2006年10月27日
先週mid-weekのCL、チェルシー戦に続き、週末のクラシコまで落としたバルサ。やはり噴出してしまったエトー離脱の大きすぎる穴。果たしてここでバルサの時代ははかなくも終わりを迎えてしまうのだろうか。2つのゲームを改めて振り返ることで、今後のバルサについて考えてみたいと思う。
まずチェルシー戦。ドログバにやられるまではまずまず戦えていた。チェルシーが中盤に4人のセンターハーフ的プレイヤー(バラック、ランパード、エッシェン、マケレレ)を投入して徹底的にプレスをかけてきていたことで、華麗なパス回しとまではいかなかったが、2つ3つと簡単にパスをつないで機を見てフィニッシュを狙おうとする意図は感じられた。
しかし、決定的に攻撃時のテンポを変える動き、流動性と、中盤でのアグレッシブさに欠けた。ボールをまわせる、キープできるはずのところで執拗なプレッシングによってボールを奪われる場面が目立った。
そしてライカールトの采配も空転する。先制されてからファン・ブロンクホルストに代えてイニエスタを投入し、3バックにして中盤を厚くしたものの、ただでさえ中央に寄りがちでチェルシーの思う壺だった攻撃がさらに中央より&前がかりに。ジュリーが一人で仕掛ける以外サイドからの攻撃はなくなってしまった。結果が1点も奪えず、何度かカウンターでピンチを迎えてながら0-1で敗戦。
これをエトーの不在やロナウジーニョ、とだけで片付けるのはあまりにも単純にすぎるだろう。もっと、大きな、チームとしての問題がそこにはある。
続いてクラシコの敗北。シャビ、イニエスタ、デコの3人を同時に起用、中盤を流動的にして試合を支配しようとする試みが行われたが、結果的に成功せず。後半またしてもシステムを変え、ロナウジーニョを中央に持ってくるもこれまた機能せず。結局またしても1点もとれず0-2の敗戦。
くしくも、この2つの敗戦に共通する点はライカールトの「采配の迷い」だと思う。負けているときはシステムをいじって思い切った手にでなければ、という考えもわかるが、2年間で成熟させたシステムを捨ててまで賭ける価値のあるものだったかどうか。これまでは同じシステムの中でキャラクターの違う選手を投入することで試合の流れを変えてきただけに、このような采配は“迷い”と思えてしまう。
チームとしても、1人の監督としても、今回のエラーを“悲劇の始まり”ではなく“よい教訓”としてまた一皮むけてくれればよいのだが…。
【今週のカズ】
湘南ベルマーレ戦に先発出場し、前半19分、クロスにヘッドであわせて今期6得点目!リーグ戦終盤に差し掛かってきて、存在感を増しつつある。横浜FCは首位柏と勝ち点1差の2位につけている。この調子で目指せ2ケタ得点!!
posted by やーり |16:42 |
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2006年10月16日
さっきCXでミランvsサンプドリアを見ました。結果は1-1のドロー。F・インザーギが4・5本シュートを試みて、何度か彼らしい抜け出しからチャンスを作るものの、ゴールには至らず。Kざ間さんも
「ジラルディーノの動き出しが遅いんですよー。カカが困ってますよねェ」
とおっしゃる通り、ジラルディーノとインザーギが2人ともDFラインと真っ向勝負で、ポジショニングがいいインザーギの方が常にターゲットになっていましたね。去年までのミランは中盤の4人のうち誰かが前を向いてボールを持てば、常にFWとのワン・ツーでスピード・アップした攻めができていたが、この日は単調な放り込みに終始。
過密日程を考慮したのか、ケガなのか、ピルロに代わってブロッキがフル出場したことも一因だろうが、それにしてもお粗末。相手チームがミランのやり方を十分研究して、冷静に対処されてしまっているというのも大きいと思う。同じメンバーでかなり長い間やってるから、さすがにセリエAのチームは対応してくる。選手にも「マンネリ」があるのだと思う。
さらに深刻なのはサブのメンバーの不足。リカルド・オリベイラのしなやかな球捌きもいいんだけど、試合のリズムを大きく変えるまでには至らない。セルジーニョにいつまでも頼れないし、期待の若手ギュルクフもまだ役不足。
他の事情もあったにしろ、この日投入されたオリベイラ、幸運にも同点のゴールを決めたカラーゼ、ボネーラは試合の流れを変えることはできなかった。そもそもそういうタイプの選手ではないわけで、彼らにそれを期待するのが酷。
こうした現状を見て、冬の移籍市場で即戦力かつ後半の切り札となりうる中盤の攻撃的な選手を獲得することが急務であると考えられる。それまでにジラとピッポのコンビがうまくいかなければ、中盤からボールを引き出せるタイプのFWも獲得しなければならないだろう。
前者はカモラネージとグティ、後者はフリオ・クルスあたりいいなーと思うけど、3人ともチームが出してくれないでしょうね…。
最後に、これから恒例にしようとしている「今週のカズ」
【今週のカズ】
今週の横浜FCは試合ナシ。消化が1試合少ないながら勝ち点76で、首位柏と勝ち点2差の3位につけてます。4位仙台が勝ち点67で残り試合も10試合ちょいなので、連敗さえ気をつければ最低でもJ1・16位との入れ替え戦に臨む3位にはなれるはず!
いやいや、しかしここは首位でJ1殴り込みを果たして欲しいもの。現実にはあと3点くらい決めてくれればなーってとこですが、夢は大きく、あと5点とって通算10点にして欲しいもの。ついでにアシストも3足して「年間10得点10アシスト」を達成して欲しい。そしたらさすがに残留でしょ、高木さん?
posted by やーり |03:06 |
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2006年10月06日
ガーナ戦、0-1の敗戦。惜敗という声もありますが、実際の差はもっともっとあっただろうというのが専門家や関係者のみなさんの正直な感想ではないでしょうか。確かに随所にコレクティブなプレーを見せ、一定の進歩は見せたものの、やはり積極的に起用されたのはジェフ千葉出身の選手ばかり。
長谷部や二川はまだ「切り札」や「懐刀」的存在に過ぎず、チームにフィットしていない。期待の播戸もしかり。新しい選手の中で光ったのは今野の守備能力の高さと中村憲の積極的なプレーでしょうか。水本も頑張ってましたが、危なっかしい所もあり、まだまだ今後の成長に期待したいところです。
3-4-3(3-4-2-1)の新フォーメーションは守備時には巻以外全員守備体制でまずまずだったものの、攻撃時にはそれほど迫力を見せることはなかった。1つのオプションとしては面白いと思いますが…。それと、オシムは山岸のところで松井を使いたかったのではないでしょうか?彼がいれば、このフォーメーションがより機能したのではないかと思います。
それと忘れてはいけないのが遠藤の積極的なプレー。いままでは不完全燃焼な試合が多かったものの、今回は自ら仕掛けるなどの積極性が見られた。いい傾向です。ガンバであれだけやってるんだから、代表でも遠慮せずに見せて欲しい。
しかし全体を見るとやはり迫力不足。それはやはり「危険なプレー、仕掛けるプレー、リズムをかえるプレー」をする選手が少ないからだと思う。コンビネーションでそれを解決するのか、新しい選手を入れるのかは監督の判断に任せますが。
さて、ブログのコンセプトであるはずなのに、しばらくキング・カズのことに触れてませんでしたね。現在カズはJ2首位にたる横浜FCで40試合中32試合出場、5得点7アシストと活躍中です。来年はJ1で暴れまわってもう一度代表入りして欲しい、というのが私の願いですが、もう1つ現実的な話を。というのも、現在カズは元京都のアレモン、エースの城と2トップの二つの椅子を分け合っており、2人が健在ならばベンチが定位置になってしまっているのです(涙)
最近自身のHPでカズは「自分の海外での経験を、海外に挑戦する若い選手に伝えたい」という主旨のことを書いています。そして現在日本のフル代表・U-21の代表には、元スター選手の、いわゆるカリスマ的なコーチがいません。そこで、カズです。Jリーグが中断されるのならば、北京もしくはアフリカW杯でカズがテクニカル・ディレクターのような存在として起用されてもいいのではないかと思うのです。
こうしたプランは日韓W杯の際にトルシエが持っていたようですが、そのときは現役にこだわるカズが固辞したといいます。しかし、上記のような心境の変化があったいま、そうしたオファーがあれば一考するかもしれません。
「カズ、初のW杯出場はコーチとして」
なんていう見出しがあってもいいかな、と思います。
posted by やーり |15:41 |
日本代表 |
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