2010年01月28日
雪のザルツブルグにて
昨日はシュラトミングからザルツブルグまで北上。町中を観光してきました。 写真はホーエンザルツブルグ城からの風景 今日はこれからクラニスカ・ゴラに向かいますが、今朝起きてみたら雪が降っていました。まだ止んでいませんので慎重ドライブで行こうと思います。 では、シュラトミング雑感を。
シュラトミングのスタート景。スタート直後はテレビで見るより急で、ゴールから見える「正面バーン」に入る前までの中斜面も簡単なセットではないようです。 おまけに今年も例年とおりコースはじまでインジェクションが打ち込まれ、ガチガチ。アイゼンに履き替えるときも片足はスキーをはいてエッジをかませておかないとこける危険大有りです(笑)。
一応、雪面を撮ってみましたがわかりますかね? これをご覧になってすぐご理解いただける方はかなりなレース経験をお持ちの方だと思います。 「スタートハウス滞在時間」が最も長いのはおそらくマンフレッド・プランガー。 インスペクション前もスタート20分くらい前もご覧のように集中しっぱなしです。
彼はインスペクションにも時間をかけるほうですし、動作を見ているとポールセットをしつこいくらいに頭に叩き込んでいるようなので、レースの日はかなりの集中で終わったら疲労困憊なのではないかと心配してしまいます。
スタートバーの前に早めについてコースをじっと見ている選手、SLのときは「go」と言われるまでうしろにいて前に出ない選手、いろいろですが、ボディは前の選手が出るとすぐ自分も前に出て、しばらくコースというか、遠くを眺めています。あの瞬間は何を考えているのでしょうか。本人に聞いてみたいですね。 キッツビュールではインスペクションしておきながらレースには出なかったボディ。遅ればせながらこの日のインスペクション前にノイロイターを祝福していました。
観衆は今年も4万8千人。 そして今年も聞いてみました。 たまたま隣り合わせたカメラマンがシュラトミング在住の人で、去年とは違う人だったので「なぜ、火曜の夜にこんなに人が集まるのですか?」 その方も去年の方同様、しばらく首をかしげて考えたあげく、 「ユニークなレースだし(ナイタースラローム)、観光協会も一生懸命だし、VIPを大勢呼んでるのでそれ見たさもあるんじゃないかな。」というお返事。 やっぱり、「これっ」という理由があるわけでなく、地元の努力とレースそのものの面白さが人をひきつけるんですね。
表彰では派手な噴射。でも実はこれ、手前にも小型のが仕込まれていて3人のまえでも「噴射」するはずが、この台ごと移動中に「早漏」(失礼、女性のみなさま。ごめんなさい。41歳のおっさんだから許してたもれ)してしまい、後方のみ。(笑) お口直しに、いや、その表現はよけいまずい。(笑)えと、お目め直しに、シュラトミングコースの全景です。
さて、明日からのクラニスカ・ゴラ。アデルボーデンキャンセル分を含め、金土がGS、日曜がSLです。 GSには大越龍之介と石井智也が出場予定。 クラニスカ・ゴラのGSコースはびっくりするような急斜面はないものの、斜面変化が多く振ったセットが立つことが多いので簡単なコースではありません。 日本の次世代、21歳の大越と20歳の智也がどんな滑りを見せてくれるのか、要注目です。 いよいよ、SLもオリンピック前最後のレース。オリンピック後はノルウェーのクヴィットフェルでのSG、DHと最終戦ガルミッシュ・パルテンキルヘンの2会場のみ。 昨シーズンは最終戦出場ゼロに終わった日本チームにとっても、今季はワールドカップスタンディングの25位以内に入ってガルミッシュ行きの切符を確保してほしいところです。 ワールドカップスターティングでも明が28位、湯浅が29位です。 20位のロッカが引退、13位のグランジェもケガなのでおそらく明が26番、湯浅が27番から29番のいずれかのゼッケンになると思います。(ボディが出場なら1番ずつ下がるでしょう) また、昨日のアクセスが記録更新しました。(5929/1日アクセス数) コメントもたくさんいただき、どうもありがとうございます。 みなさんご心配されていた湯浅もブログ更新していますので、励ましがございましたらどうぞ彼のブログにコメントください。それが彼の大きな力になると思います。 また彼だけでなく、日本チームや多くのアルペンスキーレーサーたちの肉声やナマの表情をお届けできるようにがんばります。
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posted by shinichiro |18:34 |
コメント(11) |
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この記事に対するコメント一覧
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雪のザルツブルグにて
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雪面のなぞなぞ分かりません??
ツルツルのアイスバーンにわざとギザギザに傷をつけてグリップするようにするしてるヤツですか?
答えをお願いします。
posted by 子連レーサー | 2010-01-28 21:56
雪のザルツブルグにて
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田中さん、ザルツブルグの印象は如何でしたか?
さて、シュラードミングにあれほどの観衆が集まる理由、私も考えてみました。
1.オーストリア第四の都市ザルツブルグ、第二の都市グラーツからのアクセスが比較的楽
2.日本より仕事の終業時間が早い(例えば役所の窓口は7時とか7時半から開いてるけど、閉まるのも2時とか2時半) フレックスタイムのところも多い。
3.コースがオーストリアチームと相性が良く、活躍が期待できる。
もちろん地元観光局の取り組みとか他にも理由はあると思いますが、何よりもこの国の人はアルペンスキーが好き! 比較的気軽に行ける所でWCがあるとなると、仕事なんかほったらかして出かける人が多いのではないかと(笑)
湯浅、本当に今いい顔してますよね~ クランシスカ・ゴラでもがんばれ!
大越・石井もトップに少しでも食い下がる滑りを見せてほしいですね。
田中さんもお気を付けて、今週末も楽しみにしています。
posted by Stephi | 2010-01-28 22:11
雪のザルツブルグにて
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>子連レーサーさん
あのギザギザはピステンの痕なんですが、冷やす雪面の表面積を増やすためにああしている、と聞いたことがあります。
posted by だぼはぜ | 2010-01-28 22:30
雪のザルツブルグにて
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見知らぬ世界の舞台裏とっても興味深いです。
個性ある集中の仕方など、臨場感が伝わってきますね。
貴重なシーンをありがとうございます♪
posted by 初めまして | 2010-01-28 22:51
雪のザルツブルグにて
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昔、フジテレビでWCスキーの中継をしていました。レースも重要でしたが、番組のエンディングでレース会場の空気を感じられる映像を流していました。観戦に来ている地元の家族の様子とか、、、
田中さんもオジサン世代?ですから、ご存知でしょうか。ワタシはそんな舞台裏の絵に反応しているオジサンです。
「・・・雑感」は、ユルサ加減が絶妙です。
アルペン情報の少ないニッポンから、ブログの更新を楽しみにしています。
posted by けい スキー | 2010-01-28 23:08
雪のザルツブルグにて
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子連レーサーさんは、レースコースでこのような雪面、ご覧になったことありませんか? だぼはぜさんがおっしゃっていただいていますが、ギザギザの模様だけで、表面はツルツルなのです。
だぼはぜさん、ありがとうございます。
Stephiさん、ザルツブルグはほどよい大きさの街でなんてったって川が流れているのが風情がありますね。日本でも新潟とか盛岡とかきれいな川が流れている街はいいなと思いますよ。
東京は神田川。仕事の関係で水道橋はよく行くのですが、川の色を見ていつも閉口します。(笑)
初めましてさん、いつもコメントありがとうございます。プランガーのインスペクションは昔よりだいぶ静かになりましたが、気合い満々です!(笑)
けい スキーさん、フジテレビのエンディングといえば、ペットショップボーイズのGo Westですよね。あの曲がかかると木村公宣さんがスローモーションで滑っている映像を思い出します。(笑)「ユルサ加減絶妙」とは、うれしい褒め言葉です!(笑)
posted by 田中慎一郎 | 2010-01-28 23:39
お疲れさまでした
コメント投稿者ID :
シュラトミングではお世話になりました。私が訪れると天候は微妙なのが気になって仕方ありません(笑)
とはいえ、湯浅くん・佐々木くんの2人で一桁に入ってくれましたし、皆川くんも調子を取り戻しつつあるようでちょっと安心しました。
それにしても今年は強烈に硬い斜面でしたね、久しぶりにアイスバーンを怖いと思いましたよ。
それでは今後も道中お気をつけて。
posted by あさくら | 2010-01-29 05:37
雪のザルツブルグにて
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ありがとうございます。
ピステンの跡でしたか、考え過ぎてしまいました、、、、
私も『雑感』好きです。
一夜明けて、、、、的に、例えば、夜のスポーツニュースで結果を知ってても翌朝『ど~れ、新聞でも見てみるか、、、、』というちょっとユルイ感じです。
posted by 子 | 2010-01-29 06:47
雪のザルツブルグにて
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思い出してきました。
以前「ペッショのGo West」って言えばサッカーでしたが、もっと前はワールドカップスキーでした。
posted by けい スキー | 2010-01-29 10:20
雪のザルツブルグにて
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ザルツブルグ城に行かれたんですか?
あの城は、ライトアップされているのを川の対岸から観ると、凄くきれいで、なんともいえないですよ。って行った事ないんですけどね(汗)カレンダーで観ました。いつか観に行きたいです。
舞台裏の記事ほんとにたのしいですねー。
posted by S | 2010-01-29 18:14
雪のザルツブルグにて
コメント投稿者ID :
あさくらさん、今年も必ず登場すると思ってましたよ!(笑)
来年もお待ちしております。
子さん、ゆるすぎたときは、ご遠慮なくおっしゃってくださいね。(笑)
けい スキーさん、口ずさんでみましょう!はいっ!ごいっしょに! ごーうえーーーすと、ほにゃほにゃにゃにゃにゃー(笑)
Sさん、ありがとうございます。舞台裏、これからもアンテナはってネタとります!(笑)
posted by 田中慎一郎 | 2010-01-30 03:05
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一応、雪面を撮ってみましたがわかりますかね? これをご覧になってすぐご理解いただける方はかなりなレース経験をお持ちの方だと思います。
「スタートハウス滞在時間」が最も長いのはおそらくマンフレッド・プランガー。
インスペクション前もスタート20分くらい前もご覧のように集中しっぱなしです。
彼はインスペクションにも時間をかけるほうですし、動作を見ているとポールセットをしつこいくらいに頭に叩き込んでいるようなので、レースの日はかなりの集中で終わったら疲労困憊なのではないかと心配してしまいます。
スタートバーの前に早めについてコースをじっと見ている選手、SLのときは「go」と言われるまでうしろにいて前に出ない選手、いろいろですが、ボディは前の選手が出るとすぐ自分も前に出て、しばらくコースというか、遠くを眺めています。あの瞬間は何を考えているのでしょうか。本人に聞いてみたいですね。
キッツビュールではインスペクションしておきながらレースには出なかったボディ。遅ればせながらこの日のインスペクション前にノイロイターを祝福していました。
観衆は今年も4万8千人。
そして今年も聞いてみました。
たまたま隣り合わせたカメラマンがシュラトミング在住の人で、去年とは違う人だったので「なぜ、火曜の夜にこんなに人が集まるのですか?」
その方も去年の方同様、しばらく首をかしげて考えたあげく、
「ユニークなレースだし(ナイタースラローム)、観光協会も一生懸命だし、VIPを大勢呼んでるのでそれ見たさもあるんじゃないかな。」というお返事。
やっぱり、「これっ」という理由があるわけでなく、地元の努力とレースそのものの面白さが人をひきつけるんですね。
表彰では派手な噴射。でも実はこれ、手前にも小型のが仕込まれていて3人のまえでも「噴射」するはずが、この台ごと移動中に「早漏」(失礼、女性のみなさま。ごめんなさい。41歳のおっさんだから許してたもれ)してしまい、後方のみ。(笑)
お口直しに、いや、その表現はよけいまずい。(笑)えと、お目め直しに、シュラトミングコースの全景です。
さて、明日からのクラニスカ・ゴラ。アデルボーデンキャンセル分を含め、金土がGS、日曜がSLです。
GSには大越龍之介と石井智也が出場予定。
クラニスカ・ゴラのGSコースはびっくりするような急斜面はないものの、斜面変化が多く振ったセットが立つことが多いので簡単なコースではありません。
日本の次世代、21歳の大越と20歳の智也がどんな滑りを見せてくれるのか、要注目です。
いよいよ、SLもオリンピック前最後のレース。オリンピック後はノルウェーのクヴィットフェルでのSG、DHと最終戦ガルミッシュ・パルテンキルヘンの2会場のみ。
昨シーズンは最終戦出場ゼロに終わった日本チームにとっても、今季はワールドカップスタンディングの25位以内に入ってガルミッシュ行きの切符を確保してほしいところです。
ワールドカップスターティングでも明が28位、湯浅が29位です。
20位のロッカが引退、13位のグランジェもケガなのでおそらく明が26番、湯浅が27番から29番のいずれかのゼッケンになると思います。(ボディが出場なら1番ずつ下がるでしょう)
また、昨日のアクセスが記録更新しました。(5929/1日アクセス数)
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