2013年05月19日
昨日は東京ドームで観戦。
ここまで5/6、5/14と連敗(しかも橙魂デーで・・・)して今年は2勝2敗といまいちな観戦成績だっただけに、今日はなんとしても勝って欲しいところでした。
観戦試合では2度目の先発となった菅野が初回から快調なピッチング。
4回に秋山への四球から連打を浴び1点を失ったのがもったいなかったですが、この回と6回を除いてはピンチを迎えることなく三振の山を築く力投。阿部のHRで同点に追いつくもそれ以上の援護を得られないまま、9回を迎えます。
そして9回表は2死後にヘルマンに二塁打、坂田に四球を与え2死1・2塁のピンチ。ここで西武は前日もレフトへの大飛球を放った片岡を代打起用。
力投する菅野と粘る片岡との勝負は10球に及ぶも、最後はインコースのスライダーが素晴らしいコースに決まり見逃し三振。
BS-NHKの解説も絶賛していたようですが、あそこでインコースを要求できる阿部と正確にコントロールしてくる菅野の投球術は圧巻でした。
結局この回で136球を投げた菅野は降板し、10回表を投げた西村に裏のサヨナラで勝ちがつくわけですが、サヨナラがエラーによるものだったこともあり菅野がお立ち台にあがったわけですが文句はありませんでした。彼の熱投が呼んだ勝利であることは間違いないわけですから。勝ちはつけてあげたかったですが・・・
以前の記事で6回に失点が多く、球数にすると80球前後から力が落ちてきている傾向があると指摘しましたが、昨日はその6回は秋山、栗山に連打を浴びたものの前の打席にタイムリーを打たれているオーティズを抑るなど、課題をしっかり修正してくる点は流石でした。奪三振はリーグ独走の59。案外失点が多いため防御率は2.54(リーグ10位)ですがWHIPは0.95、K/BB(三振を四球で割った値)5.36は前田健太に次いでリーグ2位。現状、先発陣の中では内海に次いで安定感が高く、勝ちを計算できる投手となっています。なんとも末恐ろしい新人というか・・・
打撃陣は・・・まあ2度の1死で3塁にランナーがいるチャンスで2度三振してしまった村田は予想通りといえば予想通りでした。
得点圏打率はこれで.205。坂本やロペスも.220前後と低空飛行ですがいわゆる「勝利打点」は二人とも5に対して村田は1。
同点未満の場面における得点圏打率が21-3の.143 0HRでは・・・まあだから7番に置かれているわけなんですけどね。まあそのあと藤村なり小笠原なり松本哲が打てていれば、なかったことになったのでしょうが。(松本は浅村のファインプレーに阻まれましたが)
4回で代打小笠原が出てきたときは驚きとともに球場全体を揺るがすような大歓声に。みんな彼の復活を待ち望んでいるのでしょう。
ただ結果はバットに当てることもできず空振り三振。ボール球に手を出しストライクを見逃しているあたり、見極めができていないように感じました。DHのある試合でDHでスタメン起用(もしくはロペスをDHにして一塁)されるのでしょうが、現状では厳しいという印象でした。
昨日23歳の誕生日を迎えた立岡ですが、小笠原が代打で出た関係でレフトからセカンドに回ったものの無難にはこなしている印象でした。10回はサヨナラにつながるヒットを放っており、寺内が二軍落ちとなったことでしばらく内外野兼用でスタメン起用されそうな感じですね。長野がこの日も2安打と復調気配なので、2番にはヒットよりもつなぎの要素が要求されるようになるでしょう。松本や藤村よりも打力という点では高そうに見えますが、2番を打つならそういった要素も磨いて欲しいですね。
それと西武の守備ですが・・・浅村はショートが厳しいということで、永江や新人の金子が守っていませんでしたっけ?
9回裏に瞬足ですがパワーがない松本の打席に、浅村がかなり後ろの方を守っていたのは気になりました。三振に終わったから良かったようなものの、左方向に際どい当たりが飛んだら内野安打の可能性もあったかなと。
10回裏は浅村の悪送球というよりはファースト・オーティズの捕球ミスに見えました。10回表に坂本も似たようなワンバウンド送球をしていますがファースト・ロペスがうまくすくい上げました。一塁手の守備力というのは比較的軽視されがちですが、こういったプレーを見ていると影響は大きいのではないかと。
でも浅村も6回のピンチで松本の三塁後方へのポップフライをキャッチするなど素晴らしいプレーもしてますし、坂本やロッテ根元などもそうですが、素晴らしいプレーもするが大きなミスもしてしまうという「劇場型」のショートなのかもしれませんね。こういう選手は結構好みなんですが^^;
パ・リーグの上位2チームを相手に3勝1敗なら上出来でしょう。
今日から最下位に沈む日本ハム。内海→杉内ですし、連勝を目指して頑張って欲しいです。
posted by shin1977 |10:42 |
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2013年05月14日
いよいよ明日から交流戦が始まります。
まず最初の相手は現在パ・リーグ首位のロッテ。
昨年はエース成瀬に2敗を喫し、日本ハムと並んで2勝2敗と勝ち越すことはできませんでした。今年も8連勝で途中独走の気配もあった西武を一気に抜かして首位で交流戦を迎えており、その勢いは侮れません。杉内・澤村の力投に期待したいですね。
さて、今日のテーマは6年前の交流戦でソフトバンク・篠原(現DeNA)から代打逆転満塁ホームランを放った、背番号48・矢野謙次について。
矢野といえばこの満塁ホームランに代表されるように巨人では「(右の)代打の切り札」のイメージが強いと思います。
といっても実は守備走塁も高いレベルで保持している選手であり、本来であればレギュラーとして活躍していてもおかしくない選手。
ではその矢野がレギュラーになれなかったのはなぜか。この2007年でさえ、ホリンズとの中堅手争いに敗れ代打要員に甘んじていたのはなぜなのか。
故障体質、守備時の打球判断の悪さなどもありますが、最大の原因は皮肉ですが代打時の成績がスタメン時に比べて良すぎることにあると考えています。
矢野が主力として定着した2006年以降の通算でみると、
スタメン時:624-160 打率.256 HR7 出塁率.321
代打時:146-51 打率.349 HR9 出塁率.400
となり、大きな差があるのがわかります。
とりわけ打数が1/4以下の代打時の方がスタメン時よりHRが多い。この中には前述の満塁HR、昨年のサヨナラ弾など記憶に残るHRも多い。
昨年は左の代打の切り札として活躍した石井義人も代打時.405に対してスタメン時は.000。彼の場合は守備難でしたから代打限定起用になるのは仕方ないですが、矢野の場合はスタメン時に代打時ほどのインパクトを与える結果を残せなかったのがレギュラーになれなかった原因であると思われます。
2006年からの通算で矢野スタメン時の打席別の成績を見ると、
第一打席:161-46 打率.286 3HR 出塁率.358
第二打席:163-46 打率.282 1HR 出塁率.350
第三打席:147-39 打率.265 2HR 出塁率.321
第四打席:114-20 打率.175 1HR 出塁率.230
第五打席以降:39-9 打率.231 0HR 出塁率.302
傾向としては序盤は代打時とまではいかなくてもまずまずの結果を残していますが、中盤以降は成績が急降下し、勝負どころの終盤では結果を残せないという感じでしょうか。理由はわかりませんが、集中力が続かないのか、守備が負担をかけているのか。
ただ今年は第3打席に最初の4試合でHRを含む4打数3安打と結果を残し、由伸・ボウカーの離脱や松本哲の不調もあってスタメンの機会が増えましたが、最近のスタメン起用された5試合では第二打席以降は10打数1安打と低調であり、松本の復調や亀井が好調なこと、谷の不在で右の代打が手薄な状況を考えると、今年も矢野は「代打の切り札」としてのポジションで活躍するのがチームにとってもベスト、という結論になってしまいそうです。(今年も代打では.417)
とはいえ交流戦はDHもありますし、左投手が先発の場合は彼がスタメン起用される機会はまだまだあると思います。
2002年のドラフト6巡目という、現在の巨人の主力では少ない「ドラフト下位の生え抜き」。
矢野に対するファンの声援は他のどの選手よりも熱いものがあります。
レギュラーではなくても、チームに欠かせない熱い男。
そんな彼が「代打の神様」を卒業し、新たな矢野謙次に生まれ変わることができるのでしょうか。
若手野手の伸び悩みの中、そんな期待を持ちながら交流戦を楽しみたいと思います。
posted by shin1977 |02:02 |
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2013年05月12日
4連敗で2位阪神に1.5ゲーム差まで詰められて迎えた今日の試合は、シーソーゲームとなるものの再逆転後は山口、西村がしっかり締めて前日のサヨナラ負けのリベンジ。
菅野もいつもどおり魔の6回で多村に逆転弾を浴びマウンドで膝をつくも、直後に逆転したことでリーグトップの5勝目。
ところで、この試合の中で大きなターニングポイントになったのは、6回表の藤井→加賀への投手交代。
5回まではわずか2安打1四球と抑え込まれ、この回も長野・寺内の連打で無死1・3塁のチャンスを作るも坂本・村田がフライに倒れ2死。
ここで次打者ロペスのところで藤井を右の加賀にスイッチ。
しかしこれが完全に裏目に出て、ロペスに逆転の3ランをレフトスタンドに叩き込まれ、藤井の勝ちは消滅。これが巨人打線を蘇らすことになりました。
問題なのはこの交代のタイミング。
球数は交代時点で87球でしたが、ここまで先発した6試合のうち80球以下で降板したのは4/6の1試合のみ(61球)で、最近の3試合は100球以上投げています。
巨人時代の藤井は確かに80球を超えた時点で極端に打たれ出すことも多かったですが、今年はそのようなデータもありません。ロペスを抑えてから交代してもおかしくはなかったはず。
また右打者だからというのであれば、この回は1~6番までずっと右が続く打順であり、少なくとも無死1・3塁で前日猛打賞の坂本を迎えた時点で加賀に変えるべきでしょう。そうでもなく、前の打席でいい当たりのライトライナーを打たれている村田のところでもなく「ロペスのところで」代えた理由がわかりません。前打席に四球を与えているからロペスのところで代えたとデニーコーチはコメントしていますが、なぜいい当たりを打たれていた村田で代えようとしなかったのか。
2死1・3塁となった時点、しかも村田が完全に詰まらされた時点で「ああ、この回も無得点か・・・」と思いましたし、ツイッターを見る限りは大半の巨人ファンも、そしてDeNAファンですら同じように思ったでしょう。おそらく巨人ベンチもそうではなかったかと思います。そしてここで無得点に終われば、藤井の完封もありえたと思います。前日の大逆転負けの重い雰囲気を巨人ベンチも明らかに引きずっていましたから。
しかしそんな大きな壁である藤井が交代したことにより、もしかしたらいけるかも・・・という希望をもてる雰囲気になってしまった。これがロペスの逆転弾を呼び込んでしまった。
現状で3勝0敗で防御率1点台、この2試合はいずれも好投し勝利(1試合は完投)している、現状のDeNAのエースとも呼べる藤井を6回という時点で交代させるのはどうだったのかとは思います。この時点でつぎ込める絶対的なセットアッパーがいるなら別ですが、現在のDeNAでそのクラスの投手はソーサ・山口俊であり、いずれも6回で投入する投手ではありませんし。
継投の難しさはわかっているつもりですが、あの交代は必要のない、むしろ戦局を一変させてしまった「悪手」であった、という印象でした。
逆に巨人側の勝因をあげるのであれば、昨日リリーフ陣で唯一無失点に抑えた山口を7・8回の2イニング行かせたことでしょう。
7回表に再逆転したものの、7回裏のDeNAの反撃を抑えなければまた逆転を許してしまう。しかも7回は3番荒波から始まるクリーンナップ。
本来ならマシソンを投入したいところでしょうが、前日ブランコにもノリにも打たれていますし・・・
この日もホームランを放っている多村を含めて、振り逃げはあったもののしっかり無安打に抑えました。この日最大の功労者は彼だと考えています。
ここで勢いを止めたことで、9回裏の西村も少しは気楽に投げることができたと思いますし。
明日はエース内海でしっかり締めて交流戦に入っていきたいものです。
posted by shin1977 |00:20 |
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2013年05月05日
ゴーーーーージーーーーーラーーーーーー!!!
この実況が懐かしく感じます・・・
今日は5/5こどもの日。
1日限りの背番号55を背負った松井秀喜氏の引退セレモニーと師匠・長嶋茂雄終身名誉監督と並んでの国民栄誉賞受賞、そして始球式で暴投。
MLB時代に対戦したこともある背番号5の5番・ロペスが一発を放ち、エース内海とMLB時代松井を2打数無安打に抑えたバリントンの投げ合いで両チーム合わせて仲良く5安打。
9回西村が満塁のピンチを招くも山口が抑え、巨人は見事に5連勝。
・・・なんかいろいろ「5」と数字がキーになっているようで。これも松井氏の「支配力」なんでしょうか^^;そういえば日テレの放送で松井が実況席に来た間にロペスがHRを打ちましたし、いなくなってから8回に内海が、9回に西村がピンチを招いてましたね。いやはやおそるべし(汗
国民栄誉賞の授与ということで安倍首相が始球式の審判もつとめ、その後も試合を観戦していたようですが、試合では巨人の「阿部」は4打数無安打、広島の「安部」も9回最後のバッターになってしまうなど、美味しいところを持っていけませんでした。
安倍首相がうまいなーと思ったのは、スピーチの冒頭で「アンチ巨人」だったことを告白したこと。そしてその上で、ファンに「国民栄誉賞受賞は当然だと思いませんか?」と問いかけた。流石に首相となる人はスピーチのやり方もうまい。
国民栄誉賞というのは、過去もそうでしたが様々な雑音が入るもので特に今回は巨人関係者ということでその雑音が大きくなったような感じでしたが、松井氏の素晴らしいスピーチやその後の長嶋監督への労りを見ると、それはもはやどうでも良い気持ちになりました。
内海を除く日本人選手がいまいちな中で、バリントンとロペスというMLBでの対戦はあったが日本時代の松井氏を知らない2人が活躍したのは皮肉な話でした。2人も今日がどんな日であるか理解した上で期するものがあったというコメントを出していますし、松井氏への評価はもしかすると日本よりアメリカの方が高いのかもしれないですね。
とはいえ、松井氏に対して背番号55にちなんだ子供の日に引退セレモニーを行い、長嶋氏と並ぶ国民栄誉賞授与したことで、十分すぎるほどに彼の功績に報いたと言えると思います。アメリカではヤンキースで「1日契約」の話は上がったことはありますが、まだ具体化されていませんしね・・・
10年ぶりに見た巨人のユニフォームでの背番号55には懐かしさを覚えた反面、「これで見納めとなるのかな・・・」という寂しさもよぎりました。
しかしこのセレモニーが、選手としての松井氏の区切りであり、自分も気持ちの整理をしなきゃいけない、というのは理解しています。
松井のコメントにあった以下の一文。
「これからも僕の心の中には常にジャイアンツが存在し続けます。どういう形か分かりませんが、またいつか皆さまにお会いできることを夢見て、また新たに出発したいと思います。」
いきなり監督になることはないだろうし、まずは解説者だったりコーチとして入閣することになるのだろうと思います。
しかし、どのような道を選んでも、自分は応援し続けていこうと思います。プロ野球で「感動」を貰った最初にして最大の選手である松井氏を。
長嶋監督がクジで松井氏を引当て、自らの指導で日本の、いやメジャーに通用する4番打者に育てたように、松井氏にもいつか自らの手で次世代のスラッガーを育てて欲しい。
ありがとう、松井秀喜。
そしてまた、指導者として夢をみせてくれ。
ところで巨人さん、背番号55を永久欠番にしません?大田には申し訳ないのですが^^;あ、あくまで個人的願望ですのでツッコミは勘弁を・・・
PS 中村紀洋選手、2000本安打達成おめでとうございます!谷繁選手はあと2本で足踏み・・・次カード達成ですかね。
posted by shin1977 |18:44 |
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2013年05月04日
2回は無死満塁から連続三振でチャンスが潰えたかに見えた場面で、プロ初のタイムリー。(続く長野の満塁弾も呼んだ)
6回までは4安打無失点に抑え、完全に完封ペースだったのに7回に4四死球と突然乱調になり2失点で降板。
バレンティン・ブランコそしてアベシンノスケ、ナカタショウ(^^;)など各チームの4番バッターがその打力で「ゲームを支配する」のに対して、先週完封した杉内のように「エース」と呼ばれる投手はそのピッチング、場合によっては打撃・走塁も加えて「ゲームを支配する」。
良くも悪くも、今日の菅野の投打が降板まではゲームそのものの流れとなっていました。
6回2/3 116球被安打5奪三振7四死球5自責点1。(1失点は阿部のパスボールなので自責にならず)
結果を見ると、ここまで35イニングで4つしか出していない四球を6回2/3で4つ(1つは死球)出しており、うち死球を含めた4つを7回に出しています。
菅野のこれまでの6試合におけるイニング別の失点は
1→0→0→1→0→6→2→2→0
となっており、失点の大半が6~8回に集中しています。
特に6回が鬼門で、中日戦でルナに、ヤクルト戦でバレンティンというチームの主軸となる外国人選手に3ランを打たれています。
中盤以降に失速する試合が多く完投できていないため、「100球肩」と言われることもある菅野ですが、今日の7回開始時点での球数は88であり、6回に崩れていることが多いことも考えるとむしろ80球前後から力が落ちてきている、と見るべきでしょう。
現在DeNAにいる藤井が巨人にいた頃に、6回くらいまでは完璧なピッチングをするのに7回になると突然崩れるという試合を多く観戦しましたが、今の菅野は投手としてのタイプこそ違え、似たような感じがします。
(なお藤井は今年DeNAで7年ぶりとなる完投を達成)
現在は分業制が確立していますし、巨人の場合はマシソン・山口・西村という強力なリリーフがいるので、必ずしも完投にこだわる必要はないかもしれません。ブランクは抜きにしてもプロ1年目のルーキーですし、いきなりローテーションで投げるというだけでも大変なことです。
これから暑い季節に入っていきますし、夏バテせずにローテーションを守っていくという別の意味での「スタミナ」も問われます。
彼と同学年で1年早くプロで活躍した広島・野村やロッテ・藤岡はそうした「スタミナ」の面で苦しみ、後半戦は勝ちがつかない試合が続きました。
80球を境に力が落ちるという課題は来シーズンまでに解決するようにして、今シーズンは6~7回をしっかり抑えリリーフにバトンタッチをすることを目標にしてしまってもいいのではないかと思います。スタミナはすぐに付くものではないですし、そこは先輩に頼ってもいいのではないでしょうか。
しかしそう考えると、1年目から200イニング投げた澤村はすごいピッチャーだったのだな、とつくづく思います。彼がイニングを投げたおかげで山口を始めとしたリリーフ陣の登板数が抑えられた面もあったでしょうからね。
さて、明日のセレモニーは残念ながらいけませんが、試合の行方も含めて家で見守ります。そして明後日の阪神戦は見に行くので、そこまで連勝を続けて欲しい!
posted by shin1977 |20:12 |
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2013年05月03日
ちょっと遅れた感じはありますが、話題となった統一球の問題について触れてみようと思います。
今年は昨年に比べてHRが増加していることから、球をこっそり差し替えた、具体的には「飛ばないボール」だったものを「飛ぶボール」に替えたのではないか、という話がこのスポナビでも取り上げられていました。
結論から言ってしまうと、タイトルにも挙げた通り今年のホームラン数増加というのは昨年が少なすぎたことからくる「錯覚」であり、むしろ昨年の球の反発力がどうだったのか検証するべきではないかと考えています。
統一球を導入したのは2011年からですから、比較するなら2011年からの3年間で見る必要があります。また統一球導入前の2010年とも比較して、今年がその数字に近づいていれば飛ぶボールを使っていたという結論を導くこともできるでしょう。
というわけで、2010~2013年のHR数を5/2終了時点での各チームの消化試合数の時点で比較してみました。
また今年のHR増加は外国人選手がよく打っているから、という意見もありましたので、各年における外国人選手のHR数と比率も出してみました。
現時点でのHR数は2010年から286→233→129→230と推移しており、統一球導入後の2011年に減少が見られるものの、翌2012年には更に100本以上減少するという事態が起きています。今年は2011年の水準に戻っており、これを見る限りは今年より昨年の方がむしろ異常値である可能性が高いと言えます。
では一昨年から昨年にかけて何があったかといわれると・・・少なくとも公式には何もなかったと思います。ストライクゾーンの統一も統一球導入と同時でしたし・・・むしろ当時は統一球導入2年目に入るために、打者が慣れて2010年の水準に戻るのではないか、という意見が強かったと記憶しています。
考えてみれば確かに打者は慣れるかもしれませんが、投げる方の投手だって手になじむようになるわけですから、少なくとも成績が好転するということは自分も考えていませんでしたが、逆に悪化するとは思っていませんでした。
球を変えた可能性があるとすればむしろ昨年であり(動機はないと思うのですが・・・)、もし変えたのであれば今年はそれを一昨年のものに戻した、変えていないのであれば今年も変えていない、昨年のHR減少の原因は別にある、というのが現時点での結果を見る限りの結論です。
NPBもミズノ社も「球は変えていない」という公式見解を出しており、それに対しての反証となるべきデータは現時点では結果として現れていません。にも関わらず、印象だけでNPBやミズノ社を事実を隠している「悪者」と決め付けるような論調を見かけます。統一球は一昨年のものも昨年のものも、そして今年のものも手に入るのですから、マスコミも憶測や個人的感想で記事を書いてファンを煽るのではなく、まず球を検証するべきではないでしょうか。
外国人選手のHRの割合も、チーム別に見れば差はあるものの全体としては、2010年から34%→35%→36%→41%と増加傾向にはあるものの劇的な変化とは言い難く、「外国人選手が打てなかったから昨年は少なく、打ちまくったから今年は多い」とは一概に言えない結果ですね。
統一球に関しては、そもそもの動機であるWBCでの対応が結果として出来なかった(特に投手は苦しんだイメージが)ので、今年からでも見直しを実施してもらいたかったのですが、少なくともこの年のオフにはNPBには導入後の3年間のデータを集めた上で検証し、効果があったのかなかったのか、今後どうするべきかを提示していただきたいです。この統一球導入は加藤コミッショナーの肝いりで行われたのですから。
posted by shin1977 |14:33 |
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2013年05月01日
杉内の完封により、巨人は連敗を脱出。
ナゴヤドーム15連勝中の吉見に4連敗中のチーム状態で投げ勝つとは、流石杉内でした。
奪三振はわずか2ということから調子は良くなかったのかもしれませんが、それでも前日11点を奪われた中日打線をシャットアウトしてしまうこところは流石背番号18の後継者だけのことはあります。
ミスター・メイが本領を発揮する時期が近づいてきたということでしょうか。
ところで、他の巨人ファンの方のブログでも橋本を取り上げられているところが多いようで・・・まあまさか前回記事で書いてみた「1番橋本」がこれほど早く実現したのは予想外でしたが。
打撃では5打数無安打、2番松本哲と合わせて10タコと全く結果がでませんでしたが、守備では2回の1死2・3塁で谷繁の当たりをスライディングキャッチ。この回を無失点に抑えたことが、試合の流れを大きく引き寄せたという結果を考えれば、橋本は大きな貢献をしたことになります。
後はアピールすべきは打撃・走塁面。これで1軍での今年の成績は.063となり、打点も盗塁も0。二軍での好成績を考えると、この数字は余りにも寂しいですね。
昨年は一軍の外野枠が豊富すぎたこともあり二軍で3割をマークしながら一軍では出場がありませんでした。それに比べれば、今年は由伸・ボウカーの故障離脱というアクシデントのおかげとはいえ、1軍でしかもスタメンで使ってもらえているというのは大きなチャンス、ここで結果を残せればレギュラーも夢ではないでしょう。
守備では1軍で必要な戦力であることを監督にもアピールしました。となれば、後は出塁能力を含めた打撃、そして走塁面をアピールすることでしょう。
今日の中日戦でもう一度1番でのスタメン起用があるのか、注目です。
posted by shin1977 |08:26 |
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2013年04月29日
「奴は既にゲームを支配している」
バレンティンの打球がスタンドに飛び込んだときに浮かんだ言葉はこれでした。
スラムダンクのルーキー流川楓を指して言われた言葉。
1人でゲームの流れを変え、相手を圧倒してチームを勝利に導く。
これこそが野球で言えば「エース」、そしてチーム最強打者である「4番」の存在そのものであるといえるのでしょう。
前日の逆転3ランもそうですし、この日も試合を決める逆転2ラン。しかもその前に緩慢な守備でライトフライをタイムリー二塁打にしてしまい、その名誉挽回ともなる一撃。
DeNAブランコもそうですけど、やはりその一発でゲームの流れや雰囲気そのものを支配してしまう打者というのは凄みを感じます。
巨人で言えばそのような存在は昨日は休養していた阿部、そして昨日逆転2ランを放った坂本の二人が該当するでしょうか。二人とも勝負強くサヨナラ打の多いことでも知られています。
となれば、阿部不在時の4番は坂本にするのはどうでしょう。
成績だけを見ても.362 4HR 16打点 5盗塁とHRを除けばリーグでどれも上位の成績ですし、勝負強さは折り紙つき。
まあ3番はどうするのかという問題は残りますが、昨日の打順がありなら3番ロペス5番矢野(もしくはその逆)でもいいのではないかと思います。
ロペスはメジャー時代は2番を打っていたくらいですからむしろつなぎ役の方が慣れているでしょうし・・・
ところで、現状一番心配なのは1番長野の不振。
昨日はヒットこそ出ましたが、どの打席もタイミングが合っておらず、ストライクゾーンの見極めもできていないように見えました。打率も.218、出塁率.289に盗塁も1。今のところ復活の兆候が見えません。
2年前坂本が1番を打ち不振に陥った時のように、打順を下げるなりスタメンを外すなりの措置を取る必要が流石に必要だと思いますが、その場合代わりとなる1番打者が必要になる。
2番橋本はそのテストも兼ねた起用だったと思います。
結果は3打数1安打1犠打。これだけ見ると良くもなく悪くもないという感じに見えますが、第一打席に3-1からボール球を振ってフライを打ち上げるというミスを犯したものの、後の3打席は良かったと思っています。特に9球粘ってレフトに鋭いあたりを飛ばした第4打席(記録は遊撃川島の好守備に阻まれ遊直)は内容の濃い、いい打席だったと思います。
今日は右の中田賢が先発ですし、広いナゴヤドームでの試合になるためスタメンの可能性も高いと思います。
ここでさらにアピールできれば、1番橋本も現実味を帯びてくるでしょう。
勿論昨日は遊ゴロに終わった中井、出番のなかった大田もしっかりアピールして欲しいですね。
posted by shin1977 |08:19 |
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2013年04月28日
ちょっと間が空いてしまいました。
昨日は実はQVCマリンにロッテ-ソフトバンク戦を見に行っていました。
ニコニコ超会議が幕張メッセで行われる関係もあるのか、駐車場がかなり混んでいる上にやたらと渋滞が発生していたため、夜の神宮のテレビ放送にはぎりぎり間に合った・・・という感じでした。
マリンの試合はソフトバンク・山中の乱調で3回までに5-2でロッテリード、最後までこのスコアのままでロッテ勝利という試合になりました。
山中は最速121kmとスピードが出ていませんでした。アンダースロー投手としてもこのスピードは遅く、しかも四球を連発していましたから、これでは二軍落ちもやむを得ないな、という印象でしたね。
さて、本題の神宮ですが・・・
ライアン小川vs菅野という新人対決で注目されましたが、両者ともそれにふさわしい素晴らしいピッチングを繰り広げました。
小川は4回までは巨人打線を無安打に抑え、特にストレートの伸びが素晴らしくとても打てそうにありませんでした。
6回は坂本のHRの前に、松本に四球を出してしまったのが痛かったですね。あれがなければソロで済んだわけですし、それまでは無四球できていただけに勿体無かった。とはいえ、小川の失投というより、うまく風にのせてライトスタンドへ放り込んだ坂本の右打ち(本当にうまくなった・・・)のウマさにしてやられた、という評価が正しいのではないでしょうか。
・・・しかしその裏に、同じく無四球だった菅野も、田中に四球を与えてしまうわけです。ミレッジにもヒットを打たれ、1死1・3塁でバレンティンに被弾。
被弾した球に関しては、配球に批判もありますが、あのコースは通常なら打ってもファールにコースですし、レフトから逆風が吹いていたこと
を考えればインコース攻めは間違っていなかった。逆にアウトコースを攻めていれば、坂本のようにライトスタンドへ持っていかれる可能性も高かったと思います。
これは打ったバレンティンを褒めるしかないでしょう。
結果はそれぞれ課題はあったものの、失点数の割には素晴らしい投げ合いであり、十分合格点だったといっていいでしょう。
しかしその裏で、ボウカーの離脱によりチャンスが増えたはずの、巨人の若手野手は伸び悩んでます。
今季初スタメンとなった橋本は二ゴロ、敬遠四球、三振。
7回に代打で登場した中井は力のない二飛。
小川がいいピッチングをしていたから仕方がない、という考え方もありますけど、そんななかだからこそアピールする絶好のチャンスでもあるわけです。しかも全くタイミングのあってない三振や、差し込まれた内野フライなど内容が悪すぎる。
外野に関しては高橋由、ボウカーの離脱や長野の不振、矢野がスタメンでは打てないなどの様々な要因もあってレギュラーが定まらない状態です。昨日は出番がなかった大田もそうですが、レギュラーの座が目の前まで来ているのに、そのチャンスを活かせない。
二軍には谷や亀井も控えており、そのチャンスをもらえる状況がいつまでも続くことはありません。
粘って四球を選ぶとかでもいいんです。とにかく何か起用してもらうためのストロングポイントをアピールしないといけないと思うんですが、若手野手は「アピール力」が足らなすぎるのではなか、と非常に歯がゆい思いでいます。
レギュラー陣もいくつか課題の残った要素がありました。
まず脇谷。昨日は寺内に代わってスタメンでしたが、1回1死1・3塁でバレンティンの二ゴロを弾いて1点を与えてしまい、この1点がしばらく重みとしてチーム全体にのしかかる形になりました。あれを捌いていれば併殺の可能性が高かっただけに悔やまれるプレーでした。
いつもの脇谷であればこうしたミスをしても別の場面で取り戻してくれるのですが、5回の1死3塁の場面でカウント3-0から空振り三振でランナーを返せず。この打席を含めて3打数無安打2三振と全く期待に応えられませんでした。
二塁手に関しては脇谷にしても寺内にしても、派手な活躍をする一方で小技を苦手にし、守備でもポカをやらかす・・・といった安定感に欠ける選手ばかりという状態ですね。二軍でも不振の藤村を上げるのもどうかと思いますし、中井では守備範囲に問題があるため、いずれ古城の出番がまたやってきそうな気がします。(まあ彼も同じ属性の持ち主ではあるんですが・・・)
そして不動のスタメンであるはずの長野の不振。
ここまでは1日1安打を放つ、もしくは1四球は選べていたのですが、ついにこの日は4打数無安打(2三振)。
特に気になったのは最終打席の見逃し三振で、ストライク判定をされるたびに審判に確認しては首を振り、の繰り返しで、見逃し三振(コース的にはアウトコースの高め)後もしきりに首をかしげていました。
確かに昨日の審判はストライクゾーンの判定が同じコースでもまちまちに見えなくもなかったですが、それにしても迷いすぎているような印象を持ちました。
今の状態で1番を打つのは厳しいように思いますが、ボウカーが離脱している状況では打順を変更すると下位打線が機能しなくなる可能性が高くなりますし・・・そのためにも橋本には1番を打てるように昨日はアピールして欲しかったのですが・・・
今日は前回苦戦したヤクルト八木。これに先週3点リードを守れず降板したエース内海が対します。3連敗は絶対に避けたいですから、エースの意地に期待したいですね。
左の八木なので左翼は大田が起用されるでしょうか。大田も残されたチャンスは決して多くないですし、ここでアピールを!
posted by shin1977 |08:33 |
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2013年04月21日
「驚愕の菅野」「成長の宮國」「停滞の澤村」
今次世代三本柱を命名するとしたらこんな感じになるでしょうか。
今日の試合はマエケンが回避したということもあり、菅野が公式戦では初となる野外でどのようなピッチングをするか、そして雨天中止にならないか・・・という点に注目していました。
予想では午後4時過ぎから雨という話もあったのですが、早い段階でかなりの雨が降っていましたね。
こういった場合、雨の中の試合は危険だから中止すべきとの意見もある一方で、 土日の雨の中を、人によっては高い交通費をかけてまでわざわざ見に来てくれたファンの為にも試合をした方がよいという意見もあり、難しいところです。 これは現場の人たちの判断を信じるしかないですね。
さて、ロペスと長野のソロで2点をとったものの、緊急登板となった中崎や後続の投手が踏ん張り、それ以上の失点を許しませんでした。
そんな中で菅野はコンディションの悪さもあってか、3四死球と制球に苦しむものの、被安打は6回まで石原の内野安打わずか1本。
四球と坂本のエラーで迎えた2回の無死1・2塁のピンチも、堂林のバントを冷静に処理し三塁で封殺するなど、無失点に切り抜けます。
7・8回は山口が4奪三振の力投でホールド日本新記録。9回は西村が三者三振と、しっかり投手陣が2点差を守りきり連勝となりました。
それにしても感嘆するのは、菅野のクレバーさというか、状況適応力の高さ。
ぬかるんだマウンドでもフォームが安定するよう、左足の踏み出しを半足分ほど縮めて投げたり、広島打線が高めの球に手を出しやすい傾向があると見て(そしておそらくグラウンドもぬかるんでいることも考慮して)、あえて高めで勝負し、三振は5つながら18個のアウトのうち10個をフライアウトで取るなど、悪くても打たれない工夫ができるのは流石でした。
これでホールトン、カブレラに並ぶリーグトップの3勝。防御率も1点台に突入し奪三振もリーグダントツのトップ。WHIPも前田健太に次ぐ2位の0.62。
これだけの悪環境でこれだけのピッチングができる以上、もう心配はいらないと思います。故障さえなければ、ローテーションを十分に守っていくことができるでしょうし、新人王以外のタイトル争いにも絡んでくるのではないでしょうか。
将来的に「エース」となる資格が、若手投手の中で現時点で一番あるといえるのは間違いありません。
前回記事にも書きましたが、ここぞの場面で三振が取れる菅野はやはりピンチでは心強いですね。今日も得点圏にランナーが進んだ場面で打者3人中2人(中崎、石原)から三振を奪っています(堂林のバント失敗は除く)。
後は一発でしょうか。今のところ東京ドームで中日の両外国人に打たれたHRだけですが、東京ドームを本拠地にする以上は一発だけは打たれないように細心の注意は払って欲しいですね。
posted by shin1977 |02:08 |
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2013年04月14日
阪神戦で3試合無得点に押さえ込まれ、いわばそのイヤな流れを断ち切れるが注目されたヤクルト3連戦でしたが、初戦のボウカーの2発をきっかけにして3試合とも得点を重ね見事に3連勝。週間では勝ち越して終わることができました。
打線もさることながら、投手陣も初戦のホールトンのみ6回3失点といまいちでしたが、他の投手はしっかり抑えました。特に第2戦の菅野のピッチングは素晴らしいものがありました。
澤村の言葉を借りれば、まさにゲームを「制圧」していたという表現があってると思います。ゲームを支配しているという感じですね。
三振を10個奪っていますが、 特筆すべきはクリーンナップ(バレ・畠山・岩村)から8個。トータルでも12打数無安打に押さえ込んでいます。
坂本のエラーから始まった7回のピンチもバレンティンを見逃し三振に切って取るなど精神的なタフさも見せています。
バントを小フライに抑えたフィールディングも素晴らしい。
WHIPは0.65と先発投手の中では圧倒的で(次点ホールトンの0.93)、現時点で最も安定感のある投手と言って良いと思います。
課題はスタミナでしょうか。
シーズンを通してという意味もあるし、1試合の中の配分の問題もある。
昨日も8回に打たれ、完投できなかったのは残念でした。
しかしここはいずれ達成するでしょうし、後はこの調子を持続できるかどうかでしょうね。
これで「右の生え抜きエース候補」である澤村・菅野・宮國の中ではいち早く2勝目をあげました。
現時点での三者の成績を見ると
菅野 3試合2勝 防率2.35 23回被安打14被本2奪三振26四球1自責6 (東京ドーム3試合)
宮國 2試合1敗 防率3.38 13回1/3被安打14被本0奪三振7四球4自責5 (東京ドーム1試合、甲子園1試合)
澤村 2試合1勝1敗 防率4.15 13回被安打15被本1奪三振10四球1自責6 (ハマスタ1試合、甲子園1試合)
投げている球場の違いもあるでしょうし、3試合時点では比較してどちらが上などというのは正直無意味ですが、菅野は他2人に対して奪三振が多く四球が少ない(澤村もここまではかなり少ないですが)、さらに被安打も少ない。WHIP0.65が示すようにランナーを出すことがそもそも少なく、ピンチでも三振を取れるため失点を防ぎやすい投手であるということは言えるかもしれません。
ただ左打者に対する被打率がやや高い(.265)ことは今後の課題になると思います。
宮國も澤村も三振を奪う能力は菅野に譲ると考えられるので、如何に打たせて取れるかが今後の成長の鍵になってくると思います。その為には味方の守備面での貢献が不可欠なので、この2人が先発の時は守備面を重視した布陣(二塁寺内、中堅松本など)にするのも手でしょうね。今日の内海も2人と同じタイプですが、その中でセカンドに入れた寺内にファインプレーが出ましたが、次の阪神戦でも検討して欲しいですね。ロースコアが予想されるだけに。
ところで、今日は巨人では坂本と寺内、ヤクルトでは川島にファインプレーがでましたが、一方ボウカーのあたりをセンターの飯原が打球判断を誤りタイムリー三塁打にしてしまうまずいプレーもありました。一昨日も雄平のミスで坂本のあたりを二塁打にしたあとに大量点につなげてしまい、敗因のひとつとなりました。
今日も阪神-DeNA戦ではブランコ、石川のエラーが失点(決勝点)につながり、試合も負けてしまいました。
今年は比較的HRも出て点が入る試合も増えていますが、先日の甲子園のようにロースコアの戦いも相変わらず多いです。そういった中で守備力の重要性は統一球導入前より増していますし、巨人が貯金を独占する形になっているのも、この守備の固さが大きな理由のひとつだと思っています。(野手の失策は14試合でわずか2つ)
DeNAではブランコの獲得は確かに大きな得点力アップにつながっているものの、守備面ではこれで失策2。他に石川(失策3)、モーガン(同3)それにラミレスと守備に不安のある選手がこれだけ多いと、いくら点をとっても取られてしまうし、接戦でも失点しやすくなるというマイナス面があります。それがイマイチ波に乗り切れない原因のようにも見えます。
今日の各地の試合を見て、守備の重要性を再認識する結果となりました。
posted by shin1977 |17:22 |
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2013年04月08日
72年ぶりの開幕7連勝。木村拓也コーチの命日である4/7を迎えた時点で7勝0敗1分。昨年は1勝7敗だったのだから、今年は如何に順調なスタートを切れたかがわかります。
昨年と今年の数字を比べると、
2012年 1勝7敗 得点8 失点24 安打45本塁打0盗塁3失策8
2013年 7勝1分 得点46失点30 安打77本塁打13盗塁5失策2
得点が1試合あたり1点→5.8点と大幅に増加。
これは安打数の増加もありますが、やはり昨年は4/11まで出なかったホームランの増加によるものといえます。
特に外国人コンビのボウカー・ロペスが共に3本ずつで、ここまで6・7番と下位ながら打線を引っ張ってきていると言えます。
失点も昨年から増えていますが、1試合あたりでは3→3.8点なのでそこまで極端な差というわけではありません。
特筆すべきは失策数の激減。昨年は1試合1つのペースで失策を記録するなど守備も崩壊状態でしたが、今季は1/4に抑えています。
守備の安定感というものも、この7連勝には大きく貢献していると言えるでしょう。
しかしペナントは144試合の長丁場。
現時点ではまだ8試合。1/18が終わったばかりです。
現に昨年の巨人はこの後20試合終了時点で6勝13敗1分の借金7で最下位に転落します。しかしそこから驚異の追い上げを見せ逆転優勝を成し遂げます。
昨年のことを考えれば、7連勝したから優勝が決まったかのように浮かれるのはおかしいですし、逆に他球団もスタートダッシュができなかったとはいえ、どの球団も昨年の巨人よりは良い成績なのですから、優勝を諦めてしまうというのもおかしいわけです。
昨年の今頃は原監督ら首脳陣、活躍できていなかった村田やボウカーに対して、ここでは書けないような暴言の数々が浴びせられ、「今年の巨人は史上最低成績を更新するだろう」とまで書かれていたものです。今となっては笑い話ですが、同じようなことがまだこの段階で他球団、特に阪神や中日でそのようなコメントを見かけます。
いくらなんでもまだ8試合しか終了していない段階で監督はダメ、選手はダメと決め付けるのは早すぎます。それは昨年の巨人もですし、2011年リーグ優勝の中日だって、8試合終了時点は2勝5敗1分で借金3でした。
性急すぎる結論を出す前に、まずは自分の贔屓チームを信じて応援しましょう。少なくとも交流戦前くらいまでは待ってもいいのではないでしょうか。
posted by shin1977 |23:38 |
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2013年04月07日
振り返れば、そこにはヤツがいた。
打たれた時のクローザー・西村健太朗の視点から見るとそんな感じの流れだったのではないでしょうか。
9回表2死満塁。点差は2点。
堂上直倫のセンター前への鋭いあたりをみて、これは同点になったか・・・と覚悟しました。
しかし、カメラが切り替わった瞬間映し出されたのは、センターで前へ猛チャージをかけるヤツ-松本哲也の姿が。
そう。9回の守備交代で、センターの長野の打順に高木京介(→西村健)が入り、この時点ではセンターは松本に代わっていたのです。
そして松本の代名詞。かつて日本シリーズを始め、数々の大ピンチで巨人を救ってきたダイビングキャッチ。
ボールは勿論、松本のグラブに吸い込まれました。
この瞬間、巨人は72年ぶりとなる開幕7連勝を確定。
松本はなんとこのワンプレーでお立ち台に上がりました。
そういえば、この前の場面、無死満塁で森野がレフトフライを放つのですが、レフト大田の定位置へのフライで三塁ランナーはスタートせず。これも肩が強くないボウカーがレフトならスタートを切っていた可能性が高く、大田の「強肩」が未然に失点を防ぐ事になったとも言えます。
ここまで巨人の失策はリーグ最小の2(脇谷、笠原がそれぞれ1)。
脇谷のはエルドレッドの体当たりにバランスを崩した結果ですし、実質1と考えると、細かいミスを防ぐこともいかに大切かわかります。打力に目が行きがちですが、こうした守りの堅さにも注目すべきでしょう。
中日は今回は3連勝できましたが、打線の力は昨年とは段違いと感じました。
特にアベレージタイプのルナと、パワータイプのクラーク。
この二人が同時にスタメン起用された場合の破壊力は、ブランコがいた昨年より上。
投手力が故障者の続出で現時点では昨年より劣るのは否めませんが、昨年なら9回4点リードであわや逆転・・・という流れは想像もできませんでした。
故障者が戻り、不調の選手が調子を上げてくるであろう後半戦になれば、相当手強いチームになっているのではないでしょうか。
今日は木村拓也コーチの命日。
松本はお立ち台で「特別な日でもあるし、ベストな試合にしていこうということだったので、最後にああいうプレーができて良かった。(木村さんが)いつも見てくれていると思っている」と語っていますが、今日が巨人ナインにとって特別な思い入れのある日であり、勝たなければいけないと思っているということなんでしょうね。
阿部が価千金の逆転3ランを含む4安打。しかも4本目は「阿部キラー」小林正から放ち、これで通算1500安打を達成。
お立ち台で新人当時にスタメン起用してくれた長嶋監督に対して「本当に感謝している。もっと打って恩返ししたい」とコメントしましたが、そういえば1年目の阿部は打撃面・守備面で多くの物足りなさを感じさせることが多かったものの、正捕手の村田真一が高齢ということもあり辛抱強くスタメン起用されたんでしたね。結果翌年はベストナインを獲得し、原監督の初年の日本一に大きく貢献。そしていまや球界最強の捕手として君臨するまでになりました。
長嶋氏については、監督としての采配能力を疑問視されることも少なくありませんでしたが、この阿部や松井秀喜氏、あるいは高橋由伸、上原浩治など、多くのスーパースターを育てました。「育成型」の監督としての再評価も行ってもよいのではないかと思っています。
最後に今季初勝利をあげた「もうひとりの哲也」内海。
5回裏の阿部の3ランが無ければ敗戦投手の可能性もありました。
流石に5回で与四死球6は多すぎでしょう。前2戦のホールトン、菅野とは対照的すぎるピッチングでした。失点は菅野と変わりあませんが、並のローテ投手ならともかく「エース」がこれでは困ります。
WBC組が精彩を欠く現状は変わらず、しばらくは残留組や外国人コンビに頼るしかないでしょう。
阿部、坂本はそれでも3割を超えてきていますし、長野も2本目のホームランがでました。残るは投手陣の復調が待たれます。
posted by shin1977 |19:51 |
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2013年04月06日
2011年澤村(G):2.83 牧田(L):1.82 2012年野村(C):2.47。
これは統一球導入後の新人王獲得者の援護率(登板中に味方打線が挙げた得点を、1試合相当(9イニング当たり)で表したもの。RSとも)です。(リリーフ専門の2012年パ・リーグ新人王の益田(M)は除く)
この援護率の低さは当然勝敗にも大きく影響し、澤村は11勝11敗(防御率2.03)、野村は9勝11敗(同1.98)と防御率は2点前後と非常に優秀でありながら貯金が作れず、牧田も先発時は2勝5敗(同2.83)と恵まれず、チーム事情もあり途中でクローザーへ転向を余儀なくされています。
ただ、牧田は翌2012年は先発で13勝(9敗)をあげますが、援護率は4.03でこれは規定投球回到達者ではトップの数値となっているのが面白いですね。澤村も3.62にアップしていますが、防御率も2.83と悪化し2年連続で貯金を作れませんでした。
援護率の低さはチーム事情などにも左右され、投手の実力とはさほど関係がないのですが、なぜか新人王を獲得するような投手は援護に恵まれない傾向にあるようです。
そして今年セ・リーグの新人王有力候補の1人である菅野。
前回は7回1失点と好投しながら、味方の援護がもらえず勝ちがつかなかったことから、菅野もまた彼らのように勝ち数がのびていかないのか・・・と思いました。
しかし今日は5回までに5点の大量援護。
2本のホームランで4点を失うも、最終的にリードは守り抜き8回121球6安打7奪三振四死球0自責点4。
プロ入り初勝利を2試合目で手にすることができました。
菅野のピッチングを見ていて感じたのは、とにかくテンポが早いこと。
そしてこの日は前半は低めに決める変化球でストライク先行のカウントを作り、ルナに変化球を捉えられ3ランを打たれると後半はストレート主体のピッチングに切り替えるなど(阿部のリードもあるでしょうが)、非常にクレバーな投球を見せました。2試合15イニングで与四球わずか1という抜群の制球力の高さも賞賛すべきポイントでしょう。今日は連打からの一発で4点を失ったものの、四死球が少なければそうそう大量失点することもないでしょう。
自責点4での勝利は澤村、野村の新人時代はありませんでした。
逆に言えば、調子が悪くてもこういった援護がもらえる試合があれば勝ちを積み重ねていくことができるでしょう。
菅野が新人王以外で獲得できるタイトルがあるとすれば、一番可能性があるのは現在15イニングで12球団トップの16個を奪っている「奪三振」のタイトルだと考えています。。
もし新人で獲得となれば1999年の上原(G)以来となります。
菅野はこの後どれだけの勝ちを積み重ねていくのでしょうか。
なにはともあれ、プロ入り初勝利おめでとう!
そしてラミレス選手、2000本安打達成おめでとうございます!
東京ドーム観戦成績:2勝0敗
posted by shin1977 |22:23 |
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2013年04月03日
雨で一日流れ、巨人は杉内、DeNAはスライドでソトの先発。
しかし、始まる前はここまでの乱戦になることを誰が予想しただろうか。
ラミレスが2000本安打まであと3本に迫っており、この2試合で達成できるかどうかに注目が集まっていましたが、結局無安打。
その代わり、4番ブランコが第一打席に2点タイムリー、第二打席に3ラン。これで4試合で10打点と、まさに手がつけられない猛威をふるっています。
その5失点で降板した杉内。
WBC期間から不調が続き、この試合でも四死球連発の後痛打。
2回1/3 被安打2被本塁打1奪三振2与四死球5自責点5 防御率19.29。
昨年の前半戦に素晴らしいピッチングをしていた杉内俊哉の姿は、そこにはありませんでした。
WBCから続く不調が前年の故障の影響によるものなのか。あるいはWBC期間中に発覚した女性問題が、精神的に大きな影響を与えているのか。
どちらにせよ、しばらくは我慢の投球が続きそうな予感がします。ですが、「ミスターメイ」ですから、5月になれば調子が戻ってくると信じたいですね。連覇には彼の力は絶対に欠かせないので。
しかし大田は走塁死の借りを返せたのかな・・・犠牲フライはうまく打ったと思いますが、そのあとの三振はいただけなかったかも・・・
posted by shin1977 |22:25 |
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