2008年01月24日
フィッシャースキーのあな
無事、シュラトミングからチューリッヒに着きました。 6時間、眠気をこらえながら安全運転で着ましたが、途中インスブルックもとても暖かく、昼間はセーター1枚で歩ける陽気でした。 チューリッヒのホテルに着いたら、偶然、渡辺靖彦選手と会いました。着いたばかりのところで、これから来月半ばまでスロヴェニアのFISレースを中心にまわるそうです。がんばってポイントをあげてきて欲しいですね。 さて、昨日のブログに書いたフィッシャーニュースキーの穴の話題。 実は表彰式で見るトップの穴の形状は2種類あり、まんまるなのと、半円に近いものの二つです。まんまるなのはコステリッチ、
半円に近く、トップ形状にあわせた穴がジュリアン・リゼルー。 村山さんに指摘されて気がついたのことなのですが、2人で話した結論は、まんまるは表彰式用に穴を開けたもので、おそらく本来は半円に近いほうだろう、です。 なぜって、まんまるのほうは、切り出しが雑で、そこにあったソールのロゴの部分をそのまま切り抜いていて、少しFISCHERのロゴの字とマークが残っているからです。 いやー、細かい、細かい話題でした。 サービスでテールの写真もどうぞ。
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posted by shinichiro |01:37 |
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まんまるなのはコステリッチ、
半円に近く、トップ形状にあわせた穴がジュリアン・リゼルー。
村山さんに指摘されて気がついたのことなのですが、2人で話した結論は、まんまるは表彰式用に穴を開けたもので、おそらく本来は半円に近いほうだろう、です。
なぜって、まんまるのほうは、切り出しが雑で、そこにあったソールのロゴの部分をそのまま切り抜いていて、少しFISCHERのロゴの字とマークが残っているからです。
いやー、細かい、細かい話題でした。
サービスでテールの写真もどうぞ。

雨はインスペクションが始まる頃には雪に変わり、次第に小降りになっていきました。
5万の大観衆はインスペクションの1時間以上も前からコースサイドに陣取り、2本目が終わるまで、選手たちに大歓声を送り続けました。
1本目の途中から雪が強くなってきても、大観衆は身動きひとつしませんでした。
そんな伝統のナイターレースを制したのは地元オーストリーのマリオ・マットでした。1本目ラップのマンフレッド・モエルグが合計3位のタイムでゴールしマットの勝ちが決まると、ゴールエリアが揺れるほどの大歓声がマットを包み込みました。
大観衆は大満足だったでしょう。
日本チームも結果を残しました。
明10位、賢太郎18位。湯浅もモーグルコースと化したコース状況でよく2本目に残ったと思います。ひとまず、今月の区切りのレースとして、一里塚となったでしょう。
また来月、ガルミッシュのレースから期待しましょう!
先日、フィッシャースキーの新タイプを載せたところ、他のHPでも話題になっていました。
そのニュースキー、こちらでスキーグラフィックの村山カメラマンに指摘されて気がついたことがあります。それはまた後日。今日しっかりアップでその形を捉えましたのでお楽しみに。
今朝のシュラトミングは雨です。
ちょっと気分は凹みますね。(しかし、へこむって新しい意味の日本語、市民権を得ましたね)。
明は25番、賢太郎26番、湯浅38番、生田62番のスタートですがコースコンディションが心配です。
昨晩は友人のドイツカメラマンに誘われて、VIPディナーに行ってきました。もちろん、たまたまチケットがあっただけで普段はほとんどプレスディナーにも行かない私は、普段着にカメラをさげてパーティー会場に行きました。
始まったのは夜の8時30分。9時近くになってベンヤミン・ライヒが登場、「シュラトミングで行われるウインタースポーツのなかで一番で賞」を受賞しました。
翌日はナイターレースとはいえ、夜遅くまでこういう会に出席するというのは大変だと思います。前日はもちろんキッツビュールでレースに出ていたので、ライヒのこのような姿勢はアルペンスキーの盟主としての誇りがさせるのかもしれません。ほんとに立派だと思います。
では、雨が止むのを願って、6時間後のインスペクションの撮影に備えます。
マルクス・ヴァスマイヤー。キッツビュールのダウンヒルでカメラ前走をしていました。もちろん、地元ドイツのガルミッシュでもダウンヒルのときは前走しています。
ハンス・クナウス。この方も前走です。このひとたちの場合、滑りながらカメラを持ち、さらに口元にはマイクがあってコースの解説をしながら、ゴールまでけっこうなスピードで降りてきます。やっぱり引退してもスピード感覚は違います。
お次は、昨シーズンで引退したヤニッツァ・コステリッチ。お兄さんのイビッツァに帯同していました。スラロームスキーをしっかり履き、ストックも持っているので復帰もあるかも?なんて思わせます。ちょっとカメラを向けられて意識してます。(笑)
しめはキッツビュールといえばこのひと。ハンス・ヒンターゼア。相変わらずエレガントです。私は最初見たとき、女性かと思いました。閉脚で白い上下のウエアに金髪をなびかせていたもので。
以上、今年のキッツビュールでの「あのひとは今」でした。
明日はこちらの時間で午後6時から1本目、8時45分から2本目が行われます。
プレスセンターに帰って写真を送ったりしていると、12時をまわるのが毎年のことで、ホテルに帰るとすぐ寝ちゃいます。では、明日は朝寝坊でがんばります!
フィッシャーの来季SLモデルが登場しました。
穴あきです。
トップの部分が大きく穴が開いており、非常に目を引きました。他のメーカーも新デザインの新しいスキーを表彰式では披露していました。
今日はコンビのスラロームも同時に行われ、普段スラロームには出場しないキューシュやヴァルヒホッファーも滑りました。
二人はインスペクションのときは終止リラックス、スラローム出場を楽しんでいるようでした。
日本チームは明が16位。インスペクションのときなど表情は明るいので、今季は一発、どこかでやってくれるでしょう。私の予感はあたると思います。
今日はキッツビュールに一泊し、明日シュラトミングに移動します。次は大観衆を集める火曜のナイターレースです。
追伸:フィッシャーのニュースキー、テールの部分がはっきりわかるのはこちらです。
http://www.fischer-alpineracing.com/en/alpine_racing/news.php?show=detail&id_news=2069
ディディエ・キューシュがダウンヒル今季初優勝をキッツビュールのハーネンカムレースであげました。
2位にはボディ・ミラー。昨日の表彰台独占に続きまたもやヘッド勢がワン・ツーフィニッシュです。
今日は曇天で気温も高く、ときおり霧もでてダウンヒルには心配な天気でしたが、雪面硬化剤をまいてなんとかレースにこぎつけました。
観衆は見た感じですが例年よりちょっと少なめ。それでも、地元オーストリーの選手が滑るときは大歓声がゴールエリアをつつみました。
ここではボディ・ミラーの人気もふっとぶくらいの地元びいきで、ボディがゴールしてマリオ・シャイバーと同タイムになったときにはゴールエリアの大観衆はシーンとなってしまいました。
ミヒャエル・ヴァルヒホッファーがゴールして、オーストリーから優勝者が出る望みがなくなると、観客は次第にゴールエリアを後にし始めました。
レース終了間近にはゴールスタンドは閑散と、イタリア勢総崩れで観客がいなくなってしまったトリノオリンピックスラロームのスタンドのようでした。
さあ、明日はスラロームです。
例年はスラロームとダウンヒルのゴールはそれぞれ別で隣り合わせに並んでいるのですが、今年はダウンヒルのゴールのほうにスラロームコースをひっぱってくるコース設定になっています。
よって、木村公宣がスラロームでクローチを組んで話題になった登りの部分はなさそうです。
日本チームの4人に期待しましょう!
マルコ・ビュッフェルが雄叫びをあげました。
キッツビュールのスーパーGは、リヒテンシュタインの大ベテラン、今年37歳になるマルコが勝ちました。おそらくワールドカップ勝利の最年長記録更新でしょう。
表彰台の一番上に立ったマルコは、ほんとに、ほんとにうれしそうでした。いつも表彰式では喜びを素直にあらわす彼ですが、今日はさらに特別でした。
そして、2位にはヘルマン・マイヤー。
先日の私の願い通りに、表彰台に帰って来てくれました。表彰台は昨シーズンのヒンターストッダーのGS3位以来、ほんとに久々でした。
ヘルマンは終止笑顔だったので、私も笑顔でいられました。
もし、ヘルマンの目に光るものがあったなら、私もおそらくもらい泣きしていたことでしょう。
いつもインスペクションの最後に現れて、オーラを発散し、「絵になる」写真を撮らせてもらえる数少ないスーパースター。最近はそのオーラにも陰りを感じていただけに、今日の2位は私にとっても感動的だったのです。
表彰式が終わって、客席スタンドの下をくぐると、そこには大勢のファンが待ち構えていました。
「ヘルマン!ヘルマン!ヘルマン!」
誰もがヘルマンの表彰台復帰を心から祝福していました。
ありがとう。ヘルマン・マイヤー。また明日も期待しています。

まずはイタリアのアルタ・バディアには毎年出て来て食傷気味の爆弾男、トンバ・ラ・ボンバ、アルベルト・トンバ。おとなりはブラルドーネです。
イタリアで映画俳優デビューをかざるものの、シリアスな役柄に訛りが不釣り合いで不評をくらったようです。
お次は昨年のブログにも登場のクリスチャン・ゲディーナ。今年は前走はありませんでした。なんでかな。私は好きだったのに。
そして、全盛期のトンバと互角に闘い勝利した男、当時ユーゴスラビアのユーレ・コシール。ロシニョールのスタッフとしてアルタ・バディアに登場しました。
最後はトンバのマネージャーとしてテレビに映りまくり、当時日本でも有名だったロベルト。この方は今も現役で、イタリア人でありながらオーストリーチームの広報担当マンとして縦横無尽の活躍をみせています。
この日はウェンゲンの公開ドロー。ヘルブストの代行で登場し、一番遅い15番ゼッケンを引き当ててこのポーズ。お顔はアデルボーデンのスラロームの写真をご覧ください。
以上、第二弾もお楽しみに。
曇天のキッツビュールでダウンヒルトレーニングラン2回目が行われ、スイスのディディエ・デファーゴがラップ、2位にキューシュ、4位にアルブレヒトとスイス勢が上位を占めました。
何度もしつこく書きますが、ここキッツビュールのダウンヒルコースは「誰がここでダウンヒルやろうと言い出したの?」と聞きたくなるくらい、危険で恐ろしいコースです。
その象徴はスタート直後のマウスファーレと呼ばれる先が見えない急斜面へのロングジャンプと、その後の高速90度ターンが連続するこちらも急斜面のシュタイルハング、そしてゴールエリアからみえる急斜面の横走り、ハウスベルグカンテと呼ばれる箇所等々、難所の数々が選手を待ち構えています。
プレスセンターには昨日、今日とけが人2人ずつ、計4人の怪我の状況がスクリーンに映し出され、このコースの危険度を否が応でも思い知らされます。
今日は前述のボディのインスペクション、スタート直後の急斜面へ飛び込んで行くジャンプ、マウスファーレで撮影したものです。
「百聞は一見にしかず」とはよく言ったもので、カメラマンとしては大変お恥ずかしいのですが、写真ではここの怖さ、凄さを表現できません。
毎年、なんとかマウスファーレの斜度の凄さや恐怖感を表現できるようにとがんばってみるのですが、なかなか写真に表す事ができずにいます。まだまだ修行が足りませんね。
選手たちも、前走は全員必ずジャンプの前にスキーを横にして減速してから入っていき、上位の選手はさすがにそれはしないものの、下位のゼッケンの大きい選手はうまくジャンプの前のターンを深回りして、減速させてからジャンプしていきます。それくらい、選手もびびってます!
そんなに凄いの?とお思いの方はぜひご自身の目でご確認ください。ちなみに夏でも簡単に見ることができます。ザルツブルグから車で1時間です。はい。
追加ですが、明日のトレーニングランは天候が悪いことが予想されるため、中止が決まりました。明日はゆっくりお休みです。
少し雲はありましたが、青空のキッツビュールでダウンヒルトレーニングラン1回目が行われました。
ここキッツビュールのコースはワールドカップのコースのなかでも「一番怖い」コースであることは間違いありません。
私はこのコースのスタートバーを切ってコースに飛び出して行く勇気に、賞賛を惜しみません。
学生時代にテレビで見ていてもコースの凄さを感じていたのですが、実際にそのコースに立ってみて、さらにその感覚は増し、さらなる恐怖心とレーサーへの畏敬の念が増幅されたのでした。
今日のラップはダントツでディディエ・キューシュ。2位のヴァルヒホッファーに1秒07の大差をつけました。
そして、上位には1970年代生まれの蒼々たるメンバーが名を連ね、何回もコースを滑らないと到達できない領域があることを感じさせてくれました。
写真は今日のキューシュのインスペクション。
ちょっと気温が高かったので、ヘルメットを脱いでバンダナを巻いているところです。横のコーチに「ヘアスタイル崩れてない?」と言ったのか、ジョークで周りを笑わせてました。
明日からは雲行きが怪しいようです。あ、もちろんボディのインスペクションも今日はしっかり撮れました。相変わらず一番最初に降りてきましたが、しっかり待ち構えていたのであわてることなく写真ゲット!です。
写真はウェンゲン、トレーニングラン2日目。あれ、このときは止まってますね。珍しい写真です。
ボディ・ミラーが昨年に続き、伝統のラウバーホーンレースを連覇しました。
2位にはディディエ・キューシュ。ボディに0秒65つけられましたが、ヘッドが1,2フィニッシュを飾りました。
今回のウェンゲンの一週間は昨年のキャンセル続きとは打って変わり、トレーニングラン3回を含め、すべて予定通りに開催できました。これも運営サイドの判断の迅速さが生んだ勝利でしょう。
今日も21,500人の観客を集め、週末の3日間で43,000人がコースサイドを埋めました。町も人であふれていました。
今日はウェンゲンに一泊して明日、スイスからお隣の国オーストリー、キッツビュールに移動します。
10日のブログにトラックパックしていただいたので、ヘルマンの続報を。
今日のレースはポディウムに復帰し9位。トップのボディに2秒17つけられましたが、ブーツを再び水色ラングにして滑りました。このまま調子をあげてくれるとうれしいです。写真は今日のヘルマン・マイヤー、インスペクション。

昨日の勝者、グランジェが連勝しました。
今日のウェンゲンは朝から湿っぽい大雪でしたが、コースは固く問題はなかったと思います。
私自身、大いに期待していた日本チームは惨敗でした。
一本目の撮影ポジションはスタートが見える位置でした。明や賢太郎は特に失敗もなくおりていったので、当然2本目は残るものと思っていました。
原因はなんでしょう。全くわかりません。
ただ、グランジェは安定した速さを身につけ、自信を持って滑っているように見えます。まったく慌てるようなところはなく、確実にスキーの上にしっかりのって操作していくといった滑りです。
今日の上位の顔ぶれは新旧交代のニオイが漂ってきますが、もしかしたら今季はこのままの勢いを継続し、フランスからニューヒーローが誕生するのかもしれません。
湿った大雪でウエアはびちょびちょ。気持ちも少し萎えてしまって今日は少し疲れました。
しかし、今日のレース種目変更は見事に成功だったと言えるでしょう。もし当初の予定通りにダウンヒルが今日であったら間違いなく中止でした。大会運営側の迅速な決断に拍手を送りたいと思います。
では、明日は晴れることを祈りつつ、そして来週のキッツビュールのスラロームは日本チームの挽回を祈って、早めにホテルに戻ります。
昨年暮れのアルタバディアで勝ったジャン・バピティス・グランジェが今日の勝者でした。
本命のダニエル・アルブレヒトや珍しくスラロームでゴールに辿り着いたボディ・ミラーが追いすがりましたが、スラロームの好調をそのまま結果に結びつけた形となりました。
ウェンゲンのスーパーコンビはコース設定からも過去の成績からもスラローマー有利と言えるでしょう。
ダウンヒルはスタート位置が下がってコースが短縮される上に、難易度もさがり、スラロームは本来のコースと全く変わらないため、ポールセットを簡単にしてもダウンヒラーには難しすぎるコースだと私は思います。
明日はいよいよ、期待のスラローム。
ウェンゲンのスラロームコースはアイスバーンの急斜面で、日本チームにとっては好条件です。
先週、結果を残した明や湯浅だけでなく、賢太郎、生田にも期待しましょう!
昨日は小雪舞うなか行われたトレーニングラン2回目、今日は再び快晴のなか3回目のトレーニングランが行われました。
ここ近年では3回もトレーニングランができるのはめずらしいことで、昨日まで出場していた選手の多くがベテランを中心にお休みでした。
そんな中、ヘルマン・マイヤーは出場しましたが、タイムはトップのボディ・ミラーに4秒79離されるという惨憺たるものでした。
ヘルマンは昨年暮れのヴァル・ガルディナのときは水色のラングブーツでしたが、今回のウェンゲンは前の青色のブーツで滑っています。スキーといっしょにヘッドに変えなかったところを見ると、ブーツへの神経の使い方は人並み以上なのは間違いありません。
試行錯誤を繰り返し、そして暗中模索しているのかもしれません。はやくトップランクに戻って来てほしいものです。
もうひとつ、「トリビア」な発見がありました。下の写真を見てください。
小さくてわかりにくいのは申し訳ないのですが、日曜のスラロームのゴールシーン、2位のライヒと3位のノイロイターが持っているスキー、ともにアトミックなのですが、トップの部分にはSLのロゴ、そしてテールには183と数字が入っています。
これは表彰式用にゴール直後に持ち替えているもので、おそらく165cmのスキーでは顔の横にアトミックのロゴがこないという理由でつくられたものだと思います。
このような表彰用スキーはいまのところアトミックだけで、フィッシャーやサロモンもみな、選手は短いスキーのトップの部分にあごがのっかる感じで持っているか、GSのスキーを持たされていることが多いです。
細かい話題でした。
最後に重要な話題をひとつ。
日曜に予定されていたスラロームが土曜に変更になりました。天気予報が日曜のほうがいいということで、スラローマーには「なにそれ?」というような変更です。
日本のスカパーの対応が間に合いますように。

