2007年09月06日
14試合出場、3得点。総プレイ時間842分
これが今季のカズのJ1リーグ戦の成績(24節終了時点)である。
ちなみに、3得点は難波、平本と並ぶチーム得点王。迷走する横浜FCにあって、常に(時には監督以上に?)落着きを保ち、鍛錬を怠らない姿勢の賜物だと思う。40歳にして、いまだ衰えぬ情熱。むしろ、サッカーに対する愛情は深まっているのではないかとさえ思える。
今季のカズはドラゴン久保との2トップ結成で始まった。元日本代表のエースが組む2トップは話題性抜群で、(一般のファンにとって)取り立てて大きな移籍のないオフの話題をさらった。
しかし、始まってみればカズと久保がリーグ戦で2トップを組めたのはたった5試合(成績は1勝4敗)。ドラゴンのけが再発により高木監督のプランは完全に崩壊し、チームは迷走を始める。外国人は次々入れ替わり、断続的に補強をするも特効薬にはならず。
そんなチームにあってカズは3得点をたたきだし、得点した3試合のうち2試合はチームを勝利に導いている。しかも、レギュラー争いをしながら、である。今季高木監督のチームにあってカズは絶対的な中心選手ではなく、前半のみで交代させられたり、ベンチ暮らしを余儀なくされたりしていた。
そんな中2得点をたたき出し、ジュリオ・レアル監督に交代してレギュラーに君臨し始めて2試合目で3点目。「悔しさはすべて練習にぶつける」という自身のモットーを実践した。
何がカズを走らせるのか。
もう何度も引退を考える機会はあったはずだ。ドーハの悲劇、失意のフランス・ワールドカップ直前の代表落ち、復活を果たした京都パープルサンガからの0円提示、骨をうずめる覚悟だったヴィッセル神戸からの戦力外通告。そして、今季のまるで「カズはJ1では通じない」というような仕打ち。
サッカーが好きだから?
父として子どもに戦う姿を見せたいから?
それとも、まだW杯をあきらめていないから?
これらすべてがカズを後押ししているのだろうけど、それに加えて、ファンの思いを背負っているからこそ、カズは走り続けられるのだと思う。いまもなお、カズのゴールで勇気づけられる人がいる。むしろ、その勇気の重さは今の方が重いかもしれない。
個人的な考えだが、カズは再チャレンジの象徴だと思う。(これはまたあとで詳しく書きたいが、)カズは日本サッカーの右肩上がりの成長の旗手でありながら、何度も挫折し、そのたび強靭な精神力とたゆまぬ努力で這い上がってきた。
どんな状況にあっても、あきらめなければ、努力を続ければ道は開ける。
けが?
ベンチ要因??
戦力外???
だからなんだ、サッカーをとりあげられたわけじゃない。
そんなカズの姿をみて勇気づけられる人がいる限り、明日もカズは走り続ける。サッカーの神が、彼をピッチから奪うまで。
posted by やーり |23:12 |
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2007年09月02日
各国リーグが開幕し、移籍市場も閉め切り間近の昨日、今シーズンのチャンピオンズ・リーグの1次リーグ組み分け抽選が行われました。結果は以下の通りで、一組ずつコメントしていきたいと思います。
<グループA>
リバプール(イングランド)
ポルト(ポルトガル)
マルセイユ(フランス)
ベジクタシュ(トルコ)
リバプー以外の3チームで1枠を争うグループだが、近年のCLの実績があるポルトが抜けてくるか。戦力充実のリバプーがどんな戦いをするのか楽しみ。
<グループB>
チェルシー(イングランド)
バレンシア(スペイン)
シャルケ(ドイツ)
ローゼンボリ(ノルウェー)
UEFAシステム?昨年決勝トーナメントで熾烈な戦いを演じたバレンシアとチェルシーが同じ組に。このグループはこの2チームで決まりでしょう。あとはどっちが1位でくるか。
<グループC>
レアル・マドリー(スペイン)
ブレーメン(ドイツ)
ラツィオ(イタリア)
オリンピアコス(ギリシャ)
レアルがリーダーであるが、残りの3チームも侮れない。ブレーメン、ラツィオにはジエゴ、パンデフなどクオリティの高い選手がおり、オリンピアコスはなんといっても絶大なホームアドバンテージがあるから。個人的にはジエゴが決勝Tでもみたいので、ブレーメンに来て欲しい。
<グループD>
ミラン(イタリア)
ベンフィカ(ポルトガル)
セルティック(スコットランド)
シャフタル・ドネツク(ウクライナ)
ここもミラン以外にはどこにもチャンスがある。3チームとも近年ヨーロッパでの戦いを見据えた強化をしているチームで、大会へのモチベーションは高い。中村俊輔率いるセルティックには当然グループを突破して欲しいが、昨期対戦したベンフィカはもちろん、ザルツブルクを倒したシャフタールも不気味。ルカレッリと中村の元セリエA対決でもあるしね。
<グループE>
バルセロナ(スペイン)
リヨン(フランス)
シュツットガルト(ドイツ)
レンジャーズ(スコットランド)
ファンが見たいと思っていたカードが実現。攻撃サッカーのリヨンとバルサの対決。だが、今年のリヨンはリーグ・アンで芳しいスタートを切れておらず、戦力的にもあまり充実していない様子。それでもこれまでの貯金でグループは突破してくるであろうが…。
<グループF>
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
ローマ(イタリア)
スポルティング・リスボン(ポルトガル)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)
因縁のマンUとローマの再戦。さらにマンUとは縁のあるスポルティングも同居。ローマ、マンUともに今年はさらに補強を重ねCLに照準を定めているだけに、どのような戦いをするか楽しみだ。
<グループG>
インテル(イタリア)
PSV(オランダ)
CSKAモスクワ(ロシア)
フェネルバフチェ(トルコ)
ここもインテル以外はどこが抜けてもおかしくない。ジーコのフェネルバフチェはロベルト・カルロスが入って気合い十分だが、PSVとCSKAもCL常連。4チームのパワーバランスが比較的よく、このGグループが一番盛り上がりそう。
<グループH>
アーセナル(イングランド)
セビージャ(スペイン)対AEKアテネ(ギリシャ)の勝者
ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)
スラビア・プラハ(チェコ)
はっきりいって地味なグループ。これでAEKがきたらもっと地味。アーセナルはポスト・アンリ問題に腰を据えて臨めそう。ステアウアとスラビアにはサプライズを起こすチャンスがある。
さて、全てのグループを見渡してきたわけですが、注目はGとDかな。これにユベントスとバイエルンが加わればもっとエキサイティングな1次リーグになっただあろうだけに、ちょっとそこが残念。
posted by やーり |09:48 |
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