2008年01月10日
イタリア代表選手名鑑
はい、先日のオランダ代表に続いて今回はイタリア代表の選手名鑑です。僕個人の主観しかはいっていないのはお許しください。2007年から2008年度までの大きな大会しか数に入れてないためWBC代表ははいっていません。修正が入らないようなら、いずれはみんなが書き込めるwikiを作っていきたいと思っています。フィリピン代表のことならこの世に俺の右に出るものはいないとか、俺はスウェーデン代表の尻を追っかけることに生涯を費やしている、みたいな猛者がいましたら、是非ご一報を。 PATRONE, SANDY E. SP R/R 12-07-1983 07e 1.93 4.2 0-0 wct 7.95 5.2 0-1 ドミニカ出身、野球選手としての父の遺伝子を受け継いだ、二代続いてイタリア代表となった親子鷹。2003年ワールドカップが代表初出場で、国内リーグにおいても毎年防御率3点のラインをいったりきたりする安定感を保っていたが、2007年防御率一点台を記録し欧州選手権でも好投、しかし当のイタリアが敗れると2008年は防御率5点台寸前を記録して、王者リミニの投手崩壊、そして没落の筆頭のような選手となってしまった。どうも制球の触れ幅が大きい選手らしく、計算がきかなくなっている。 D'ANGELO, MATTEO SP R/R 17-03-1988 07e 1.35 6.2 1-0 wct 5.41 4.1 0-0 イタリアベースボールアカデミーの秘蔵っ子。ジュニア選手権でエースとして活躍した後、2006年、ティーンエイジャーにしてセリエA防御率1点台デビューを果たしたイタリアの次期エース。その勢いのまま2007年もボローニャにて快進撃を続け、欧州選手権においても苦しみながらではありながら防御率一点台で勝利投手となった。ワールドカップにおいてはアメリカを抑え切った先発投手となり、今季は欧州野球エリートの専用ロードNAIAリーグ参加も決定、イタリアの復活を目指す次の世代達の筆頭と言える。 RICHETTI, CARLO M. SP R/R 23-08-1983 07e 0.00 8.0 1-0 今季ネットゥーノをイタリアシリーズへと導いたチームの勝ち頭。アンチオ所属時は先発ではなかったがネットゥーノに来て真価が発揮された感もある。なにより制球がよく大崩れしない為年々と防御率はよくなっていっており、今年はついに2.22で9-1という地点にまで到達、三振もイニング毎にとれるようになり、勝ち運の無さそうな感じも払拭された。ヒットが出にくいのに加えて長打を抑えられるようになり、制球以外の分も克服。今後急激にスランプに陥らない限りは、代表の先発の二番手三番手的な位置をキープしそう。 DE SANTIS, RICCARDO SP R/R 04-01-1980 07e 2.57 7.0 1-0 グロッセートの先発の柱を長くつとめてきているピッチャー、1997年デビューで、2000年代前半にはいつもハーラーダービーに絡む成績を残していたが、今季は怪我のためか4試合で一勝のみ。それでも防御率はやはり一点台とイタリア内での立ち居地はさすがに高い。四球の数や三振数など、イタリア内では珍しく一定の数値を守り続けているし、イタリアの中ではかなり計算がしやすい投手の一人、のはず。 CARRARA, GIOVANNI SP R/R 04-03-1968 07e 0.00 7.0 0-0 見覚えのある人もいるかもしれません、そうです、元西武のベネズエラ人投手、ジョバンニ・カラーラその人です。夏はイタリアネットゥーノにて大黒柱をつとめ、冬はベネズエラアラグアにてカリビアンシリーズに出場。WBCにはベネズエラ代表として参加し、メジャー経験もある大投手。皆さんも何故イタリア代表なんだよってお思いでしょうが、みーんなそう思っていたようで、昨年オランダに文句をつけられました。しかし、ベネズエラ五輪協会が彼の出生を証明したため、今では立派なイタリア代表選手に。メジャーでは中継ぎながら、イタリアでは今なお先発の軸となりうる存在。 FERRARI, ANTHONY MICHAEL P L/L 22-06-1978 wct 6.02 3.0 0-1 グロッセートの中継ぎピッチャー。ロングリリーフをあまりしないセットアッパー的ピッチャーだが、実はこれと言って防御率がいい訳でもなく、どちらかと言えば三者凡退は珍しい側に入る投手。生まれはアメリカで、代表への参加は専門にリリーフピッチャーを行っている投手が必要だったからでは、と思えなくもない。欧州クラブカップではグロッセートの抑えとして一試合に登板したが、無失点には切り抜けたもののかなり荒れたご様子だった。 FIORE, JAMES ANTHONY SP R/R 12-10-1971 wct 0.75 12.0 1-0 彼を覚えているようでしたら、正直こんな選手名鑑見ている必要は無いと思います。ミネソタツインズやタンパベイデビルレイズに所属していた投手で、WBCにもイタリア代表として出場、2007年にはlanewベアーズのセットアッパーとしてアジアシリーズにて日本ハム相手にも投球を披露する大ベテラン。もちろんワールドカップでもその実力は健在で、2試合に先発して防御率は1点以下。その時見た限りではメジャーで戦った直球はいまだ衰えを知らず、といった感じでした。カットボール、多分スライダーとチェンジアップか何か、と素人目に見ても球種が幅広い。 OBERTO AMOROSO, ORLANDO JUNIOR SP L/L 12-12-1982 wct 0.00 6.0 1-0 ベネズエラ出身のパワーピッチャーで、もともとはベネズエラサマーシーズンに参加していた。どうも2002年にはベネズエラ代表としてインターコンチに参加していたらしい。しかしその後イタリアグロッセートに移籍すると、2006年インターコンチではイタリア代表としてプレーし、国内リーグでも完全試合を達成するなどイタリアの先発陣のトップに躍り出た。しかし今季は5試合に出て防御率6点台と完全に低迷、怪我かもしれないが、来年のWBCまでに間に合うか。 NORRITO, GIUSEPPE P R/R 04-08-1982 07e 13.50 2.0 0-1 2004年ドジャーズのドラフト48位指名、ルーキーリーグ暮らしを経て今季は遂にAAAまで到達した先発中継ぎピッチャー。高校大学とアメリカで抜群の成績を残しており、マイナーリーグでもその評価は上々。そしてついにイタリア代表にて戦いの火蓋が期って落とされた…矢先の欧州選手権での炎上だった。スペイン戦において先発したものの1一回で4失点を計上の悪夢。マイナーリーガーとしてWBCに参加するのは間違いないが、デビューがデビューだけに今後の参加は危ぶまれてきた。 DI ROMA, CRISTOPHER RP R/R 09-09-1980 07e 0.00 3.0 0-0 wct 9.81 3,2 0-1 イタリアもう一人の抑え投手、アメリカの大学野球で仕込んだ大きなカーブで三振の山とは言わないものの丘ぐらい簡単に築き上げる。パルマにおいては頼れるリリーフとして2005年から投げ始め、代表参加暦もそう長くはない。大学野球選手権、インターコンチ、欧州選手権と駒を進めてきたものの、初の大規模な大会となったワールドカップでは台湾相手に強豪の壁にぶつかってしまった形に。それが理由とは言わないが、今季はリミニに移籍したものの防御率が悪化、負けもかさんで2009年はそうそうに復活を志す年となった。 MILANO, FABIO RP L/L 02-08-1977 07e 0.00 3.0 0-0 名前はミラノだけどミラノ出身ではないリリーフピッチャー。防御率はスランプに陥った2005年を除き圧巻の一言で、今季もボローニャのレギュラーシーズン快進撃を目に見えた形で支えた守護神。体は大きいが緻密な制球も見せ、奪三振率もそこそこ高い。なにせ左のリリーフの枚数が多いわけではないイタリアなので、今後も重宝されることうけあい。 CORRADINI, ROBERTO P R/R 23-09-1978 07e 09.64 4.2 0-1 wct 10.39 4.1 0-1 パルマにおいて前でも後でも投げて大車輪の働きをし続けてきている便利屋ピッチャー。しかし2004年の登場から徐々に防御率に陰りが見え始めており、今季はチームの不調も相まって5点台。四球を極力出さない投球スタイルが魅力ながら、どうも歯車の調子が合わないよう。ここ2大会は不調と言っても仕方の無い打たれっぷりで、国際戦で遠慮ゼロの日本アマ打線に打たれたワールドカップは仕方が無いにしろ、欧州選手権での働きは歴史的敗退を喫してしまった敗因の一つに数えられるようになってしまった。球の使い方で結果ががらりと変わる対応の投手なだけに、ここが底だと信じたい。 MAESTRI, ALESSANDRO RP R/R 01-06-1985 07e 2.25 4.0 0-0 wct 7.36 3.2 0-0 現役マイナーリーガーにしてイタリアの抑えの切り札。2005年にサンマリノを首位争いへ導くと、シカゴカブスからお声がかかり、所属アカデミー初の育成成功選手となった。マイナーで一年目のシーズンから結果を残すとリーグオールスターにも選出されるようになり、名実共にイタリアの守護神として欧州選手権でも防御率2.25の好リリーフを記録。純正イタリア人選手としては初のメジャーリーガーへの期待がかかる一番手として、今後もリリーフ職となるはず。150キロに迫る直球に曲がり幅の大きいスライダーをあわせた投球が身の上で、オランダにファンミルがいるならイタリアにはマエストリがいる、といったところ。 PEZZULO, CARLOS A. P L/L 18-10-1982 07e 0.00 2.1 0-0 ネットゥーノのリリーフピッチャー。昨年は防御率1点台、一昨年は2点台前半、今季も2点台をキープとリリーフとしては手のつけられない投手になってしまった。セリエA1にデビューして以来大崩れすることもなく手のつけられない成績を残しているのでなんともいえないが、実績を伴ってより厄介になったのは確か。チームでの使われ方同様、抑えではなく嫌なカードとしての中継ぎに徹している感じもまた通好み。役割だけ見れば少し前の岩瀬のような扱いかも。 CILLO, CODY DANIEL RP R/R 03-04-1984 wct 1.50 6.0 1-0 アメリカ出身でマイナーリーグ、独立リーグを渡り歩いた若手。高校大学時代と目立った成績を残してフロリダマリーンズに拾われるとそこそこの成績を残していたが、独立リーグ移籍やトレードを経て、イタリアへとたどり着いた。イタリアゴード加入後は、先発の柱として働き、大学野球選手権で開花、ついにはワールドカップにおいてアメリカを打ち下す立役者に。まだ代表経験は浅い上に若いが、同じく若くしてマイナー経験を持つマエストリと共に、今後イタリアにおいてリリーフの要となっていくであろう投手。140中盤の速球にスライダー、お手本のよう。 PANERATI, LUCA RP R/R 03-04-1984 wct 0.00 4.2 0-0 2006年デビューのほやほやの新星にして将来のスター候補。2007年、セリエA2ながら防御率1点台を記録し、その年のジュニア選手権代表に選ばれると、勢いそのままにワールドカップにも初出場で無失点。その活躍っぷりにMLBのスカウト陣が目をつけないわけが無く、大会終了と同時にシンナティレッズが彼に接触し、スプリングトレーニングへの参加や高校卒業等の条件を盛り込んだ契約が成立した模様。今季はルーキーリーグにてプロ初登板を経験し、2009年WBC出場はほぼ確実と言えなくも無い。 SALSI, MATTIA RP L/L 03-04-1977 wct 5.07 5.1 0-0 今季で代表参加10年目となるベテランピッチャー。イタリア代表の中でもリリーフ専門の投手として先駆けのような存在で、WBCをはじめ各種大会に顔を出し続けている投手陣の中心にあたるか。コロンビアでプロリーグも経験し、ラテンの野球も体得している荒武者。クローザーとして長いキャリアを持っているが、ここ2年はちょっと心配な数字になっている。若いクローザーが台頭してきているイタリアにおいて、むしろ彼の仕事は増えてきているはず、WBCではまたも彼に頼む事となりそう。 BERTAGNON, RICCARDO C R/R 02-10-1984 wct .200 5 1 0 1 0 ワールドカップの二番手捕手、実はチームにおいても二番手捕手的存在。2005年にパルマでデビューして以来、代表においては大学野球選手権、国内においては強豪パルマの捕手として代表への道を歩んできた。今回のワールドカップは初めてとも言える大きい大会で、世代交代が叫ばれるイタリアの捕手陣において、若手では一つ頭が抜けた存在となった。捕手としては身軽で足もそこそこ速い。 PARISI, VICENT J C R/R 07-02-1978 07e .235 17 4 0 1 0 ネットゥーノレギュラーキャッチャー、今年打線の好調さに引きずられる形で破壊力のある打線の一角を支えたが、自身も三割を打ちチームの打点王となった。もともとはサンマリノで捕手をしていたベテランだが、ここまで打率があがってくるとは意外という感じの成績を残していただけに、こういう形で日の目を見るようになったことは拍手。 DE CAMARGO, LUIS RICARDO SERAFIN C R/R 20-09-1976 wct .133 15 2 0 3 1 ブラジル出身、かつては日本のアマ球界でもプレーしていたそうですが詳細不明。2005年度までブラジルナショナルチームで野球をしていた選手で、セリエAに移籍後はイタリア代表として初の大会がワールドカップとなった。セリエA2時代から打率は低く、今季はリミニに所属して打率.217。イタリアというよかリミニが捕手というポジションに求めている仕事がよくわかる。足も速いプレーヤーでもなく、攻撃面に関しては他の捕手に秀でているわけではないが、キャリアと安定感のある守備は控え捕手として最適。 LIDDI, ALEX 1B R/R 14-08-1988 07e .471 17 8 0 0 1 wct .240 25 6 1 1 0 MLBが欧州アカデミーにて発掘し、シアトルマリナーズと契約した若き主軸候補。マイナーリーグで苦戦しつつも成績を伸ばし、10台の若さにしてイタリア代表レギュラーの座を掴んだ。今季もWisconsin Timber Rattlersでプレーし、チームのレギュラーサードとしてプレー。MLBが好みとする傾向にある、アスリート体型のプレイヤーなので、5ツールプレイヤーとしての片鱗は徐々に見せつつある。なにより本塁打が打てるバッターとしての素質が欧州であるイタリアにとっては打線にメリハリをつける。 DALLOSPEDALE, DAVIDE 2B R/R 12-09-1977 07e .385 26 10 0 2 3 wct .174 23 04 0 2 1 イタリア代表ではもっぱら二番を打つ切り込み隊長補佐。地味な役回りながら、そのキャリアは派手で、ジュニア選手権において4割を打ったその後欧州選手権、インターコンチで活躍と花道を歩み続けてきた。足が速く守備も安定感があり、WBCにも控え的な役回りとして参加。通常の代表においても、リードオフマンサントラと組んで足でかき回す戦い方は、かなり効果的な戦略の一つとなってきている。長打力に関しては足で埋め合わせしている部分が大きく、これだけのキャリアを持ちながら、いまだ国内リーグにおいても本塁打が見られない。 MAZZANTI, GIUSEPPE 3B R/R 05-04-1983 072 .522 23 12 0 3 0 wct .095 22 02 0 2 0 ネットゥーノの誇る本塁打王、今季打率は4割をかすめるなど絶好調。かつてはマリナーズに誘われマイナーリーグも経験したが、あまりに荒削りで当たれば飛べど当たらない選手だった。しかしイタリアリーグ復帰後は打率も戻り、戻るどころか伸び始め、2007年は.350、そして今年のこの結果と一時期のスランプを脱しつつある。イタリア打線の中では守備もうまく、当たれば飛ぶという意味では桁違いに恐ろしいバッター。しかしやはりどこかもろいプレースタイルであるのも確かで、当たらなかったワールドカップでの成績は散々に終わっている。 SANTORA, JACK A. SS L/R 06-10-1976 07e .222 18 4 1 6 1 wct .292 24 7 0 2 1 一番で、出塁・盗塁のコンボを決める、イタリアの切り込み隊長。大学野球ではワールドシリーズにまで出場し高いアベレージを記録した野球エリートで、ダイヤモンドバックスに19位でドラフト指名されている。その後はAAとAAAをいったりきたりしていたが、2006年選手としての契約を拒まれ、同時期WBCに参加していた流れでセリエAリミニに加入。国内リーグにおいてもいまだ高い成績を残せているわけではないが、代表での一つのパーツとして参加を続けている。欧州選手権ではその高い出塁への意識を、ワールドカップでは足によるプレッシャーを見せつけ、一番としてのいやらしさを発揮した。 LA FERA, SETH SS R/R 28-09-1975 07e .000 1 0 0 0 0 シドニー、アテネと続いて代表入りしてきたベテランショート、基本的には内野の控え、かつてはパルマでもプレーしていたアメリカ出身選手。今期もサンマリノにて3割近い打率を残し、結果的には優勝の立役者となった。長く代表に参加し過去二回の五輪でも世界の強豪との試合に参加しているが、五輪に出場できなかったのはやはり世代交代の時期に来たからなのか。 DE BIASE,MAXIMILIANO IF R/R 19-11-1974 07e .417 24 10 1 1 0 wct .520 25 13 1 1 1 イタリアの中軸と言えばこの人。今季はちょっと成績が落ちちゃったけれど、打点製造機はいまだ健在の2007年ベストヒッター。もともとはアルゼンチンの生まれで、アルゼンチンのトッププレイヤーだったが、2003年セリエA2にてプレーを開始。めきめき力をつけてセリエA1に乗り込むと、すぐさま代表に声がかかり、クラブ選手権や欧州選手権、インターコンチと並み居る強豪を抑え指名打者の代表格とも言える存在へとのし上がった。打率がいいこともそうだが、何より国際大会にて大崩れした経験が今まで一度としてなく、初のワールドカップではフロックでないどころか脅威の一言の成績を記録。手のつけようがなくなってきた。 MAZZUCA, JOSEPH S. IF R/R 21-05-1981 07e .333 9 3 0 3 0 wct .200 5 1 0 0 0 マイナーリーガー出戻り組、三振しない粘りと一打で塁を稼ぐ俊足が魅力のボローニャのリードオフマン。国内リーグでは主にセカンドを守るが、守備位置に関しては大分融通がきくようで、欧州選手権、ワールドカップと二大会連続でベンチ入りし、代打代走守備固めと出番を待ち続けて奮闘した。レギュラーを狙える位置につけてはいるものの、選手の個性としてベンチに一人はいてもらいたいタイプ。 BUCCHERI, JAMES F.R. CF R/R 12-11-1968 07e .235 17 4 0 5 2 ホームランバッター揃いのサンマリノ打線が誇る核弾頭。果敢な盗塁で相手投手を揺さぶり、打って出る意識も高いため打率も高い水準をキープしている。それでいてホームランも出るほうで、欧州選手権ではサントラと並びイタリアの野球戦略の幅を大いに広げたプレイヤーとなった。リーグ戦においては四球を選ばない性質なのかとも思われたが、欧州選手権では選びに選んで5四球とTPOをわきまえて野球を行う対応力の高さも発揮。足を生かした守備範囲の広さも魅力のひとつ。 ZILERI, LEONARDO OF R/R 03-04-1984 wct .111 9 1 0 0 0 高いアベレージと長打力を誇るイタリアオールスター外野手の一人。ジュニア選手権で打率4割を記録して、そのままセリエA1にデビュー、2007年3割を超える打率を残すと今年もその調子は続き、一躍イタリアの代表へと顔を見せる選手になった。しかしもちろんのことまだまだ国際舞台の経験は少なく、ワールドカップにおいても打率は低迷。国際舞台に出たとき肩が強い選手という訳でもないが、足も速いため守備範囲も広く、5ツールプレイヤーとしての資質は十分に備えている。後はなんとかして大きい大会で結果を残せば、おのずとこわいプレイヤーになるはず。 AVAGNINA, LORENZO OF L/L 14-11-1980 07e .455 11 5 0 1 1 wct .300 10 3 0 2 0 以前はセリエA2で外野手兼投手をしていたが、チームをA2に送り込んだりインターコンチで活躍したりと名を上げ、2008年名門グロッセートに移籍を果たした苦労人。国内でもそんなに打率が高い選手ではないが、初出場のインターコンチから続き、欧州選手権、ワールドカップ、ヨーロピアンカップと強豪相手に大活躍を果たしている。中距離打者で一発も見込め、足もそんなに遅くはない、本人には気の毒ながらベンチに一人は常に置いておきたいタイプの選手。 CHAPELLI, LAIDEL LF R/R 14-11-1971 07e .320 25 8 1 3 1 wct .125 16 2 0 0 0 10年間キューバナショナルリーグでプレーし、俊足巧打でならすベテラン中堅手。イタリア人の奥さんを見つけてイタリアに移住した後、居住先をかえながら2007年、一時参加していたパルマへと復帰した。身体能力が高く、俊足に加えて振りも鋭いため、おのずと長打率もそこそこ高い。どうも移住してからずっと居住先を転々としているようで、今年もいないと思ったらセリエBに移籍していたとの事。元キューバ代表Loidel Chapellíの双子の兄弟なんですって。 CHIARINI, MARIO RF R/R 07-01-1981 07e .320 25 8 0 0 0 wct .261 23 6 2 2 1 ワールドカップ4番にして元マイナーリーガー。強豪リミニの主軸、そしてイタリア代表の主軸としてイタリア野球界をリードし続けてきた長距離打砲。インターコンチやワールドカップである程度の成績を残すと、ワールドカップでは遂に4番の座が指定席扱いとなった。かつては内野を守るユーティリティー的扱いの選手だったが、今では高い出塁率と長打率を誇る強肩外野手、今でも内野を守れるだけの身軽さを備えている、ように見える。むしろ本塁打うんぬんよりか、.250以上の打率をどんな大会でも見込める安定感のほうがイタリアにとっては強みとなっているんじゃないかとも思ったり。 LOLLIO, GINO JOVANI OF R/R 28-12-1980 wct .300 10 3 0 1 0 アメリカ出身の長距離打砲。高校大学となかなかの成績を残したもののドラフトに引っかからず、野球を続けるために2004年単身イタリアゴートへ渡りセリエA2の本塁打王を獲得。その後レッジオエミリアに加入するとセリエA1への道が開かれ、2006年、強豪グロッセートへ移籍。パンチ力もあって足も速いため長打率も高いが、2007年度は打撃不振ながらワールドカップ代表に選ばれて物議を、表面上ではないところでかもした。それでもやはりイタリアが喉から手が出るほど揃えたいホームランが打てる打者、ワールドカップでも結果を残している。
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posted by shoeless |17:06 |
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