2012年01月13日
ハンネス・ライヘルト ラップ W-CUP ウェンゲンDH
今日も快晴のウェンゲン。ご覧のような雲ひとつない青空でした。 トレーニングラン2回目のラップは今季好調のハンネス・ライヘルト。かつてのSG種目別チャンピオンですから、実力者です。撮影場所はフントショフのジャンプ。ウェンゲンの「定番ポイント」です。 下の写真はマルコ・トラバッティさん撮影のスタート。
ラウターブルネンの定宿のだんなさんによると、「週末の天気予報がいいから、今年のウェンゲンの観客は過去最多になるよ、多分」とのこと。レースが盛り上がることを期待したいですね。 今日のトレーニングランでは、昨年末のボルミオで優勝したディディエ・デファーゴと、アメリカのアンドリュー・ヴァイブレヒトがフントショフのあとのミンチカンテで転倒コースアウト。明後日のDHに出場できるかどうかは不明です。 スタートには日本ではあまりお目にかかれないDHのスキーが並びます。壮観ですね。
って、そう思うのはDH好きの私だけでしょうかね?笑 ちなみにボディ・ミラーのDH練習用スキーのビンディング解放値は18になってました。
アトミックのサービスマンさんは、自分のスキーで囲いをつくって、作業スペースを確保していました。大切なスキーですからね、選手以外の他人にさわられたくないでしょうね。 さて、明日はスーパーコンビ第1戦。 ウェンゲンのスーパーコンビは、DHのスタートの位置がだいぶ下がって難しい部分が少なくなるのと、SLは本来のSLコースとまったく変わらない難コースなので、DHよりはSLスペシャリストが有利です。 高速系も強いイビッツァに優勝争いでからめるのは誰がが焦点となりそうです。
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posted by shinichiro |00:49 |
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今日も快晴のウェンゲン。ご覧のような雲ひとつない青空でした。
トレーニングラン2回目のラップは今季好調のハンネス・ライヘルト。かつてのSG種目別チャンピオンですから、実力者です。撮影場所はフントショフのジャンプ。ウェンゲンの「定番ポイント」です。
下の写真はマルコ・トラバッティさん撮影のスタート。
ラウターブルネンの定宿のだんなさんによると、「週末の天気予報がいいから、今年のウェンゲンの観客は過去最多になるよ、多分」とのこと。レースが盛り上がることを期待したいですね。
今日のトレーニングランでは、昨年末のボルミオで優勝したディディエ・デファーゴと、アメリカのアンドリュー・ヴァイブレヒトがフントショフのあとのミンチカンテで転倒コースアウト。明後日のDHに出場できるかどうかは不明です。
スタートには日本ではあまりお目にかかれないDHのスキーが並びます。壮観ですね。
って、そう思うのはDH好きの私だけでしょうかね?笑
ちなみにボディ・ミラーのDH練習用スキーのビンディング解放値は18になってました。
アトミックのサービスマンさんは、自分のスキーで囲いをつくって、作業スペースを確保していました。大切なスキーですからね、選手以外の他人にさわられたくないでしょうね。
さて、明日はスーパーコンビ第1戦。
ウェンゲンのスーパーコンビは、DHのスタートの位置がだいぶ下がって難しい部分が少なくなるのと、SLは本来のSLコースとまったく変わらない難コースなので、DHよりはSLスペシャリストが有利です。
高速系も強いイビッツァに優勝争いでからめるのは誰がが焦点となりそうです。
今日のウェンゲンは雲ひとつない快晴でした。
予定通り12時30分からトレーニングラン1回目がスタート。
ラップタイムをたたき出したのはイタリアのペーター・フィルでした。
彼も今年で30歳になります。ワールドカップでは2008年レイクルイーズDHの勝利のみですが、長年第一シードに定着していて、おなじみの選手ですね。
晴れた日のウェンゲンはワールドカップ会場のなかでも特に美しいところです。
スキーをなさる方はぜひ一度、訪れてみてください。ほんとうにおすすめです。
カメラ前走りはブルーノ・ケルネンとマルコ・ビュッフェル。
ブルーノは本格的なカメラを股のあいだに挟んで、ローアングルで撮影。一方、マルコはGoProで撮影。頭と右手につけてました。
明日もトレーニングラン2回目です。晴れの予報なので明日もきれいな写真をお届けできると思います!

降雪のアデルボーデンから車で1時間、定宿のあるラウターブルネンに移動してきました。
昨日月曜日は曇天でしたが、今日火曜日は見事な晴天。毎年のごとく登山電車で選手のスキーを運ぶメーカーサービスマンの姿が見受けられました。
いよいよ明日から今年のラウバーホーンレーネンのトレーニングランが開始です!
冒頭の写真はラウターブルネンの定宿の部屋からの風景。
一方、韓国では昨日9日と今日10日にファーイーストカップSLが行われました。
初日男子はジュン・ドンヒュンが優勝、大越龍之介が2位、皆川賢太郎は10位。女子は長谷川絵美が優勝。清澤恵美子は2位。
2日目は皆川賢太郎が優勝。2位にドンヒュン。女子は清澤が優勝しました。
本来はワールドカップやヨーロッパカップで戦うべき大越龍之介は調子があがらず韓国でのレースを選択し、自己ベストの10.01のFISポイントを獲得しました。
彼はこのあと、フランス、メリベルのヨーロッパカップに出場予定とのことですので、明日にでもヨーロッパに戻ってくるものと思われます。
明、湯浅に続く選手が長らく待ち望まれているだけに、彼には一層の奮起を期待したいと思います。
女子も来週のファーイーストカップを出場後、すぐに渡欧し次戦のワールドカップ技術系種目に出場するとの情報もあります。会場がマリボルからクラニスカ・ゴラに変更になっていますが、SLにはぜひ清澤、星に加えてもう一人出場してほしいところです。
ファーイーストカップは、大越や清澤、星にとってはワールドカップでスタート順をあげるための手段であって、目的はあくまでW-CUPで順位を残すこと。
彼らだけでなく、他の多くの選手も早くそのレベルまで上がってきてほしいものです。手段が目的になってしまわないように、選手強化もしっかり進めてほしいと切に願います。
最後の写真はウェンゲン駅に置かれたポール。赤も青もあるのでダウンヒル用ではなく、おそらく練習用ですね。

マルセル・ヒルシャーが年明けザグレブから3連勝。アデルボーデンのGS、SLともに制しました。(ちなみにアデルボーデンGS、SL連日制覇は、かのステンマルク以来だそうです)
昨晩止んだ雪も今朝には再び降り出し、レースの最中も降り続けました。水分を多く含んだ湿った雪は硬い雪面にかぶさり、気温の高さも手伝って掘れを誘発してしまいました。
おまけに強風。下からの吹き上げではなく、上からの吹き下ろしだったので選手には追い風になりましたが、大きいレンズを持って上を見上げている体勢の私たちカメラマンは時々、レンズが風にあおられるくらいでした。
2本目の後半には霧が下からはいあがってきて視界をさえぎりましたが、なんとかレースは成立。冒頭の写真のように、「霧中の決戦」はまたしても「22歳のエース」が勝利をものにしました。
2位にはイビッツァ。ここまでSL5戦で2勝で、3勝のヒルシャーを上回ってレッドビブをキープしています。
3位には今季好調のステファノ・グロス。シーズン初めのビーバークリークは40番スタートでしたが、ここまでの5レース全てで成績を残す安定感で,瞬く間に第一シード間近まで上がってきました。次戦ウェンゲンも注目です。
1本目で71人中、25人がコースアウトする荒れたレースでしたが、湯浅と明にとってはチャンスでもあるレースでした。
湯浅は1本目の前半でコースアウト。W-CUPスターティングは28位となりました。来週ウェンゲンのSLは26番スタートになりそうですが、後ろとのポイント差も詰まってきているので、うかうかしていられません。
明は1本目30位までに0.24秒及びませんでした。来週も再来週も、粘り強く滑って2本目進出を果たしてほしいものです。(写真はゴール前の超急斜面をインスペクションする明)
ザグレブのときにブログに書いたブランデンブルグはようやくW-CUPの今季初ポイントを獲得しましたが、完走中、最下位で本人の気持ちが吹っ切れたかどうかは定かではありません。
総合争いは、ヒルシャーが今日の勝利で2位のイビッツァに230点差をつけてしまいました。まだまだ高速系のレースがありますが、(12月バルガルディナのキャンセル分は2月のシャモ二ーで行われます)優勝を複数の選手で分け合ったりすると、このままヒルシャーが独走するかもしれません。
先輩ライヒ以来、アルペン王国オーストリアに総合優勝をもたらすか? 技術系種目だけの出場で総合Vなるかも含めて今シーズンの一番の焦点となりそうです。
いま、夕方のアデルボーデンは霧で「真っ白」ですが、私はこれから「おとなりのワールドカップ会場」ウェンゲンに、いや、正確にはウェンゲンの一駅下のラウターブルネンの定宿まで移動します。
ウェンゲンのDHトレーニングランは11日水曜日開始予定です。
下の写真は表彰式で特大カウベルを打ち鳴らすイビッツァとヒルシャー。アレッサンドロ・トラバッティさん撮影です。

アデルボーデンは昨日、いや、一昨日から大雪が降り、今日も小雪が舞い続けました。それでもコースのところどころは、氷が露出し、硬いところや掘れたところがコース内で混在する難しいコンディションとなりました。
一昨日の勝者、マルセル・ヒルシャーが連勝、GSはW-CUP通算4勝目をあげました。冒頭の写真はアレッサンドロ・トラパッティさん撮影です。
これで今日、コースアウトしたスヴィンダルに160ポイント以上をつけて依然総合トップです。明日のSLでも高ポイントが予想されるだけに、今月は22歳の「スキー大国のニューエース」が独走するかもしれません。
3位にはアルタバディアで第一シード外から優勝したスペシャリストのブラルドーネ、
そして、ベンヤミン・ライヒが表彰台に戻ってきました。
こちらもアレの撮影です。
昨年2月、ガルミッシュ世界選手権前のヒンターストウッダーSG2位以来です。技術系だと昨シーズン12月バルディゼールの2位以来となり、世界選手権のチーム戦で靭帯断裂のケガを負ってから1年たたないうちに、見事なカムバックと言えるでしょう。
そのライヒ、1本目のインスペクションで2旗門目の少し上で開始時間を待っていたら、「ベニー、ベニー」とFIS現場のドン、ギュンター・フィアラさんに声をかけられました。
なごやかに雑談かなと思ったら、どうやら、もうちょっと上で待てと注意されたようで、私と目が合ったベニーは「おー、怖!」とでも言うように「まいった」と顔で私に訴えてくれました。(右端がギュンター氏です)
ほんのちょっとだけコース内の下のほうで待っていただけなのに、ギュンターさんはたとえライヒでも厳しく注意したのでした。
まー、昨シーズンのブログにも書きましたが、彼は終始一貫しているので、多少厳しくても誰も文句のないところだと思います。
なにしろ、ベニーの後から来たスヴィンダルやキューシュにも、インスペクション開始時間まで俺より下にいっちゃだめと雪面に線をひいて注意してましたから。笑
優勝のヒルシャーはいつもインスペクションは最後。こうやってコースに人がいなくなるのをじっと待っています。
オーストリアの大先輩、ヘルマン・マイヤーをまねているとは思いませんが、これが彼のスタイル。まだヘルマンほどのオーラは感じませんが、今季絶好調なだけに、近いうちにスーパースターのそれを放ち始めるかもしれませんね。
他に今日、気になった選手は1本目の後半までラップタイムだった、ドイツのフリッツ・ドファー。今季はSLとともに好調です。
次のGSは来月半ばのバンスコになってしまうので、今日はゴールしておきたいところでした。次戦は注目だと思います。
そして悔しい思いをしたのは、グランジェも同じでしょう。こちらも途中までラップタイムながらコース後半でコースアウト。今季は彼にしてはSLが振るわないだけに、どこで浮上のきっかけをつかめるかも注目だと思います。
さて、明日はGSコースの下部を使ってのSLです。
今日、2回コースを横滑りした感じでは後半のほうが氷の部分が多かったので、明日はいいコンディションでレースが行われると思います。
湯浅と明に日本から応援、よろしくお願いします!日本時間、18時30分スタートです!
またしてもイビッツァの「ホームゲレンデ優勝」はなりませんでした。(写真はマルコ・トラバッティさん撮影)
阻んだのは今季絶好調のマルセル・ヒルシャー。私が見ていたゴール前斜面の1本目の滑りは圧巻でした。
大きくリズムが変わるオープンゲートで、自らの小さな身体を大きく使って、振ったポールのリズムに合わせてスムーズに滑りきりました。それはまるで、一昔前の「抜重」のごとく、上下に大きく身体を動かしてのリズム変化対応でした。
彼のその滑りを後ろから見て私は、インスペクションでしっかりと作戦を立て確実にリズム変化に対応していることがはっきりと確認できました。若いくせに、ヒルシャーは相当な試合巧者です笑。(写真は2本目です)
イビッツァは結局、ノイロイターにも逆転され、3位。今回も悔しい表彰台となってしまいました。
来年は勝てるでしょうか???5度目にして未だ表彰台中央はなしとなると、一度は勝たせてあげたいなと思ってしまいます。他の会場では勝つんですけどね、なぜに地元で勝てない???
湯浅は22位で9ポイント獲得。3年連続でコースアウトと相性の悪いコースで確実にポイントをとって「前進」しました。
今後も着実にポイントを稼いで、なるべく早い段階で20番台前半、あるいは10番台後半までスタート順を上げてほしいと思います。
そして、1本目で僅差につけたときは、一発勝負をかけて上位進出を狙ってほしいところです。
一方、明は50位で2本目に進めず。1本目のリザルトで他の選手を見ても、50番台から2本目に残るのは今日の荒れたコースでは難しかったと思います。
日曜のアデルボーデンは明も湯浅も比較的得意なコースなので、期待したいと思います。
SLの開幕戦前にノースアメリカカップで並みいるワールドカップ選手をおさえて2連勝し、各国コーチも絶賛していたアメリカのウィル・ブランデンブルグですが、開幕戦ビーバークリークでポールをまたいで以来、ワールドカップは4戦中3戦コースアウト。今日もまた2本目でアウトしてしまいました。
ビーバークリークではコースアウトするまでラップタイムだっただけに、あれをゴールしていたら、彼の今シーズンは全く違ったものになっていたのは間違いないと私は思います。
「好事魔多し」
ひとつのミスが時間が経つにつれ、徐々に彼のメンタルに暗い影をおとし、自分本来のパフォーマンスに大きく影響するまでになってしまいました。
ブランデンブルグが開き直っていつ成績を出すか?これも今後のレースをご覧になる中でご注目いただけたらと思います。
撮影を終えて、ホテルに戻るとすでに駐車場はまばら。大きな荷物を引いてチェックアウトしている選手も何人か見受けられました。
どこまで移動するのかはわかりませんが、みなさん運転には十分注意してもらいたいものです。
私は明日の朝の便でチューリッヒへ飛んで、そのままその足でアデルボーデンに入ります。土曜日はアデルボーデンGSです!
最後はジオ撮影のヒルシャー。
シャンペンをあけようとしているのですが、表彰式で着させられたマントが風にたなびいて、学芸会の王子様みたいになっちゃいました笑。
早朝のチューリッヒは雨でしたが、明るくなる頃には止みました。
空路、チューリッヒからザグレブへ。
プロペラの小型機から、ヨーロッパアルプスの雄大な鋭角の峰々を眺めながらの空中散歩のはずが、眼下は厚い雲におおわれ、せっかくの景色もおがめず残念でした。
それでも、ザグレブ空港に着くと、笑顔のお姉さんに迎えられてスムーズに街中のウエスティンホテルにチェックイン。
男子W-CUPが初開催されてから5年連続の訪問で、年初の恒例となりました。
冒頭の写真は着陸寸前の窓外のザグレブ景。下のプロペラ機で飛んできました。
ホテルに向かう道中、迎えてくれたお姉さんと同乗していたので、ひとつ質問をしてみました。
「ヤニッツァはボーイフレンドはいるの?」との私の芸能レポーターかのような質問に、
「ノー。多分、そんな暇はないんじゃない」とのお返事。ドライバーのお兄ちゃんも「No」と言っていたので、2年前にシュラトミングでぶちゅーとしていた彼とは別れてしまったようです。(どうでもいいけど、兄妹ネタをしつこくいってみようと思いましてきいてみました笑)
そして、彼らによると、イビッツァの彼女はスウェーデン人だそうで、私がフラッハウで「激写」したこの彼女がそうだと思います。
あー、ひと安心。 って、何が???笑。
ヤニッツァも早く幸せになってほしいですね。 って、余計なお世話です。すいません。
えー、そんな話はこのくらいで。
たった今、キャプテンミーティングも終わりました。
明日のスタートは湯浅が27番、
明が59番です。
そして、失礼いたしました。大越龍之介は出場しません。明日は湯浅と明の2人が出場です。
過去4年の湯浅のザグレブ成績は初開催の2008年が15位でそれ以降は3年連続1本目でコースアウト。明は2008年が7位でその後、1本目34位で2本目進めず、15位、26位と順位を残しています。
気温が高いため、コースの荒れが予想されますが、2人には2012年初めのレースでなんとか成績を残してほしいと思います。
そして明日の興味はもうひとつ。クロアチアの英雄、イビッツァが過去3回の2位を乗り越えて、地元ザグレブで初勝利をあげられるのか?
果たして明日のレースはどのような展開になるか、日本時間で5日の22時30分スタートです!
写真は昨年12月20日、フラッハウでの清澤恵美子。ザグレブでの今年最初のレースはまたまたマリス・シールドが勝利。これでSL開幕から5連勝を飾りました。
ご挨拶がまだでした。
新年、あけましておめでとうございます。クリスマス前に帰国してからすっかりブログをさぼっておりました。遅まきながら、アルタバディアとフラッハウの雑感を写真主体でいきましょう。
最初はアルタバディアの朝のトレーニング景。朝焼けのなか、雄大なドロミテ山脈にみつめられながら、レース前のアップを選手たちはこなします。
韓国選手は2人、GSとSLに参戦しました。左のジュン・ドンヒュン選手は昨季のファーイーストカップの総合・GS・SLのカップチャンピオンで、今季12月の中国でのレースでも皆川賢太郎をおさえて優勝し、現在SLのカップスタンディングでトップに立っています。
GSの朝はマイナス14度くらいまで冷え込んだこともあり、ヒルシャーはブーツにマスキーをしていました。(商品名はこちらでは違うようですが形状はいっしょです)
オーストリアチームは昨季あたりから、冷え込んだときのインスペクション時に装着する選手がちらほら見受けられるようになりました。DHやSGのインスペクションは長時間になるため、寒いときは重宝するかもしれませんね。
しつこく、ヤニッツァねた。笑
今シーズンの彼女はごらんの出で立ちです!
上下のウエアがあってませんが、他のコーチと同じかっこはいやみたいです。笑
お次はフラッハウのスタート。
案外、身長のある選手は頭にというかヘルメットに気をつけないと、ごっちんこしちゃいます笑。この写真だけ見ると、狭苦しいところから出て行く感がありますよね。
そのスタート、テレビなどでご覧になる赤いボードの裏側はこんな風。
分解して持ち運びできるようになってます。
女子SL、37番スタートから12位に入ったオーストリアのカルメン選手の応援団。
彼女が滑り終わると、速攻で服を着ていたのが可愛らしかったです笑。
フラッハウでは1本目コースアウトしたアメリカ、ミカエラ・シフリン選手、16歳。
その後のリエンツのSLではなんと3位表彰台にあがりました。新星の登場です。ちなみにザグレブは1本目コースアウトでした。
男子のSL前走はマティアス・ランツィンガー。
ソチのパラリンピックでの活躍が期待されます。左足の膝から下は義足です。彼のことをご存知ない方は過去のブログをどうぞ。
昨晩、フラッハウからの移動は雪が降りしきり、運転には少々疲れました。なにせこちらでの移動はいつもレンタカーなもので、慎重に安全運転でした。
そして今朝は、昨シーズンのブログでも紹介した新井真季子選手の撮影に行ってきました。
場所はインスブルックとザンクト・アントンの間にあるスキー場、フェンデルス。スウェーデンチームのトレーニングコースでもあるそうです。
今日のFISレースのSLコースは中緩斜面でしたが、昨晩から降り続いた雪は止むことなく、レース中もずっと深々と降り続けました。
おかげでポール脇は「掘れ掘れ」。
「ここは関温泉か松之山か?」というくらい日本の豪雪地帯と錯覚するくらいでした。笑
当の新井真季子選手は1本目57番スタートから41位につけ、2本目も完走。リザルトがまだFISのHPに発表されていないので最終順位は不明です。すいません。
追記:リザルトは33位でした。57番スタートからだいぶ「まくり」ました。
冒頭の写真は1本目。下の写真は2本目です。スキーが見えないくらい掘れてます。
本人はGSのほうが得意なようですが、SLも滑りそのものは昨季よりだいぶ成長のあとが見られ、、スムーズになってきているように感じました。
なにより、こちらでのレースに慣れてきた印象を強く感じ、昨季の「乙女の滑り」から、力強さが加わり、「凛とした」大和撫子の滑りに成長してきているように思いました。
ちょっと大げさな表現ですかね?笑。でも私には今日の彼女の滑りには、確実に一年間の成長のあとが感じられたんですよ。
これからも1レース、1レース、着実に結果を積み重ねて、近いうちにヨーロッパカップやワールドカップで華麗な力強い滑りを見せてほしいと思います。
以前のブログで紹介しておりますので、新井真季子選手をご存知ない方は、お手数ですが過去のブログをさかのぼってご覧ください。「蛍雪のとき」シリーズになっております。
彼女はいま、高校三年生。来春にはもう卒業です。
そして今晩はマドンナ・ディ・カンピリオでヨーロッパカップSLナイトレースが行われていますが、明と大越の結果が気になります。
追記:結果は石井智也が48番スタートから19位。明22位、大越龍之介は2本目途中棄権でした。
私は明日、帰国の便に乗ります。アルタバディア、フラッハウの雑感などはまとめて帰国後に。では、また。
最後の写真はレース前、リフト乗り場前に並んだ選手たちのスキーとリュック。この光景は日本でもいっしょですかね。

昨晩からずっと降り続いた雪は、結局レースが終わっても止むことはありませんでした。
降りしきる雪のフラッハウ、ヘルマンマイヤー・ワールドカップコースで行われた今季SL第3戦は、昨季のSLチャンピオン、イビッツァ・コステリッチが勝利。
今季SL2勝目を飾り、レッドビブをヒルシャーから奪い返しました。
冒頭の写真は、勝利の瞬間、ゴールエリアで妹のヤニッツァも喜ぶ、の図。笑
(今季も兄妹ネタ、継続です笑)
2位にはアンドレ・ミューラー、3位にはビーバークリークで2位となったクリスチャン・デビレ。カメラに向かってガッツポーズしてくれました。
ビーバークリークがフロックではなかったことを証明してみせました。SL初戦のポディウム3人が最後まで種目別を争うという傾向、今年も継続かもしれません。
一方、日本チーム、湯浅は1本目の中盤過ぎに転倒。明は鬼気迫る「流血の疾走」をみせてくれましたが、46位で2本目に進めませんでした。
口の中が切れたのだと思いますが、両肩に血が飛び散るほどなので、明日のヨーロッパカップに出場できるかどうか心配です。
これで今年の男子SLは終了。ワールドカップはクリスマス休暇をはさんで、年末のボルミオDHと続き、年明けはミュンヘンのイベント、そしてザグレブから毎週のようにSLの戦いが続きます。
湯浅は次回は29番までスタートが落ちそうです。お尻に火がついてきた感があるので、次回ザグレブでは快走をみせてほしいところです。
そして、明と大越にも2本目に残る滑りをみせてくれることを期待したいと思います。負けるな!明!大越!
私はこれから、また少し移動。雪のなかの運転なので気をつけます。
マリス・シールドが地元オーストリアでSL開幕から3連勝を飾りました。
3勝とも1本目からラップを奪いそのまま逃げ切るという圧勝。今季のSLはどこまで勝ち続けるのでしょうか。
2位には今季未だ未勝利の昨季総合チャンピオン、マリア・ホフ・リシュが入り、そろそろエンジン始動といったところでしょう。
日本チームの2人は清澤恵美子が40位、星瑞枝が52位で2本目に進めませんでした。
写真は清澤のインスペクション。
2人とも少し話はでき、元気に受け答えしてくれて期待していたのですが、残念でした。やっぱり女子の「30位の壁」は厚いのでしょうか。
まだ2人はこのあと年末のリエンツと年明けのザグレブのワールドカップに出場予定です。まだ続く今回の遠征でなんとか2本目に残ってほしいですね。
写真は星瑞枝。
今夜のフラッハウはシールドの3連勝で大いに盛り上がりました。明日はヒルシャーが主役になるのか?はたまたイビッツァが阻むのか?湯浅の活躍も期待して今から楽しみです。
今朝、フラッハウに着いたときはかなり寒さを感じたのですが、昼から夜にかけては気温が上がり、また、下がることなく割と「快適」に撮影することができました。
コースはアルタバディアよりも下地は硬く感じましたが、ここフラッハウもつるつるではなく、雪がひっかかるように感じました。
アルタバディアでは1本目30位に残った湯浅でラップと2.04秒差。中斜面が延々と続くと言えるフラッハウのコースは拮抗した戦いが予想されますので、明日は2秒以内でないと残れないかもしれません。
湯浅には1本目から実力を発揮してほしいですし、明は年内最後のワールドカップでなんとか2本目に残ってほしいと思います。
明日は現地時間で15時30分スタート。2本目は18時30分です。日本は深夜ですが、熱い応援よろしくお願いいたします!!
追記:湯浅22番、明55番スタートです。
今季好調のマルセル・ヒルシャーがワールドカップSL2勝目をあげました。
今朝の気温はマイナス14℃。午後になっての2本目のスタート付近の気温もマイナス9℃と凍える一日でした。
それでも雪面は昨日書いた通り、氷のようにつるつるというわけではなく、ひっかりのある難しい部類の雪質だったと思います。
上の写真は表彰式でカメラマンに向けて?シャンペンをふりまくヒルシャー。おなじみジオの撮影です。
日本チームは湯浅直樹がかろうじて1本目30位に残ったものの、明は46位、大越龍之介はポールをまたぎ、石井智也もコースアウトで2本目に進めませんでした。
特に明は、私が撮っていたところでは彼には非常に珍しく、おしりが後ろに少し落ちた滑りで、苦闘していたように感じました。
2本目は1番スタートの湯浅がきれいなコースで好走をみせ、結果的に2本目2位のタイムでゴール。最終的に11位まで順位をあげ、日本チームとして今季初の成績を残してくれました。
湯浅自身は、2本目は2回も態勢が遅れながら、なんとか攻めの滑りを維持できた結果だと語ってくれました。
明後日のフラッハウのレースも一桁順位を狙って1本目から納得のいく滑りをするとも話してくれました。期待したいですね。
すいません、これから移動しなければならないので、今日はこのへんで。また明日、フラッハウで時間があったらアップいたします。では、ちゃお!!
「マックス」ブラルドーネが2年ぶりの勝利をあげました。
地元イタリア、アルタバディアで復活のV。昨日の私の予想は見事にはずれました。マックス、おみそれしました。笑
GSスペシャリストの彼は、このレースから第2シード落ちして19番スタートという屈辱を味わいましたが、見事に1レースで挽回。1本目6位ながら、絶好調のテッドに1.11秒差をつけられての逆転勝利は賞賛に値すると思います。
アルタバディアも盛り上がりました。地元での勝利はいいもんですね、おめでとうございます。
では、写真はマックスづくしで。
2本目ゴール時点でラップでこのポーズ。
勝利が決まった瞬間。
そして自らシャンペン浴びちゃいました。勝利の美酒!
(この写真3枚はアレッサンドロ・トラバッティさん撮影です)
さて、恒例の氷の斜面はどうだったかといいますと、昨日降った雪がコース上にかぶさり、横滑りする分にはまったく恐怖感はありませんでしたが、今朝は冷え込んでマイナス11℃。レース中もビーバークリークよりも寒い思いをしました。
小雪に悩まされ続けたワールドカップもようやく、「冬本番」といった感じでした。
さて、明日はSL第2戦。
先日のヨーロッパカップでは湯浅が5位、明が16位と調子のいい2人が結果を残してアルタバディアに乗り込んできています。
今日のコースは下地の雪は硬いのですが、つるつるではなく、十分エッジはひっかかってくれました。グリップが良すぎるか、丁度いい加減か、あるいは硬い下地が露出するか、掘れて荒れるか、明日のレースの行方を左右しそうです。
明日は大越龍之介も出場します。日本からも熱い応援、よろしくお願いします!
追記:失礼しました。明日は石井智也も出場です。
湯浅24番、明58番、大越63番、智也71番スタート。日本人4人出場は久々ですね。
アルタバディアに着きました。
今朝のスイス、チューリッヒは小雨でした。
まだ明けきらない朝8時30分、レンタカーを走らせて一路、イタリアのアルタバディアを目指します。
オーストリアに入ってザンクト・アントンの手前ぐらいから降雪となりました。ここはちょっとした峠なので、走行車線も追い越し車線もトラックが立ち往生。
進行方向とは全く違う方向を向いた牽引車のタイヤが苦戦のあとを物語っていました。
それでもたいした渋滞に巻き込まれることもなく、順調にインスブルックを経由してイタリアに入るブレンナー峠を越えるころには太陽が顔を出しました。
「これだったら今日のバルガルディナのダウンヒルはレースできただろうな」と思いながらアルタバディアに到着。
お仲間のカメラマンにバルガルディナの状況を尋ねると、「レース途中で風が強くてキャンセル」とのお返事。
あらあら、雪が降ったは降ったで今度は強風でキャンセルとは今季のワールドカップは不順な天候に悩まされ続けますね。
ついでに「どっから来たの?」と聞かれたので「東京から」と答えると、
「Good choice!」と言われました笑。
バルガルディナから峠越えで1時間、アルタバディアまでの移動、メディアの皆様、お疲れさまでした。
今日のバルガルディナDHは21人滑ったところで強風のために中止。この代替レースは年末のボルミオにくっつけるのが順当かなと思います。
アルタバディアの気温はマイナス1℃。道路の雪もべちゃべちゃで湿気を含んでいますが、日本チームの長田コーチによるとスキー場の雪は湿っぽくはないそうです。
今日は雪の状況が悪いのか、GSのコースオープンはなしとのこと。例年ならば氷の急斜面が我々カメラマンの度胸試しになるのですが、今年はどうなるでしょうか。
明日はそのGSの聖地と言われるコース名、グラン・リサで今季GS第4戦。
第1戦と第3戦に勝利し、レッドビブのテッド・リゲティと第2戦優勝のマルセル・ヒルシャー、そして成長著しい20歳の新鋭、アレクシ・パンチュローの三つ巴の戦いに注目です!
また、残念ながら日本人選手の出場予定はありません。
冒頭の写真は道路から見たアルタバディア、グラン・リサ。
昨日はビーバークリークからデンバーまで移動してきました。雲ひとつない快晴のおだやかな日でした。
ワールドカップ選手たちは、その日の便でヨーロッパへ。
14日からのイタリア・バルガルディナのトレーニングランや同日からの「ヨーロッパカップ・イタリアSL3連戦」に備えて今週末は休養&練習と思います。
ビーバークリークからデンバーに向かうお昼発のシャトルバスの道中は、イタリアウエアメーカーのコルマーの選手担当の人といっしょでした。
私がイタリアの写真配信会社のお手伝いをしている関係で顔見知りだったのですが、彼は開口一番、「今朝はイビッツァの練習を見てきたんだ」と話してくれました。
前日にSL勝利をあげたばかりの翌朝、太陽の上がってこない8時30分から10時まで、ワールドカップコースの女子SGスタートからの急斜面を使って50旗門のSLトレーニングだったそうです。
普通であれば、勝利の美酒に少し酔って遅めの朝食をとっている頃か、レースの日の夕方に車で2時間半のデンバーまで移動しそうなものですが、勝利に満足することなく、練習環境の整ったところでしっかりトレーニングをこなしていました。
潤沢に雪があるのは3000m級の氷河コースだけであるヨーロッパの今の練習環境を考えれば、懸命な選択だと言えるでしょう。
コルマーの担当者もレースの翌日朝の練習に関心して私に教えてくれたのでした。
イビッツァはトレーニングをしてからデンバーに移動、スヴィンダルのツイッターによると欧州への便はファーストクラスだったそうです。
イビッツァはおそらくバルガルディナのDHにもエントリーしてくると思います。昨年は48位でSGは18位でしたが、今年は高速系でどれだけ順位をあげてくるのかも注目です。
冒頭の写真はSL初戦、1本目のインスペクションでのイビッツァ・コステリッチ。
日本チームも無事インスブルックまで移動したようですが、今回は急遽の北米ワールドカップ開催で、無駄な移動を強いられてコンディション調整に苦労したと思います。
ヘッドコーチのクリスチャン・ライトナーによると、ヨーロッパに戻る前には6回もFISの現場の親玉であるギュンター・フィアラ氏に電話で確認し、「ビーバークリークでの代替開催はなく、ヨーロッパへ移動して大丈夫だから」と言われてヨーロッパへ移動。
しかし、インスブルックに着いた途端、今飛んで来た北米の空港へとんぼ帰りしなければならないという知らせに唖然としたそうです。
ライトナーは「彼のやることはすべて正しい」と急遽の変更を決断したギュンター氏を皮肉っていましたが、雪の豊富な北米に居残って練習する選択もあったと考えるのは今となっては結果論でしょうかね。
誰が悪いということではなく、明と湯浅には自己管理をしっかりやってもらって、次の14日からのヨーロッパカップに備えてほしいと思います。
湯浅自身、「ひどい滑りだった」と力を出せなかったことを悔やんだレースでしたが、ヨーロッパカップ3戦で本来の滑りを取り戻し、19日のアルタバディアではいい滑りを期待しましょう!

