アルペンスキー撮影記

月別アーカイブ :2009年01月

リンゼイ・ボン2勝目 ガルミッシュ・パルテンキルヘン女子SL

リンゼイ・ボンが11月のレヴィでSL初優勝して以来、今季2勝目を飾りました。 2位には地元ドイツのマリア・リシュ。仲のよい二人でワン・ツーでした。この2人で7戦中、6戦でどちらかが優勝しており、SL表彰台は「親友同士で独占状態」となっています。 お気つきになった方もいらっしゃると思いますが、リンゼイは今年からインタビューにドイツ語でも答えています。FISの新しい動画が見れるサイト......続きを読む»

初めてのコース ガルミッシュ・パルテンキルヘンDH

「熱狂」のシュラトミングからドイツ、ガルミッシュ・パルテンキルヘンに移動してきました。車で3時間くらいです。 今年は来月からフランス、ヴァル・ディゼールで世界選手権が行われますが、ここガルミッシュ・パルテンキルヘンはその次、2011年の開催が決まっています。 そのあいだ、来シーズンはバンクーバーオリンピック。今年からビックイベントが3年続きます。 今日は曇り空のもと、ダウン......続きを読む»

湯浅直樹14位 シュラトミングSL

スーパーランをみせてくれたのは湯浅直樹でした。 1本目、42番スタートから9位。本人、会心の滑りだったと思います。 ゴールで何度も拳をつきあげました。 2本目もゴールで見ていた人によると、「本人も覚えていないスーパーリカバリー」でゴールへの執念をみせてくれたようです。 2本目のゴールでは天を仰いで倒れ込んでしまいましたが、14位。ワールドカップポイントを18獲得しました。......続きを読む»

決意表明 シュラトミングSL

今朝、キッツビュールのペンションからシュラトミングに移動してきました。 キッツビュールは快晴。移動日はえてしてこんなものです。一日か二日ずれてくれれば青空バックの写真になったのに。楽しみはまた来年ですね。 明日はナイターレースですがビブドローは前日の晩に行われます。ここは去年からスモークを炊いたりして選手登場がかっこ良くなりました。(写真はマリオ・マット) おまけに、ここは......続きを読む»

初優勝ふたつ キッツビュールSL

「ナイス・ガイ」が初優勝を遂げました。 ジュリアン・リゼルー、20歳でキッツビュールでワールドカップデビュー。今年で10シーズン目、遅咲きの29歳がとうとう表彰台の中央に立ちました。2位にはグランジェが復活し今日は「フランスデー」。世界選手権にもはずみがつきました。 表彰式、フランス国歌のやさしい旋律はジュリアンの目に涙をうかばせました。 もうひとつ、初優勝。こ......続きを読む»

もう伏兵とは呼べません キッツビュールDH

カッコよすぎです。 もう「伏兵」とは呼べません。ディディエ・デファーゴがウェンゲンに続き、ここキッツビュールのハーネンカムレースも制しました。 クラシックレースDHの2週連続優勝はオリンピックの金メダル以上の価値があると思います。 しかも「王国」オーストリアのヴァルヒホッファーとクローウェルを露払いと太刀持ちのように従えた表彰式はかなりカッコよかったです。 ......続きを読む»

伏兵、再び キッツビュールSG

再び、伏兵登場です。 地元の応援はやはり力になるのか、クラウス・クローウェルがキッツビュールの地元観衆の期待に応え、ワールドカップで自身初の勝利を手にしました。 初優勝、おめでとうございました。しかも伝統のキッツビュール、シュトライフコースを制したことは喜びもひとしおでしょう。 ウェンゲンに続き地元勢ががんばりました。やはりキッツビュールでは盟主オーストリアは負けるわけには......続きを読む»

最恐コース キッツビュールDH

ボディがラップを奪いました。 トレーニングランではありますが、今日はなかば本気。それはタイムを見ればわかります。1分55秒95は昨日ラップのヴァルヒホッファーのタイムを4秒近く上回っています。 毎年書きますが、このキッツビュール伝統のハーネンカムレース、私はワールドカップコース中「最恐」だと思います。 その恐ろしいコースで今年も大クラッシュがおきてしまいました。場所は昨年の......続きを読む»

霧のトレーニングラン キッツビュールDH

今日は朝から霧。今にも雪が降り出しそうでしたがなんとか持ちこたえてくれました。 それでも霧はなんどもコースを白く覆い、多くの選手が中間姿勢やテールを体の横に出してスピードコントロールしながらのトレーニングランでした。 ラップは種目リーダーであるレッドビブをつけたミヒャエル・ヴァルヒホッファー。 ここハーネンカムのコースを得意としているだけに地元でなんとか勝って、種目別リーダ......続きを読む»

トレーニングランが中止 キッツビュールDH

やっぱり今年もキャンセルになりました。 ここキッツビュールは3日間、DHのトレーニングランがスケジューリングされていますが、ここ近年は一度も3回全部トレーニングランができたことはありません。 必ずといっていいほど雪が降り、そのせいで当日は晴天でも前日の降雪の多さでキャンセルになったりして、我々プレスは暇を持て余すことが多いのです。 でも、今日はインスペクションはしっかりやり......続きを読む»

ウェンゲン雑感

日曜の早朝、ラウターブルネンからウェンゲンに向かう登山電車に乗りました。鼻をつくアルコールのにおいと電車内に散らかった多くのゴミが前夜の喧噪を物語っていました。係員はゴミ掃除。宴のあとの常なのでしょう。 ウェンゲンは今冬豊富な積雪のヨーロッパ他所にくらべかなり雪は少なく、初日コースにあがったときは意外な感じがしました。しかし、それをあまり感じさせないくらい、コースつくりは素晴らしかったし、レー......続きを読む»

克己 ウェンゲンSL

今日はプレッシャーに負けませんでした。 前回のレース、アデルボーデンでも1本目ラップを奪ったプランガーでしたが、ヘルブストに逆転され2位。 しかし今日は1本目ラップのプレッシャーに負けることなく、今度はそのヘルブストを2位に従えて久々の勝利を手にしました。 数年前も1本目ラップを奪いながら2本目で失速してなかなか勝つことができない選手でしたが、キッツビューエルで初優勝を果た......続きを読む»

伏兵あらわる ウェンゲンDH

ボディ・ミラーのウェンゲンDH3連覇を阻んだのは、地元スイスのディディエ・デファーゴでした。 表彰式ではコーチに両脇から肩車されて雄叫びをあげました。ほんとに、ほんとに本人はとてもうれしそうで、スイスチームあげて心から祝福していました。 苦節13年、デファーゴにとってワールドカップ2勝目、ダウンヒルは初優勝でした。それが地元ウェンゲン、伝統のラウバーホーンレースであり、ワールドカ......続きを読む»

カルロ・ヤンカ2勝目 ウェンゲンSC

失礼しました。 昨日の優勝予想、あなたをすっかり忘れていました。でも、それには理由があります。 ヴァル・ディゼールでワールドカップ初勝利をあげてから、私はあなたにニューヒーローとしてかなり期待していたのですよ。それなのにその後はいまいちパッとしない成績だったものだから、「もしかして今日本で流行の一発屋?」なんて疑い始めちゃったんですもの。 カルロ君、ほんとに失礼。 ア......続きを読む»

今日も快晴 ウェンゲン DHトレーニングラン

今日もウェンゲンは快晴でした。(写真は今日ラップのアンドレイ・イエルマン) 朝、私が泊まっているラウターブルネンからひとつ上の駅であるウェンゲンに向かうときは、低い雲が垂れ込めていました。しかし、ウェンゲンに着くとその雲は眼下にたまっていたのです。そうです、ウェンゲンから見ると雲海でした。 6年目ではじめてウェンゲンで雲海に出会いました。インスペクションはもちろん、選手のうしろに......続きを読む»

快晴のウェンゲン DHトレーニングラン

快晴のウェンゲンでダウンヒルトレーニングラン1回目が行われました。 ワールドカップの最長コース、今日のラップは地元スイスのディディエ・キューシュでした。 キューシュはヘルマン・マイヤーほど時間はかけませんが、インスペクションはとても丁寧にやっています。コースのちょっとした雪のでこぼこにも気をつかっていますし、ゴールの光電管の高さなどもしっかり確認しています。 今......続きを読む»

ファインダー越しにみえるもの

ファインダーをのぞいていて、勝手にひとりでセンチメンタルになるときがあります。 明を本格的に撮るようになって今シーズンで6年目。ウェンゲンで彗星のごとく「衝撃のデビュー」を果たす前、ヨーロッパカップの2本目に残れないこともあるようなときから私は彼を撮っています。 インスペクションで彼を撮っているとき、最近特に「男の顔」になってきたと感じます。 まだ今シーズンのレースでは全く......続きを読む»

湯浅直樹19位 アデルボーデンSL

2戦連続でコースアウトしていた湯浅が「のぼり調子」という言葉とおりに、今季初めて順位を残しました。 19位。くしくも昨年のアデルボーデンと同じ順位です。 1本目はラップのプランガーに1秒67差、2本目のラップ、ハーガンに1秒01差。 これからこの1秒少しの差をどんどんつめていけるように練習に励んでほしいと思います。 明はコースアウト。ケガが悪化していたりしないか心配です。......続きを読む»

ライヒ完全復活 アデルボーデンGS

ライヒが昨季の不振から脱却、地元スイス、マーク・ベルトーの連覇を阻みました。 1本目で4位以下を1秒以上置き去りにし、2本目もリードを守りきり完勝。2006,2007年も勝利していることから、ベニーにとって、クラニスカ・ゴラとともに、ここアデルボーデンも得意のコースと言えるのかもしれません。 2位にはスペシャリスト、”マックス”ブラルドーネ、3位にはノルウェーの新星、ケティル・ヤ......続きを読む»

ザグレブ雑感

ザグレブから空路、チューリッヒに移動してきました。これからはずっとレンタカーでの移動です。 昨日のチーリッヒ行きの便では、スヴィンダルとヤンスル、70番から7位に入ったミューレの3人、ノルウェーチームといっしょでした。 チューリッヒで預け荷物を待っている間にスヴィンダルに聞くと、「この足でそのままアデルボーデンに入る」とのことでした。選手たちだけで1時間半の飛行機移動とはいえ、先を考える......続きを読む»

コステリッチまた2位 ザグレブSL

今年も2位でした。 アルタ・バディアでの5年ぶりの勝利をひっさげ地元に凱旋、錦を飾ったイビッツァ・コステリッチでしたが、昨年に続き今年も地元勝利にまったをかける「KY?」が現れてしまいました。 1本目はコース上部、テレビで見るとスタートから最初に大きくコースが左に変化する場所を撮影していました。 ほとんどの選手が内倒しているところ、優勝したグランジェは少しターンが遅れたもの......続きを読む»

謹賀新年 ザグレブ到着

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。 今年でこのブログも3年目に突入です。時がたつのは早いもので、今年は2009年。来年の2月には2010年バンクーバーオリンピックが開催されます。 明、湯浅、賢太郎の3人には今年からよりいっそうがんばってほしいものですね。 さきほど、クロアチアのザグレブに着きました。昨年は2月のなかばだったので、一年たたないうちの再......続きを読む»

ブロガープロフィール

profile-iconshinichiro

私とスキーとの出会いは、日本中がバブルに浮かれていた1980年代の後半でした。
それから20年、アルペンスキーWorld Cupの魅力にはまり毎年ヨーロッパアルプスを転々としながら撮影しています。
冬はほとんどアルペンスキーの撮影に費やし春から秋は様々なスポーツの撮影や山岳写真などを撮っています。
1968年東京生まれ フリーランスフォトグラファー
  • 昨日のページビュー:409
  • 累計のページビュー:2874568

(03月30日現在)

関連サイト:Shinichiro Tanaka Photography

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 佐々木明、全日本チームから外れる
  2. 盛夏 男子ヘッドコーチ決定
  3. 湯浅直樹 距骨骨折(ひび)
  4. 湯浅直樹自身最高3位! マドンナ・ディ・カンピリオSL
  5. 日本ダウンヒル復活 FISおんたけDH
  6. クリストッファーセン今季初勝利 湯浅直樹復活 バルディゼールSL
  7. 湯浅直樹4位 ノイロイターV W-CUPボルミオ
  8. 湯浅直樹の近未来
  9. ノイロイター今季初勝利 W-CUP湯沢苗場
  10. 湯浅直樹 リハビリ開始

月別アーカイブ

2017
03
02
01
2016
12
11
10
03
02
01
2015
12
10
07
03
02
01
2014
12
11
10
06
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
06
05
04
03
02
01
2011
12
11
10
08
07
06
05
04
03
02
01
2010
12
11
10
07
06
05
04
03
02
01
2009
12
11
10
09
08
07
06
05
03
02
01
2008
12
11
10
08
06
05
04
03
02
01
2007
12
11
10
08
07
06
05
04
03
02
01
カテゴリー

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年03月30日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss