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2-60 コーナーキックの事情 アルガルベカップ なでしこJAPAN 2-3 オランダ代表

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9 Vivianne MIEDEMA選手をせっかく中村選手が一回止めたのに、 追い付いてきた鮫島選手と籾木選手との挟み込みが出来ずに抜かれて失点。 残念な終劇であった。

試合を通して、攻撃の形を上手く作れなかった。 ノルウェー戦で有効だった坂口選手からの相手ディフェンスライン裏への柔らかな球が減った。 ここを押さえられると、相手ディフェンスラインの意識を押し下げられず、 中央・サイドとも形にならない苦戦パターン。 坂口選手以外のボランチやバックス陣からも、前線へ際どいボールを入れられないと今後も厳しいだろう。

オランダ代表が退場者を出してからのパワープレーも、 相手ディフェンスを縦にも横にも伸縮させられず手詰まり。 課題の多い試合だったと思う。

今大会、米・独・仏・イングランド・ブラジルといったTOPチームの参加がなく、 第2グループの大会となったので、基本圧倒しながら全勝しないと、 次回W杯や五輪での上位は望む力では無い。 そこで2勝2敗なのだから、現状メダルを望むのは厳しいということ。

また、このチームの大黒柱である熊谷選手・坂口選手を休ませたり、 警告累積等で使えなくなった時に代わる選手も発掘しなければならない。 高倉監督の苦悩は続くだろう。

そんな中、今大会での収穫を上げるとすれば、以下のようになるのかと。 おそらく今後も試されていく事になるのだろう。 ①熊谷選手の相棒として、中村選手が無難にプレーできること。 ②横山選手が守備をしながらフル出場出来ること。 ③長谷川選手が攻撃・守備とも機能すること。

まだまだ、ベストメンバーが決まらないし、経験の浅い選手も多い。 協会には試合を沢山組んでもらい、高倉監督の試行錯誤の機会を与えてもらいたいものである。

では、いつも通り、コーナーキックを分析していきます。


(1)両チームのディフェンスシステム

なでしこJAPANは、いつものマンツー中心の3人ゾーン固定配置。 オランダ代表はゾーン中心。

なでしこJAPANは5名走り込む体制だが、その中で手強いとみられる3人(熊谷・坂口・高木選手)にマンマークを付けてきた。 残る2人(川村・田中南選手)にはマークを付けていない。

欧米や中国・豪州のように、なでしこJAPANに対し身長で圧倒的に優位なチームなら、 基本的にこの考え方で守るべきだと私も思う。 実際陣形は違うモノのアメリカ代表も同じコンセプトで守ってくる。 対ゾーン守備戦略としては、もちろんゴール前に上げるのが1stパターンだが、 本来2ndパターンはミドルシュートである。 それを防ぐべく、PKエリアのニアサイドを消すための要員を配置する工夫もあった。


(2)統計

例によって、私が採っているSTATSを紹介します。

            なでしこ    オランダ代表 コーナー本数        5       5 得点(1次攻撃)      0       0(なでしこのクリアミスから1点)

センタリング→シュート  0/1     0/1 センタリング→パス     0       0 ルーズボール        1       0 クリアー         3/0     3/0 キーパーパンチ       0       0 キーパーキャッチ      0      1/0 * フリー/競り合い キックミス         1       0 ショートコーナー不発    0       0

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ゾーンディフェンス
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オランダ代表
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