鹿野苑

今更ながら興梠慎三選手へ

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スポーツナビ+のブログサービスは終了するとの事。

(主にサポーターの)様々な考え方を聞く事が出来たり、自分の記事に共感してくれたり、接点のなかった鹿島以外のサポーター様から意見を頂けたりと、非常に貴重な場所だったと思い返している。

今まで本当に感謝。

                                                                          自分は戦術論を語ることがあまり好きではないので、どちらかというと内面描写や感情論でサッカーを語ることが多かった。

それは客観性をベースとする「記事」としてどうなのか、と一部の読者にSNS上で叩かれたこともあったが、まあ、実は個人のブログなのでそこらへんは気にせず、その後も自分の意見を自由に書かせていただいている。                                                                                                                 今回もそのスタンスは変わらない。だからこそあまり皆が触れない部分を書いてしまおうかと。

                                                                                                         今更ながら、興梠慎三選手。君のことだよ君の。

                                                                            今や鹿島にとっては裏切り者の象徴になりつつある。愛憎の極みというか、過去の寵愛の証として彼を恨んでいるのだろう。最近までは私もそうだった。                                                                               

彼の類まれなるセンスと、日本人離れした柔らかなフィジカルは鹿島にあっても非常に特殊な存在だった。一瞬のスピードもあり、裏で抜けることも出来る選手だったが、より周りとのコンビネーションを得意とし、特にマルキーニョス、本山との相性は良かった。前線で無理なボールも柔らかく納める事の出来る彼の能力は、リーグの中でもずば抜けていた。

またシュートが(鹿島時代)決してうまくなかったが、逆に本当に難度の高いものを、飄々と決めるというギャップもあった。思い出深いのはやはり2009年最終節、雨の中で難しいバウンドのクロスを、勇気をもって飛び込んだダイビングヘッドによるゴール。3連覇は彼の手に(頭に)よって成し遂げられたのだ。

しかし以降の彼は大きく飛躍することなく、2012年に大迫の覚醒により、その年クラブで最も多くの点を取りながら、前線での仕事場を失うことになる。監督のジョルジーニョは1TOPを採用したのだ。

サポーターはそれでも彼の復活を望んでいた。大迫の活躍に歓喜しながら、裏腹にその釈然としない想いをみな抱いていたはずだ。

その後、彼は移籍を決断する。サポーターは悲嘆にくれた。そもそもエースがライバルクラブに移籍するという事になれていない。それもよりにもよって・・・・・・レッズに。

私が着ていた13番のユニフォームは、残念ながらやるせなさの象徴になってしまった。見るたびに心が痛み、何度も捨てようとしたが・・・・・結局捨てられなかった。                                                                                                                                                                    時間と共にその痛みも薄れ、心の平穏と共にやっと彼との関係性を俯瞰的に見ることが出来、距離感を確立できたと感じる。

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鹿島アントラーズ
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この記事へのコメントコメント一覧

ご無沙汰しております。

 ご無沙汰しております。以前、“ピッチの記憶”というHNで、時々お邪魔させていただいていた者です。スポナビブログが終了するとのこと、今回は最後の挨拶に参りました。

 本当に、本当に悔しい結末に終わってしまいました。しかし、今季の屈辱が、来年の歓喜へと変わることを心待ちにしましょう。

(僕なりの思いを、ブログ記事に書いてみました。もしよろしければ、ご覧ください。以下のURLです。
 → http://www.plus-blog.sportsnavi.com/stand16/article/43 )

 来季こそ、リーグ奪還&悲願のACL制覇ですね! 川崎がついに壁を破ったように、鹿島もまたACLの壁を打ち破れるものと信じています。取り急ぎ、失礼いたしました。

今更ながら興梠慎三選手へ

footballsfantasyさん

コメントありがとうございます。そしてACL優勝おめでとうございます。

なんとも不思議な気分です。悔しかったり羨ましいという気持ちが多く胸の内にあるのも事実です(笑)
今、レアルはリーガでは決して調子が良いわけではありませんし、クリロナに至っては絶不調かもしれませんので、大きなチャンスですね。

今後CWC消滅の話が濃いらしいですし、後に新設されるであろうクラブ大会では、なるべくアジアが良い条件で参加できるよう、レッズには本当に頑張ってほしいです・・・が、複雑な気分でもあります(笑)勝ってほしいのか、良い試合にとどめてほしいのか(笑)でも、レアル戦になれば、間違いなくレッズを応援すると思います。


慎三はレッズに行って飛躍した。それは認めなくてはならない事実です。お互いにとって良かったのでしょう。今は本当にそう思えています。まあ、鹿島時代のユニは記念に撮っておきます(笑)

ありがとうございました。

「今更ながら興梠慎三選手へ」へのコメント

おかげさまで、優勝することが出来ました!
次は、鹿島が成し遂げることが出来なかったヨーロッパ代表を倒しての世界一を目指します!
このままレアルが不調でいてくれればいいけど(笑)
もうしばらく、慎三君の活躍にお付き合い下さい。

にしても、あの時はお互い、
え、鹿島から?
え、浦和へ?
と複雑でしたよね。
でも今となっては、やはりこれで良かったんでしょうね。

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栃木県宇都宮市在住の鹿島アントラーズサポーターです。

戦術論などは一切しません。個人的に勝負事に戦術論を持ち込むことがあまり好きではありません。

以前は戦術論をこれでもかというくらい語っていましたが、今は「誰がどの位置で前を向いてプレーできているか」というシンプルな方法で観戦しています。

鹿島アントラーズネタが中心のブログですが、代表もヨーロッパサッカーも大好きなのでたまに書きます。










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