鹿野苑

頂を目指す人  - GAKU第2章へ -

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彼の話題に触れることがなかったのは2つの理由があった。

一つ目は、彼の健康面(精神面)での不調というデリケートな話題があり、それが不確かな情報である可能性があったこと。

二つ目は、その後に彼が選んだその道のりに、私の中で疑問符が付いた事。

                                                                                     いずれにせよ、今日まで私は彼を語ることに抵抗があった。

                                                                                                         今年初め、柴崎岳のラスバルマスへの移籍報道があった。 その際は「もう引き留めておくことは出来ない」という覚悟と、必ず成功してほしいという想いが強かった。

しかし、情報は二転三転し、最終的に彼はラスバルマスと同じ離島のCDテネリフェへの移籍が決定した。

スペイン2部。思っていた着地点ではなかったにせよ、それでも彼の目指したスペインリーグ。親ごころにも似た感覚で、彼の成功を心から願っていた。                                                         しかしその後に湧いて出た「精神的」な理由による、現地不適合の情報。自分のことのように「こんなはずではなかった」という想いがあふれた。

しかし私たちが知っている柴崎岳は、どんな苦難も乗り越えられる忍耐の人だった。

心配しないと言えばうそになる。しかし、必ずや乗り越えてくれるはずという想いから、誰にどんな話を受けても、「岳なら絶対大丈夫」と伝え続けていた。しかし今思えば自分も自分にそう言い聞かせている節があったことは正直なところだった。

岳がスペインに渡り一か月半、彼は遅れながらも、やっと全体練習に合流した。ホッとした、大丈夫なのか、様々な思いが去来し、来たる彼のデビュー戦に思いを馳せた。

彼のデビュー戦、報道では、ボランチでの出場でまずまずの出来とのこと。                      デビュー後数試合はダイジェスト動画での観戦だったが、非常に惜しいヘディングシュートも確認でき、やっと目指す場所への道程に付けたと一安心した。

                                                      5月、ネット配信大手のDAZNが、なんとラ・リーガの試合放送を決定した。

久々に岳の試合が観られる。期待を胸に私は試合当日を待った。                                                                                                                       (*気分を害された方が出るかもしれません、その際は大変申し訳ありません。)

                                                      私はスペインのサッカーをよく理解していなかったのかもしれない。先入観でより繋いで攻める攻撃的なサッカーを想像していた。しかし目の前で展開されたサッカーは、中盤を省略し、前線に蹴りこんでしまう、予想外なものだった。

そして岳が途中出場した際に、私の期待感はいっぺんに危機感へと変化した。

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hananoさん

コメントありがとうございます。

>噂話は9割がた「捏造もの」なので、グラついてはダメです。
>真相は数年たてば自ずと分かるものです。

やはり信じていると言っていても、20代半ばの若者で、正直心配になりました(笑)でもやはり岳は岳でした。グラついてはダメですね(笑)ありがとうございます。

>長い選手生活、いい時も悪い時もあり、ニーズに はまることも
>はまらないこともあり、コントロール外の事もいろいろ起きる
>でしょうけれど、幸せな姿を観たいですね。

そうですね。私はもう一度代表の彼の姿が見たいです。ですがハリルには現時点でニーズ外の様です。
今こうして上向いてきた彼の選手人生、現代表でも彼が必要となる時が来ると信じています。


>ところで、柴崎は、カナリア出身・現スペイン代表の天才MF
>ダビド.シルバと、仕事ぶりも後ろ姿も似ているなあ、と
>思うんですが。こんなことを言ってるのは私だけなんですが。

ラスパルマス出身なんですよね、シルバって。実は現役の海外の選手では彼が一番好きなんです!ギャップに飛び込み、動きながらタッチしてリズムを作れる、見ていて子気味良い選手ですよね。

ちなみに私は岳に目指してもらいたいのはモドリッチのプレーなんです。運動量豊富でテクニックあふれ、縦横無尽にピッチを駆け巡る姿は、見ていて圧巻で。そのために彼には絶対2列目の厳しいプレッシャーの中で勝負してほしかったので、主に2列目で使われている現在は非常に嬉しいです。

現在はチームの中でも最重要プレーヤーとなっていますし、ここで1部昇格をしてもらって、自らの価値を更に高めてほしいですね。

ありがとうございました。

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同じ気持ちの人が日本に数万人はいる、と思います。
Jリーグに疎い私ですら
「あのステキな柴崎はその後どんな感じなのか。
明るい気持ちでがんばっておるのか。
チームにはフィットしてるのか。試合には出てるのか。
ポジションはどこなのか。
充実してるのか。幸せなのか。そもそも彼は何が幸せなのか。
何を食ってるのか。カナリア諸島って何が美味いのか。
暑いのか寒いのか」などと、気にしてます。
今回、その一端を教えていただき、ありがとうございました。

噂話は9割がた「捏造もの」なので、グラついてはダメです。
真相は数年たてば自ずと分かるものです。
長い選手生活、いい時も悪い時もあり、ニーズに はまることも
はまらないこともあり、コントロール外の事もいろいろ起きる
でしょうけれど、幸せな姿を観たいですね。

ところで、柴崎は、カナリア出身・現スペイン代表の天才MF
ダビド.シルバと、仕事ぶりも後ろ姿も似ているなあ、と
思うんですが。こんなことを言ってるのは私だけなんですが。

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