2008年01月17日

パナマ代表選手名鑑

Rafael Eduardo Medina De Leon          SP           R/R    15-02-1975

wct 0.00 7.0 1-0

パナマナショナルチーム常連にして2003年ワールドカップ銀メダルの立役者となったベテラン投手。1992年ヤンキースと契約してアメリカにわたると、1998年メジャーデビュー。デビュー当時はマーリンズで先発として期待されたが、その後メジャーの舞台から姿を消した、が、2003年ワールドカップに登場すると流石のお力でパナマを決勝に導く快挙を成し遂げた。まず、でかい、巨体からかぶさるように投げるその様は、まさしく投げる山。一家揃って野球大好きで、兄弟で野球選手となっている。

Abraham Atencio Castillo          SP           L/L   16-02-1969

wct 3.00 6.0 1-0
amc 5.23 10.1 1-1

遅咲きのベテランと言っては失礼ながら、パナマ代表随一の大ベテラン。2005年ワールドカップにてキューバ・ニカラグア戦に登板し、五輪アメリカ予選、ワールドカップとラテンの国々に幾度となく立ちはだかってきた現役のパナマ先発陣の一角。国内リーグにおいても一線を隠す成績を残し続けており、カリブ諸国にばかり強いというわけではないはずだが、なんなんだ。

Ramon Ramiro Ramirez Camejo          P           L/L    25-02-1977

wct 11.59 4.2 0-1

HERRERAのエース的存在の投手、パナマ代表においてもエースと呼ぶべき左腕。2007年時では防御率0点台を記録しており、2008年は調子を崩して代表入りを逃したようだが、それでも2点台には抑えきっているだけにお見事といったところ。先発投手陣の中でも制球に優れている方だが、自滅をしないというだけでは勝てないというのが国際戦の常だった。技巧派、そしてベテランと呼んで差し支えない投手で国際戦の実績も豊富、更にはWBC経験もある選手。結果を残せるサウスポーというだけで代表の座は確約されたようなものといえ、次回WBCの選出もほぼ確実と言っていい数少ないプレイヤー。

Miguel Angel Gomez Martinez        SP           R/R    31-05-1974

wct 1.35 6.2 0-1
amc 4.26 12.2 1-0

BOCAS DEL TOROのエースにして、先発からリリーフと大車輪の働きを見せるパナマの実質的な投手陣の柱。10台のときにアメリカでプロ生活を始め、Aでそこそこの成績を残していたものの数年で解雇。ところが2001年ワールドカップにて当時の台湾のプリンスチャンズージャに迫る働きを見せると、2003年に台湾・兄弟へと移籍を果たした。先発とは銘打ってあるものの、代表ではクローザーの仕事も多い。もともとマイナー時代は突発炎上型の選手だったようだが、今現在でもその成績に波がある癖は直っていないようで、WBCにおいては初のノーヒットノーランをアシストする防御率45点台を記録した。ちなみに台湾時代の登録名は馬丁尼。

Alberto Antonio Acosta Molinar          SP           R/R    25-08-1975

wct 1.80 5.0 0-1
amc 3.18 5.2 0-0

元々マイナーでそこそこの成績を残していた選手だったが、怪我でマイナーを首にされたピッチャー。彼に代表されるように、パナマのエリートプレイヤーたちのそのほとんどは、DSL、あるいはGCLを経てマイナーへあがっていく、彼の場合はそこで怪我をしたため国内に留まった。ワールドカップにおいてはホスト台湾打線をかわす投球で見事に抑え続ける好投。台湾リーグは国際試合で自分たちが苦戦した国の選手たちをとることがあるため、そうなれば今のところ彼はそのトップに位置する存在か。

Gilberto Enrique Mendez Fernandez          RP           R/R    15-11-1974

wct 7.73 2.1 0-0
amc 4.91 7.1 0-1

現LOS SANTOSの二番手投手。国内においては防御率1点台をたたき出すも、国際戦においては最低限の結果という程度の苦戦を強いられている。140そこそこの速球とスライダーを武器にと、よく言えば王道、悪く言えば特徴の少ない選手。国内リーグにおいて通用する戦い方が国際戦でうまくいかないのを見るあたり、国際戦で通用するには本格派としての競り合いで勝てていないということかもしれない。

Elpidio Elia Pinto Chavez         P           R/R    14-06-1971

wct 1.59 5.2 0-0

PANAMA METROのエースピッチャー、と言いたいところながら、2008年ふがいない成績に落ち込んでしまったベテラン投手。ベテランらしくコントロールが良い投手で、ワールドカップでもそうした強みを存分に見せ付けたが、どうも球が飛びやすい、あるいは長打を狙われやすい選手のようで、今季の成績はそれが祟ってしまったかもしれない。世代交代が進む中において、一度代表選出が途切れてしまうと復帰は絶望的状況かも。

Jorge Cortez        RP           R/R    04-09-1972

2003年にレッズのマイナーで3Aまでいった、かつてのマイナーリーガー、現在はPANAMA METROに所属するピッチャー。WBCにも選出された投手だが出番に恵まれず、2007年のWCでは出番無しの隠れキャラ的存在に。その当時と比べ国内リーグでの成績は復調したため、今後また代表に選出される可能性は十分にある。ただベテランもベテランなだけに、そろそろコーチ職も見え隠れ。

Rodrigo Rubiel Tello Sandoval          SP           R/R    14-05-1979

wct 10.78 1.2 0-0
amc 3.09 11.2 1-1

2008年チェコ最強リーグBrnoに在籍しているパナマ代表の先発の二番手三番手。アメリカ大陸を出るといまいちピリッとせず、ワールドカップではぼこぼこにされ、欧州杯ではネットゥーノに打ち込まれた。それでもチーム内では先発の柱としてチェコ代表級の選手たちとプレー、欧州を知る数少ないカリブ選手としても、欧州と南米を繋ぐ実力把握としても見逃せない選手と言える。主に僕が。

Angel Antonio Cuan

amc 4.05 6.2 0-0

2007年シーズンはCHIRIQUIにてよせつけない投球、2008年は少し崩れはしたけれど、それでも代表で先発の枠を守るピッチャー。



César Ivan Quintero Martinez          C           R/R    19-03-1981

amc .577 26 15 1 1 2

かつてはピッツバーグパイレーツのマイナーリーガーであったパナマのレギュラー捕手、現在はCHIRIQUIの主砲としてパナマで打棒をいかんなく発揮しているが、実は国際戦にもめっぽう強い。北京五輪アメリカ予選でも4割をたたき出し、ワールドカップ予選に当たるアメリカカップでは6割に迫る打率を残して、キューバを差し置きベストナインに選出された。四球も選べて長打も打てる、4番候補の一人と見て間違いは無いが、大物打ち捕手の宿命なのか、あんまり足は速くない、らしい。エラー数も少なく、まさに代表レギュラー。

Nelson Gabriel Robledo Acosta          C           R/R    14-06-1984

wct .222 9 2 0 0 0

今年で8年目を迎えるロッキーズ傘下所属マイナーリーガー、打撃が強いほうではなかった上に、長いプロ生活で手足に故障を抱えてしまっていた。しかし故障明けの2007年、なぜか復活どころか打撃開眼し過去最高打率をたたき出すと、そのままの勢いで代表のレギュラーキャッチャーをワールドカップにて獲得した。どんどんやせている気がするが、なんか関係あるのか。

Sergio Arauz Villareal         C           R/R    14-08-1977

wct .286 7 5 0 1 0

CHIRIQUI所属、どうも内野を守っていらっしゃるご様子。完全にCésar Quinteroに役を食われてしまった形になってしまった。パナマにも「若手をマイナーに送り込んで代表戦やリーグに呼び戻す」そんな構図が出来上がってきているということを身をもって証明する形になってしまった。長打力もありエラーも少ないベテランながら、一躍不遇のみに。

Sherman Omar Obando Gaynor          IF           R/R    23-01-1970

wct .368 19 7 1 3 0

皆さんご存知、日本ハムの看板男ことシャーマン・オバンドーその人。大ベテランとなった今もBOCAS DEL TOROの主軸打者として安定した成績を残し続け、長らくパナマ代表を支え続けてきたホームランバッターとなっている。今なおその打棒は衰えておらず、国際戦においてもその打撃は脅威の一言、アメリカ大陸予選でも打率は4割を超えているのだからもうなんにも言うことはありません。ただやはりもともとのタイプの関係や年齢のこともあって、代表ではほぼ指名打者の位置に居座っている。同チームにジャーマン・オバンドーも在籍してて、紛らわしい。

Angel Aristides Chavez Castro          SS           R/R    22-07-1981

wct .125 13 2 0 2 0

もしかしたらご存知の方も多いかもしれない、正真正銘のメジャーリーガー。1998年にジャイアンツと契約すると2005年には3Aまで駆け上がってメジャーの舞台を踏んだ。大味なプレイヤーで器用というタイプではないが、内野の守備経験が豊富で一発も期待できる。

Audes Leopoldo De Leon Flores          IF           R/L    26-06-1978

wct .500 18 9 0 2 0
amc .125 24 3 0 3 0

1998年プロ参加以来、パナマ代表の顔とも呼べるほどに多くの大会で結果を残してきたパナマアマチュア球界の雄。とにかくワールドカップでよく打つ人で、全ての大会で3割5分を超える打率をたたき出し、ワールドカップベストナイン候補常連にもなっている。オリンピック予選もよく打っていただけにアメリカズカップでのブレーキは意外だったが、結果的にワールドカップ出場も逃してしまったためになかなかにくい話に。国内においてもとんでもなくよく打てるおっさんで、HERRERA所属の長距離打者。

Valentino Thales Arce Valdes        IF           R/R    07-06-1985

wct .143 7 1 0 0 0

BOCAS DEL TORO所属、2007年度のレギュラーシーズン4割達成打者。天才的な打棒を持ちながら四球が少ないあたり、イチローと同系統の信念がある選手なのか。足もそこそこ速く盗塁も視野に入れられるため、代表チームにおいても切り込み隊長的存在になるはずの選手。初めての代表戦では躓いたものの、代表常連の座は決まったも同然の国内リーグ成績を残している。

Roberto Gutiérrez        2B           R/R    03-03-1981

amc .143 12 2 1 4 0

1998年ドミニカサマーリーグに参加、2002年にインターコンチに呼ばれて結果を残すと、2003年についにプロから本格的にお呼びがかかった。ただ呼ばれたのは2003年1シーズンで解散に追い込まれたカナダプロリーグのKelowna Heat、ここでも身体能力を生かした大物打ちを発揮し主砲のような働きを見せたが、2004年には国内に戻ることに。アメリカ地区予選でここ二大会まったく当たっておらず、荒削りさが魅力でもある選手だけにセカンドレギュラーが怪しくなりつつある。

Javier Castillo        3B/SS           R/R    29-08-1983

amc .313 16 5 1 0 0

今年で7年目のマイナーリーガー、ドミニカサマーリーグから着々と駒を進めていき、3Aを経験するにまでいたった期待の若手。いい意味で言えば何でもできる選手、悪く言えば突出したところのない選手で、三塁を狙いやすい足と一発もでるっちゃでる長打力、270後半程度の打率を守る。ただ守備面においては不安が大きく、足も速くて肩もいい選手ではあるが、はじめた当初はかなり印象的なエラーが多かったようで、サードを重点的に守るようになったのはショートでは「やらかし」が多すぎたからとかそんな話も。

Manuel O. Rodriguez          1B/OF           R/L    06-01-1985

amc .286 21 6 0 2 0

ルーキーリーグからようやくA昇格となった、ダイヤの原石。根っからの長距離打者のようで長打率はぐんぐん上がるが、出塁率はずーっと低調氏が続いている、選ばないのか選べないのかは不明。守備もうまいほうではないようで、まさに将来の大砲候補といったところ、思い切りがいいのが一番の売り物。WBCにも参加経験があるが主軸としてのデビューは今回が初めて、さっそく結果を残しているあたりは流石に将来の主軸候補という可能性を感じさせた。今度こそ、オバンドーを休まさせてあげる選手の登場となるはず。

Yoni Javier Lasso Rodriguez         IF           R/R    22-11-1984

wct .231 13 3 0 1 0

2006年までレッズのAクラスに所属していたユーティリティプレイヤー。内野全体を守れる上にそつなくこなせるためWBCにも選出されたが、ルーキーリーグにおいて打率が低迷、足を絡めることも出来ず長打も影を潜め、攻撃面で非力な弱点を露呈してしまっていた。当時から選球眼が良いと言われていたようで、その点では日本的な野球に向いている選手、あるいはベンチにおいておきたい選手と言える。

Avelino Asprilla Padilla          IF           R/R    01-01-1981

wct .154 13 2 0 0 0
amc .235 17 4 0 0 0

PANAMA METRO所属の主軸打者、といっても役割だけ見ればチャンスメイカー系統の選手。打率は3割にのせられるセンスを持つが、走れるほうでも本塁打をがつがつ打てるほうでもない。守備もそれなりと、5ツールプレイヤーであることに間違いは無く、パナマ代表でもレギュラー格と呼んで差し支えない選手の一人といえる。ワールドカップでは大物を狙いにいく態度を潜めていたが、逆にそうした堅実さの足元をすくわれるかのようにうまくいかず。

Abraham Aguilar          IF           R/R    18-09-1984

amc .313 16 5 1 1 1

マイナーリーガー、パナマエリート群の例に漏れずドミニカサマーリーグ出身。なかなかアリゾナやGCL、ドミニカといったところから抜け出せずにいる。体格で圧倒されがちな選手なだけに打率や出塁で勝負したいところながら、どちらもうまくはいっていないよう。しかしアメリカズカップでは初参加にして格の違いを見せつけるなど、代表においては生き残りの道が見えてきた。しかし国内LOS SANTOSにおいては今季急ブレーキで打率は2割前半と低迷、足が速い選手なだけに心配ということは無いだろうけれど。

Freddy Eladio Herrera Cheng          CF           R/R    17-12-1973

wct .333 09 3 0 1 0
amc .160 25 4 0 4 1

パナマの切りこみ隊長といえばこの方、天才的なミート力と俊足で二塁打を量産する、パナマクリーンナップの一角。所属チームVERAGUASにおいては桁違いの長打力も発揮しており、パナマリーグの中でもいまや頭一つ抜けた存在。異常なまでに国際戦に強く、過去のワールドカップ・インターコンチと華々しい成績を残してきた大ベテラン。だが、なぜかは分からないが、どこか中南米で打てない印象があり、パンアメリカンゲーム、アメリカ予選、アメリカズカップと微妙な成績が続いている。

Earl Rene Agnoly Thompson          OF           R/R    18-11-1975

wct .294 17 5 0 1 0
amc .273 22 6 0 5 0

4年間のマイナーリーグ経験の後パナマ代表に定着し、代表の看板ともなった選手。1998年ワールドカップ予選で打率5割のデビューを果たすと2002年のインターコンチで馬鹿あたりを残した。しかしカウンターパンチのように翌年ドーピングテストに引っかかって2年間の出場停止を言い渡され、カナダリーグでのプレーを経て2005年ワールドカップに復帰。汚名返上となる打率3割をたたき出した。主に1塁とレフトを守り、足は速いもののその守備は堅実、足に引っ張られる形で長打もよく見せ、WBCにも選出された。LOS SANTOSの3番打者。

Jonathan Joel Vega Real          OF           R/R    02-03-1979

wct .263 19 5 0 0 1
amc .286 07 2 0 1 0

VERAGUASもう一人の主砲、チーム内では本塁打を打てる打者ながら、代表においては安定した打率を残せる方が着目される成績。アメリカズカップにて10代からマイナーでプレーしている選手たちが代表へと参加するようになり、そのあおりを食らう形でベンチに。当たり外れの大きくない打者らしいので、むしろ代打的な役回りのほうが恐ろしい選手となる、のか。

Jaen Jaime

amc .333 21 7 0 1 0

LOS SANTOSの牽引役、とはいったものの実際のところ二年連続で打率は2割5分、長打が打てるわけでもなく足もそこそこと、ここ数年は決してぱっとした選手ではなかった。しかし初となった代表戦においてこの華々しい成績、今現在パナマ代表にとって一番のラッキーボーイ的存在。

Crilo Cumberbatch          OF           R/R    17-07-1986

amc .333 21 7 0 3 0

2004年度から主にAクラスを戦場としている若手外野手。生来の選球眼がいいのか打率に一割近く出塁率をのせられるが、あんまり長打が期待できる選手ではないよう。初参加の代表戦では3割を楽に超え、パナマがマイナーに送り込んでいた10代選手たちの中でも頭ひとつ抜けた結果を残した。ほかの外野手レギュラーがすでに30半ばにさしかかろうとしているベテランぞろいなだけに、今後は否が応でもレギュラーが確約された立場にあるといってもいいのか。

Carlos Munos          C           R/R    16-10-1979

amc .158 19 3 0 0 0

LOS SANTOSの四番打者、2008年度は当たり年だったようで、ホームランの数が昨年の2本から6本に上昇、もともと四球もよく選ぶほうだったが、結果として本数だけが伸びた形となった。パナマでも1・2を争う大物打ちの捕手で、2005インターコンチでは銅メダルに貢献、WBCにも選出されている代表の常連捕手。もちろん勢いのままにアメリカズカップにも代表入りしたが、結果は自慢の長打が生かせずじまいに終わってしまった。最近の流動が激しいパナマ代表捕手の座だけに、再び代表の日の目を浴びる日に期待。

Mauris Lupadier

amc .111 9 1 0 3 0

CHIRIQUI所属の安打製造機。本塁打が多いわけではないが、四球が選べて走塁が速いと、数字上では国内リーグでもぶっちぎりの才能を誇る選手。この選手が選出されている事を鑑みるに、パナマの代表の選出基準は、一芸に秀でている選手よりかはすべてにおいて不可が無い選手という感じになっているのか。

posted by shoeless |11:49 | 選手名鑑 | コメント(0) | トラックバック(0)
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