2008年06月30日
湯浅直樹のギブス
心配されている方も多いのではないかと思います。 湯浅直樹のブログにギブスをした右足。 捻挫だそうです。ちょっと重度。 しかし、本人は8月の遠征には参加する気でいるようです。 一応、「焦らないように」とはメールしました。 彼をみているといつもハラハラドキドキ。そこが魅力なのかもしれません。 それでも彼ほど順調にステップアップしている選手はいないと言えるでしょう。 大舞台には強い湯浅直樹。来るべきシーズンはワールドカップとあわせて世界選手権での活躍も期待したいですね。
posted by shinichiro |
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心配されている方も多いのではないかと思います。
湯浅直樹のブログにギブスをした右足。
捻挫だそうです。ちょっと重度。
しかし、本人は8月の遠征には参加する気でいるようです。
一応、「焦らないように」とはメールしました。
彼をみているといつもハラハラドキドキ。そこが魅力なのかもしれません。
それでも彼ほど順調にステップアップしている選手はいないと言えるでしょう。
大舞台には強い湯浅直樹。来るべきシーズンはワールドカップとあわせて世界選手権での活躍も期待したいですね。
写真は全日本選手権での大越龍之介選手。
一年以上振りにホームページ更新しました。未完成ではありますがお時間のある方は覗いてみてください。
http://www.shinichirotanaka.com











3月のジュニア世界選手権でのスラローム3位は、その実力が本物であることを証明してみせました。
その石井智也(北照高)選手は今春、北海道東海大学に進学。全日本シニアチームへの昇格も期待されています。
先シーズン、ヨーロッパカップで撮って以来、一年ぶりに見た彼の姿は一回り大きくなった印象で、話す内容も子供っぽいところは微塵も感じさせない「頼もしい青年」に成長していました。
来シーズン、ワールドカップの舞台で彼の姿を早く撮りたいと思わせてくれました。
そして「盟主」オーストリーにも新星は現れました。
マルセル・ヒルシャー19歳。
ジュニア世界選手権で石井智也選手の横、一番高いところに立っていたのは彼で、今季のヨーロッパカップの総合とSLチャンピオンを獲得、ワールドカップでも1月のアデルボーデン9位、3月のクラニスカ・ゴラ3位、ボルミオ3位という周囲もびっくりの成績を残しました。
ただ、まだカメラを向けられたことが少ないのか気になるようで、インスペクションのときでもファインダー越しに目があいます。
まだニキビ跡が残る顔がこれからどのように「大人の男の顔」になっていくのか楽しみでもあります。
では、また次回。
今朝のボルミオは雨でした。
予定されていたチーム戦は30分スタートを延ばしたあげく、結局キャンセル。
最初からやらなきゃいいのにという天気でした。
小雨のなか、表彰が行われました。
総合優勝はボディ・ミラーとリンゼイ・ボン。
高速系での強さが光った今季のボディと、昨シーズンの怪我から見事に復活したリンゼイ。アメリカチームにとっては最高の結果を残したシーズンと言えるかもしれません。
リンゼイは終始笑顔。でも、ひときわ大きい総合のクリスタルトロフィーはかなり重いらしく、片手で頭上にあげ続けながら「Heavy!」を連発していました。
総合のクリスタルトロフィー、持てる立場にならなければその重さは決してわからないでしょうね。
ボディは終始不満顔。横にいたキューシュに、頭上にトロフィーかかげなよと促されてもいやいやと首を横にふりました。なにやら人つてに聞いた話だと、FISに不満があるらしく大きな怪我が多かった今季の安全対策などに意見があるらしいです。(一昨日のGSで右手を痛めてかなり腫れているというのもひとつの理由ですが)
でも、私個人的には表彰式での不満顔はいただけないと思いますけどね。
総合2位のライヒや3位のキューシュ、ほか多くの選手に対して失礼だと思います。クリスタルトロフィー、本気で狙っていた選手はたくさんいたと思います。
私個人的にはボディは大好きな選手ですが、意見があるなら堂々と公式の場で述べればいいのであって、彼の意見は大きな影響力を持って、これからのFISの運営をよりよい方向に持っていくことはできると思います。大人の対応を期待したいところです。
これで、今季のワールドカップはすべて終わりました。
終わってみると今年もまた短いシーズンでしたが、私個人的にはそこそこ納得できる写真を残せたシーズンでした。
まだまだこれから精進しなければなりませんが、今後の写真の方向性もなんとなく見えてきたように思っています。
これからもアルペンスキーが日本でも認知度があがるように、がんばっていきたいと思っています。
今シーズン最後のスラロームが終わりました。
熾烈な種目別優勝を制したのは地元イタリアのマンフレッド・モエルグでした。
僅差ではあるもののトップに立っていたグランジェは、2本目のゴールを前にして失敗。今季3勝をあげ、旋風を巻き起こした彼もシーズン後半に失速。わずか1勝だけのモエルグに安定感では負けないものの、あとわずかでクリスタルトロフィーを逃しました。
種目別タイトルの表彰式、自分の名前が呼ばれるとモエルグは体いっぱいで喜びをあらわしました。
明は2本目途中棄権。今季は種目別23位で終えました。日本チームは湯浅が35位、賢太郎が37位という結果でした。
まえまえから書いていた私の「予感」は、はずれたのでしょうか。今季に限ればはずれたと言わなければならないかもしれません。でも、「一筋の光」は見えたように思います。来季も大いに期待して冬を迎えたいと思います。
今日は地元「イタリアデー」でした。
女子のGS種目別優勝はデニス・カーボン。モエルグとふたりで表彰台では笑顔をふりまいていました。驚いたのは、彼女、かなり小さいこと。アルペンスキーファンならご存知かもしれませんが、「イタリア版星瑞枝」といったところでしょうか。
写真は昨夕の公開ドロー。童顔なのでどっちが選手?ってくらいです。

種目別優勝初栄冠のテッド・リゲティ。年齢は湯浅のひとつ下です。
テッドのお祝いに表彰台に登ったリンゼイ・ボン。シャンペンを振りまいてからテッドに飲ませ、お返しにテッドから飲ませてもらっているの図。この二人、同い年です。
そして、おなじみディディエ・キューシュのゴールパフォーマンス。
「スキー空中一回転投げキャッチ」
のはずが、右足のを取れず、
それじゃあと、左足もやるもののこれも取れず。
あらら、とこのポーズ。
しょうがないので、こんなポーズでごまかしてみました。
以上、明日は日本から唯一人、佐々木明が出場する男子スラロームです!
勝負は最後の最後までわからない。
昨年もこう書きましたが、今年はまさにそれを絵にかいたようなことが今日おこりました。
今日のスーパーG、種目別トップのディディエ・キューシュは15位に入れば昨日に続いて、ダウンヒル、スーパーG2種目の種目別チャンピオンが決まるはずでした。
今シーズンの調子からいって、キューシュの15位以内はまさに「鉄板」と思われていました。
しかし、種目別優勝のクリスタルトロフィーはそのキューシュの手から滑りおちていきました。
劇的な大逆転優勝を飾ったのは、昨日まで種目別3位だったハンネス・ライヘルト。キューシュとは99ポイント差。
「かろうじて可能性はあるけどね」くらい可能性はありませんでした。
私はコース中盤で撮影していたので、ここからはリザルトから見る想像ですが、ハンネス・ライヘルトはディディエ・キューシュがゴールしてタイムがあまり良くなくても、まさか自分に種目別優勝がころがりこむとは考えてもいなかったと思います。
しかし、ライヒとイエルマンがキューシュのタイムを抜かしたあたりから
「もしかして」
と思い始めたかもしれません。
25番スタートのクリストフ・インナーホッファーがキューシュのタイムを上回って、その時点でキューシュは15位。残りは2人。
最終戦は15位までしかポイントがつかないため、あと一人、キューシュのタイムを上回ると、ライヘルト1位で100点、キューシュ16位で0点。
99点差をひっくり返す、劇的なドラマの舞台が唐突にゴールエリアに出現したのです。
そして、その劇的なドラマに終止符を打ったのは、皮肉にもキューシュと同じスイスチームの同僚、26番スタートのダニエル・アルブレヒトでした。
彼がキューシュのタイムを上回ってゴールした瞬間、ハンネス・ライヘルトのわずか1ポイント差での種目別優勝が決まりました。
劇的な、劇的すぎる幕切れでした。
表彰式、ハンネス・ライヘルトは終止笑顔でしたが、オーストリー国歌が流れると、目に涙がうかびました。
普段より2テンポも3テンポもゆっくりと、荘厳に流れたオーストリー国歌は、彼の涙腺を緩ませたのかもしれません。
勝負にたらればはありませんが、もしキューシュがあと0秒14速かったら、当然のように彼の手に2個目のクリスタルトロフィーが渡るところでした。そして、ライヘルトがあと0秒02遅かったらこの奇跡は起こりませんでした。
勝負は本当に最後の最後までわからない。明日もなにが起きるかわかりません。
わずか1ポイント差で種目別優勝を逃したキューシュ。もし昨日レースがあって滑っていたら、こんなことにはならなかったかも。あ、それは勝負ごとには言いっこなしですね。
追伸:土曜の男子スラロームの2本目、セッターは日本のゲオルグコーチ。今シーズン最後の佐々木明に期待しましょう。
ディディエ・キューシュの2年連続ダウンヒル種目別優勝が決まりました。
あっけない幕切れは、今日のトレーニングランのキャンセルによってもたらされました。
今朝のボルミオは雪。お昼近くなって晴れていい天気になりましたが、降雪の影響でトレーニングランはキャンセルとなり、明日のダウンヒルもキャンセル。最終戦のレースがなくなり、現状トップのディディエ・キューシュが種目別優勝を手にしました。
ダウンヒルは1回は必ずトレーニングランが義務つけられているので、仕方がないところですが、スケジュールを無理に調整してなんとかレースをやる方向で動かなかったのは、先日のクヴィットフェルでの事故のせいもあるでしょう。
現場の空気は、キューシュの種目別優勝なら誰も文句ないでしょ。って感じです。
写真はスタート近くでくつろぐ、クラウス・クローウェル(左)とゲオルグ・シュトライトベルガー(右)。
昨日はクラニスカ・ゴラから移動してきましたが、なんと!車で8時間!へとへとになりました。
イタリアのワールドカップ会場はどこも高速道路のインターから遠いのですが、ここボルミオはとっても、とっても遠く、まさに「地の果て」でした。
はてしなく続く山道に辟易しながら、朝の9時まえにクラニスカ・ゴラを出発して夕方5時すぎまで車を走らせて、一番最初にヨーロッパに来たときのことを思い出しました。
最初に来たときは右も左もわからず、3時間で着く距離を9時間車を走らせたこともありました。道に迷いまくって冬期閉鎖の道を登って、山の上の閉鎖ゲートの前でがっくりしたこともありました。
まー何事も経験ですね。
明日は女子のみダウンヒルが行われる予定です。(女子は10日にトレーニングを消化済み)
マンフレッド・モエルグ(イタリア)がとうとう今季初勝利をあげました。
今季はシーズンを通して安定した滑りをみせ、表彰式の常連でした。この勝利で種目別も2位。トップのグランジェに21点差とせまりました。これで最終戦で勝って、グランジェが3位以下なら逆転できることになりました。
グランジェとモエルグはコースアウトの可能性が非常に少ないので、最終戦はガップリよつの勝負が見れると思います。
写真は2本目のインスペクション前のモエルグ。とても気さくで笑顔が似合う明るい選手です。
今日も気温が高く、コースが荒れることは予想できました。
そんなことも要因のひとつなのか、19番スタートのボディ・ミラーがスタートしませんでした。もしかしたら7番スタートのベンヤミン・ライヒがコースアウトしたので、スタートを回避したのかもしれません。
スラロームに自信がないのか、コース状況が不満だったのか、よっぽどこれからの高速系に自信があるのか、それとも前夜に遊びすぎたのか、とにかくスタートせずに今日はノーポイントに終わりました。
これで総合優勝のポイント差は昨日と変わらず、3位ライヒと264、2位キューシュと169.。
もしかして、最後まで総合優勝争いを盛り上げようと「演出」していたとしたら、かなりなエンターテイナーですね。ボディ・ミラー。
ちゃんとインスペクションはしていたボディ。でも、あれ?あくび?
エンターテイナーといえば、今日の湯浅直樹は魅せてくれました。
聞いたところによると1本目はウルス・インボーデンに抜かれて30位になってから、しばらくゴールでハラハラドキドキ。アシスタントの三増さんは「吐きそうなくらい」ハラハラしたそうです。生中継を日本で見ていらした方もそうだったかもしれませんね。
そして、2本目は鳥肌が立つほどのスーパーランをみせ、ただ一人48秒台を出して15人抜き。ゴールではこちらのテレビ局数社のインタビューを堂々とうけていたそうです。
明は途中まで速かったと聞きました。少し右肩の具合が心配ですが、最終戦は日本から彼一人だけの出場ですので、今週土曜日も最後のがんばりをみせてほしいものです。
今晩はクラニスカ・ゴラに一泊。明日、最終戦の地、イタリア・ボルミオに向かいます。
いよいよ今季も最終戦。私の今シーズンの撮影も締めくくりのときを迎えました。
選手たちはどんなドラマを演出してくれるのか。楽しみです。
2本目ラップのスーパーランで14位、湯浅直樹。
テッド・リゲティが久々に表彰台の真ん中に立ち、種目別トップの座をライヒから奪いました。
今朝のクラニスカ・ゴラは小雪が舞っていましたが気温は異常に高く、公式ではスタート-1℃、フィニッシュ0℃となっていますが、体感では10℃近くありました。
いつも薄手のグローブをしている右手も、今シーズン初めて素手で行いました。
コースの下地はしっかりとつくってあったのですが、いかんせん気温が高すぎ、ところどころ掘れがひどいところもありました。
明も久々にGSに出場しましたが、ラップのブラルドーネに7秒61差で2本目には進めませんでした。インスペクションのときに首から右肩にかけてかなり気にしていたので、少し心配です。
もうすでに登場していたとは思いますが、私は初めて見ましたのでのせておきます。
フィッシャーのトップ穴あきGSモデルです。
明日も同じような気温だと、コース状況が厳しいものになりそうですが、今シーズンもスラロームはあと2戦。日本チームには最後に一発、スーパーランをみせてほしいものです。
ドイツ・ミュンヘンから約4時間、スロヴェニアのクラニスカ・ゴラに着きました。
先月より雪は多く、数日前には降雪があったようです。それほど寒くはありませんが、暖かいという感じでもなくほどよい気温です。
こちらに来ても、日本のFAR EAST CUPは気になります。毎日、リザルトをしっかりチェックしたいと思います。
明日はGS。
現在、種目別トップはベンヤミン・ライヒですが、テッド・リゲティやマンフレッド・メルグがすぐ後ろにせまっています。
今季一度もGSで勝っていないベニー、昨年勝ったこのコースで今季GS初勝利をもぎとり、逃げ切り態勢を整えたいところでしょう。(調べてみたら昨年どころか3年前から3連勝中でした。得意中の得意のGSコースみたいです)
日本チームもさきほどホテルに入っていました。明日はレースとは別のところでトレーニングするのだと思います。
明は昨年7位。湯浅もトリノオリンピックシーズンに7位となったゲンのいいコース。日曜日は大いに期待しましょう。
写真はレースコース、ポドコーレン。
追伸:明日のGS,久々に明が出場します。69番、最後のスタートです。
「号泣しました」
優勝した水尾大輔選手(サンミリオン福岡SC)はゴールして自分がラップだと確認するとガッツポーズ。1本目トップの大越選手(北海道東海大)をゴールで待ちました。
自分の優勝が決まったときはうれしくて素直に喜んだだけだったそうですが、マテリアルコントロールのテントを出ると、多くの仲間が祝福しようと待ち構えていたそうです。
「それを見て、涙が出て来て止まりませんでした。」
そう語ってくれた水尾選手の目にはそのときを思い出してか、またうっすらと涙がうかんでいました。
数度におよぶ怪我を乗り越えての初タイトル、本当におめでとうございました。
男子2位は大越龍之介(北海道東海大学)3位は松本勲人(法政大学)。
雪、晴れ、曇りとめまぐるしく天気が変わるなか、女子は花岡萌選手(アイザックスキークラブ)が2本目で逆転し優勝。2位に星瑞枝選手(日本体育大学)、3位は関塚真美選手(チームアルビレックス新潟)でした。
私はこれから帰京、明日の便で渡欧しクラニスカ・ゴラに向かいます。
今日も雪という天気予報は朝方だけ当たっただけで、時折日差しがさしました。
優勝は加藤智佳(北海道教育大学旭川校)。1,2本目ともにラップタイムで完全優勝でした。2位には湯本浩美(天山リゾートスノースポーツクラブ)、3位に星瑞枝(日本体育大学)が入りました。
昨日同様コース状況は軟らかく、地元のコース整備に加え多くの先生方やコーチの方々が、なるべくいい条件で滑れるようにと汗を流されていました。
今朝の信濃毎日新聞に昨日の本田選手の記事がデカデカと出ていました。それによると、1本目のラップは「びっくりした」そうで、2本目は「スタートしたくないと思うほど緊張した」そうです。
しかし、スタート台に立った彼は気合いの入った目をしていました。
ワールドカップでもそうですが、1本目ラップの選手の2本目のプレッシャーは相当なものだろうと容易に想像できます。
それをどう克服して自分の力を信じ、気持ちを強く持ってスタートするか、そしてスタートしてからいかに早くリズムにのるか、それぞれの選手で違うのでしょう。
今日の加藤選手もそのプレッシャーに打ち勝ったのだと思います。おめでとうございました。
明日はジュニア世界選手権で3位入賞した石井智也選手も出場する男子スラローム(女子もあります)です。
明日も雪の予報。明日もはずれてくださいね。

