「門茂男メモ」から炙り出された昭和のプロレス

セメントと八百長という清濁併せ持つ懐の深さが魅力だったあの時代のプロレス。フェイクの奥底で鈍色に燻るセメントの香りがプロレスの魅力であろうか。その底知れぬ魔力の片鱗を門茂男メモを紐解きながら語っていこうと思う。

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プロレスのテレビ初観戦は小学生前の幼少期に祖父宅で見た力道山プロレス。その当時、一番印象に残っている試合は降参しないと足が折れると技の恐ろしさを足4の字固めで教えてくれたザ・デストロイヤーや、吸血鬼を連想させる噛みつきで相手を出血 もっと見る
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白石オーナーが語るガチンコ・セメントプロレスの認識にどうも釈然としない違和感を覚えるのははたして筆者だけか。 3月21日付けのフェイスブック上に於いてこう発言している。 「(白石オーナーの考えるガチンコプロレスでは)顔面へのニーアタックは、相手の鼻の骨折るつもりで放つようになりますか? 首攻め系の投げ技は本気で相手の頚椎を折るつもりで放つようになりますか?」 という質問に対し、「5秒以内なら、......続きを読む»

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最近、プロレス関係者やファンに物議を醸している人物といえばこの度全日本プロレスの新オーナーになった白石伸生であるのには異論はあるまい。 フェイスブック上においてヤラセプロレス、シナリオプロレスの撲滅を謳い「WWEや新日本プロレスといった勝ち負けが事前に決まっているエンターテイメントプロレス」を批判、ガチンコ・セメントプロレスの推進を高らかに宣言。 新日本プロレスの1・4東京ドーム大会で行......続きを読む»

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日プロ末期の混乱期に大木vs坂口の確執から生じたUNベルト持ち逃げ騒動の顛末記を竹内宏介が暴露本で記した内容の概略を整理するとこうなる。 ①=坂口がUNベルト持ち逃げを企む ②=それを阻止しようと日プロ幹部はバレンタインにボーナスを条件に坂口潰しを依頼 ③=猪木が坂口助命のためバレンタインを説得 ④=その結果、何事も起こらずに坂口はバレンタインに負けタイトルを奪われる ①②の根拠の......続きを読む»

【馬場の異種格闘技戦】なぜ馬場は「お笑い格闘技ごっこ」を演じることになってしまったのか?~お笑いの陰に潜んでいた馬場の慟哭の正体

馬場が1987年(昭和62年)6月6日に行った異種格闘技戦(相手はラジャ・ライオン)は別名「お笑い格闘技ごっこ」としてファンの記憶の片隅にホコリを被って残っている。 ラジャ・ライオン(本名はリアズ・アーメッド )21 歳。経歴には巷間、様々な説が出ていた。新橋のカレーショップの店長(店員?)、馬場の知人が売り込みに来た自称空手家、敬虔なイスラム神学校に通うな学生…正体はテレビ局現地(パキスタン......続きを読む»

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1974年(昭和49年)12月2日、鹿児島で「馬場がNWA世界王座を奪取!」の報せに騒いだのは妄信的な馬場ファンだけであった。既にその頃のプロレス界に於ける「(NWA)世界タイトル」の欺瞞性やインチキ臭いことは誰もが知るところで、力道山時代や馬場、猪木がドリー・ファンク・ジュニア相手に引き分けのドローマッチを演じていた頃とではプロレスの社会的地位、評価は元より人気も低く雲泥の差があった。 盲信......続きを読む»

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力道山がセメントで潰したミスターXことビル・ミラーは昭和36年(1961年)開幕の第3回ワールド・リーグ戦(5月1日~6月29日)に出場。続けて開かれたワールド・リーグ選抜シリーズ(6月30日~7月24日)にも参戦し、約3か月の長丁場で力道山とは3度大試合で対戦している。 1度目は5月23日、インター選手権(大阪府立体育館)。結果は1-1の後、両者リングアウトでドロー。2度目は6月29日、ワー......続きを読む»

【竹内宏介も書けなかった馬場の真相の深層】7日天下でファンから失笑された「馬場NWA世界タイトル奪取」で支払った裏金はいくらだったのか?

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勝負論が無意味なものになった今のプロレスが疑似格闘技エンターテイメントショーと知れ渡った結果、試合から感動や興奮は消え失せ、楽しさや笑いを求めるモノへと変質していった事に力道山を知るオールドファンは違和感、空疎感を覚えるのも事実であろう。 力道山時代のプロレスは「技も少なく単調で今のプロレスの方が面白いし楽しい」と平成ファンは語ることが多いが、これは表層の一部を語っているだけに過ぎない。無論、......続きを読む»

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王座転落試合(6月25日)は1本目14分39秒、両者リングアウトで1-1。3本目はブラジルのココバットを喰らいマットに沈んだ。第4代のインター王座に着いたボボ・ブラジル。来日外人レスラーの頂点に立ったと言っても過言ではない。サンマルチノ、キニスキーを差し置いて何故ボボ・ブラジルが選ばれたのだろうか? その裏には意外な真相が隠されていたのである。  (中略)そして2日後の6月27日、沖識名が作成......続きを読む»

【インター王座防衛裏面史①】想定外のハプニング発生で猪木が地団駄を踏んだ「馬場の血ダルマ反則勝ち防衛」のシナリオが崩れた理由

ファン、レスラーからも「記録よりも記憶がプロレス」と言われる世界である。勝負論が無意味でしかない事前に勝ち負けが決まっているエンターテイメント疑似格闘技ショーであるとファンからも認識された今となってはなおさらであろう。 勝ち負けがギャラに反映されぬ三文芝居ショーでしかない今の「プロレスごっこ」のじゃれ合いを見れば自明の理である。だが、昭和の時代には例外的に意識する記録もあった。その数少ない拘り......続きを読む»

【シナリオ破棄事件】事前にインター王者が決まっていた馬場への怨嗟が爆発した試合/セメントの恐怖から沖識名にヘルプを懇願した馬場の醜態②

~日本プロレス界でセメント嫌い、というよりは恐怖症に陥っていたのが馬場であった。(中略)フェイクの瞞しの世界でしか生きる術がなかった馬場は野球界をクビになりプロレスが人生最後の砦であった。 「セメントを仕掛けられたらセメントで迎え打つ」という力道山の教えも体力、気力、実力全てが伴わかったと言えば実もフタもないことだが、馬場は大物外人に勝つ→強い→日本一、という三段論法的ギミックでファンから絶大......続きを読む»

【馬場のセメント恐怖症】豊登が「馬場勝利」のシナリオを破棄して馬場が震えた日~ザ・デストロイヤーに助けを乞う醜態を演じ観客から失笑~

「馬場プロレス」がファンに受けた理由はいくつかあるが、その1つが毛唐より大きな体躯で外人を痛めつける姿に短躯コンプレックスを吹き飛ばし溜飲を下げたことが挙げられる。 これまで力道山が示してきた敗戦国の小兵ニッポン人が戦勝国の大男悪党ガイジンを投げ倒すスタイルにカタルシスを得、拍手喝采を送るというこれまでの旧パターンに明らかに変化をもたらすものであった。 それを側面から影響を与えたのが茶の......続きを読む»

【シナリオ流出事件②】猪木もセメントで尻込みするとして選ばれたジン・キニスキー

昭和45年12月3日、馬場がジン・キニスキーに敗れたインター選手権試合。海外で奪回という大仕掛けのアングルが日テレの全面協力で計画された。その討議で馬場が譲る次期インター王座の人選が決定したのであった。 「馬場が負ける相手は格の上からもファンが納得するストロングタイプのレスラーでなければならない」「セメントに走ることなくシナリオに全面協力してくれる信頼の置ける者」「リターンマッチを最優先で応じ......続きを読む»

テレビ局が仕組んだ「馬場のタイトル海外流出」アングルで大失態!「プロレスはインチキ」の決定的証拠流出事件が勃発

昭和45年12月3日、馬場がジン・キニスキーに敗れたインター選手権試合。ディック・ザ・ブルーザー戦では思わぬ想定外のハプニングが生じ、力道山のインター防衛記録を易々と更新してしまったという負い目を感じていた馬場は「弱いのに馬場は勝ちすぎる!」とアンチ馬場派からの強い批判を受け容れ、今回は力道山の19回防衛記録前にはタイトルを失うことが決定事項となった。 その相手として選ばれたのがジン・キニスキ......続きを読む»

【馬場&猪木vsザ・ファンクス戦】インタータッグ戦の舞台裏で謀議されていた「猪木セメント集団リンチ制裁計画」の全貌

昭和46年12月7日、既に上田馬之助の密告で「日プクーデーター計画」が露見し四面楚歌であった猪木は針の筵に座る状態であった。この日、札幌中島スポーツセンターではインタータッグ選手権試合が開催。王座チームの馬場&猪木に対し、挑戦者チームはドリー&テリーのファンク兄弟であった。 …日プロ除名が決定事項であった猪木にとってタイトル防衛が何の意味を持たないことを知りながらも観客に対し、華々しくリングで......続きを読む»

【猪木vsドリー・ファンク・ジュニア戦②】愛弟子のハーリー・レイスに「イノキがセメントを仕掛けてきたらリングに駆け上がり奴(イノキ)を潰せ!」と厳命を下したシニアの緊迫

…○×のタレ込みを鵜呑みにしたシニアはユセフ・トルコを「猪木の親衛隊長」と思い不利なレフェリングと猪木の不意を突いたセメント仕掛けを阻止するために、愛弟子のハーリー・レイスと共にセコンドで目を光らせ、レイスには「イノキが不穏な動きを見せたら、直ぐさまリングに駆け上がり奴(イノキ)を潰せ!」と厳命を発していた。 …「隙あらばジュニアをセメントで潰す」というタレ込みはむしろ○×の胸にあった自身の思......続きを読む»

【猪木vsビル・ロビンソン戦②】名勝負の裏で蠢いた暴力団の黒い陰――セメント暴発の不穏な動きは自作自演!?――記者席を凍てつかせたロビンソン「深謀遠慮」の裏切り

…昭和50年(1975年)12月11日、日本武道館で力道山追善興行が行われたこの日は、同時に全日が開催中のオープン選手権を兼ねてもいた。世界のトップクラスを一同に集めて総当たりリーグ戦でその覇を争う――力道山が昭和34年に提唱し実現したWリーグ戦に倣った大会であった。一方の新日プロでは蔵前国技館で猪木vsビル・ロビンソン戦が行われるという興行抗争の真っ只中にいた。 参加選手を列記すると、馬場、......続きを読む»

馬場と猪木が刺客として送り込んだシューターたちの暗闘〜【馬場と猪木「仁義なき戦い/殲滅指令頂上作戦」② 】

…Xは馬場との密談の一部始終を包み隠さず猪木に報告したのであった。その奥底では猪木に情報を伝える対価として新日でのポジションの安泰と一層の厚遇を取引材料にしたことは想像に難くない。猪木は青山の新日オフィスでこの話を聞いて激昂し机を叩き吠えまくった。 「○×! ○×は逃げ回るだけで何もできないくせに、またダブルクロスさせヒットマンに寝返らそうと謀る魂胆か! こちら(新日)の大事なお客サンに○×を......続きを読む»

【日本プロレス界/ジュース代裏面史③】

…時代が変わればレスラーの意識も変わる。流血手当を嫌悪していた○×が古いタイプのレスラーとすれば、その流血手当で巨万の富を手にしたのが○×であろう。○×の初来日では週給○×ドル前後であったギャラが、その膨れあがる巨体と軌を同じくするように流した血の分だけギャラも上がっていき、○×には○×万円(年収)ものギャラを手にしたと言われている。 …流血でビバリーヒズに豪邸を構えたレスラーといえばグレート......続きを読む»

今明かされる「門茂男vsプロレス記者」抗争を徹底検証②〜柳の下にドジョウはいなかった山本隆司と井上譲二〜

2012年、一時はプロレス人気を凌駕したK-1やPRIDEも消え、プロレスも細々と還暦を過ぎたレスラーたちが相変わらず大きな顔をして営業を続けている。 媒体が消滅しプロレス記者たちも失業。今でもハローワーク通いのアルバイト生活がほとんどだという。「ザ・プロレス365」発行当時から「プロレス記者は取材記事が書けない、でもしかの三流記者」と門が喝破していた通りの結果となったようである。 30......続きを読む»

【馬場と猪木「仁義なき戦い/殲滅指令頂上作戦」①】 お互いの首を狙いセメント刺客人が暗躍した「真夏の夜の悪夢」

門茂男著「ザ・プロレス365・2巻」でレポートされた「馬場と猪木・仁義なき戦い/殲滅指令頂上作戦」。その内容を要約、抜粋して記してみよう。 猪木とのタイトルマッチを明日に控えたその日、渋谷のユニオン事務所に猪木サイドの男から突如、電話がかかってきた。 新日のトップレスラーであるXに対し、馬場が高額ギャラ(50%アップと希望通りのボーナス=後の取材で判明)を提示し『セメントで猪木を半殺しにして......続きを読む»

【「力道山vsルー・テーズ戦」の沖縄ドサ回り「セメント・マッチ」に秘められたプロレスの深奥〜公式記録の誤記に隠された深層を検証】

ルー・テーズが昭和32年10月に来日し、7日東京・後楽園球場、13日大阪・扇町プール特設リングでNWA世界タイトルマッチを開催したことは別項で詳しく述べた。この後に行われた地方巡業、15日=福岡スポーツセンター、16日=広島市民球場、17日=神戸王子体育館、19日=名古屋市振甫特設リング 、21日=仙台市評定河原球場特設リングの後、沖縄那覇市(バスターミナル特設リング)に移動し2試合に出場した。 ......続きを読む»

【プロレス千夜一夜④/力道山との闘いで3億3千万円稼いだ”鉄人”ルー・テーズのプロレス哲学】

プロレスラーのファイトマネーは興行人気を始め、様々な要因に拠って高低があるが、最近の人気凋落振りを見ると悲惨さを感じぜざるを得ない。インディーの零細団体となればいくつものバイトを掛け持ちし、キャッシュの現金収入はなく、入場チケットが渡されるだけだという。その券を友人、知人、親族に売り捌いて始めてファイトマネーに変わるという「現代女工哀史」である。 未来に夢も希望も持てない情けない現状を考えると......続きを読む»

【「門茂男メモ」から発掘された深層秘話/日本プロレス裏面史⑩】昭和46年第13回Wリーグ決勝戦の舞台裏

昭和46年の第13回ワールドリーグでは決勝に馬場、猪木、デストロイヤー、ブッチャーの4選手が勝ち残り、馬場との日本代表を賭け一騎打ち戦を猪木が要求したが、日本人トップ選手との対決は認められないと却下。その代替案としてクジ引き(日本側と外人側)で対戦者を決めることなった。その場にはデストロイヤー、ユセフ・トルコ(猪木の代理)、沖識名(ブッチャーの代理)、芳の里(馬場の代理)が出席。 馬場と猪木の......続きを読む»

【日本プロレス事件簿①/昭和41年3月20日「太平洋の略奪」】

馬場、猪木、大木(マンモス鈴木はアメリカで女性問題を起こし脱落)の3人に淀む確執はデビュー戦から始まっていたと言ってもいい。セメントで潰しあった猪木と大木、いきなり片八百長で勝ちを収めた馬場との立場の違い。それは馬場だけに許された特権待遇がこれからの猪木、大木に目に見えぬ亀裂が生じていったわけである。 それは依怙贔屓に対する強烈なジェラシーと置き換えてもいい。馬場の商品価値の大きさをきっちりと......続きを読む»

【「門茂男メモ」から発掘された深層秘話/日本プロレス裏面史⑥】馬場を脅えさせた「幻のライバル」マンモス鈴木が行使した「男の意地」セメント洗礼

昭和35年デビュー当時の馬場のライバルは猪木でも大木でもなく、入門が4年先輩のマンモス鈴木であった。198㎝、全身を剛毛で覆われた体躯はプロレス向きで、アメリカ遠征も馬場と一緒の36年7月1日で米国・カリフォルニア地区での活躍は当初、馬場を凌ぐほどの人気であった。 「東洋のフランケンシュタイン」馬場と「アジアの雪男」鈴木のモンスター・コンビで大儲けを企てていたグレート東郷だったが、その目論見が......続きを読む»

【「門茂男メモ」から発掘された深層秘話/日本プロレス裏面史③】~その後のプロレス人生を象徴した「片八百長」馬場と「セメント」猪木のデビュー戦〜

「日本プロレス史」を語る上で決して外せないのが創始者の力道山と、その力道山亡き後の日本プロレスを支えた馬場正平と猪木寛至の二人であることに異論を挟む者はいないであろう。世界のプロレス界を見渡してもこの二人の宿縁関係、あるいはライバル関係と言ってもいいと思うが、「馬場と猪木」を超える永劫の宿敵競争関係を保った者はいない。 年齢こそ5つ離れていたが期せずして1960年(昭和35年)4月11日の同日......続きを読む»

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