2008年08月29日

08-09CLグループリーグ展望

北京オリンピックの興奮冷めやらぬまま各国のリーグが次々と開幕を迎え(実際はオリンピック中に開幕しているリーグもあるが)、いよいよチャンピオンズ・リーグのグループ・リーグのドローが行われた。

毎年グループリーグは特に波乱なく、いわゆる「本命」と思われるチームが勝ち抜いていくので、突破予想には気合いが入らないものの、一応の予想と見どころについて書いてみたい。


グループA
CFRクルージ(ルーマニア)
チェルシー(イングランド)
ボルドー(フランス)
ローマ(イタリア)

特に問題なくチェルシーとローマが勝ち抜け。プレミアで快調なスタートを切ったチェルシーが、チャンピオンズでも爆発する予感。ボルドーとクルージは正直しんどい。


グループB
アノルトシス(キプロス)
パナシナイコス(ギリシャ)
インテル(イタリア)
ブレーメン(ドイツ)

モウリーニョのインテルは今期のチャンピオンズでは間違いなく台風の目になる。ブレーメンはジエゴの去就次第ではパナシナイコスにやられるかもしれない。


グループC
スポルティング(ポルトガル)
バーゼル(スイス)
シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
バルセロナ(スペイン)

バルサが余裕で突破してくるはず。2位はどこが来てもおかしくないが、スポルティングがややリードか。


グループD
リヴァプール(イングランド)
PSV(オランダ)
アトレティコ・マドリー(スペイン)
マルセイユ(フランス)

名のあるクラブが並び、珍しく実力が拮抗したグループ。と言いたいところだが、近年の実績ではリヴァプールが抜けており、1枠を3チームで争うことになりそう。戦力的にはアグエロのアティレティが有利で、過密日程への対応がカギになる。ルイス・ガルシアは古巣との対決。


グループE
オールボー(デンマーク)
マンチェスターU(イングランド)
ビリャレアル(スペイン)
セルティック(スコットランド)

中村俊輔の希望は3年連続でかなっている。まさかD通パワー?と疑いたくなる。マンUは突破間違いなしで、ビリャレアルとセルティックで2位争い。経験のセルティックか、選手のレベルで勝るビリャレアルかだが、ここ2年連続で突破しているだけにセルティックが抜けそう。


グループF
フィオレンティーナ(イタリア)
ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)
バイエルン(ドイツ)
リヨン(フランス)

ステアウア以外の3チームはどこが来てもおかしくないが、セリエAのチームはチャンピオンズを軽んじる傾向があるのと、これまでの出場経験からバイエルンとリヨンが突破と予想。バイエルンはどこまでできるか楽しみ。


グループG
アーセナル(イングランド)
ポルト(ポルトガル)
フェネルバフチェ(トルコ)
ディナモ・キエフ(ウクライナ)

アーセナルが突破確実で、残り3チームで1枠を争う。しかし、アーセナルは相変わらずの選手層で、けが人次第ではクライシスに陥る可能性もある。フェネルバフチェは去年よすぎただけに、今年はイマイチな予感。よってポルト突破の予想。


グループH
BATEボリソフ(ベラルーシ)
ユヴェントス(イタリア)
ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)
レアル・マドリー(スペイン) 

実はここが一番注目しているグループ。アルシャビン擁するUEFAカップ王者のゼニトがユーヴェとマドリ相手にどこまでやれるか。本命はユーヴェ・マドリなんだけど、もしユーヴェが食われるようなことになると面白い。

posted by shinji18 |23:16 | CL | コメント(11) | トラックバック(1)
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2008年08月14日

彼らに“情熱と誇り”はあったのか-Beijing Olympic Games-

惨敗。





と言うしかないだろうか。勝ち点0、得点も1点のみで日本代表サッカーチームは北京オリンピックを去ることになった。“情熱と誇り”を標榜した反町監督のチームは、最後は「監督へ造反」なる不名誉な記事とともに帰国の途に着いた。


批判を承知であえて問いたい。そもそも、日本は今回のオリンピックで勝つ気があったのか。


反町監督や選手はそれぞれの立場でそれなりの努力をしたのであろう。

しかし、何が何でもメダルを、グループリーグの突破を!という熱意は日本で普通に生活している私には感じられなかった。

前述の造反うんぬんについても、何が何でも勝ちたかったら初戦から監督の指示を聞かずに選手の意志で試合中に戦術を変えることがあったはずだ。それが敗退が決まってからでたというのは、少々滑稽に見える。

少なくとも、アテネのガーナ戦で世界にアピールしてやる!と1点取った大久保とは違うと思う。敗退の原因を全部反町さんに押しつけて、それでも勝てなくて、正直単に指揮官を裏切って落胆させたにすぎないのでは?監督に選んでもらった選手たちは、敗退が決まったからこそ最後に監督に恩返しをするべきだったんじゃないかな。


加えて、日本協会のバックアップは万全だったのか。話題の大久保問題はもとより、オーバーエイジ0で臨んだのは本当に反町監督の望むところだったのだろうか。協会側がもっと熱意をもって、「メダルのために大久保が必要」と判断すれば、ヴィッセルを説得することもできたと思うんだけど。だってメッシが出てるんだから。



選手や協会の批判ばかりしてしまったが、自分自身を含め、日本で見ているサポーターも正直さめていたんじゃないだろうか。つまり、日本という国全体が、今回のオリンピックにおいてサッカーに力を入れていなかったように思う。(野球や柔道、競泳ほどには、という意味でね。)だから敗退してもそんなに衝撃を受けていない。


「まぁ、仕方ないか」


というのが大方の感想だろう。



このままでいいのだろうか。



15年前はエースが大きく口を開けて君が代を歌う声がお茶の間まで聞こえた。



アトランタでは誰もが日本代表の明るい未来を信じていた。



10年前はW杯に出ることがどれほど嬉しかったか。




シドニーで中田英寿のPKがはずれたときの落胆はなんだったのだろう。




自国開催のW杯でトルコに負けたあとの寂寥感は。




ドイツでオーストラリアに粉砕され、ブラジルにたたきのめされたショックは。





もはや、「日本はもっとやれる」と思う日本人はいないのだろうか。

posted by shinji18 |15:26 | 日本代表 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年06月29日

EURO決勝の展望とバルサへのぼやき

  あらら、試合のレポートを一本も書かないまま今夜EUROが決勝を迎えてしまいました(汗)申し訳程度に決勝の展望を書いてみようと思います。

  
  まずお互いの負傷選手から。ドイツのバラックは出られそうな気配なのに対し、スペインのビジャは無理な様子。お互い押しもおされぬチームの中心選手なだけに、ビジャが出られないスペインは苦しいかという予想もあるが、逆にアラゴネスは4-4-2か4-5-1かで迷わなくてよくなったとも言える。決勝はフェルナンド・トーレスの1トップで、トップ下にセスク・ファブレガスを入れた4-5-1を採用してくるだろう。もともと4-5-1を基本にしていながら大会直前に2トップへ変更しただけに、大会得点王・ビジャの故障がプラスに働く可能性もある。


  一方ドイツはベストメンバーを組んでくるだろう。1トップにクローゼ、その下にポドルスキ、シュバイシュタイガーが控え、中盤センターはフリンクスとバラックががっちり固める。さらに、スペインも中盤を厚くしてくることから、べったりひいてカウンターを狙ってくる可能性もある。


  これがグループリーグならスペイン優位としたいところだが、ファイナルの、「勝てばいい」だけの試合なのである。こうなるとドイツは強い。なんと言われようがリアリズムに徹して勝つことのできるメンタリティを彼らは持っている。中盤を飛ばして最初からロングボールを放り込んでくる可能性すらある。


  一方のスペインは全体が若いチームであり、ドイツの百戦錬磨の中盤や勝負強いクローゼに勝負をかすめ取られてしまう可能性が高い。ビジャが不在で4人の司令塔(シャビ、セスク、ダビド・シルバ、イニエスタ)のパス回しが封じられてしまうと次の手がない。


  スペインに勝機があるとすると、トーレスの一発とシャビがパスを散らして中盤でつぶしあいを挑んでくるであろうドイツをかわせるかどうか。また、ドリブルを始めると“意外と速い”イニエスタが勝負所でドリブルを仕掛けられるかどうか。パス回しにこだわればドイツの思うがままになりかねない。


  順当にいけば2-0でドイツ、希望では3-1スペイン、といったところかな。



  さて、EUROが盛り上がる中昨年ダメダメだった我らがバルサは着々と補強を進めているわけですが、どうもピンとこない補強が目立つ。ダニエル・アウべスはいいんだけど、お金を使いすぎです。また、セイドゥ・ケイタってヤヤ・トゥレとかぶりすぎじゃない!?って思ったり。さらにアルシャビンとかアデバヨールとかの噂が出てるんだけど、その二人ならドス・サントス&エトーの方が上じゃあないかと。


  ドス・サントス、エジミウソン以外の放出のめどがたっていないのも不安。EURO後に本格的にマーケットが動くのでしょうが、獲得の方は動きがあるのに放出の動きが見えてこないのはちょっと心配です。もっというとドス・サントスを出したのは完全にエラーじゃないかと。セルヒオ・ガルシアとフェルナンド・ナバーロがバルサを出てレギュラーになれるチームに移籍したとたんにブレイクしてスペイン代表に上り詰めたことをただの偶然と思っているのでしょうか。


  ほかにもレイナやセスク、ルイス・ガルシアなどバルサを出てブレイクした選手はいるわけで、お金をかけて選手を獲るより、今いる選手をどう活かしていくかを考えた方がいいんじゃないかと思う。


  だらだらと書いてしまいましたが、とりあえずはEURO決勝、楽しみにしています。プジョル、シャビに期待!

posted by やーり |21:43 | EURO2008 | コメント(5) | トラックバック(2)
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2008年04月19日

ロナウジーニョ、蜜月の終焉

チャンピオンズベスト4決定の話題には完全に乗り遅れたので、もはやどうにも避けられなそうなロナウジーニョの移籍について書きたいと思います。


  エラーの連続でリーガは間違いなく落とすであろうバルサ。こうなれば意地でもチャンピオンズはとりたいところなのに、どうにもいまのレッドデビルズ相手では玉砕しそうな気配。決勝でチェルシーと久々のライバル対決!もしくはリバプー相手に昨シーズンの雪辱を、なんていうシナリオは口にも出せない。


 そんな中、もはや今シーズンは終了したかのような状態で、かつての絶対的なエースが移籍交渉に入っているというのはなんともお寒いです。


 ロナウジーニョのリーガでの成績を振り返ってみると、


  06-07    32試合    21得点 

  05-06    29試合    18得点
 
  04-05    35試合   9得点 

  03-04   32試合   15得点 


 で、今シーズンは20試合足らずの出場で8得点。


 思えば03-04シーズンは前半チームの形が見えずどん底で、後半ダービッツが入って巻き返し、チャンピオンズへ。そして04-05シーズンに思い出されるのはチェルシーとの激闘と超絶ゴラッソ。エラシコが大ブームになったのはこの頃からかな?

 
 05-06はバルサでのキャリアの頂点。ついにチャンピオンズを制す。バルサとロナウジーニョとの蜜月は引退まで続くのかと思われた。(もしくは、少なくとも向こう5年以上はエースとして君臨するだろうと。)


 しかし、06年のワールドカップを境に、パフォーマンスの低下がささやかれはじめ、チームも下降線をたどっていく。06-07シーズンは入団以来最多の21ゴールをリーガで決めながら「太りすぎ」などと揶揄された。


 過去2シーズンのハイパフォーマンスに比べられてしまい、点を決めていてもベストパフォーマンスでなければ批判されるという状況であった。そして無冠に終わり、エトーとのケンカ騒動やエジミウソンの爆弾発言などなど。

 
 今思えば昨期終了時が「売り時」だったのかもしれない。今シーズンも負の連鎖が止まらず、復帰してゴラッソを決めたかと思えばまた怪我をしたりと、シーズンを通して不安定なパフォーマンスのままシーズンを終えようとしている。


 ここ1・2年のスランプや数々のゴシップがあったにせよ、入団後3年間の絶大なる貢献を考えれば、このままバルサを去ってしまうのはあまりにも悲しい。せめて、その最後の舞台は彼らしく華々しいものになって欲しい。ブーイングから逃げるようにさっていくロナウジーニョは見たくない。



 5月。



 願わくば、彼に最高の舞台が訪れんことを。 

posted by やーり |21:37 | バルサ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年12月22日

CL、ベスト8に残るのは

 クラブ・ワールドカップについて書こうとパソコンを立ち上げると、おお!チャンピオンズ組み合わせ出てるじゃん!!ということで、旬な話題の方を先に扱いたいと思います。


 CLは現在ウインター・ブレイク中。再開する頃にはチーム状態がどうなっているか、けが人は出るか、など不確定要素が多いものの、せっかく組み合わせが決まったので、ここはクオーターファイナル進出チームと見どころをずばり予想してみます。


 セルティック(スコットランド)vs.バルセロナ(スペイン)

 バルサにとってはかなり「ラッキー」な組み合わせ。一番やりやすい相手になったのではないか。よって当然ここはバルサが突破してくるでしょう。あとは大一番に強い中村が一矢報いることができるかに期待。


 
 リヨン(フランス)vs.マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
 
 面白い対戦。攻撃志向の強いチーム同士だけに、真っ向からぶつかって点を取り合うような戦いに期待したい。とはいうものの、リヨンはここ数年で中堅選手がごっそり抜けており、1・2年前の勢いはない。マンUが力勝ちするか。



 シャルケ(ドイツ)vs.ポルト(ポルトガル)

 渋い。ここはチャンピオンズでの経験に勝るポルトが突破しそう。



 リバプール(イングランド)vs.インテル(イタリア)

 近年なかった組み合わせ。大型補強の代名詞だが今季は比較的おとなしかったインテルと、今年大型補強を敢行したリバプール。お互いにとって、夏の補強の成果を問われる戦いとなる。両チームともトーナメントには強いが、ここはより豊富なコマと経験を持つリバプールが接戦をものにするか。指揮官の経験値もリバプールの方が上だしね。


 
 ローマ(イタリア)vs.レアル・マドリー(スペイン)

 ローマがグループリーグで敗退したシーズンにあった対戦。しかし、両チームとも主力がかなり入れ替わっており、全く別のチームとも言える。好調レアル優位。ローマが番狂わせを起こすにはトッティがホーム&アウェイともにフル出場できることが条件。



 アーセナル(イングランド)vs.ミラン(イタリア)

 世界一のミランと今季ナンバー1チームの呼び声高いアーセナルの対戦。ここは勢いがあり、野心もあるアーセナルが経験に勝るミランを破ると見る。正直昨季と同じチームで臨むミランはモチベーションを保てないのではないか。
 


 オリンピアコス(ギリシャ)vs.チェルシー(イングランド)

 文句なしでチェルシー。バルサ同様、ラッキーな組み合わせだろう。

 
 フェネルバフチェ(トルコ)vs.セビージャ(スペイン)

 初のグループリーグ突破同士の対戦。ジーコには悪いが、セビージャが自力に勝るか。どちらともリーグとチャンピオンズかけもちは初なだけに、うまくコンディションを保てるかが問題。その点を考えても、チャンピオンズ参戦に向けてバックアップを補強してきたセビージャが勝りそう。



 以上、組み合わせによってかなりの温度差がありながらも(笑)、それぞれ予想してみました。今回はミランvsアーセナルとインテルvsリバプールが注目の対戦ですかね。来年が楽しみです。

posted by やーり |14:18 | 07-08CL | コメント(13) | トラックバック(1)
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