2010年02月28日

ラッツォーリ金 バンクーバーオリンピック

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今朝も昨日とまったく同じ天候でした。会場のクリークサイドに着くと、湿った大粒の雪が出迎えてくれました。

しかし、インスペクションが終わってレースが始まるころになると雪も小粒になり、2本目が始まるときには、うっすらと陽もさしました。

レースコースは遠目にはわかりませんが、コースの外の雪は日本の3月後半のようなぐさぐさの状態で、2本目始まる前にはご覧のような「つぼ足」でバーンを固めて雪面硬化剤もまいていました。

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金メダルはジュリアーノ・ラッツォーリ。冒頭の写真は表彰も終わって記者会見場に向かうラッツォーリ。柵もなにもない観客がうろうろしているなかを歩いていきました。これは、銅のミューレも銀のイビッツァもいっしょで、フレンドリーでおだやかな雰囲気ただよう会場でした。

イタリア人のSL金メダルはこの方以来ということのようです。

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トンバさんの横にいるのは、みなさまご存知の吉田暁央アナウンサーです(笑)。

今日は日本からも多くの応援の方々がつめかけました。
こちらは賢太郎の応援団。

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そして明応援団!!

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もういっちょー!

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2本目のゴールでは悔しさをあらわにした明。18位で3回目のオリンピックを終えました。

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写真は2本目のインスペクションを終えてスタートに向かう明。声援にこたえてくれました。ソチなどと4年も先のことは言わず、2週間先のガルミッシュ最終戦に期待しましょう!!

そして賢太郎の失敗はカメラを構えていたこともあり、わけもわからずじまい。スタート間隔が短くなっていたこともあり、ゴールの大画面にはほんの数秒しか映らなかったようです。

賢太郎にとってはあっと言う間のオリンピックだったかもしれません。でも、「生涯一」の滑りで攻めにいった結果であれば、悔いることはないと思います。

私はゆっくりと斜面をおりてくる賢太郎の姿をファインダー越しに眼に焼き付けました。ありがとう、賢太郎。

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私にとって今回のオリンピックは天候にはまったくといっていいほど恵まれませんでしたが、会場ボランティアの方々をはじめ、観戦に来ていた様々な国の人々にあったかホットな気持ちをいただいた感がいっぱいで、たまには「コース外」も悪くないと思わせてくれました。

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最後はこれがラストレースになりそうなキリアン。彼の人柄をあらわすショットが撮れました。

私は明日昼間の便で帰国します。ではまた帰国後の雑感ブログで。


posted by shinichiro |11:21 | コメント(12) | トラックバック(0)
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2010年02月27日

マリア・リシュ 金メダル バンクーバーオリンピック

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ウイスラーヴィレッジは朝から雨でした。

1本目はロッジでテレビ観戦。大粒の雪で視界も不良。マリア・リシュが2位に0.40差をつけてトップに立ったのを見てからバスで会場のクリークサイドに向かいました。

当日の観戦チケットはないかと思いきや、しっかり窓口で販売していて立ち見で2本目を見ることにしました。

ホットドックとコーヒーで2本目を待っているあいだも、会場はずっと湿った雪が降り続けました。

ゴールの観客ゾーンからはゴール前の斜面の変わり目がガスで見えず、選手が白もやの中から出て来る、コースの3分の2くらいまではゴール設置の大画面を見ていました。

マリア・リシュがゴールに倒れこんで喜んでいる姿も立ち見の私からはまったく肉眼では見えず。それも大画面で見ていました(笑)。

立ち見席の最前列のひとたちは朝はやく来ているようで、1本目と2本目の間もその場を動かずにいるので、スタンド席より立ち見のほうがゴールエリアは近いのですが、人の頭がじゃまで後ろからはまったく見えませんでした。

明日はスタンド席なので見えない心配はありません。ふー、チケットゲットしておいてよかった。よかった。

今日のマリア・リシュのうれし涙の顔もよかったですが、私は昨晩の浅田真央のにこりともしない歯をくいしばるような顔がとても印象に残りました。

キム・ヨナよりも、そして本人の演技よりも、私は悔しさを素直に出した顔に惹かれました。

「真央ちゃん、いい顔してるな」と思いました。

みな4年後という話をしますが、私はオリンピックだけでなく世界選手権や通常の大会も楽しみにフィギアを見てみたいと思います。

さて、明日はいよいよクライマックスの男子SL。

今日、2本目の始まる前に大画面を見ていたら、オープニングのイメージ映像のなかに賢太郎のトリノオリンピックの滑りがスローモーションで0.5秒くらい映し出されていました。

明日は明に大いに期待すると同時に、賢太郎の滑りをしっかりと眼に焼き付けたいと思います。

ではまた明日。

追記:明27番、賢太郎39番スタートです。
ちなみに102人のエントリーですが、51番以降で普段ワールドカップに出ている選手は65番のシマーリのみ。

オリンピックは参加することに意義があるのはもちろんですが、世界最高レベルの選手だけを集めた大会ではないということは間違いありません。


posted by shinichiro |11:24 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2010年02月26日

ウイスラー到着

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さきほど、ウイスラーに到着しました。

バンクーバー国際空港からバスでのんびり2時間30分。きれいに整備された街に着きました。

あいにくの雨。今日は女子GS2本目だけのレースでした。
あ、もちろん、レースには間に合ってませんよ(笑)。今日のチケットはないですし。

「戦友」によると、雪の状況も良くないようです。あさってのコース状況が心配です。

HPの「湯浅ヒストリー」にご感想をいただきありがとうございます。スライドショーだけでなく、その下の4枚の写真もクリックしてみてくださいね。

恥ずかしながら、昔はちょっと文章を書いたりしてました。

今日はこれからウイスラーヴィレッジに買物に行ってきます。
では、また明日。


posted by shinichiro |08:52 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年02月24日

バンクーバーへ

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ウイスラーは金曜まで雪、土曜はなんとか曇りか晴れの天気予報でやれやれです。

明と賢太郎のウイスラーでの事前記者会見の様子も記事配信されています。
いよいよですね。

スタンド席からどんな写真が撮れるかわかりませんが、2人の勇姿をなんとかおさめてきたいと思います。

さて、菅平で練習していた湯浅はいったん札幌に戻り、オリンピックは地元でテレビ観戦することになりそうで、そのあと再欧し、数戦レースに出場してから最終戦に備えるようです。

彼のヒストリーをHPにつくりました。

http://www.shinichirotanaka.com

スライドショーのBGM、お気に召さない方はスライドショー画像の右下の音符マークをクリックしていただければ消音します。(ただ、HPソフトの仕様なのか一度止めても数分たつと再開してしまうので、お手数ですが再度お止めください)

今回の「必需品」はもちろん観戦チケットと、そして、Pin。

「幻」となった 「東京オリンピック」ピン、カナダのひとたちは貴重に感じてくれるかな?

では、またウイスラーに着いたら。


posted by shinichiro |22:16 | コメント(11) | トラックバック(0)
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2010年02月10日

クラニスカ・ゴラ雑感

帰国後数日は久々の東京の寒い冬をゆっくり楽しんでいましたが、週末は香川まで出張。四国の青空のもと、ハーフマラソンを撮ってきました。

そして今日、確定申告も終了。初の「損失申告」となりました。源泉徴収された分も全額戻ってくるそうで、うれしいのか、悲しいのか。

まあ、不況を耐え忍んでがんばりますわ。(笑)

さて、暗い話はさておいて「ちょいゆる雑感」まいりましょう。

アデルボーデンのキャンセル分が金曜日に開催され、3連戦となったクラニスカ・ゴラでしたが、2日目、土曜のGSを撮り終えてプレスセンターでブログを書き終えると、なぜか「どおおっーと」眠気が押し寄せてきました。

1ヶ月分の疲れがきたのかなーと思っていると、横の席の「戦友」が
「そりゃー、あれだけ盛り上がったシュラトミングからここへ来てこの落差じゃあ」と労ってくれました。

そう、平日の金曜は仕方がないにしても土曜も、クラニスカ・ゴラの観客の少なさが盛り上がりに欠け、その「だらだら感」が疲れを連れてきてしまったのかもしれないと考えてしまいました。

それだけシュラトミングが「盛り上がった」ということですが、さすがに土曜の夜は早々と就寝し、SLの朝は元気満々。終わってからも最終戦に2人出場決定でいっそう元気モリモリ!になりました(笑)。

「寝て回復」はまだ若い証拠?いや、「まだ若い」と言うこと自体がおっさん?(笑)

では、 J sportsの放送ではほとんど映ることのないインスペクションの雑感を。

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GSの斜面の変わり目はコーチが自分のスキーを片方、高々とかかげてポールの位置を選手に教えています。

去年も書きましたが今年も。ライヒの恒例、2本目インスペクション直後のオーストリア、ORF独占インタビュー。ゴール手前での「コース内」インタビューですから、サッカーで言うならハーフタイムにベンチ前で選手にインタビューするようなものでしょうか。

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そのうち、この役目がヒルシャーに受け継がれるのでしょうかね。ちなみにヘルブストやプランガーがこういうコース内インタビューを受けているのは見たことがありません。

ここのカメラ前走はクリスチャン・マイヤーさん。GSのイメージが強いのですが、オールラウンダーでしたね、そういえば。

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J sportsでもカメラ前走の映像は流れますが、スピードは選手の半分くらいですので、選手の視界を疑似体験したい方は映像を「倍速」でご覧ください。

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現場の最高責任者、ギュンター・ヒュアラ氏。自らコース整備も行います。インタビューした「戦友」によりますと、無責任な発言はしないのに加え、威圧感もあるそうで、FISの現場責任者として重責を担うにふさわしい人かもしれません。

反対にすっかり威圧感のなくなったヤニッツァ・コステリッチ。
ウエアもローウエストで脱力系。シュラトミングでは「例のナイトクラブ」でダンスを見ながら彼とぶちゅー(笑)。

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イビッツァみたいなお兄さん、いたらカッコいいと思いません? 彼女、ずっと金魚のふん(失礼)みたいにくっついてましたから、てっきり「ブラコン」だと思ってたので、ひと安心。(大きなお世話!!笑)

SLのインスペクション、先頭で降りてくるのはビグマルクかミューレ。ボディももちろん早いです。

昔は明も早かったのですが、最近の日本チームは中盤から後ろのほうで割と時間をかけることが多くなりました。

そして最後のほうはだいたいヒルシャーとオーストリアの若手で「オオトリ」はマルクス・ラルソン。

ゴールに近いコーチが「あと何分だぞ」と彼に念押ししているその頃には我々カメラマンはインスペクションを撮ったカメラをいったんザックにしまって一息ついてます。集中した顔を撮るときはこっちも負けじと集中しますからね。

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写真はGSインスペクション前、スタートハウスより。

さて、そんな先月を振り返ると、自分でもかなり濃密な1ヶ月、そして感動の30日間だったように思います。

湯浅の「もう迷わない」に涙し、私の膝を気遣ってくれた明の優しさにふれ、賢太郎のおだやかな語り口の奥の強い意志にインスパイアされた1ヶ月でした。


さあ、そして今日10日からはバンクーバーでDHトレーニングランが開始です。13日は誰が金メダルか、楽しみですね。

私は観戦チケットで男子SLだけ行ってきます!


posted by shinichiro |23:41 | コメント(18) | トラックバック(0)
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2010年02月03日

賢太郎引退報道

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2日のお昼、無事に帰国しました。東京も寒いですね。(笑)

同じ日に賢太郎も帰国。私とは違う便ですので、成田では会えませんでした。

その日の朝にオリンピックを最後に引退するという記事が出て、多くの報道陣だったようですね。テレビまで。私が税関出たときにはしーんとしてましたが。(笑)

今年がオリンピックイヤーだということもあるでしょうが、アルペンスキー選手が我が国日本で大きく報道されるということはうれしいことでもあります。

しかし、報道された内容だけから見ると、引退するという「第一報」と賢太郎本人が成田で報道陣に話した内容は真逆。

さて、どちらが真実か。

ここからは、私自身が思う事を三つの観点から記します。

まず、「第一報」の記事中やタイトルにもある、

「2006年のトリノ五輪で4位に食い込んだ皆川だが、同年12月に前十字靱帯(じんたい)を断裂した右ひざの痛みが癒えず、現役続行が無理と判断した。」

という部分に私もうなずける事があります。

それが冒頭の写真。

今季何度かインスペクション中に右膝を気にするしぐさをファインダー越しに見ていました。写真ではわかりずらくてすいませんが、少し膝を持ち上げ、左右に軽くひねったり、上下に振動させる動作です。

私の場合は側副靭帯と後十字靭帯損傷なので前十字靭帯ではないのですが、その動作を注視してしまったのは、私自身が10月のセルデンでケガをして今もだるいような痛みがあるせいかもしれません。

痛みというのは本人にしかわからないことではありますが、成田の囲み会見の記事中にも

『今五輪後に引退すると報じられたことについては「(現時点では)引退は考えていません」。ただ、32歳という年齢と前十字靱帯(じんたい)を損傷した両ひ ざの調子を考えると「次の五輪への4年は非常に長い。五輪後に、燃え上がるものがあればイエスだし、そうじゃなければノーかもしれない」と、五輪後に去就 を決めることを明らかにした。』

とあります。

第二は違う観点から。

今季開幕直前の10月13日、ヘルマン・マイヤーがウイーンで記者会見し、ひざのケガを理由に引退を表明しました。

突然の引退表明に私はショックを受けました。

「もうスーパースターを撮らせてもらえないのか」
大きな落胆でした。喪失でした。残念でした。

せめて「これが最後のレース」というものがあったなら、悔いなく彼の最後の勇姿を撮ることができたと思います。

毎年、最終戦では「引退レース」が行われます。

最終戦に出場できる好成績のベテラン選手に与えられた特権ですが、昨年はジュエル・シェナル(フランス)がプレスリーの仮装で滑って仲間に祝福されていました。(過去ブログを「掘って」ください。ヘルマンもシェナルもあります)

ファンにとって、「これが最後の勇姿」と思って見るのと「あれが最後のレースだった」と後から知るのはどちらがいいのか。

もちろん、ヘルマンは苦渋の決断だったと思います。彼も華々しくオリンピックを最後に引退したかったのではないかと私は思います。

第三はまた違った観点から

このブログをコメント欄の隅々まで読んでいただいている希少な?(笑)方々はもう気がついていらっしゃると思いますが、クラニスカ・ゴラには日本人メディアは私を含め3人しかいませんでした。

3人しかいないということはつまり、私みたいな「アルペンスキーおたく」しかいなかったということです。(笑)オリンピックだからと駆り出された「にわか記者」などスロヴェニアの山の中には存在しなかったということです。そして私を含めた「おたく」たちは今季どころではなく、何年もアルペンスキーを取材してきているということです。

そして成田の囲み記者会見の記事も、微妙に各紙、見出しや強調している部分、言い回しや語尾に違いがあるのを発見している「希少な」(しつこい!笑)方々もいらっしゃることでしょう。

私の結論として、27日(日本時間は28日早朝)は、

賢太郎のオリンピックの勇姿を目に焼き付けてください。

もちろん、明のスーパーランも大いに期待してください。

以上です。

田中慎一郎

また「ちょいユル雑感」はごじつーーー。(笑)


posted by shinichiro |22:27 | コメント(11) | トラックバック(0)
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