ってみただけ。NCAAのディビジョン1にて活躍していた頃はスター級の働きを見せ、オランダ代表入りを果たしている。見てのとおり打撃は非力としか言いようが無いほど最近調子が悪く、それにひっぱられるようにして守備にも単純なエラーが見られるようになってきた。大丈夫なのか。一方捕手のマークは今季デヨングを押しのけて首位打者、もっと大丈夫なのか。
SLUIJTER, JEROEN SS/2B R/R 02-04-1975
olm .167 6 1 0 0 0
守備の安定感としては現在オランダナンバー2といって差し支えないベテラン内野手、バッティングは正遊撃手ダースマよりさえない。現在アメリカに渡っていった選手達と比べても遜色の無いフィールディングで、長きに渡って「オランダがのびてきている」という土台となったオランダ代表。オリンピックはチームメイトの怪我により降って湧いたかのような舞台となったが、最早オランダ代表の生き字引的立場となっているため、その影響計り知れない。ちなみに、本業はロッテルダムにあるデザイン会社の社員。
LEGITO, RAYLINOE 3B/SS R/R 26-07-1978
07e .423 26 11 4
wct .310 42 13 0 5 0
olm .067 15 01 0 1 0
キュラソー出身、ネプチューンズの中核をキングセールと共に支えるヒットメイカー。1999年ドジャーズ名義でドミニカンリーグに参加したのをきっかけにしてオランダリーグへ移籍、同年続いたワールドポート、ヨーロッパ選手権、インターコンチの三大会に代表として出場しまずまずの成績を残して代表に定着した。体格はでっかいが、足も速く、守備もサード、ショートとそつなくこなせるため、代表では便利屋的働きも見せる。打って守れるオランダの曲者、だが、別に渋い働きをする選手ではない。
STATIA, HAINLEY SS B/R 19-01-1986
07e .429 35 15 1
wct .156 45 07 0 1 0
キュラソー島出身、エンジェルスが抱えるプロスペクトで2004年のドラフトにてマイナーリーグに参加している。ルーキーリーグながら高い評価を受けており、特にショートとしての積極的で安定した守備姿勢は年齢にそぐわぬ業物、打撃も出塁率が高いシュアなバッティングを見せており、ダースマにかわるSSレギュラー扱いとなってきた。しかしスタメン確約で行われるはずだった五輪を怪我で欠場し、細身で小柄なシュアな体格が軽快であると同時に脆いと言う印象にもとれてしまった。怪我だったほうがいいのやら、怪我と言う嘘で休んだと考えたほうがいいのやら、複雑。
KOOLEN, ROEL IF B/R 20-04-1982
wct .267 30 8 0 0 2
olm .133 15 2 0 0 0
ジュニア時代からオランダ代表を引っ張ってきた、次世代のリードオフマン的存在。球が上がらない癖があるためか、足で稼ぐように長打を放つプレーが目立つ。オランダ内野陣も徐々に世代交代の波がきはじめているため、同じショートのダースマを上回りたい所ながら、その守備はいまだ荒い。それでも常勝キンヘイムのショートとして、ポジション別の打率はリーグトップ。国際戦で打の結果を残さなくては、まだまだ控えに甘んじることになりそう。
MONTE, HARVEY OF L/L 08-10-1981
07e .000 8 0 0
マイナーリーグ出戻り組。ネプチューンズを経て代表入りし、2001年のワールドポート、ワールドカップと三割を超える打率をたたき出した。その成果もあってシアトルマリナーズと契約を結ぶがうまく結果を残せず、今はオランダリーグと代表にてマイナー復帰のために頑張っている。ハーレム、ワールドポート、欧州選手権とその成績は落差が激しいが、ここ数大会は悲しい結果に終わっている事が、上記の通り多い。国内リーグにおいては2007年復活とも呼べるシーズンを送ったが、今季はまた打率が三割をきってしまい代表落ち。バッティング通り人生も浮き沈みが激しい。
KLOOSTER VAN'T, DIRK OF L/L 23-04-1976
07e .308 13 04 0
wct .324 37 12 1 3 0
olm .333 12 04 0 1 0
長きに渡ってオランダリーグの一線を走り続けるベテラン外野手。1998年ワールドカップにて打率4割のデビューを果たすと、シドニーでは三割五分、2001年ワールドポートでも四割と、まさに当時のオランダの打線の核であった。なにしろ国際戦でよく打つ人で、ワールドカップでは過去三大会平均三割五分を超えており、その成績はキューバのウルティアに迫る勢いだった。国内リーグにおいても代表においてもいまだ衰えを知らず今季もパイオニアーズで.330、足が速い選手ではないがまだまだ伸びしろを見せている。
BALENTINA, RANDOLF C/OF R/R 08-08-1971
07e .313 16 5 0
過去三大会のオリンピック、そして四度のワールドカップ、そのすべてにおいて打の中核となったオランダの黄金碑。キュラソー島出身のオランダ代表選手として1992年からオランダリーグ及び代表に参加し、数々のチーム記録を打ち立ててきた。選手としての彼は失策が少なく、またリードオフマンとして果敢な走塁を見せ、三振が異常なまでに少ない。しかし2008年、彼の名前は突如アクティブプレイヤーの一覧から失われた。彼の豪華な成績は2007年を境に途切れている。最後の最後までトップをひた走り続けたオランイェを見れる国際大会はもうないかもしれない。
HALMAN, GREGORY OF R/R 26-08-1987
07e .357 14 5 0
wct .214 14 3 0 2 1
父親がアルバ出身で、一家揃ってアスリートと言う家系に生まれたサラブレッド。本人はハーレム出身。そんな背景もあってか4ヶ国語を操るグローバルな人物に育ち、キンヘイムを経て多数の誘いの中シアトルマリナーズへと移籍している。ボンボコ振り回す選手として名を知られ、長打率は高いが打率は不安定と言うカラーができてしまっている。しかし荒削りながらその輝きの片鱗は見せており、プロスペクトとしての順位もリーグの10指に入るほどとなってきた。
ROMBLEY, DANNY OF R/R 26-11-1979
07e .417 24 10 0
olm .188 16 03 0 1 0
キンヘイム重量打線を支える一角の元マイナーリーガー。ハーレムやワールドカップを経て、今は亡きエクスポズと契約し6年のマイナーリーグ生活を送ったが、国際戦でそこそこの成績を出せるのに対し、マイナーリーグでは打率が伸び悩んだ。その後も国際戦ではボコスカ、マイナーリーグではそこそこという生活を続けていた後、マイナーからオランダリーグキンヘイムへ移籍。しかし今度は国際戦においてマイナーリーガーと対決する機会が増えたためか、国際戦でも打ち鈍り始めた。打って走れる強肩選手で、2007年度には首位打者も獲得している。
BERNADINA, ROGEARVIN OF L/L 12-06-1984
07e .632 19 12 2
wct .357 14 05 0 3 2
8年目にしてナショナルズにてメジャー昇格を成し遂げた、キュラソー出身の中核打者。助っ人としてオランダリーグにも参加していたが、いくらAAA級選手とはいえ数大会のみの参加で圧倒的ポテンシャルを見せつけて、表彰までされるに至った。メジャー一年目のシーズンにして打率は.211、しかし右に滅法弱く左に対してやけに強い傾向がでつつあり、生き残る道筋も見えてきている。ただ故障の噂もあるだけに、今後は両チーム気を使いあって使うことになりそう。
ENGELHARDT, BRYAN OF R/R 10-01-1982
wct .258 31 8 2 6 0
olm .278 18 5 2 3 0
あらゆる大会で崩れることなく結果を出し続けてきた天才型バッターにしてチームの若き主砲。オランダリーグを主戦場としている打者としては一二を争う結果を残しているバッターで、なによりその「本塁打のうちそこねがヒット」という一発狙いのプレースタイルは、五輪においても他国の脅威となった。飛ばすだけならメジャー級。
IESENIA, PERCY IF R/R 25-10-1976
olm .300 10 3 1 0 0
ネプチューンズからADOのベテラン、打率も出塁率もずば抜けて高いわけではないが、打点を稼ぎ出してくれる男。ハーレム大会の顔とも呼べる。五輪では少ない打数とは言え流石経験豊富と呼べる成績を残した。国内リーグでもバリバリの働きを見せており、元祖オランダの5ツールプレイヤーといえる様な選手。最近は中々代表で顔を見られないが、守備位置が一塁以外は危ういという関係もあって、主軸候補の多い一塁三塁上の彼は非常に使い辛い、のだと思う。
KINGSALE, EUGENE OF B/R 20-08-1976
olm .059 17 1 0 0 0
アルバ出身メジャーリーガーの先駆者的存在である、天才バッター。19歳にしてオリオールズでメジャーの試合に出場すると、その後はメジャーでもよく見られるプレイヤーの仲間入りを果たしている。シュアなバッティングと攻撃的な走塁が魅力だが、守備がとっても安定感が無く、いつの間にかマイナーリーグ暮らしに陥り、2003年には解雇。しかしその後もオランダネプチューンズでプレーを続け、オランダリーグのレベルを押し上げた張本人ともいえる打者となった。最近は怪我がちで、五輪には何とか間に合わせたものの、結果は散々に。
posted by shoeless |00:22 |
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