常勝紅鹿

【鹿島】ACL開幕へ。求められる「もう一つの戦い方」

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まもなくアジアチャンピオンズリーグのグループステージが始まる(アジアの西地区ではもう始まっているようだが)。

アントラーズの初戦は蔚山現代とのホーム戦。 ここでアントラーズは今シーズン勝ち抜くためのもう一つの戦い方を構築する必要があるだろう。それは、自分たちがボールを支配した上で引いた相手をどう倒すか、である。

2016年シーズンのCS準決勝、決勝、そしてクラブW杯のマメロディ戦、アトレティコ・ナシオナル戦、レアル・マドリード戦、天皇杯決勝、そしてゼロックス杯は、相手チームが攻撃的な布陣をしく中で、守から攻へのサッカーを徹底した。

年末・年始にかけてこうしたサッカーを卓越したレベルにまで磨き上げてきたわけだが、JリーグやACLのグループステージでの戦いの中で、アントラーズ相手に超攻撃的な布陣で来るチームがどれほどあるかというと、疑問符である。今後は、浦和や川崎、各大陸の王者といった、屈指の攻撃力を誇るチームとの試合とは異なる戦い方が求められる。

おそらく蔚山現代戦は、鹿島がボールを支配する時間が長くなり、引いた相手からどう得点するかのところでアイデアが求められてくるはずだ。蔚山からすれば、アウェーの鹿島戦は引き分けで十分だとも言えるからだ。 ニューイヤーカップや水戸戦などでJ2クラブと試合をしてきたとはいえ、公式戦では幸か不幸かしばらくそうした戦いから遠ざかってきた。天皇杯の広島戦も横浜戦も、相手が実力あるクラブということもあり、引いて守るということはしてこなかった。 しかし、今後はむしろそういった、守備的に来る相手からどう得点するか、という試合の方が多くなってくることは間違いない。浦和や川崎を激戦の末退けても、それ以外のクラブを倒しても、勝ち点は同じ3。強豪クラブとはいい試合をしても、下位クラブに星を落とす戦いぶりを、アントラーズファンなら嫌というほど経験してきただろう。それはあまりに勿体ないのだ。

故に蔚山戦は、石井監督が今シーズンの「もう一つの戦い方」を示す試合になる。

注目するポイントはどこだろうか。 個人的には、レアンドロの起用に着目したい。ゼロックス杯では出番がなかったが、蔚山戦では登場の機会があるはずだ。 ゼロックスでの浦和戦に比べて、上記の理由でオフェンスの選手たちは相手の密集した中でプレーを余儀なくされるだろうが、そこで泥臭く動き回れるか。そこで決定機を演出できるか。「元セレソン」の力を発揮してほしい。

ゼロックス杯の動画を見ることができた。 アントラーズの選手たちからは力強い高揚感を感じる。シーズンが途切れた感はなく、昨年のCSの流れのまま、バチバチと音が聞こえてくるようなデュエル・サッカーを展開している。オフシーズンにも親善試合を多く組んで、試合をこなしつつ、緊張感を維持して新しいチームを作ってきたことが、今のところ良い方向に出ている。

選手たちも、サポーターも、アントラーズが王者の格をみせて戦い、勝利することを微塵も疑っていない。それが慢心でないことも皆、自覚している。 それでいい。あとは勝つだけだ。



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