2007年12月22日

CL、ベスト8に残るのは

 クラブ・ワールドカップについて書こうとパソコンを立ち上げると、おお!チャンピオンズ組み合わせ出てるじゃん!!ということで、旬な話題の方を先に扱いたいと思います。


 CLは現在ウインター・ブレイク中。再開する頃にはチーム状態がどうなっているか、けが人は出るか、など不確定要素が多いものの、せっかく組み合わせが決まったので、ここはクオーターファイナル進出チームと見どころをずばり予想してみます。


 セルティック(スコットランド)vs.バルセロナ(スペイン)

 バルサにとってはかなり「ラッキー」な組み合わせ。一番やりやすい相手になったのではないか。よって当然ここはバルサが突破してくるでしょう。あとは大一番に強い中村が一矢報いることができるかに期待。


 
 リヨン(フランス)vs.マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
 
 面白い対戦。攻撃志向の強いチーム同士だけに、真っ向からぶつかって点を取り合うような戦いに期待したい。とはいうものの、リヨンはここ数年で中堅選手がごっそり抜けており、1・2年前の勢いはない。マンUが力勝ちするか。



 シャルケ(ドイツ)vs.ポルト(ポルトガル)

 渋い。ここはチャンピオンズでの経験に勝るポルトが突破しそう。



 リバプール(イングランド)vs.インテル(イタリア)

 近年なかった組み合わせ。大型補強の代名詞だが今季は比較的おとなしかったインテルと、今年大型補強を敢行したリバプール。お互いにとって、夏の補強の成果を問われる戦いとなる。両チームともトーナメントには強いが、ここはより豊富なコマと経験を持つリバプールが接戦をものにするか。指揮官の経験値もリバプールの方が上だしね。


 
 ローマ(イタリア)vs.レアル・マドリー(スペイン)

 ローマがグループリーグで敗退したシーズンにあった対戦。しかし、両チームとも主力がかなり入れ替わっており、全く別のチームとも言える。好調レアル優位。ローマが番狂わせを起こすにはトッティがホーム&アウェイともにフル出場できることが条件。



 アーセナル(イングランド)vs.ミラン(イタリア)

 世界一のミランと今季ナンバー1チームの呼び声高いアーセナルの対戦。ここは勢いがあり、野心もあるアーセナルが経験に勝るミランを破ると見る。正直昨季と同じチームで臨むミランはモチベーションを保てないのではないか。
 


 オリンピアコス(ギリシャ)vs.チェルシー(イングランド)

 文句なしでチェルシー。バルサ同様、ラッキーな組み合わせだろう。

 
 フェネルバフチェ(トルコ)vs.セビージャ(スペイン)

 初のグループリーグ突破同士の対戦。ジーコには悪いが、セビージャが自力に勝るか。どちらともリーグとチャンピオンズかけもちは初なだけに、うまくコンディションを保てるかが問題。その点を考えても、チャンピオンズ参戦に向けてバックアップを補強してきたセビージャが勝りそう。



 以上、組み合わせによってかなりの温度差がありながらも(笑)、それぞれ予想してみました。今回はミランvsアーセナルとインテルvsリバプールが注目の対戦ですかね。来年が楽しみです。

  • 共通ジャンル:

posted by やーり |14:18 | コメント(13) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年12月05日

お腹いっぱいのレッズは走れなかった

 少し時間が経ってしまいましたが、先週末のJ1最終節、浦和レッズ 対 横浜FCの観戦記と、なぜ浦和レッズが2連覇を逃してしまったのかについて書きます。


 まずは観戦記から。


 12月1日の日産スタジアムは赤に染まっていた。横浜FCのサポーターは、半ばヤケクソ気味に「ヨ・コ・ハ・マ!!」と叫んでいたが、相手はJ最強のレッズ。すぐに解説の福田氏を見つけての「ゲット・ゴール・福田!!」コールに押されてしまった。


 試合前のパフォーマンスも、ゴール裏に巨大チームフラッグを掲げるのが精一杯の横浜FCに対し、レッズはバックスタンドすべてを使ってハートに「12」が刻印された赤・白・黒の三色旗を登場させた。


 ここまではレッズサポーターが押せ押せだった。優勝は予定調和、のはずであった。


 しかし、試合が始まるとこれが最後のJ1となる横浜FCが思い切った攻めを見せる。正直、中盤をポンテや長谷部に簡単に攻略されたり、あまりにも簡単にクロスボールを放り込まれるなど、「これじゃ(J2)落ちるわ」と思うシーンも多々見られた。


 だが、常に強いチームが勝つわけではないところにサッカーの面白さがある。カズが左サイドで阿部を抜き去り中央に狙い澄ましたクロスを上げる。(カズはもともと左ウイングの選手である)カズがあけた中央に走りこんだ根占がゴールに流し込んで横浜FC先制!!


 これで焦ったレッズは攻撃がますますたんぱくになり、簡単にクロスを上げてははね返される、もしくはワシントン・後半から投入の田中達也が決めきれない。今期のレッズでMVP級の活躍だったポンテに変えて怪我明けの小野伸二を投入するかけにもでたが、戦況を打破できず。(ポンテはのちに負傷していたと発覚)


 結果、横浜FCが1-0で大金星を挙げ、レッズサポは肩をぐったりと落としてすし詰めの横浜線や座席のない新幹線に乗るハメになったわけである。ただ、帰りの電車の中でレッズサポのこの日のチームに対する憤りを聞くと、まだまだこのチームは強くなるな、と感じずにはいられなかった。


 この試合、レッズは明らかに走れていなかった。そして、王者としてのしたたかさもなかった。疲れと焦りが選手を支配し、サポーターの無尽蔵の熱気でさえも、彼らを勝利に導くことはできなかった。


 それだけ今年のレッズはACLに賭けていたのであろう。オシムさんかく語りき、「お腹いっぱいのウサギは走れない」のだ。ACL優勝は日本サッカーの金字塔である。しかし、その後のV逸と天皇杯の無残な敗北で残念ながらサポや選手は今季の後味を悪くしてしまったことだろう。

 
 けれども、晩回のチャンスはまだある。


 もうすぐ始まる世界クラブ選手権。そこでの活躍次第では、アジアを制し、世界に果敢に挑戦した記録的なシーズンとして記憶されるだろう。日本のクラブシーンの今後の発展のためにも、レッズには「アジアで燃え尽きたシーズン」ではなく、「世界に挑んだシーズン」としてもらいたい。

  • 共通ジャンル:

posted by やーり |01:23 | Jリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加