2008年11月27日

Manhattan

 また先日Manhattanに行きました。そこで桐蔭高校でサッカーしていた時代の後輩とばったり遭遇!!相当懐かしく、あえてうれしかったです。こんなことも起こるのがアメリカなんかなぁなんて勝手に考えてしまいます笑。

 明日はサンクスギビングデイ。アメリカでは大きな祝日です。僕のルーミーのハーリーと出かけてきます。こっちはもはや日本の真冬より寒いです。
Manhattan
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2008年11月17日

優位性

 昨夜、Real Salt Lake vs NY Red BullsのMLSプレーオフセミファイナルが行われ、なんとReal Salt Lakeがホームで敗れました。ここは僕が1ヶ月間の間トレーニング参加させてもらったところで選手もスタッフもみんなよく知っており、レベル的にもとても高いチームだと思います。そしてNYはというと、今年のUS.Open Cupで対戦しており2-0と僕らが倒した相手。しかしその時とメンバーもじゃっかん変ってるので何とも言えませんが。

 ハイライトだけ見たのですがRealが4,5回もポストに嫌われ得点できなかったのに対しNYは少ないチャンスをものにし1-0での勝利。また再放送を見直そうと思いますが。プレーオフ制度は僕はとても疑問に思うのですが、こういうことが起こるので楽しいのかなとも思える。アメリカのスポーツならではといったとこではないでしょうか。決勝はホームデポセンター(ギャラクシーのホームスタジアム)でコロンバスとNYが対戦します。本当にMLSはチームそれぞれに個性があって見てて面白い。

 話は変わって、最近ある有名な野球監督が出演していた日本のTV番組を見ました。その方は野球界に新たな“手法”を取り入れ野球界を大きく変えたと聞いています。その監督いわく「その時の選手たちはこんな野球があるのか、といった表情で必死に勉強していた。データを徹底的に選手にたたきこみ答えを持たせた。」と語っていました。そしてこんなことも「そういった、人とは違う他の奴らとは違うものを持ってる、やってることにより自分たちを優位にさせる“優位性”を持つ、持たせることが大事なんだ。」とも…。それを聞いてはっとしたのが、桐蔭学園の1年生時に当時の監督、李監督からサッカー観が180度変わるほどの衝撃的な指導をされたことを思いま出しました。その時「これがサッカーか、こんなサッカー存在するんだ」とまだ子供ながらに思ったことをそのTV番組と重ね合わせ思いだしました。そしてさらにプロになり、オレンジ色の時に学んだ“Football”もあまりの衝撃で自分はこれをもってして戦っていく、なんて思ったものです。今回それを見てサッカーのみならず野球界、他のスポーツ、どこの世界にでもそのように人とは違った“手法”で自分、自分たちを優位にさせてる人たちはたくさんいるのでしょうか。ここで思うのは、なんにでも答えをたくさん持って用意するということが大切なんだということでした。だからFirst TouchはOpenなんだ。

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2008年11月13日

一宿一飯の恩義

 昨日もマンハッタンへ。昼前にNY PennについてランチをTN氏に誘われ一緒にさせてもらいました。その時にTN氏のもとに日本から来客があり、その方とも一緒にランチをいただきました。その日本から来たS氏はサッカーを自分のビジネスと情熱の両面でとらえており、日本のみならずヨーロッパ、アメリカと幅広く国境を越えて働いている方でした。正直とてもいい時間を過ごしました。TN氏に初めて会った時にも感じた、違った角度からサッカーに関わってる情熱を感じました。もちろんサッカーしているのは選手、だけどビジネスでチーム、のみならずサッカー界をどう動かしどう機能させていくか…いろいろお話をうかがう中で勉強させていただきました。しかもとてもユーモアにも富んだ方で笑、楽しくお話しさせていただいたというわけです。また、今やサッカーは“ビッグビジネス”だということも改めて感じました。そこにサッカーへ対する素晴らしい情熱があるからビジネスも面白いと感じるわけです。

 昨日はTN氏S氏とともに食事をし所要を済ませそのまま夜帰宅。いつもNYに来たらTN氏の家へ泊めさせていただきMさんの食事をごちそうになりととてもお世話になっています…という話をS氏にしたところ、「君、一宿一飯の恩義って言葉知ってる?」。いや、知りませんでした…。要するに文字通り、一晩泊めてもらい一食ふるまわれそれに対する恩義を忘れるなということです。いい言葉でした、もちろん僕も言われるまでもなく感じているのですが心に残ります。「きみ僕と会ってよかったねぇ」とS氏笑、その通りです。僕としては「オサスーナがパンプローナにあり、実はバスク地方に属するんだ」という話より聞けてよかった言葉でした(身内談)笑。人に影響を与えるには教養が必要だということ、幅広くものを見なさいとも教えていただきました。

 僕のブログを見ていただく方が最近格段に増え、日本の様々な地域で見ていただきたくさん反響をいただきました。特に僕が勝手に放つFootball戦術論について笑。仙台、徳島、横浜、埼玉のみならずアメリカのいくつかの地域からも。嬉しいかぎりです。しかし人に影響を与えられる昨日お会いしたお二方のような人達はいつもすごく考えていると思います。僕も、勉強して今以上にもっと教養を身につけ、学び感じる…何をするにもやはり“ 考える”ということ。そしていっぱい考えることで次に考えるための材料を得ていくのだということを知りました。

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2008年11月08日

オレンジの呪縛2 ~So What?編~

 最近、秋もすっかり深まり木々の紅葉が町のあちこちで見られ、とてもきれいな情景を作り出しています。高速道路を走っている時や、家のまわりを走っている時でさえ紅葉を楽しめるそんな季節です。アメリカは有り余るほどの土地があり、自然が多いのでそれが自然とそのような景色を作り出して思わず写真でも撮りたくなってしまうようなそんな感じです。

 この前のブログで紹介させていただいた本“オレンジの呪縛”。読めば読むほど面白みが自分の中で増し、良い文には自然にラインを引いてしまったりして自分なりに工夫して読書の秋を楽しんでいます。そこで僕が面白い、気になった文章、人物の発言などがたくさんありました。 

 「オランダ人は全体像をつかみ取り、そこにあるものを細部まで把握する能力に優れている。ヨハン・クライフやダニー・ブリントのような選手は試合で全体像を把握しながらプレーした。また、オランダ人らしいい空間や風景の見方というものがあり、クライフが大きな称賛をえたのは、ピッチ上の全体的な状況を理解する能力に生まれつき恵まれていたからだ。」

 「フットボールでは無意識のうちにスペースのことを考えるものだ。いい選手は、自分がボールを受けやすいスペースを探し出すことができる。」

 「クライフはいつも、どこに走りこむべきで、どこに走りこんではいけないか、あるいはいつポジションを離れてはいけないか、などについて話をしていた。すべてはスペースを作り出すことと、スペースを見出すことが目的だった。まるでピッチの上で建築を行っているようだった。ポジショニングとスペースを生み出すことが重要だった。」

 「何より嬉しいのは、クライフが監督をしていた時のバルセロナは、世界で最も素晴らしいフットボールをしていたと言われることだ。」(ヨハン・クライフ)

 「メダルを獲得するよりも、プレースタイルを称賛されるほうが嬉しい。」(ヨハン・クライフ2)

 「一番大事なのは勝つことでない。いいプレーをすることだ。」(フォッペ・デ・ハーン)

 「もちろん優勝できなくて残念だったが、私たちのスタイルや哲学は、世界の人たちを魅了したはずだ。私たちはそのことをとても誇りに思っている。オランダらしいプレーを捨ててワールドカップで優勝しても、はたして嬉しいだろうか?いや、そもそも私たちには、そんなプレーはできないのだ。」(フース・ヒディング)

 などなど、戦術的なことからメンタリティのことまで書かれていてそのほんの気になった一部分を紹介しましたが、特に戦術的なものにはとても胸を打たれるというか勉強させられます。キーファクターは“スペース”。そしてポジショニング。スペースを見つけ出し使い使わせ、また、ポジショニングする…フットボールこの作業の繰り返しなんだなぁ。そしてそれは何のために行うのか?より高い位置でフリーマンを生み出すため。もちろん最終的にゴールに結びつけるのですが。

 シーズン中にCrystal PalaceのコーチたちとCLのBarcaの試合を見ていました。わがBarcaはCLで準決勝まで勝ち進みリーグとは異なり良いプレーを披露していました。惜しくもマンチェスターUに準決勝で敗れるのですが…。あのマンUをボールポゼッション率で65%とはるかに上回るとてもBarcaらしいフットボールをしていました。で僕が、「Barcaいいでしょう?ポゼッションで65%もマンUに上回ってんだよ。」と、得意気に言ったとこ、「So what? (だから何?)」とあっけなく言い返されてしまいました笑。結局あの、ボールを広いピッチを使い支配するスタイルが“遅い”、“じれったい”様に感じていたようで「Just get in the box!! (もっと攻めろ!!)」と何度も言っていました。結局僕が思ったのは、アメリカにはアメリカのサッカー、100個の国があれば100種類のサッカーがあるということで、これは国民性もあり決して交わることのないもの。そういうことを本当に知るには国境を越え外国にこうしてくるしかないわけで、アメリカにきてよかったぁとその時思ったというお話です笑。

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2008年11月02日

オレンジの呪縛

 最近所要でNYに1週に一回くらいの間隔で行っています。この前のブログでも書いたようにNYには日本人がとても多く住んでいて日本のレストラン、スーパー、本屋など何でも日本のものがそろえられるとても便利なところです。行くたびに必ず寄るのが本屋。そこで中学の時から買うことを欠かさなかった“ワールドサッカーマガジン”や “ワールドサッカーダイジェスト”を買いに行きます。小さい時から大好きな雑誌でその時は月刊だったのですが7,8年前くらいから月2回刊に変わり本当に欠かさず買っていて、選手のインタビューや様々な国の記者のコラム、選手のポスターなど笑、本当に楽しみでした。でこうしてNYでまた手に入れることができるというわけです。

 そして今回もうひとつすごい本を発見して驚いたのは、「オレンジの呪縛」という本でした。ダッチフットボールがどのように行われ考えられているのかが書かれた本。そしてヨハン・クライフやフース・ヒディングの本は腐るほど読んできた中でこのような本を再度手にできました。“オレンジの呪縛”オランダ代表はなぜ勝てないのか、オランダのサッカーはなぜウィングを使うのか…など様々な項目に分けて歴史を交え語られています。その中でも目を引いたのが「オランダ人の考える“空間(スペース)”」というタイトル。何んとも興味深い…タイトルを見てぞっとしました。

 何年か前の日本の有名な雑誌でインタビューに答えたオランダ人の少年が「Footballは数学のようなものだ」と答えてました。僕も高校生のころからFootballを因数分解のように考えることに快感を覚えプレーしてきました。確かにどうスペースを活用しどうフリーマンをより高い位置で生み出すか、スペース、ポジショニングなどなど、そのような考え方からいけばFootballは数学のようなものかもしれません。そう考えるからこそFootballは楽しいと考えます。このアイディアとともにより高見へ行けたらどんなに楽しいだろうか…そう考えると自分自身をわくわくさせます。
オレンジの呪縛


posted by shinharada |04:38 | コメント(2) | トラックバック(0)
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