2008年04月15日
K-1 WORLD MAX 2008 FINAL16 感想
放送から一週間ほど時間が経ってしまっていますが、私生活優先のためです。
ご了承下さい。
世界一決定トーナメント FINAL16
○ ドラゴ VS GORI ●
地上波放送なし。
謎の選手、GORI の正体は結局わからずじまい。謎の宇宙猿人ゴリというオチなのか。
世界一決定トーナメント FINAL16
● イム・チビン VS 城戸 康裕 ○
韓国予選を勝ち抜いた実力者チビンと、日本予選を勝ち抜いた城戸の一戦。
日韓対決はどちらが制するか。
相変わらず鋭く重いキックを繰り出す城戸。
体もチビンより一回り大きく、
チビンの苦戦は必至だろう…と思っていたところに、ヒザ蹴り一閃!
よもや、あの間合い、あのタイミングでヒザ蹴りが飛んで来ようとは…。
しかも、チビンのアゴを直撃しています。
チビンも何とか立ち上がろうとしますが、膝から崩れ落ちてしまい、レフェリーストップ。
ラッキーと言えないこともないかもしれませんが、
兎にも角にも城戸がベスト8進出を果たしました。
世界一決定トーナメント FINAL16
● サロ“ザ・シシリアンドン”ブレスティ VS ウォーレン・スティーブルマンズ ○
地上波放送なし。
どちらも聞いたことのない名前の選手。
ウォーレンの方は、ヨーロッパ予選を勝ち抜いてきた選手だそうですが…。
世界一決定トーナメント FINAL16
○ アンディ・サワー VS マイク・ザンビディス ●
実力者同士の潰しあいとなる試合、その1。
総合的にはサワー優位ですが、
序盤でザンビディスがペースをつかむことができれば、チャンスはあるかも。
ザンビディスの方もそれは承知の上らしく、積極的に踏み込んでパンチを放っていきます。
一方のサワーはキッチリとそれをガードし、地味にローを返していくという形で対処。
2Rになるとザンビディスのパンチのタイミングがつかめてきたのか、
サワーがローで先手を取ったり、
ザンビディスのパンチにあわせてのローを当てる場面が目立ち始めます。
加えて、サワーの左ミドルとレバーブローが効果的に入るようになり、
徐々に試合はサワーペースに。
ザンビディスの方もレバーブローを叩き込んでいるのですが、
なかなかサワーのガードを崩せません。
3Rになると、ザンビディスがさらに攻撃的に。
近距離でのボディーブローをガンガン叩き込んでいきます。
サワーは首相撲でこれを凌ぎますが、
守勢に回った印象は否めず、ドロー判定で延長へ。
延長ラウンドでは、サワーはローとミドルを、
ザンビディスはボディーブローを打ち合う展開に。
顔面へ一発いいパンチを入れたことや、手数の面からサワーが若干優勢に立ちます。
そしてラウンド残り1分というところで、この日初めて出したサワーの左ハイが炸裂!
延長ラウンドまでもつれ込んだ接戦でしたが、
最後はサワーが王者の貫禄を見せつけてのKO勝ちを収めました。
K-1 WORLD YOUTH 2008 特別試合
○ HIROYA VS 藤 鬥嘩裟 ●
大晦日からの因縁となる、次代を担う選手同士の一戦。
試合前から何かと舌戦を繰り広げているようですが、
まぁそれもプロの仕事の内でしょうか。
…ところで、大晦日にHIROYAに勝った雄大はどこへ消えたのでしょう。
まさか、そのせいで干されたとか?
地上波での放送順は、この後に行われた 佐藤 VS ディレッキー 戦の次でした。
しかし煽りVTR中に、何故か中継としてHIROYAの入場シーンが…。
編集が間に合わなかったのでしょうか。
それはさておき試合内容。
1Rを見たところでは、パワー(体格)ではHIROYA、
技術では藤がそれぞれ相手に勝っているという印象。
2Rは、藤が細かい攻撃を(効いているかどうかは別として)当てているのに対し、
HIROYAは大振りのパンチを空振ってしまっているというイメージが強く、
HIROYAがやや不利な展開か。
しかし3R、HIROYAはパワー差を生かし、左ミドルとレバーブローで強行突破。
こうしたHIROYAの『本気』の攻撃をボディーに受けた藤は、
ダウンこそしないものの、一気に動きが低下します。
勝負はそのまま判定となり、HIROYAが3-0で勝利。先輩の面目を保ってみせた形に。
世界一決定トーナメント FINAL16
○ 佐藤 嘉洋 VS ムラット・ディレッキー ●
ディレッキーはクラウスをKOしたこともある、トリッキーでパワーのあるファイターです。
良くも悪くも安定感抜群の佐藤ですが、一発をもらうようなことがあれば、
ひょっとしたら、ひょっとするかも…?
煽りVTRと平行して、佐藤の入場する様子が生中継されています。頑張れ佐藤。
しかし1R、佐藤は案外苦戦。
ディレッキーのパンチの間合いが見た目以上に長く、
佐藤からすれば下手にローを打つとカウンターの危機に晒され、
カウンターでのテンカオも狙い辛いため、
得意な間合いである中距離を維持できないという状態。
それでも2R、佐藤は逆に距離を自ら詰め、
密着状態からのヒザと、離れ際のローで攻めることでこの状況を打開。
そして2R終盤以降からは、完全に『いつもの佐藤の試合』に。
結果も3-0で、佐藤の判定勝ちとなりました。
世界一決定トーナメント FINAL16
○ アルトゥール・キシェンコ VS ジョーダン・タイ ●
ダイジェスト放送。
キシェンコは2Rにダウンを奪われたものの、
その後に盛り返し、逆転判定勝ちを収めたようです。
細かい試合内容が全くわからないので何とも言えませんけど、
相手のタイ選手は相当打たれ強いみたいですね。
世界一決定トーナメント FINAL16
○ ブアカーオ・ポー.プラムック VS アルバート・クラウス ●
実力者同士の潰しあいとなる試合、その2。
他の選手達も粒が揃っていて、
その上でこの組み合わせになったのならまだ理解できるのですが、
無名の選手同士を組ませた試合がある一方で、
このマッチメークをする意味がわかりません。
次戦以降を見越した、魔裟斗のライバル潰しでも画策しているのでしょうか。
まずは両者とも静かな立ち上がり。互いに手の内を探りあっているのでしょう。
そんな中、先に攻め手を出していったのはブアカーオ。
左ミドルをガードの上からガンガン叩き込み、クラウスの右腕を潰しにかかります。
2Rも引き続きミドルを打ち込むブアカーオですが、クラウスも負けじとパンチで反撃。
手数と印象では確実にブアカーオの方が上ですが、
有効打数ではクラウスが上回っているかも。
3Rもほぼ同様の展開。
クラウスの右腕には確実にダメージが蓄積されているはずなのですが、
そんな様子はあまり見せません。
こうして3Rが終了。判定はドローとなり、試合は延長ラウンドへ。
最初に見た時は、
両者の内で(あくまで比較的に)魔裟斗と相性の良いクラウスを勝ち残らせたいのか…?
とも思いましたが、今思うと微妙なところかもしれません。
(マストシステムならブアカーオだとは思いますけど)
延長ラウンドもほぼ同じ展開が続きますが、クラウスの手数が増した分、
ややクラウスが優勢と言えるかも。
ところが判定では、3-0でブアカーオに軍配が上がりました。
この判定については、疑惑判定というよりもむしろ、
判定基準について疑問符がつくものだと思います。
延長ラウンドの内容でブアカーオの勝利とするなら、
本戦の時点でブアカーオ勝利とするべきです。
それまでの3Rと延長ラウンドの内容が大差ないものだったとみなせば、
一応の説明はつきますけど…。
今回はワンマッチだったこともあり、それほど尾を引くことにはならないと思いますが、
これがもしトーナメントで起こったことだったならば、その意味は大きく異なってきます。
特に、次戦で魔裟斗と対戦する選手を決める試合で同じような事態が発生すれば、
『魔裟斗のための(対戦相手のスタミナ消耗を意図した)延長判定』
という非難は免れないでしょう。
こういう形で興が削がれることを防ぐためにも、
運営側には判定基準を明確に示して欲しいと思います。
世界一決定トーナメント FINAL16
○ 魔裟斗 VS ヴァージル・カラコダ ●
実力者同士の潰しあいとなる試合、その3…と言いたいところなのですが、
カラコダは最近、若干落ち目。
未知の強豪という訳でもなく、ある程度戦い方も割れているので、
魔裟斗にとっては比較的安全牌の選手かも。
1Rから魔裟斗の猛攻というよりもむしろ、カラコダの消極性の方が目に付く試合展開。
攻め所であるはずのパンチの間合いで何故か亀になり、
必死にガードを固めるという場面が目立つカラコダ。
全く手を出していないという訳ではないのですが、狙いの見えない単発の攻撃ばかり。
魔裟斗相手に、1Rから一発KOのみを狙ってこうしているとしたら、
あまりにも頭の悪すぎる作戦ですし…。
人間サンドバックさながらのその姿からは、魔裟斗の猛攻に手も足も出ないというよりも、
まるで手も足も出してはいけないのではないか?という印象を受けてしまいます。
2Rになると、魔裟斗の猛攻がさらに加速。
キックではローとミドル、
パンチでは顔面とボディーへの打ち分けで、一方的に攻め立てます。
一方のカラコダは、申し訳程度にボディーやローも打ってはいるものの、
相変わらずの顔面パンチ一辺倒。
いくら(マイナー団体とはいえ一応は)ボクシング王者のパンチでも、
顔面にしか来ないとわかっていれば、大概の格闘家は対処できますよ。
打撃系の選手なら尚更そうでしょう。
そして3R開始直後、とうとう魔裟斗が『パンチでボクサーを』KO。
磐石の勝利を収めました。
これまでに書いたように、どうもこの試合からは『アレ』な雰囲気が感じられます。
勿論、両者の実力差や相性の関係で
こういう試合になったという可能性も十分にありますけど…。
私は魔裟斗の試合にケチをつけたい訳ではありませんし、
いわゆる『アンチ魔裟斗』でもありません。
しかし、だからこそ、こういう疑念を抱かせるような試合はしてもらいたくないんですよ。
単純にカラコダが不甲斐なかっただけなのかもしれませんが、
そうだとしても、あまりにもお粗末な試合の運び方だったと思います。
それこそ、不自然さを感じさせるほどに。
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posted by 臣桜花 |07:11 |
K-1 |
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