常勝紅鹿

【鹿島】 vs 川崎。大敗だが、流れを変えられる選手はいた

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第22節

川崎 3-1 鹿島

(45+1, 失点) (46, 失点) (72, 失点) 87, 鈴木

大岩監督の特徴は、選手のポジションをどんどん変更することだ。 西を中央で使おうとし、遠藤をボランチにし、今日は中村をフォワードで起用した。 ただ、それは怪我人がいてやむにやまれず、というわけではない。ボランチにせよフォワードにせよ、選手層は厚いが、あえてコンバートをさせるかのような布陣をする。チームが連勝を続けていても刻々とチームを変えていく。

今日はそれが良い結果を生まなかった。前半は神戸戦と同様、押しまくられた。前線はまったく起点になれず、レアンドロがカッカしだすところまでデジャヴだった。フォワードに起用された中村、OMFの遠藤やレアンドロもボールを保持できず、レオシルバはトラップのミスを狙われていた。しのいでアジャストしていければ、神戸戦のように後半の挽回が期待できるが、と思っていたが、終了間際に西が強烈なオウンゴールを叩きこんでしまう…。もちろん彼が触れなければ絶体絶命だったが、絶妙なコースに飛んでしまったのは不幸だった。

後半立ち上がりにも失点。失点をしてはいけない時間帯に2失点し、これでかなり厳しくなった。 その後、後半11分、16分に中村、レアンドロに替えて鈴木、安部を投入。これでアントラーズは息を吹き返す。鈴木の良い意味での強引さ、前への動きの意識の高さと、安部の意外性、キープ力が鹿島の推進力となり、いくつもチャンスを作り出した。しかし安部自身がゴール前で放ったシュートは外れ、金崎も2度ほど決定機を迎えたが、いずれも決めきれず。 後半27分には川崎の二人に崩されて失点。大量失点を許し、これで試合はほぼ決したが、42分には三竿のアーリークロスに鈴木が合わせて得点。その後も西のポスト直撃シュートなどがあったが、追加点は得られなかった。

得点のチャンスはそこそこあったが、それ以上に曽ヶ端のセービングがなければあと3、4点失点していてもおかしくなかった。ペナルティーエリア手前くらいから中央に切り込んでくる川崎の鋭く速いパス、ドリブルに鹿島の守備陣は翻弄されていた。ただ、これも前半を無失点に抑えられていたら、後半ひっくり返せたのではと思う。勝敗を分けたのは前半終了間際と後半開始早々の合計3分ほどだったように思えた。

セレッソに試合がなく、首位は以前鹿島のままだが、好調のマリノスの足音も聞こえてきた。次々節はセレッソとの直接対決もある。下を向く暇はない。 一点、中村のFW起用はあまり可能性がないように感じた。むしろ注目されるべきは鈴木であり、天皇杯山形戦、セビージャ戦を含めると6試合で6ゴールと爆発している。しかし、山形戦以外ではスタメンの機会すら与えられていない。スタメンを変更し続けるのも確かな目標、基準がいる。スタメンは結果を残し、勝利に貢献している者が勝ち取るもので、コンバートは本当にやむにやまれぬ時に行うものだと思う。鈴木は腐らず結果を残している。清水戦でスタメン起用されなければ、それは露骨な不公平となるだろう。

繰り返すが、首位は以前我々だし、リーグで川崎と戦うことはもうない。この敗戦を引きずる意味は皆無だ。 勝っていた時の力強いサッカーを思い出し、清水戦で勝ち点3を獲得してほしい。



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この記事へのコメントコメント一覧

【鹿島】 vs 川崎。大敗だが、流れを変えられる選手はいた

kuuu様

コメントありがとうございます。残念な試合でした。ただ、どんなに強いチームも負けることはありますし、リーグ戦とはそういうタイトルなので、どう修正するかが大事ですね。大岩監督の手腕に注目したいです。
鹿島は伝統的に川崎や清水のような、速攻を得意とするチームは苦手ですからね。キープ力を生かしてボール支配率をあげ、オープンな展開にしないように戦う必要がありましたが、アウェー清水戦やH&Aの川崎戦はバタついてそれを許してしまいました。昨年のCS準決勝や天皇杯決勝の川崎戦はもっとうまく戦えていましたが…。
連敗は許されません。ホームですからね。勝って首位を維持し、セレッソ戦で2位をさらに突き放したいですね。

【鹿島】 vs 川崎。大敗だが、流れを変えられる選手はいた

鹿しか様

コメントいただきありがとうございます。
選手の配置転換の多用には私も同様に反対です。各ポジションには各ポジションの特殊性があり、他所のポジションの選手が付け焼刃でどうにかなるものではありません。良くて「可もなく不可もなし」で、決して転換したポジションが急に強みになることはありません。長いスパンでコンバートが成功することはもちろんありますが。
近年でも中田浩二をサイドバックに、ジュニーニョをOMFにしたり、やむにやまれず三竿健をセンターバックにしたりしましたが、いずれもうまくいきませんでした。中田浩二や青木をセンターバックにコンバートさせたのは非常に長い期間を費やしての成果でしたし。
鹿島のパス回しはハマれば相当レベルの高いものだと思います。神戸戦、川崎戦では相手に翻弄されてしまい、それが影を潜めましたね…。あとセットプレーももう少し得点に結びつけてほしいところです。

【鹿島】 vs 川崎。大敗だが、流れを変えられる選手はいた

こんばんは
ひどい負け方をしましたね。 特に3失点目はとても印象が悪かったのでなおさら悔しい。
ジーコが来日していたり、石井さんが見に来てくれていたのに恥ずかしい試合をしてしまいました。
下を向く必要はありませんが、もしリーグカップを勝ち上がることができれば東京、川崎のどちらかにリベンジする機会が与えられます。 それまでにもっと強くなりましょう。

〇意味不明スタメン
先にコメントされているかたのご指摘どうり大岩さんはいじりすぎだと思います。3バックもヤスのボランチも将来的には必要になると思いますが川崎相手(しかも主審:西村さん、等々力、家長が先発の苦手オンパレード)に通用するはずありません。 でも最悪なのはただでさえ運動量や集中力が弱点のアツを3戦連続で先発、しかもトップに配置したことですね。 誰がみてもそりゃ起点が作れなくなります。

〇山場
なんだか大岩さんが就任して以降、山場ばかりでちょっとかわいそうな気もしますがHOME清水戦で大岩さんの真の力量が試されます。 このごろ清水には苦労させられている印象しかないので今度こそ無失点で勝利を手にしましょう。今の清水は2013年の我々に似ている状況なのでのせないように気を付けなければなりません。 ゴール裏、参戦してきます。 
アントラーズのみんな、苦しいシーズンですがともに戦おう!
今回も長文雑文失礼いたしました。

「【鹿島】 vs 川崎。大敗だが、流れを変えられる選手はいた」へのコメント

選手の配置転換には納得出来ないですね。
色々試しているのだろうけど、怪我人 続出しているわけでもないのに実戦で配置変えを行うのは理解出来かねます。
慣れない3バック使用、遠藤のボランチ配置、
攻撃重視しての起用なのかしれないが、中盤での守備が手薄になるのは明らか。守備面で今日はレオ シルバもダメダメでしたしね。
連勝している傲りからなのか、己の策を過信し 策に溺れた 間抜けな采配ミスだったと思いますよ。
実戦で試す事自体、呆れ果てました。
即 機能すると本気で思っていたのなら、大岩は即刻 解任すべきかと。
それほどに 醜い采配をしたと思います。
叩いて置かなければならない川崎相手に愚策過ぎる采配、選手起用を含めた配置変えをしたり
今日の負けは大部分 大岩に責任ありだと考えます。

以降、同じ過ちを繰り返さないよう願うのみです。

また、就任当時、ボール保持している選手を抜いて行く動きを指示していたと思いますが、行っている選手が少なさ過ぎる。相変わらず、パスを出したら佇んで居たり、ボールが来るのを佇んで待っている選手が多々居る。川崎のように空いたスペースへ動いてボール回しを行い相手に追わせてのボール保持しながら攻撃する練習をすべき。
セビージャ戦で 、鹿島の選手達が 実感し 話していたと思うのだが、
選手配置変えをするよりも まずは
セビージャ、川崎の様なパス アンド ゴー のようなバス回しの練習などを取り組んでいかないとチームとしてワンランク上には行けないと思います。ゴール前での 俺が、俺がをなくしパス(ワン トゥー パス)で崩す工夫も必要だし、もっとミドルシュートも打つべきかと。

長々スミマセンm(_ _)m

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