2008年03月25日
DREAM.1 感想
興行当日から結構な日数が経ってしまいましたが、折角書いたものなので投稿します。 できれば、同じ旗揚げ興行同士の比較として 戦極の方の感想も書きたかったのですが…。 コメント欄での意見があったら考えてみたいと思います。 ○ ミノワマン VS イ・グァンボム ● 試合前日に発表された『超人』ミノワマンの相手は、韓国の元プロ野球選手。 どう考えても苦し紛れのマッチメークで、試合内容もお粗末。 ミノワマンが悪い訳ではないんですけどね…。 ○ 桜井“マッハ”速人 VS 門馬 秀貴 ● マッハは言わずと知れたウェルター級の実力者。 対する門馬は以前、HERO'Sミドル級(70kgリミット)のトーナメントに 無理な減量をして出場し、カルバンにTKO負けを喫してしまっていますが、 本来の体重での実力は果たしてどの程度なのか。 門馬はスタンドでの打撃戦が苦手らしく、 打撃で攻めてくるマッハに対して手も足も出ない状態。 寝技に引き込まなければ勝機をつかめない門馬ですが、 最後までそれができないままに打撃で倒され、 パウンドの嵐を浴びてのTKOを喫してしまいました。 この試合はマッハが実力差を見せつけ、 PRIDEの誇りを示した試合だったという気がします。 ライト級グランプリ1回戦 ● 朴 光哲 VS ヨアキム・ハンセン ○ 煽りVTRでは『KID一門のNo.2』としてやけに持ち上げられている朴ですが、 打撃ではダウンさせられ、何度も投げられ、 グラウンドでも支配されと、ほぼ一方的にやられる展開。 「ハンセンはスタンド勝負から逃げている」などと言って朴を庇う解説が、 色んな意味で苦しい。 最後はハンセンが3-0で判定勝ち。 ちょっと実力差があり過ぎたのでは?というのが率直な感想です。 ライト級グランプリ1回戦 ● 宮田 和幸 VS ルイス・ブスカペ ○ ダイジェスト放送。宮田は一本負けで、またしても結果を残せませんでした。 ライト級グランプリ1回戦 ○ 永田 克彦 VS アルトゥール・ウマハノフ ● ダイジェスト放送。決して上手いとは言えないパウンドで永田が判定勝利。 ライト級グランプリ1回戦 ○ 石田 光洋 VS チョン・ブギョン ● ダイジェスト放送。いつものように塩漬けにして勝った模様。 ○ ミルコ・クロコップ VS 水野 竜也 ● ミルコの対戦相手が決まらなかったため、急遽駆り出されてしまった水野。 田村の弟子で、日本人重量級のホープという話ですけど、かなり可哀想な気が…。 余談になりますが、一時、対戦相手として中尾の名前も挙がっていたらしいです。 しかし、何やら裏の、できる限り関わりたくない世界の事情で流れたらしいという情報が。 実際、こういった興行には多かれ少なかれ そっちの世界も関わっているものだとは思うんですけど、 でき得る限りは表に出して欲しくないですよね。 戦うのはリングの上だけにして欲しいものです。 それはさておき、試合内容。 まず最初に気になったのは、ミルコの体がちょっとタプついていること。 ガチガチに絞り込むことが常にベストという訳ではないんですけど、 無差別級GPで優勝した時のように、 好調時のミルコは絞り込まれていることが多いですし。 しかしそれでも、両者の実力差は開き過ぎていました。 ミルコが容易に組み付かれているという印象こそ受けるものの、 結局は打撃でアッサリKO。 ミルコについては、連敗を断ち切れたという点ではとりあえず一安心。 しかし次はもうちょっと実力のある選手と戦ってもらわないと、何とも言えませんね。 ライト級グランプリ1回戦 ● アンドレ・ジダ VS エディ・アルバレス ○ 積極的に攻めていて、手数が多いのはアルバレスの方なのですが、 一発一発の威力はジダの方が重く、 アルバレスの方に絶対的な優位性があるとは言い切れません。 しかしいかに軽いパンチとはいえ、 一方的に浴び続ければ確実にダメージを受ける訳で…。 グラウンドに持ち込まれてからパウンドを浴び続けたジダは、 1R残り3分強というところで無念のTKO。 HERO'Sではカルバン以外には負け知らずのジダでしたが、 思わぬ伏兵にやられてしまいました。 それにしても、ジダってグラウンドで下になったときの防御が あそこまで下手でしたっけ…? ライト級グランプリ1回戦 ○ 川尻 達也 VS ブラックマンバ ● PRIDEライト級日本人選手としてはトップクラスの実力者である川尻と、 HERO'S外国人選手の中では知名度の高いブラックマンバを戦わせるという、 わかり易い構図のカード。 徹底してグラウンドに持ち込もうとする川尻ですが、 なかなか倒せない上に、倒しても攻めきれません。 もちろん、ブラックマンバの上手さと力の強さもその要因の一つなのですが、 川尻の試合を見たことがあるだけに、 「川尻何やってんだ!」という印象の方を強く受けてしまいます。 2Rもほぼ同様の展開のまま、勝負は判定へ。 決定打を与えることはできなかったものの、有利なポジションをキープし続け、 極めかける場面を何度も作ったことが評価されたらしく、 3-0で川尻が判定勝利を収めました。 しかし結果そのものよりも、川尻の不完全燃焼という印象の方が強く残った試合でした。 あと、ブラックマンバが判定に文句を言っているそうですけど、 もっとスタンドでもっと自分から攻めることができていれば、 その抗議にも説得力があったんじゃないかな?と思います。 ライト級グランプリ1回戦 △ 青木 真也 VS J.Z.カルバン △ (ノーコンテスト) 跳関十段の異名をとるPRIDE戦士青木と、 HERO'Sミドル級(現在でいうライト級)王者カルバンの一戦。 これまた非常にわかり易い、 PRIDE VS HERO'S の構図。お互いに負けられない試合です。 黄金のスパッツから、 カラフルスパッツに替えてきた青木。気迫の表れ…ではないですね、多分。 慎重に打撃で攻め、決して深追いしないカルバン。 なかなか自分から仕掛けられない青木がようやく足タックルを仕掛け、 ロープ際に押し付けた直後、カルバンのヒジによる攻撃が、 青木の背中から首の後ろといった辺りに当たってしまいました。 偶発的なものとはいえ、 反則に当たるということでレフェリーがここで一旦試合を止めます。 チェックの結果、これにより青木は神経にダメージを負ってしまったとのことで、 ドクターストップに。 仕方のないこととはいえ、大晦日からの因縁のこともあり、 非常に残念な結果となってしまいました。 全体的な印象として残ったのは、 川尻の試合に代表されるような『不完全燃焼感』でした。 実力差が大きすぎるマッチメークがあったかと思えば、 期待できるカードでも両選手の試合運びが上手く噛みあわなかったり、 アクシデントに見舞われてしまったりと、 色々と不運が重なってしまった結果、こうなってしまったような気がします。 トーナメントの方も選手が絞り込まれ、 2回目以降に期待…といきたいところなのですけど、 次回からの地上波は深夜枠だそうで。何だか先行き不安です。
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posted by 臣桜花 |11:41 |
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