アメリカ経由ヨーロッパ行き

摩擦を起こせ!

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 ブログを更新する回数が増えてきてる気がします(笑)。やっぱり文章を読んだり書いたりすることがとても楽しいと改めて思います。そして書いたブログをいろんな方々に読んでもらうことは凄く嬉しく、しかも様々な反響を頂くことはもっと嬉しいことです。長ったらしい文章のときもありますが、いつも読んで頂きありがとうございます。ブログはただ思ったこと感じたことを書きなぐっているだけですが、何か、自分の意見を外(世間)に発してみたり問いかけてみたりすることって凄く大切なことだと改めて思いました。そもそも何か発しないと何も返ってきませんし、何か自分から発することでまた新たな知識や知恵を得る…。それがどういった手段でも相手に対しリスペクトがあれば素晴らしいことかなと、ふと思った次第です。何かを発し、聴き、また行動を起こす…。それの繰り返しです。

 実に厳しい世界があります。日本を代表する選手ともなれば、文字通り勝てば天国、負ければ地獄とでも言ったような批判のされ方です。今回の代表の予選敗退を受けて代表に批判の声が渦巻いています。どれもフェアなものなのかといえばそうでないものもあると自分は思いますが、正しい批判は絶対に良いものを育てると信じています。正しい批判がなければ何も成長しない、もちろんそれは「自己批判」も同じです。しかし、自己を批判してもしても、悔しくて悔しくてたまらない気持ちになり流したあの長友選手のインタビュー時の涙。インテルのようなスーパービッグクラブでキャプテンを務めるような選手が人前で涙を流すことなんて普通ではありません。それでも世間は同情すらしてくれないから厳しい。本当にサッカーの世界は厳しく、過酷な世界だと痛感します。

 チーム内でも同じです。同じといってもチームメイトを批判したり罵り合ったりする訳でなく、大切なことは「要求する」ということ。要求。右足なのか左足なのか、1秒前だったか、もう少し遅くか。そのパススピードでよかったか、もっとゆるく欲しかったかなど…。様々な要求があります。もちろん時にお互い激しく罵倒し合い言い争うことなんかも日常茶飯事ではありますが、必ず相手をリスペクトし強く自分のしたいこと、欲しいものを要求することがチームの成長に欠かせません。それは全て勝ちたいからに他ならないのです。

 批判や要求、そういったことが様々な「摩擦」を起こし物事を育てていく。サッカーの世界だけでなく、どの世界にでもそういった環境があればいいのかなと、ふと思いました。思い出すのは、94年アメリカワールドカップで、ブラジルが優勝を果たしたときのこと。優勝したにもかかわらず、そのプレースタイルに問題があるなどブラジル国民の大半がその優勝に不満を持っている…ということを13歳の幼かった僕はTVなどで耳にし「なんて厳しい世界なんだ…」と、幼ながらに“驚愕”したことを今でも覚えています。2010年のオランダも同じでした。準優勝ではありましたがオランダのメディアが「準優勝は素晴らしかったが、これに満足することなく今だからこそなぜスペインに負けたかを振り返るべき!!」という新聞の見出しを出していて、フットボール文化の高さを伺えたことも思い出します。

 摩擦を起こす。何かネガティブに捉えられがちな言葉な感じはしますが、この摩擦がなければ良いチームは育たない。これは他の企業などでも同じではないかと推測しております。自分自身この摩擦が起きることをこれからも恐れず、やって行きたいと思います。なぜならこの摩擦が、自分自身をも強く成長させてくれる大きなファクターだと最近改めて経験できたことがあったからです。摩擦を恐れない。信念を持って明日の試合に臨みます。



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原田慎太郎/Shintaro Harada

現在アメリカのColorado Springs Switchbacks(USL Pro)に所属。2007シーズンより渡米し、センターバック、センターハーフ両ポジションで高い戦術眼を生かしプレーする。渡米以来、4年連続でリーグベスト11を獲得。2010シーズンはリーグベスト11とともに最優秀DF賞獲得、リーグMVPにノミネートされた。日本では横浜Fマリノスをはじめ、複数のチームに所属しJ.LeagueやJFLでタイトルを獲得した。
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