2007年11月04日
HERO'S KOREA 2007
テレビ放送で見ることのできた試合のみの感想です。 ● ベルナール・アッカ VS ポアイ菅沼 ○ 正直言ってポアイ菅沼という名前を聞いた時、アッカの相手ということもあり、 「どこの色モノ選手を連れてきたんだろう?」と思っていたのですが、完全な見当違いでした。 実はパンクラスの現役ヘビー級選手で、師匠はあのBJペンという選手。 成長著しいアッカとはいえ、ポアイはかなり厳しい相手となるでしょう。 そしてやはり、試合開始直後にグラウンドでの攻防に移ってからは、 一方的にポアイが試合を支配し続けてしまうという展開に。 アッカも粘りますが、実力差は如何ともし難く、最終的には腕ひしぎを極められての一本負け。 残念。 ○ ホ・ミンソク VS 柴田 勝頼 ● 上半身の筋肉の付き方に明らかな差がある両者。 オフィシャルサイトのプロフィールを見ると、ミンソクは83.0kg、柴田は87.0kgとなっていますが、 どう見てもミンソクの体躯の方が一回り大きいような…。とにかく柴田にとっては分が悪そうです。 トリッキーな動きで先制攻撃を仕掛ける柴田ですが、冷静さ、打撃のスピードと正確性、 さらには間合いの取り方など…と、あらゆる面で劣っていることがすぐにわかってしまいます。 打撃では分が悪いとわかったのか、組み付きから倒しにかかる柴田ですが、 ミンソクは倒れない。 これはなかなか良いストライカーなのでは…と思い始めたその時、 柴田のヒザがミンソクの顔面にヒット。 このヒザが上手く入ってしまったらしく、ミンソクは足元がおぼつかない状態に。 しかし柴田の方もかなりダメージを受けているため、効果的な追撃を加えることができません。 その後、攻防はグラウンドへ。 ミンソクが上からパウンドを落とし、柴田が下から関節を狙うという展開に。 柴田はミンソクに対して正面を向いていないために致命的な一撃を受けることはありませんが、 関節を狙っているため一方的にパウンドを浴び続けてしまいます。 これは止められてもおかしくない状況。 ところがここで何故かブレイクがかかり、スタンドからの再開へ。 結果的に柴田を助ける形になったために何だか釈然としませんが、 動きがあるから膠着状態ではない、とも言い切れない状況だったので、 仕方ないのかもしれません。 ここから先は両者共にスタミナ切れを起こし、ややグダグダ気味な展開に。 しかし、ミンソクの方が基本的な能力が高いため、有利な状況にあることは同じです。 1R終了間際には柴田がTKO直前まで追い込まれ、 ゴングに救われるという場面も生まれました。 そして2R開始から1分半後、 1R終盤の再現のような形で崩れ落ちてしまい、柴田は無念のTKO負け。 柴田にはまだまだ足りないものが多いということを、明確に示した試合でした。 ● ミノワマン VS キム・ミンス ○ HERO'Sに移っても相変わらずのミノワワールドを展開させているミノワマン。 花火はスポーツと言ってみたり(危険性があるから、とのこと)、 ミンスを悪魔超人のザ・魔雲天と表現したり…。(天然とはいえ、これはかなり失礼なのでは…) さらに驚かされたのは、ミノワマンの方が選手名のコール時に起こった観声が大きかったこと。 韓国開催の大会で、加えて日韓対決なのにも関わらず、 日本人であるミノワマンの方に大きな歓声が上がるとは。超人パワーに国籍は関係ないらしい。 兎にも角にも、ミノワマン VS ザ・魔雲天 の試合は始まりました。 並んでみると、両者の体格差がハッキリとわかります。本当に大丈夫か、ミノワマン? とにかく何とかしてグラウンドへ持ち込み、 上を取らないと勝ち目は薄いぞ…と思っている傍から、 猛然と打撃で仕掛けるミノワマン。これがリアルプロレスラーの生き様なのか。 それでもミンスの打撃技術が攻防共に低いため、何とか試合になってしまうという不可思議。 そして、いつの間にやら場内からはミノワコールが。凄い人気だミノワマン。 しかしそんな声援も空しく、ミノワマンはミンスのパワーに圧されての ラッシュをもらってしまいます。 そのまま崩れ落ちたところでジャッジが試合を止めた…と思いきや、 何故かミンスにイエローカード。 ミノワマンがヒザ立ちになっていたところへのヒザが、 4点ポジションでのヒザとみなされたらしい。 ルールがそうであるなら仕方ないのですけど、 これは流れの中で入ってしまっただけのような気が…。 こうしてミノワマンは首の皮一枚で勝負を繋げますが、 結局ダメージと体格差をひっくり返すことはできず、 再開から程なくTKO負けを喫してしまいました。 ミノワマンは面白くて大好きな選手なんですけど、 こんな戦い方をしていては寿命を縮めますよ…。 ● 金 泰泳 VS ゼルグ“弁慶”ガレシック ○ 開始早々、弁慶の左ハイで金の右目じりがサクッと切れてしまい、ドクターストップ。 勝負が始まる前に試合が終わってしまいました。 ● デニス・カーン VS 秋山 成勲 ○ 正直言って、あまりここでは触れたくない試合。 秋山に関しては、擁護する人も叩く人も極端な傾向があって、荒れやすいんですよね…。 とはいえ、臭いものには蓋、というわけにもいかないので書きますけど。 なお、この試合に関してはコメント投稿者同士での討論は遠慮して下さい。 荒れる原因にもなりかねないので、削除対象にもするつもりです。 さて、肝心の感想に移ります。 試合前の釈明(?)VTRの内容が見苦しいというか、言い訳がましいというか…。 本当に悪いと思ってるいるのならば こんな形で同情を請うような姑息な真似はせず、黙って戦うべきだと思うのですけど。 …まぁもっとも、黙ってリングに上がったとしても「反省してない!」って言われるんですけどね。 あと、格闘の神々が大論争を繰り広げたって… 笑いを取りたいのか、視聴者をバカにしてるのか…。 序盤はカーンペース。寝て良し立って良しのカーンに対し、秋山は攻め手が出せません。 一方で、カーンの方は打撃で優位に立ちます。やはり実力的にはカーンの方が上らしい。 しかし試合開始から2分が過ぎた頃、 秋山の左ストレートがカウンター気味にカーンの顔面にヒット。 これでカーンは妙な所から出血してしまい、これ以降、動きが急におかしくなります。 具体的には、苦し紛れのタックルを仕掛けたり、 打撃の手数があからさまに減ったり、といったところ。 カーンの異変を察知した秋山は、一転して攻め手に回ります。 そして試合開始から5分頃、 コーナーに追い詰められたカーンの顔面を秋山のアッパーが捉え、KO。 個人的には望んでいなかった結末ですが、 一応は(運も込みの)実力で、秋山が勝利を収める形に。
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posted by 臣桜花 |03:53 |
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