2010年03月24日

三寒四温 ワールドカップ最終戦雑感ほか

先週は帰国日の翌日に志賀高原に行き全日本選手権を撮り、そのまま八方尾根に移動、以前からお世話になっている宿の息子さんの小学校卒業式を撮らせていただきました。

一生に一度しかない小学校の卒業式。

この時期、日本全国数えきれないほどの卒業式がありますが、その日その時を逃すと決して二度と撮ることはできません。

いつもワールドカップを撮っていても思うことですが、今季は特にその思いを強くしました。かけがえのない、二度と戻ることのない今そのとき。今後も継続して「貴重な一瞬」を写真に収めていこうと思います。

さて、14日ですべてのレースを終えた今季のワールドカップ、最終戦の雑感をいきましょう。

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今季はDH種目別4位、SG9位とともに自己最高位だったマニュエル・オズボーン・パラディス。地元オリンピックではふるいませんでしたが、レイクルイーズSGとヴァルガルディナDHで勝ち、堂々とトップ選手の仲間入りを果たしました。

チーム戦はブーツのアッパー部分が白色で登場。ブーツテストしてみたのかな?

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最終戦前までトップに立ちながら総合優勝のタイトルを逃したベンヤミン・ライヒ。

彼はDHトレーニングランに出たものの、出場を回避。GSのトレーニングをしてヤンカとキューシュに対抗することにしたのですが、そのGSで8位に終わりポイントを稼ぐことができず、4年連続の総合2位に終わりました。

日本式に言うなら賢太郎と同学年、32歳のベニー。まだまだ衰えるような歳ではありませんが、今季はヴァルディゼールSCの1勝のみ。

来季もアルペンスキー王国のエースとして、ワールドカップの中心にいてほしいところです。

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12日のブログでは、ビールグラスをかざす引退したマルコの写真を紹介しましたが、実は最初に持っていたのはこちらの「特大ビールグラス」。

オクトーバーフェスタなどではおなじみの大きさなのでしょうが、私には「イベント用」グラスにしか見えませんでした(笑)。

スタート前にも飲んで、そのグラスで飲んで、「通常グラス」で飲んで、マルコはワールドカップを去っていきました。と、さ。(笑)

マルコは引退の前日も多くの友人たちと写真におさまっていました。

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女子で引退レースだったのはカナダのエミリー・ブライドン。ワンピの上から極小ビキニパンツを履かされてました。(笑)あ、、一応、レース後にですよ(笑)。

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そしてリクエストの多かった、「美人レーサーを探せ!」。(いや、リクエストはほんの一部だけ?笑)

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今回、私の独断と偏見ではオーストリアのステファニー・コーエルは美人だと思いました。彼女のHPは、
http://www.steffi-koehle.at/

ですので興味のある方はどうぞ。

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そしてチーム戦前夜のアウディパーティーで「見違えて」しまったのは、デニス・カーボン。(ワールドカップ6勝、2008GSチャンピオン)

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やっぱり女性はちょっとおしゃれしただけでも随分と印象が変わりますね。彼女はちっちゃくて可愛らしかったです。

さて、18日のブログに書いた若手3人の「選手権まわり」ですが、大越、智也、松本勳人はSL3戦に出場するために21日にチューリッヒに向けて出発しました。

しかし、当初27日に行われる予定だったマリボール(SLO)のSLが21日に前倒しで開催されてしまい、25,26両日に行われる予定だったザグレブ(CRO)のSLもキャンセル。ともに雪の状況が悪いためか、高温なのではないかと推測しますが、3人の出場予定のレースがすべて「消失」してしまいました。

3人は10日間ほどで帰国予定ですので、現時点で出場できそうなレースを探すとチェコとイタリアでの選手権SLになりそうですが、好ポイント獲得が目的なので現場での的確な判断が必要となりそうです。キャンセルにともない、有力選手もごっそりと同じような動きをしてくれるといいのですが。

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写真は今季のファーイーストカップのGS種目別チャンピオンのタイトルを獲得し、来季のワールドカップ出場権とヨーロッパカップ30番台でのスタート権を確保した松本勳人(白馬村スキークラブ)。

一方、八方尾根で行われた全日本SGはベテラン、田島あずみ選手と安田かずみ選手が優勝。今日のファーイーストカップSCは清澤恵美子選手が優勝。(男子はSLができずにレース成立せず、のようです)。

そして阿寒湖温泉SLには湯浅直樹が出場。昨日23日は1本目途中棄権でしたが今日24日は2位に4秒71の大差をつけ勝利しました。なお、このレースで湯浅の仲のいい友人である小松優馬選手が引退し、彼自身、23日SLで最後の優勝を飾りました。おめでとう、そして、おつかれさまでした。

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写真は全日本SLでは4位だった小松優馬選手。


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2010年03月19日

生田康宏V 全日本選手権SL

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朝から快晴の志賀高原ジャイアントスキー場、硬くしまったコースで全日本選手権にふさわしいレースが行われました。

8時45分スタートの男子SL1本目は3番スタートの大越龍之介がコース後半でコースアウト。

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大越は写真のところはこんなでしたが、切れのある滑りをしていました。

日大のコーチであり、技術選にも出場している生田康宏がラップを奪い、石井智也が0.63秒差の2位。

2本目は智也が逆転するかと思われましたが、生田が2本目もラップを奪い前述の2005年の優勝以来、SL2度目の全日本タイトルを獲得しました。

元ナショナルチーム選手でトリノオリンピックにも出場した生田康宏。日大のコーチとしての役割が大きい彼ですが、選手を引退したわけではないそうで、しっかりとその「実力」をみせてくれました。

ジャイアントの急斜面に加え、硬くしまったハードバーンという条件がヨーロッパのコースで戦ってきた生田に有利に働いたのだとしたら、多くの若手選手が練習方法を考え直さなければならないでしょう。

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今回の彼の優勝は若手選手のいい刺激になってよかったと思います。

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女子は水口かおり(早稲田大学)選手が優勝。こちらも2本ともラップの完勝でした。

そして今日は引退ランが行われました。

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ながいあいだ選手としてがんばってきた、関理奈選手。

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花束に胴上げで引退レースを飾りました。

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関理奈選手はFISレースの優勝は3回。いずれも海外でのものでした。おつかれさまでした。

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私は日焼け止めを忘れ、顔だけ異様に真っ黒!あーあ。(笑)


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2010年03月18日

大越龍之介初優勝 全日本選手権GS

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帰国した翌日、志賀高原まで車を走らせました。

東京は春の暖かさですが志賀高原も暖かく、道路にも雪はありませんでした。

昨晩は温泉にもつかり、ビールも飲んで、ずっとお世話になっている宿の方々とお話してゆっくりリフレッシュできました。

やっぱり日本はほっとしますね(笑)。

今日は雲が多めの晴れ。バーンコンディションは1本目は良好。2本目は少しゆるみました。

全日本選手権男子GS優勝は大越龍之介。全日本は初優勝です。

石井智也とワン・ツーでナショナルチームの貫禄勝ちでした。

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大越は1本目、急斜面で転倒したものの、2位につけ2本目で逆転。「国内で負けるわけにはいかない」と語ってくれました。

彼はFAR EAST CUP 6戦と全日本2戦の全勝を目標にしていたそうですが、今日まで7戦中4勝です。

このあとは明日の全日本SLに出たあと、智也と松本勳人とともに10日間の短期遠征、スロヴェニアの3レースに出場予定だそうです。

いいポイントをとってきてほしいものです。

彼は今季、GSとSLあわせワールドカップに6レース出場しました。

ただ、今季は残念なことにサービスマンがついていなかったので、チューンナップは自ら行ってレースに出場していました。来季はぜひ、日本チームや大越をサポートするみなさまに、プロのサービスマンがつく万全の体制をとってほしいと切に願います。

明日は男女SL。大越が優勝すると、同年でGS、SLの全日本タイトルを獲得するのは2005年の生田康宏以来となります。(ちなみに技術選にも出場している生田は今日、54番スタートで1本目途中棄権でした)。

コースは久々にジャイアントの急斜面。かつてはワールドカップも行われたコースです。今日、練習した女子の関係者によるとバーン状態は良好のようです。明日も楽しみです!

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1本目のラップは高澤伸(専修大学)で、2本合計3位でした。


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2010年03月14日

チーム戦はチェコがV ガルミッシュ最終戦

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昨晩はちょっと遅くまで飲んでしまいました。

友人のイタリア人カメラマン、ジオにさそわれ、他にスロヴェニア人、フィンランド人らカメラマン仲間6人でガルミッシュの街に繰り出しました。

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食事のあとはビールで2軒。1軒目ではSLチャンピオン、ヘルブスト。2軒目ではジュリア・マンクーゾとターニャ・プウーティアイネンの写真をゲット。

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3人ともまだ「飲み過ぎ」てはいませんでした。写真は撮らなかったテッドはちょっと目がすわってましたが(笑)。

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ガルミッシュのレストランやバーはけっこうな賑わいで、みなさんご機嫌。

最終戦の土曜の夜は、少しはめをはずした方もいたようです。(笑)

そして今日は新しい試みのチーム戦、デュアルスラローム。

12カ国出場で、勝ったのはチェコでした。

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写真はライヒに先行するアンドレイ・バンク。

ネイションズカップは毎年恒例、オーストリア。W-CUP最後の「お決まり」の写真になってしまいました。

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これで2009-10シーズンも終了。

10月末のセルデンで幕をあけた今シーズンも終わってみればあっという間。いや、思い返してみれば今年はいろいろなことがありました。

ゆっくりとその感慨に浸りながら、今夜は「戦友」と語って、明日帰国の途につきます。

それではまた、帰国後に。


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2010年03月14日

ガルミッシュ大団円 ワールドカップ最終戦

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キッツビュールの初優勝をひっさげて地元に凱旋したノイロイターが逆転Vを飾りました。

女子の種目別SLのタイトルも地元マリア・リシュがカトリン・ツェッテルの猛追をかわし逃げ切って、今日はガルミッシュ・パルテンキルヘンにとって「ダブルタイトル」で、万々歳の一日となりました。

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2人の活躍でゴールエリアも大盛り上がり。こんな絵に描いたようなことってあるんですね。(笑)

男子種目別は最後までハラハラさせてくれました。

1本目9位と10位に並んだジュリアンとヘルブスト。2本目は先にヘルブストが滑ってゴールでラップ。

しかしジュリアンがスーパーランをみせ、ヘルブストを1.29秒離して「ダントツ」トップに躍り出ると、そこからがハラハラドキドキでした。

シルバンやメルグがジュリアンを抜けないものの、ヘルブストの上に入るたびにジュリアンの逆転種目別Vが近づいてくるようでした。

しかし、アンドレ・ミューラーがジュリアンを上回った瞬間、ヘルブストの逃げ切り種目別Vが決まりました。

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ヘルブストは表彰式で安堵と達成感でいっぱいの表情をみせてくれました。おめでとう!ヘルブスト。

明は1本目1.36秒遅れの13位につけ、2本目は2つ順位をあげ11位で最終戦を終えました。今季は種目別21位。オリンピックを含む10戦のうち半分の5戦に成績を残しました。

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日本チームのエースとしてチームをひっぱり続けた彼の今シーズンは、「第一シード復帰」の階段をいくつも駆け上がった一年だったように思います。

また今年の11月のレヴィで開幕するSL。大いに期待したいと思います。

一方、湯浅は1本目、私のすぐ横でポールをまたいでストップ。そこまでいい滑りだっただけに悔しさもひとしおだったようです。

ストックをたたきつけただけでなく、ヘルメットも拳でたたき、手の甲は血がにじんだようです。

女子1本目が始まる前に私の近くでウエアを着て降りようとする湯浅に声をかけました。

いきなり、「申し訳ないです」。と深く頭を下げられてしまいました。

私は「いやいや、そんな。今シーズンもどうもありがとう」と言いました。

私の気のせいかもしれませんが、彼の目には悔しさで光るものがありましたが、話をしているうちに、もう思いは来シーズンに切り替わっていきました。

彼はこのあと、明日の便で帰国。その後は4月の野沢CUPへの出場を検討中ということでした。

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写真は朝、スタートにあがってきた湯浅。ここガルミッシュとクラニスカ・ゴラはワールドカップ会場では数少ないTバーリフトです。

湯浅にとっては、「激動」であったろう今シーズン。種目別23位で終えました。明同様、10戦のうち、いや、彼の場合は9戦のうち5戦で成績を残しました。

2人には今シーズン、とても大きく、貴重で、かけがえのない思い出をもらいました。ほんとに感謝でいっぱいです。どうもありがとう!!

明日はパラレルGSのチーム戦が残っていますが、会場のムードは「終了モード」。
総合タイトルの写真も今日すませました。(笑)

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美女のおとなりは「Iceman」でしたね。

それでは、今日の最後にまた来シーズンも2人のこんな顔が見れることを祈って。

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おっと、もう1枚忘れてた。

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「総合タイトルはオレがとるはずだったのに」と、ヤンカの前を通るキューシュ。こんなにふざけてカメラマンたちを笑わせてくれて、ほんとにお茶目さんです!(笑)


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2010年03月13日

リゲティ種目別逃げ切りV  ガルミッシュ最終戦

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カルロ・ヤンカは勝利を確認するとゴールに倒れ込みました。

今朝はマイナス4℃でしたが時間が経つにつれて気温が上昇。2本目のゴールエリアは陽も差して春の陽気になりました。

今日はリゲティ、ブラルドーネ、ヒルシャー、ライヒ、ヤンスルの5人の争いでしたが、ブラルドーネとヒルシャーが1本目で早々と脱落し2本目の始まる前にリゲティの逃げ切りVが濃厚になりました。

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また今年も種目別Vを逃したGSスペシャリスト、マックス・ブラルドーネ。ここ一番の強さが必要か?

しかし2本目は、DHトレーニングランで撮っていた大ジャンプのあるところ、急斜面の入り口で直線的に入ってきて失敗する選手が続出。7人もコースアウトしてしまいました。

リゲティはそこを無事通過。ゴール時点でショーグホッファーと同タイム1位でGS種目別優勝を確定させました。

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2本目最後に滑ったカルロ・ヤンカは1本目のリードを守りきり、100点を獲得。
8位に終わったライヒに106点差をつけて初の総合タイトルも手中におさめました。

もう何度も書いてますが、あらためて、「ニューヒーロー誕生」です。

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昨日はライヒの総合Vが決まるかもと言いましたが、まったく逆の結果。カルロくん、ごめんなさい。

ライヒも2本目は2番手のタイムで猛追しましたがわずかに及ばず。明日のSLを残しての「総合V逸」は想像もしていなかったでしょう。

オリンピックの雪辱はなりませんでした。

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ライヒがSCのタイトルはとったものの、オーストリアチームにとっては「屈辱」のシーズンとなりそうですが、まだあと1種目。

明日のヘルブストとカトリン・ツェッテルに大きな期待がかかってきました。

男子のとなりのコースで行われた女子SGはリンゼイ・ボンの貫禄勝ち。

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今日の1,2,3位がそのまま種目別のワン・ツー・スリーでした。そして女子の総合タイトルも今日、リンゼイに決まりました。

昨日はマルコの引退でしたが、今日は「元気に復帰!」

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昨年のキッツビュールDHトレーニングランで大転倒、一時は生死も危ぶまれたダニエル・アルブレヒトが男子GSの前走をしました。

今年のキッツビュールで記者会見したときより、顔も依然のように丸くなり、体も大きくなったように感じました。

本人はまだまだトップシーンに帰ってくるには時間がかかるように考えているようですが、来シーズンは彼の元気な滑りが見れるかもしれません。

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さあ、明日はいよいよお待ちかねのSL最終戦。

まったく違う山ではありますが、今日のGSのコース状況から推測するとバーンは氷の状態と思われます。

明と湯浅に一発、どーーーん っといっちゃってほしいですね。
みなさん同様、私もゴールで2人の派手なガッツポーズを見たいです。

では、また明日。

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2010年03月12日

エリック・ゲイ初種目別V獲得 ガルミッシュ最終戦

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エリック・ゲイが地元バンクーバーオリンピックの「借り」を「倍返し」にしました。

小雪舞うなか行われた男子SGと女子GS、スタートインターバルを短くして悪天候に対応、女子の2本目が行われるころにはうっすらと太陽も見えました。

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ゲイに69点差をつけてSG種目別トップだったヴァルヒホッファーは15位に沈み、完全に優勝争いから脱落。ゲイは3位スヴィンダルの猛追をかわして初の種目別優勝を手にしました。

総合争いは、今日11位だったカルロ・ヤンカと6位だったベンヤミン・ライヒの2人に絞られ点差は38点。

依然トップはヤンカですが、彼はSLに出ないため明日の2人の成績次第ではライヒの4年ぶりの総合優勝が決まります。

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女子GSはティナ・マゼが勝利。美人もスタート前は気合い入った顔してます。そういえば昨年の最終戦も彼女のスタート写真を撮っていて優勝したのを思い出しました。

GS総合はカトリン・ヘルツェルがそのまま逃げ切り初の種目別V。昨年の世界選手権の勝者ではありますが、今季のアスペンがワールドカップ初勝利でその後のリエンツの勝利とあわせシーズン2勝でクリスタルトロフィーを手にしました。

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まだ慣れていないのか、カメラに向けてはなかなか笑顔をつくってくれませんでした。知っている人に祝福されると可愛い笑顔を見せてくれるんですけどね。(笑)

カメラ構えた無粋なおっさんたちがいけないのか?(笑 私含む)

女子の総合Vも明日決まるかもしれません。リンゼイとマリア・リシュの親友同士の争いですが、165点差。リンゼイは今日1本目で転倒。膝をケガしたようですが、明日のSGは出場するとのことですので彼女の3年連続総合優勝が濃厚です。

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そして最終戦恒例、今日の「引退ラン」はマルコ・ビュッフェル。笑顔の「正装」滑走でした。

彼はW-CUP4勝。記憶に新しいのは2008年1月、キッツビュールSGの優勝です。

いつもにこやかで気さくなマルコ。みなに愛された彼の引退はまたひとりのスターを失った感がします。

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今日はどうやらスタート前にも手にもっている液体を飲まれたようで、「飲酒運転」?(笑)

ほんとに今までどうもありがとうマルコ!


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2010年03月10日

カルロ・ヤンカがカンダハーを制す ガルミッシュ最終戦

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カルロ・ヤンカが新カンダハーコースを制しました。

今朝の気温はマイナス7℃。だいぶ暖かく感じました。(笑)
男子DHのころは曇っていたものの、女子DHが開始されると強い日差しが照りつけ、3月らしくなりました。

このコースは日陰と何度も書いていたのですが、今日の女子コースの映像を見ると、日向の部分もけっこうありました。大間違いですいません。(笑)

それと、ゴールエリアは晴れると十分陽があたってあたたかいので、来年の世界選手権観戦も寒い思いをしないで見れそうです。よかったよかった。

すでにDH種目別チャンピオンを決めていたキューシュは0.19秒差の8位。

今日のこの結果で、ほんとに、ほんとにわずかの差で総合チャンピオンのタイトルを事実上逃してしまったと言えるでしょう。

100点を獲得したカルロ・ヤンカとは今日時点で195点差。
キューシュとヤンカの残す種目はSGとGS。逆転の可能性は限りなくゼロに近くなってしまいました。

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女子DH始まる前のひととき、キューシュは一人になってじっと頭を垂れていました。

余談ですが、キューシュの横にあるのは私のカメラバックです(笑)。

0.19秒のなかに8人もひしめくDHは近年では珍しいです。最終戦にふさわしい戦いだったと言えますが、キューシュにとっては8位は思いもよらぬ結果だったに違いありません。

相手がチームメイトの後輩ヤンカ。キューシュは複雑な心境でしょう。

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女子はマリア・リシュが地元で勝利。2位は親友リンゼイ、今季で引退を表明しているアンニャ・パーソンが3位に入りヘッドが表彰台を独占しました。

女子DHの前に唐突に行われた男子出場選手22人の記念写真、手にもっているボードには「Downhillers for Haitti」。

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地震被災地のハイチに救援金をおくるキューシュをはじめとするワールドカップトップ選手たちです。

こんな写真、めったに撮れません。最初はみなスキーを持っていたのですが、並びきれずにオズボーン・パラディスの「スキー持つのはやめない?」という一言に全員がすぐ反応。

選手それぞれがお互いを尊敬して、競いあっているからこその気持ちのよい行動でした。

いま、地球上で最も速い男たち、22人。かっこいいーーー!!
(パトリック・イエルビンとマティア・カッセは何故かいませんでした)。

このトップ選手たちのなかに、明や湯浅が堂々と入ってこのような写真におさまる日が来ることを願ってやみません。

明日、引退レースとなるのはマルコ・ビュッフェル。

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レース前から彼の白いヘルメットには選手たちのサインがいっぱいでした。

では毎年恒例の種目別チャンピオン写真。

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「美女と野獣」の両脇はガルミッシュ・パルテンキルヘンのマスコット、右がGaで左がPa。来年も世界選手権で登場でしょう。(笑) ん?あんまり可愛くない?(笑)


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2010年03月09日

ガルミッシュ最終戦 DHトレーニングラン

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今朝の車の気温計はマイナス16℃でした。

7時30分からのインスペクションが始まるころには太陽も顔を出しましたが、気温が上がってくるのには少し時間がかかりました。

アメリカのコーチも「オー寒い!ノルウェーのほうがあったかかったよ」。

私も久々に寒さを実感。こんなに寒い最終戦は初めてです。

今日のトレーニングランの撮影ポジションは去年、濃霧のなかさんざん待たされたあげくにキャンセルとなった場所で陣取りました。

コース中、もっとも急な斜度の手前に1m弱の高さの「雪盛り」をしたビックジャンプ。

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最近の男子W-CUPでは珍しい「雪盛り」です。

当然、コースのなかでも最も滞空時間の長いジャンプとなります。冒頭の写真は今日のラップ、ハンス・グルッガーですが、このあとはこうなります。

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今の若者風に言うなら「やばくね?」でしょうか。(笑)

昨年も書きましたが、このコースは今までのDHコースの中盤からまったく新しいコースに生まれ変わって、ほとんどの選手は昨年のトレーニングラン1本だけしか滑っていないので、今日も6、7分の力で滑った選手が多かったように思います。

そしてこの新しいDHコースは来年のガルミッシュ世界選手権のコースでもあります。

そのおとなり、前まで使用されていたコースは女子DHコースとなり、ゴール手前で男女のコースが合流。男女共通のゴールエリアで観客も見やすい設計になっています。

でも、日陰のコースなので、来年の2月は見るのは寒いと思いますけどね。(笑)

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女子はオリンピックのGSで不運なイエローフラッグを振られて再スタートとなったジュリア・マンクーゾが2番手。オリンピックの好成績で調子を上げてきました。

明日はリンゼイとの「女の戦い」が楽しみです。

今日のヨーロッパカップSLの成績はまだFISのHPにはアップされてませんね。どうなったかな?

追記:今日のヨーロッパカップSL、湯浅は6位。優勝はノイロイター。明は1本目DNFとなっています。


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2010年03月08日

ガルミッシュ・パルテンキルヘン到着

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昨日はまだ明るいうちにミュンヘンに到着。レンタカーでガルミッシュまで1時間ちょっと。順調でした。

3月のガルミッシュは雪が心配だったのですが最近降ったようで、道路にも雪があるくらい積雪は豊富。気温も今朝の車の気温計はマイナス9℃でした。

毎年、最終戦で心配されるやわらかい雪にはなりそうもありません。よかったよかった。

昨日、日曜のクロアチアでのヨーロッパカップ、湯浅は9位。明は出場しませんでした。(情報間違いですいません)

次は明日9日、スロヴェニア、クラニスカ・ゴラでのECSLです。

ここガルミッシュでは明日からDHトレーニングランが開始されます。

DHの種目別優勝は土曜日のクヴィットフェルでキューシュが勝利し、2位のヤンカに148点差つけたため、2年ぶり3度目DH種目別優勝がすでに決まっています。

昨日のクヴィットフェルSGではエリック・ゲイが通算2勝目をあげ種目別優勝圏内に入ってきました。現在1位ヴァルヒホッファー、2位スヴィンダル46点差、3位ゲイで69点差でこの3人のSG種目別優勝争いになりました。

GSは熾烈です。
現在トップはリゲティ。2位ブラルドーネ、3位ヒルシャー、4位ライヒ、5位ヤンスル。この5人の争いになりました。リゲティがブラルドーネに43点差をつけているので有利とは言えますが最終戦は波乱が起きることもあるので最後までわかりません。

SLは前述のとおり、ヘルブストとリゼルーの一騎打ち。

明と湯浅には15位以上はもちろん、一桁に入ってもらって来シーズンの第2シード前半を確保してもらいたいですし、3位や4位に入れば来季の第1シード入りもあります!期待しましょう。

SCはライヒが種目別優勝を決めていますが、最終戦にSCがないのは「尻切れとんぼ」な感が否めませんね。

一方、女子はDH、SGともにリンゼイ・ボンの種目別優勝は決まっており、SCはシーズンで2戦しか行われなかったため種目別優勝と認定するか協議中です。

高速系とは反対にGSとSLは激しい争い。

GSはドイツのカトリン・ヘルツルがトップ。2位カトリン・ツェッテルとの争い。

SLは1位マリア・リシュと2位カトリン・ツェッテル、3位サンドリーヌ・オベールの三つどもえになっています。

総合はライヒがトップですが、ヤンカ、キューシュ、スヴィンダルまでの4人の争いになると思います。女子はリンゼイがこのまま逃げ切る公算が大。

最終日の総合チャンピオンの2ショットは美女とIcemanか?いや、野獣か?(笑、ごめんねキューシュ)それとも去年同様Mr.ナイスガイか?オリンピックの雪辱を晴らすアルペン大国の王者か?

楽しみですね。

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写真は土曜のSL最終戦を待つジャンプ台横のコース。これからコースネットを張るところでした。
このコースはSLのみで、DHからGSまではまったく別の山のカンダハーコースで行われます。

SLコースの「トイメン」はこんな景色。のどかですね。(笑)

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2010年03月05日

バンクーバーオリンピック雑感

Air Canada機内ではオリンピックオフィシャルエアラインということもあるのか、アイスホッケー決勝戦、カナダ対アメリカの試合経過をアナウンスしながらのフライトでした。

閉会式も終わってバンクーバーも眠りにつくころ、私は直行便で成田に着きました。

東京のほうが寒く感じたくらい、暖かだったバンクーバー。私が行った4日間、ウイスラーはずっと雨と雪でした。

それでも多くのボランティアのおじさんやおばさん、若者たちががんばっていました。会場では常に明るく声をかけてくれて、様々な案内もとても親切。そして丁寧なごみ拾いも気持ちのいいものでした。

そしてなによりも会場の雰囲気がフレンドリーでとても良かった。

コースからはずれても登り返して最後まで滑ろうとする選手には大歓声。間違いなく雪など降らないと思われる南国の選手にも大歓声。

その雰囲気をつくり出していたのが会場ボランティアのみなさんだったと思います。

男子SLの表彰を見おわって帰るときに、一番目についたボランティアのおばさんに「とても素晴らしいおもてなしでしたよ」と持参したpinをプレゼントすると
「Thank you , Thank you !」と涙ぐんで喜んでくれました。

ワールドカップでもこのような気持ちのいい会場がありました。私がよく覚えているのはバド・クラインキルヒム。

山の中の小さな温泉町でしたが、会場係員のひとたちがみな笑顔であいさつしてくれて、観客席にいなかった私でもそのhospitalityには感激させられました。

今回は観客だったこともあり、会場ボランティアのひとたちとのふれあいが、いつにも増していい思いでになりました。

それでは、写真雑感を。

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先月25日、バンクーバー空港に着いたのはお昼前でした。さっそく変なもの発見。もう見慣れちゃってる方もいらっしゃると思いますが、空港のターンテーブル上の案内表示に親切にも日本語も出るのですが、

「免除の限界の内にあったら進む線の出口に喜ばしなさい」と書いてあります。これじゃ、よけいわからん!!(笑)

日本語の次には画面が切り替わって韓国語とアラビア語らしきものが出るのですが、おんなじように直訳で意味不明だったりして。

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空港周辺のタクシーはいま話題のプリウスばっかり。街中でもヨーロッパより多くの日本車が走っていました。期間中だけなのかもしれませんが、カナダ国旗をなびかせて走っている車も多かったです。

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ウイスラービレッジには五輪がシンボルとして設置され、記念写真スポットに。晴れた日に撮れたひとはラッキーでしたね。

その五輪シンボルのすぐ脇にはリュージュの滑走で亡くなったノダル・クマリタシビリ選手を偲ぶモニュメント。多くの花束がそなえてありました。

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女子SLでは銀メダルを獲得したマリス・シールド。男子SLは恋人ライヒの応援に来ていました。

私はずっと彼女を撮っていたのでライヒの1本目はまったく見ていないのですが、帰って録画を見ると、途中で減速した場面があったのですね。そのときが多分これ。

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そして、ゴールからライヒがはっきり見えるようになってからはこれ。

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最後はゴール時点でラップタイムでこれ。飛び跳ねたのではみ出ちゃいました(笑)。

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気持ち、伝わりますね。彼女は2本目のあと我々との記念写真にも快くおさまって笑顔をくれました。


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1本目、無念のコースアウトに終わった賢太郎。

彼がゴールに降りてきて、ワンピの上にポンチョをはおっただけで取材エリアに行くまではほんの数分。まだ50番台の選手が滑っていました。

賢太郎は多くの報道陣の取材をうけました。まずテレビ数局で数10分、そして場所を数メートル変えて活字媒体記者で数10分。

集大成のレースは「最悪」の結果だったにもかかわらず、辛抱したと思います。

余談ですが、こういうときは聞くほうもつらいのです。私が選手の悔しがっている姿を撮り続けるように、聞くほうもその悔しさを多くのひとに伝えようとしているのです。

ゴールエリアのはしっこで、賢太郎のサービスマン、ガスパーが待っていました。

2人が軽く抱きあうと、それまで被っていなかったフードを賢太郎は深くかぶりました。

そしてその手をガスパーは父親のように引いて2人は滑っていきました。

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さて、今週末にはクヴィットフェルでSGとDH。そして来週は最終戦のガルミッシュ・パルテンキルヘンが待っています。

その前にとても大きな悔いをひとつ。

「日本男子の枠は2つではなく3つあった」

http://www.sanspo.com/vancouver2010/news/100228/oaa1002281843006-n1.htm

この話にふれないわけにはいきません。

いまさら何を言ってもバンクーバーオリンピックは帰ってこない。
本心は「だったら騒げば騒ぐほど湯浅を傷つけることになるのではないのか」。

でも、逃げるわけにはいきません。

私の最大の悔いは
「現場に近いところにいる俺にできたことはなかっただろうか?」。

「シュラトミングが終わった時点でチーフコーチやヘッドコーチに『やっぱり2枠のままですか?もしかして3枠になったりしませんかね?』という確認を私自身が怠ったのではないか? 確認していれば『無理だろうけど問い合わせはしてみよう』となったかもしれない」。

(もちろん、そうならなかったかもしれない。部外者でささやかな力さえない私の言葉など忘れられて当然で、こういうことを考えること自体がおこがましいかもしれない)。

今は、可能性が限りなくゼロに近い「他国辞退枠」を可能性はゼロではないと強く思って、追求し続けなかった自分自身のことを悔やむ。

ただ、批判を承知でひとつ言わせてほしいことがある。

「増枠を断ること自体、間違っている。それに加え、JOCにしろ、SAJにしろ、増枠を断るのならまず最初に現場に連絡するべきではないのか?現場のコーチや選手がまったく知らないところで、選手に関わる最も重要な決定がなされているという事態は由々しき問題ではないのか?」。

今回のことは
「もう二度とこのようなことが起こらないようにする」。
という悲しい結論以外に結論はない。

一度たりとも起こしてはならないことだったにもかかわらず。


HPの「湯浅直樹ヒストリー」、1998-2002シーズンにスキージャーナル編集長のご好意により、2002年大鰐インターハイの記事を追加させていただきました。この場をかりて感謝申し上げます。

http://homepage1.nifty.com/shinichiro/hoyn.html

明と湯浅は7日と9日、クロアチアとクラニスカ・ゴラのヨーロッパカップSLに出場予定です。


posted by shinichiro |22:24 | コメント(25) | トラックバック(0)
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