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2-86 コーナーキックの事情 なでしこリーグ ジェフL 0-1 I神戸

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リーグカップを制覇し、3連勝中で6試合負け無しのジェフL。 フクダ電子アリーナに観客が2052人(今シーズンこれまで平均833人)集まった。 勝てば観客は入るのでしょうね。

しかし、4試合勝ちが無いI神戸の、鮫島-高瀬選手の両サイドバックの攻撃に屈しました。

64分(YouTube 1:28:54~) I伊藤(自陣中央ロングフィード)I鮫島(サイドライン仕掛け・引返し・クロス)                   I高瀬(ファーP前5mシュート)

ジェフLは、リーグカップ準決勝と同じように、ボールを支配されながらもカウンター勝負で、 シュートは記録上2本。 深澤選手シュート(YouTube 1:15:07~)は惜しいシュートで、 I神戸GK武仲選手の守備範囲だったとは言え、反応が少し遅れていたら決まっていた。 ただ、例によって前半は良いところ無く耐えるだけで、 後半相手が疲れてきたら、隙を突く、という戦い方。 これから涼しくなって、相手の集中力も途切れることが少なくなるので今後は厳しいと思う。


I神戸は、ボランチの伊藤選手が両CBの間に下がってビルドアップ。 その伊藤選手から両SBのダイナミックなパス交換が行われ決勝点を取った。 しかし、このプレーは、常時狙うプレーではない、言わば「伏兵戦」。 本来点を取るべき「主力戦」では、大野選手の1トップで中島選手をトップ下に配置したが、 大きな見せ場は無し。 先週の新潟L戦で良かった左サイドの鮫島-中島ラインを崩してまで導入したのに、成果がない。 勝ったとは言え相手陣に入ってからの「手詰まり状態」は解消せず、戦略の迷走が続いている。

守備は、失点を8試合続けていたが、久々の完封。 安易なミスや、集中力が切れたプレーが無かったのは、良かったと思う。


では、いつもの通り、コーナーキックを分析していく。


(1)両チームのディフェンスシステム

この試合のカメラマンはキッカーが蹴るところを抜いて撮影するケースが多く、 キック後のボールを追いかけていた。 実に7本有ったI神戸のコーナーキック時のジェフLの守備隊形が、 明確に映ったのは1本も無い。 当然、受け手側の駆け引きが分析不能なコーナーキックやフリーキックがほとんどだった。 なお、カメラのモニタでは、ボールを追いかけても画像は鮮明かも知れないが、 YouTube配信では、不鮮明になる事をカメラマンは理解していないのだろうか。 迷惑なカメラワーク。

と言うことで、ジェフの守備隊形は、コーナーキックが飛んできてからしか映っていないので、 あくまで想像だが、マンツーマン主体で5名のゾーン固定配置。 あまり、見かけない守備隊形だが、リーグカップ決勝浦和L戦の隊形と重ねてみると、 おそらくゾーン守備が原則で、相手の走り込む人数によって、 重要度の低い配置から持ち場を離れてマンツーマンに付いていると考えるべき。 この試合で5人ゾーンだったこと自体には意味は無く、I神戸がPKエリアに入れてきたのが5人だったから、10-5=5人で余った人数が5人ということなのだろう。

ただ、そもそも、I神戸のスタメンでヘディングが驚異なのは高瀬選手と三宅選手だけ。 もしジェフLにゾーンディフェンスの自信があれば、 2人にマンマークを付け、残り8人でゾーンを組めばそれがベストだったと思う。

対するI神戸はいつものように、マンツーマン主体で2名のゾーン固定配置。 ジェフLがゴール前に集中してきた時は2-3-3-1のゾーン。

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ゾーンディフェンス
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コーナーキック
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