2008年01月21日
ドイツ代表選手名鑑
選手名鑑第五弾、ドイツ編です。左が打、右が投です。正直ドイツに関しては日本の方が直接プレーされていらっしゃるので、連絡先とか分かるんならその方々にお伺いしたほうが良いに決まってますよね。このブログの存在価値は皆無。
ALMSTETTER MARTIN RP L/L 19-06-1979
07e 4.50 2.0 0-0
wct 9.52 5.2 0-1
foq 2.45 3.2 0-0
2000年にブンデスリーガにデビューし代表入り、2002年突如ハーラーダービーに突入し、一躍ドイツ代表のエース的存在となった分でスリーが南地区の強豪Regensburg Legionäreの大エース。欧州選手権のたびにドイツ最後の柱として登場し、主にリリーフとして大車輪の活躍を見せている。今季はハーラーには絡めなかったが、それでも42イニングを投げ防御率2点台、チームの柱として欧州クラブ杯にも出場した。一時はがっくり成績が下がったことがあったが、もともとヒットを数打たれないタイプの選手であるため、制球が生きれば復活も簡単だったご様子。代表でもチームでも左の本格派エースとして欠かせない存在となっている。
MARQUEZ R ENORBEL SP L/L 11-12-1974
07e 1.20 15.0 3-0
wct 3.21 14.0 0-2
foq 1.59 17.0 1-1
キューバ出身、そしてつい最近までキューバリーグでプレーしていたバリバリのカリビアンピッチャー。サンティアゴ在籍時はぱっとしない先発投手だったようだが、2004年にSolingen Alligatorsに移籍すると左のエースとしてばりばり投げ始め、いくつものタイトルに絡む投手となった。そして2007年ついにドイツ代表へお披露目となった欧州選手権で華々しい成績を残すと、ワールドカップではベネズエラ相手に立ちはだかりゲームを作り上げた。国内においても防御率は脅威の1点弱を守り続け、あっという間に登りつめてしまった感も無いことも無い。今や名実ともにドイツ代表のエースピッチャー。
HOFFSCHILD PHILIPP RP R/R 05-01-1984
07e 00.00 3.0 0-0
wct 10.78 1.2 0-0
foq 00.00 0.2 0-0
ドイツ代表の中継ぎエース的存在にのし上がった若手。20歳でブンデスリーガ一部デビューを果たすと好成績をマークし、代表デビューとなった2005欧州選手権においてリリーバーという位置を確保した。2008欧州カップにおいてもわずか1失点、国内においては防御率0点台と、欧州では最早手のつけられない選手となっている。とにかくガタイのいい選手で、覆いかぶさるようにして投げるパワーピッチングはやはり欧州では圧倒的強さを誇るように見える。ただしかし、ワールドカップでこんな結果になってしまった原因は、主にそんな彼でさえも蹴散らされるオランダさんの存在があったため。
HEILMANN EUGEN SP R/R 12-07-1981
07e 9.82 03.2 0-0
wct 6.89 15.2 0-2
Paderborn Untouchablesの大黒柱。デビュー当初から防御率0点台のピッチングとチーム内ではトップの稼働率を誇る投手だったが、今季は先発として登板しまくり、結果リーグトップの14勝を上げる大活躍を果たした。三振がよく取れる投手でもなければ、制球が人一倍すばらしいというわけでもないはずだったが、積み重ねた数はすさまじく、投手三冠も夢ではないほどの物で、たった一人3桁イニングを投げきっている。ちなみに投手としてのフィールディングもなかなかにうまいそうで、オールスターチームに名前も挙がるよう。代表においては先発の半ばとしての登板が期待されているが、過去2大会の結果がたたったか、最終予選には召集されなかった。
FRIES DIRK RP R/R 28-06-1979
07e 0.00 3.2 0-0
wct 0.00 2.2 1-0
foq 0.00 4.2 1-1
ドイツ代表のエリートリリーフピッチャー、といってもその座は一歩一歩踏みしめて上がってきた苦労人とも呼べる。1995年のジュニア時代からずっとドイツ代表を引っ張ってきたドイツ代表投手陣の顔のような存在で、最近は代表での仕事はもっぱらリリーフだが国内では先発が多い。欧州選手権の度に毎度代表で参加していたため、なんと次選ばれたら6度連続出場、そして多分選ばれるであろうところがこの選手の経験の厚みを物語っている。なんと言っても彼を支え続けてきたのはその類まれなる制球センスで、打たれる分打たせてとる投球を見せることが多い。今季はHaar Disciplesに移籍した年だったものの、チームがそこまで勝ちなれていないチームだけに渋い結果に終わった。
HEID MIRKO RP R/R 08-10-1976
07e 3.86 4.2 0-0
wct .750 4 3 0 1 0
6.00 3.0 0-0
foq 2.25 4.2 0-0
Bonn Capitalsの投手で、ここ数年はスイングマン状態にあるベテラン、おそらく代表でも同様の活躍を期待されていると思われる。投手が駒不足のチームであるために今季もフル回転したが、実際のところここ3年は成績が右肩下がり、数が多い右の技巧派、そしてベテランだけに代表の座も確約されたものではなくなってきた。と言いたいところながら、この選手実は野手登録もされている通り打撃に定評もあって、ここ数大会は投手としてもゲームを作り続けている為、何かと駒不足に陥りやすい代表戦においては、便利な選手のエキスパートのような存在と言えるようにもなってきた。
HENKENJOHANN TIM SP R/R 03-09-1980
07e 04.09 11.0 1-1
foq 10.00 09.0 0-2
コーチからドイツ代表史上最も球が早い投手とお墨付きを受けた元マイナーリーガー。ドイツで野球を覚えてアメリカにわたると、2001年にミネソタツインズと契約、2001年には欧州選手権に初めての代表参加を果たした。見た目どおり、高身長から剛速球を繰り出す投手で、マイナーリーグ時代は三振も取れるが四球も尋常じゃない選手として扱われ、そしてコーチ陣の読みどおりそうした投球スタイルの無理がたたって肘を故障し、ドイツへ戻ることとなった。2008年にも肘の故障が再発し今季は出番が少なくなってしまったが、それでもなおドイツ代表で150キロ台に迫れる投手は彼だけ。役割がゆえに強豪に当てられることも多く、国際戦での成績は実はいまいちよろしくない。
GESSMAN RODNEY RP R/R 25-01-1987
07e 02.08 4.1 1-0
wct 16.92 2.2 0-0
実は日系選手なので日本代表への召集も可能、ハワイ生まれの元マイナーリーガー、簡単に言えば日本人とドイツ人がハワイで授かった愛息という事でございます。Regensburg Legionäreでの投球が見初められ、ツインズと契約、リリーフとしてGCLに参加していた。しかし2008年度肩が故障して五輪最終予選を見送る羽目になると、お呼びがかからなくなったかのようでドイツへ戻ることとなった。十代の頃から欧州杯、ジュニア選手権と代表に常時参加していた期待の若手だっただけに、ここでの故障はまだ浅くてよかったと見たほうがいいのか否か。
HUGHES ANDRE SP R/L 01-01-1985
07e 06.35 11.1 0-0
wct 43.11 01.2 0-1
foq 01.80 15.0 0-1
まさしく今現在ブンデスリーガを代表するピッチャー。この若さにして4年連続で二桁勝利を挙げており、Solingen Alligatorsの大エースとして毎年のようにタイトル争いに絡んでいる本格派サウスポー、今季はついに防御率0点台も記録し、マイナーリーグ挑戦も秒読み段階となってきた感がある。といっても剛速球の投手ではなく、抜群の制球の良さとおちょくるような緩い球で打者を翻弄する老獪なタイプ。代表ではなかなかうまいこといかない時期が続いていたが、五輪最終予選ではカナダや台湾を苦しめるなど、その実力をついにものにした感があるだけに侮りがたい選手となった。よくよく考えると、ドイツの先発左多くね?
MOLLER MANUEL SP R/R 11-08-1983
07e 4.35 10.1 1-1
foq 6.74 02.2 0-0
Mainz Athleticsのエース、2000年ブンデスリーガデビューで2003年欧州選手権で代表にデビュー。こちらも若くして多くのタイトルに絡み続けているピッチャーで、とにかく毎年の事ながら投げるイニング数が半端なく酷使されている雰囲気をかもし出している。ブルペン事情の問題といえなくも無いが2006年に投手三冠を達成したと言われたときでさえ、投げたイニング数のトップを入れての三冠だったところが泣かせる、故に多分ドイツの中ではぶっちぎりの完投能力を誇るはず。代表では主に二番手三番手で格下相手にぶつけられることが多い投手だが、リリーフをケチろうという考えからなのなら余計に泣かせる。
HARTKOPF NILS RP/IF R/R 18-03-1986
wct 40.30 0.2 0-0
Mainz Athleticsもう一人の先発。投手事情がよろしくないチームなだけに先発投手としても奮闘を続けているが、代表では内野登録も考えられるとおり、実は野手としての能力も高く、内外野守れて打者としてもそれなりの成績を残している。投手としては三振も取れる正統派、野手としては完全な中距離バッター、どちらも選手候補の多い激戦区で、便利といえば便利だが難しい点といえなくもない。彼もまた若くからジュニア、そしてクラブとドイツ代表を引っ張り続ける次世代のエリートであるため、今後の伸び代に期待。
WINKLER MARKUS RP R/R 28-03-1981
wct 7.71 4.2 0-0
foq 0.00 1.0 0-0
Heidenheim Heideköpfeの先発ピッチャー、代表ではリリーフでしか見たことが無いが、国内でもリリーフ登板はあるだけにそれが狙いか。制球もそこそこ良く、ブレーキの利いた変化球で三振も狙え、ランナーもあまりためない。が、毎年の事ながら球が軽く長打を出しやすいピッチャーで、一発病的な荒れ方をする不安を抱えているように思える。まだキャリアが長いわけではないが、計算しづらい投手になりつつあるのもまた事実、というのは上記二大会の成績の上下で分かっていただけるかも。
ANTWI BENEDIKT RP R/R 09-01-1989
foq 3.37 2.2 0-0
Buchbinder Legionäreの三番手四番手ピッチャー。欧州ジュニア杯にて先発の軸として活躍し、飛び級で五輪最終予選ロースター入りを果たしたティーンエージャー。本格的に活躍し始めたのは今年が最初で、全体から見てもまずまずといっていい結果を残している。本当まだ出てきたばっかりの投手なんで、情報なんて欧州杯でぼこぼこにされたたことぐらいしかないんです。
CORNELSON JENS RP R/R 24-10-1983
foq 136.36 0.1 0-0
Solingen Alligatorsの三番手投手、防御率1点台を記録し見事代表入りを果たした。まだまだ今季がはじめての通年活躍といっていいほやほやの若手で、規定の投球回数には足りていないものの奪三振数を伸ばしたことが結果につながったように見える。国内で結果を残してのフル代表デビューだった五輪最終予選ながら、慣れないストライクゾーンにさっぱり調子を崩したようで、失投、四球、ヒット、修羅のごとき韓国打線に情け無用の5失点を食らわせられ、ほろにがいどころではないデビューとなってしまった。これに懲りず、がんばってほしい、今かけられる言葉はその程度しかない。
GIENGER MARKUS C R/R 18-12-1981
07e .200 05 1 0 0 0
wct .300 12 3 0 0 0
多分知っている人もいるかも、西ドイツの鉄棒世界チャンピオン鉄人Eberhard Giengerのご子息様です。流石はサラブレッドと言ったところで、1997年にジュニア代表にデビューすると、シニア代表デビューとなった2001欧州選手権でも打ちまくり。この頃から手がつけられなくなっていき、その後2008年に至るまで幾度となく首位打者争いを繰り返し続けた天才バッター。大物打ちでもないし足が速いわけでもないがその選球眼は確かで、本職である捕手業でも守備もリードも堅実と才能が生かされている。長らくドイツ代表の常連であった選手ながら、2008年はがっくり打率を落とすこととなってしまった。立場的には代表の二番手捕手。
GUHRING SIMON C-LF R/R 14-07-1983
07e .313 32 10 0 3 3
wct .192 26 05 0 0 0
foq .167 24 04 0 2 0
ブンデスリーガの誇る化け物打者、打てる、守れる、走れる、しかもイケメン、これぞ本当の6ツールプレイヤー。かつてはアリゾナリーグでプレーもしていたが、そこそこという成績を残していたのにもかかわらず解雇されてしまった。その後オランダに渡るとADOで欧州最上級のレベルを体験、ちなみにこの時の相手方がスペインのエースManny Oliveraだったとか。欧州では最早オランダのデヨングと競ってもいいレベルの捕手ながら、欧州を出るとどことなく打棒に陰りが見え始め、現実中軸として納得のいく成績を残せてはいない。ただ、ドイツでは既に4割どころか打率5割なんてこともあり、規格外という言葉では済まされない選手となってきている。
HOWARD PHILIPP 2B/SS R/R 10-09-1987
07e .000 8 0 0 1 0
wct .000 2 0 0 0 0
foq .200 5 1 0 1 0
10代のときから代表に参加しているレギュラー候補生。Buchbinder Legionäreの足業係として2006年にレギュラーに定着すると、今季はついにドイツネイティブ盗塁数トップとなった。なんといっても足の速さで代表参加ももちろんベンチに一枚代走役を置いておきたいからなのだろうが、ヒットも打てるし守備も荒いだけで下手というわけではなさそうだった、気がする。代表に同行した数大会ではまだまだ経験をつませるためという起用のようにも見えたが、順調すぎて不気味なほど順調に成長してきているサラブレッドなだけに、ベンチに置いておくための代表候補とは思えない。
GLASER LUDWIG 3B R/R 19-12-1987
wct .111 09 1 0 1 0
foq .167 18 3 0 1 1
2008年度アリゾナリーグにてマイナーリーグデビューを果たした将来の中軸候補。選球眼もよく、そもそもの身体能力も高い、が、まだまだ荒削りで特に守備はかなりのファンタジスタなプレーを見せ、五輪最終予選では主にDHを任されていた。ジュニア時代から代表でプレーしている選手なのだが、その当時から波のあるプレー内容は変わらず、シニア代表では変化球でかわされてしまうこともあって自慢の打棒もいまだ活かせずにいる。Regensburg Legionäre出身のダイヤの原石だが、一皮向けるのに時間がかかりそうで、その分将来性は計り知れない、我慢の起用が続くはず。
FRANKE MICHAEL C/1B B/R 22-09-1981
07e .294 17 5 0 1 0
wct .250 12 3 0 0 0
foq .273 11 3 0 0 1
アリゾナリーグでプレー経験のあるかつてのマイナーリーガー。 現在はブンデスリーガPaderborn Untouchablesに在籍する主軸打者、代表では内野手だったがチームでは捕手の方がよっぽど多い。出戻りとなった2003年欧州選手権では控え捕手として代表初参戦、2004年からはドイツ国内でも打者ランキングの常連となっている選手、とドイツ代表にとってはまさに欠かせない選手となってきた感がある。なにより内野ならどこでも守る器用さに付け加えて足もそこそこ速く、もちろん打者としてもドイツ指折りなためDHに代打と仕事は多い。ここ数年は代表における少ない機会でもしっかり数字を残し、しっかりドイツ代表の隠し球的存在へとなった。ロン毛。
JANZEN ANDREAS SS/3B R/R 03-09-1983
07e .333 27 9 0 2 0
wct .071 14 1 0 1 0
foq .105 19 2 0 0 0
2000年デビューの、タジキスタン出身選手。かつては下部のリーグで投手もやっていたが、今はHeidenheim Heideköpfeに移籍して内野手に専念している。いい意味でも悪い意味でも得体が知れない選手で、ブンデスリーガ内においてもその成績の上下はすさまじく、選手像が非常につかみにくい。足も速く前述通り肩も強いが、実は守備もかなり荒いほうで、なにより積極さと比例してポロリも多く、慣れない守備位置や打順には気苦労がうかがえる。まだ代表デビュー自体4年目と非常に浅いほうだが順調に代表に顔を出し続けており、常連といって差し支えないはず。
SPEER JENDRICK 2B/SS R/R 26-09-1980
07e .174 23 4 0 7 2
wct .174 23 4 0 2 0
foq .238 21 5 0 2 0
打順は2番で守備も要のセカンド、ジュニアも合わせて今年で代表10年目、ドイツ一筋の5ツールプレイヤー。一時期はメッツ移籍なんて言われたりもしたが、結局ドイツ代表のいぶし銀となった。めったに三振しない粘り強い打撃と素早さが特徴の選手で、代表戦においても打率は低めのまま安定し続けている。守備もなかなか俊敏で、内野なら大体経験がある、もっとも代表ではセンターラインにいることが多いが。一発長打を狙う選手が多いドイツ打線に奥行きを与えているキーパーソン。トップのLUTZ SASCHAとあわされば面倒くささは倍増。
WULF DOMINIK P/3B R/R 15-08-1982
07e .267 30 8 1 2 2
wct .174 23 4 0 5 1
foq .208 24 5 0 3 0
ドイツのスターウーフといったらこの人、代表では三番を打つ大砲。といって実は足も速いので長打率には目を見張るものがあり、ドイツ代表およびSolingen Alligatorsの打点兼得点製造機的な役割を担っている。ドイツ内では三冠王まで狙えるだけの逸材で、打撃タイトルに名前が絡まない日はないほどのバッターだが、国際戦においては欧州選手権を除いて圧倒的な成績を残せないでいる。投手登録をされてはいるが、クラブ内でも投手をやる機会はほとんど見られない。打撃ではスタンドにぶち込めて、守備では内野安打を許さない強肩、ドイツ代表でもっともアスリート気質な選手。
HEYMER JENS 1B L/R 17-06-1978
07e .200 15 3 0 2 0
wct .167 18 3 1 1 0
パワフルな打撃でドイツ代表を牽引してきたベテラン野手、IBAFのサイトってたまーに生年月日間違ってたりしますが、彼は10代ではありません。Mannheim Tornados所属、豪快な打撃が持ち味の1塁手です。2000年代初期には長打に引きずられるようにして高い打率を誇っていたが、ここ2年は打率が3割を切り、衰えではないにせよどうも不調気味のように見える。もともと一塁ばかり専門に守っている選手のため枠の少ない代表では扱いづらく、打線においてなくてはならない左の大砲としてレギュラーの座を守ってきた。しかし2008年度のスランプにより五輪最終予選から姿を消し、長らく続いてきた代表への顔出しが途絶えてしまおうとしている。慢性的に左不足に悩まされることの多い欧州の代表なだけに、早いところの剛打復活が期待される。
LUTZ DONALD 1B/OF R/L 06-02-1989
foq .250 20 5 1 2 0
ドイツ野球界の入来兄弟ことサッシャ兄弟の弟。2008年にレッズと契約したのを皮切りにプロスペクトとしてドイツフル代表にもデビューした。兄と根本的に違うのは、兄が速さと守備の堅実さで切り込むタイプなのに対し、彼は打撃と守備の豪快さで切り込むタイプなこと。GCLでは1塁かDHが主戦場となっていたようだが、早くも合格点といえる打撃成績をたたき出した。大物打ちらしいことだけあって、初の代表となった五輪最終予選では韓国のソンミンハンからホームランを放つ豪快なデビューを果たしている。次回の代表戦においては中軸を打つことも想像に難くない。
LAUTERBACH ALEXANDER 3B R/R 20-06-1982
07e .333 6 2 0 1 0
foq .111 9 1 0 1 0
Buchbinder Legionäreが誇るホームランバッター。2008年は調子を崩して打率が下がったが、もともとそこまで打率が高くなるイメージの選手でもなく、たまたま悪い年だっただけなのかもしれない。かわりに今季は足でかき乱していたようだが、実際足もそこそこ速く、身体能力の高さは折り紙つき。惜しむらくといってはあれだが、あんまり四球を選びたがらない人のようで、代表戦においても振りは鋭いが、逆につられてしまうような場面も少なくない。内野手としても国内全体を見渡せばホットスポットの選手としてはうまいほうで、いざというときに守れる一発代打稼業が主戦場、になってしまったといったらいいのか、そこに居場所ができたといったらいいのか。
LUTZ SASCHA CF L/L 29-10-1983
07e .419 31 13 0 5 3
wct .160 25 04 0 2 2
foq .269 26 07 1 0 1
ドイツ代表の切り込み隊長、サッシャ兄弟の兄のほう。Mainz Athleticsにおいても核弾頭として活躍しており、代表では一発も放つだけの強さを備えている。実は代表暦自体はまだ上にある大会程度しかないが、他の国にしてみれば第一級の要注意選手といえる選手へ、あっという間に成り上がってしまった。何より足が速いため、塁に出せばうっとうしいことこの上なく、守備範囲もずいぶんと広い。その上状況によって打者としての役割をがらりとかえるだけのセンスも持ち合わせ、世界最終予選のスペイン戦では一点の欲しい状況で見事本塁打を放ち、チーム状況にあわせる器用さを見せ付けた。欧州予選のときは彼が打席に立つ度にドイツのファンがマラカスのような楽器をジャラジャラ鳴らすので、彼の打席は召還の儀式みたいになっていた。
HOPFENSPERGER KLAUS OF R/R 18-01-1981
07e .250 16 4 1 6 0
wct .125 16 2 0 1 0
foq .125 08 1 0 1 0
Buchbinder Legionäreの主砲にしてドイツ球界が誇る本塁打王、巨漢。それでいてめったに三振はしないし、果敢に次の塁を狙う脚力も見せ、打率・長打率ともにハイレベルな数字を残し続けている、欧州でも1・2を争う恐い大砲。2004年度一時打率が急落したが、スランプを脱してからは打率4割とかざらに打つようになってしまった。守備は取り立てて言い訳ではないがミスは少なく、代表ではポジションの被りやすいライト以外も守っている。ただプレースタイルもあってか力で押されてしまう代表戦ではご覧のとおりうまい結果は残せておらず、まだまだ受難の日々が続いている。
GRONAUER KAI C-OF R/R 28-11-1986
07e .296 27 8 1 5 0
wct .167 24 4 1 2 0
foq .250 24 6 0 1 0
十代の時からドイツ代表でレギュラーを張り続けているドイツ最強バッター、4番。2008年にはメッツと契約してGCLに参戦し、控え捕手としてながら3割を超える打率をたたき出している。捕手としては強肩な上ミスも少なく、バッターとしては一発が多く本人も狙っている姿勢を微塵も隠そうとしない、そして典型的な捕手のように見えて実は足も速い、欧州全土を見回しても図抜けた存在と言える。代表戦でも数字は落ちるがしっかりと数字を残してきており、仮にドイツがWBCに参加するとしても彼が中軸にいる可能性は限りなく高いように思える。
GRUBER ROBERT RF R/R 05-04-1982
07e .321 28 9 1 2 0
wct .125 08 1 0 0 1
foq .000 07 0 0 1 0
Heidenheim Heideköpfeのアベレージヒッター。デビュー当初は足が速く盗塁を果敢に狙う選手だったが、チーム事情の変化か徐々に長打を放ち始め、今現在は高い打率と出塁率で勝負している選手のように見える。まだまだ若い選手ながら代表の常連となってきつつあり、欧州選手権ではレギュラーを張った上にチームのけん引役ともいえる成績を残した。マイナーリーガーの招集との兼ね合いもあって代表における役割はいまだ定まっているとは言いがたいが、強健俊足の外野手で長打も狙えるとあって代表の枠だけならもはや磐石と言ってもいい。肩が強いのでチームでは投手もたまーにやるが、代表ではまぁないだろうと思われるレベル。
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posted by shoeless |18:23 |
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