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2-81 コーナーキックの事情 国際親善試合 なでしこJAPAN 2-4 オーストラリア代表(Tournament of Nations 第2戦)

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第1戦から大きくメンバーを変えて臨んだ。大黒柱:阪口選手もお休み。 中島選手が最年長という実績の少ないメンバーで挑んだ。

試合開始早々に先行したものの、自分たちのゲームプランを見せる次元に至らず、 相手ハイプレッシャー、ロングキック力に翻弄されつづける中で、 守備のミスもあって前半だけで3失点。

得点差がついた後半は、あまりオーストラリア代表はプレッシャーを掛けてこなくなった。 なでしこにも良いシーンが増えたが、それでも互角とまでは行かない。 終わってみれば2-4で惨敗。勝てる要素は無かった。

オーストラリア代表のプレッシャーとロングキックにやられたのは、 昨年のリオ五輪予選と同じ(2-15:参照)で、残念なこと。 個々の選手で言えば、田中選手はこの試合で得点・アシストと活躍したが、 他に誰かと言っても思い当たらない内容で、その面でもさみしかった。

 6分 横山(ショートコーナー)中島→横山(クロス)市瀬(ヘッド擦らし)田中(肩で押込) 11分 (自陣)ケネディー(ロングパス)ラソ~(クロス)カー 16分 センターライン付近Fk中島(バックパス)坂本→(カット)カー~ 43分 高木(クロス・カット)ボルキンオーネ(浮球)エグモンド(クリア・市瀬触れず)カー~      (シュート)GK(ブロック)カー 62分 (CKから長谷川ハンド)PKエグモンド 93分+ 櫨→籾木(スルーパス)田中(ヒールで戻し・右45°15m)籾木

 →:普通のパス ~:ドリブル

あと残るはアメリカ戦だが、この遠征のベストメンバーで結果を残してもらいたい。


ここからちょっと、スモールラインアップに関して長々と。。。

(北川・坂本・市瀬・高木)(隅田・中里・猶本・中島)(横山・田中)でスタートした。 なでしこリーグでも見ないようなスモールラインアップだ。

スモールラインアップと言えば、バスケットではNBAを制したGSワォリアーズがよく使う。 高さ・当たり強さ・TOPスピードでの不利を容認しながら、 アジリティ(敏捷性)と持久力勝負を挑むのである。 ①ともかく走り回わるというのが基本で、相手を終始休ませない。 ②ディフェンスはタイトに付いて、ボールマンに隙有れば、ダブルチームを積極的にいく。 ③オフェンスは速攻中心で、遅攻になっても、ドリブルで抜いたり、   ボールを動かして3Pを打ちまくる。 成功すれば、相手大型チームをガス切れに追い込み、 第4Qに突き放したり、逆転したりできる。

しかし、サッカーでも同じ事ができるのかといえば、難しい課題だと理解している。 ①サッカーで大型選手と言ってもバスケットほどアジリティに差は無い。 ②スピードに乗せてしまう距離があって、大型選手に負ける。 ③選手数が多く、ピッチも広いため、逆サイドの選手に休む機会を与えてしまう。 ④足では手ほど思うようにボールコントロールできないため、アジリティ勝負になりにくい。

滅多にこの試合ほど顕著にはならないだろうが、スモールラインアップであることは、 なでしこJAPANにとってはいつものこと。 そんな、なでしこJAPANを、オーストラリア側から見れば、バスケットほどでは無いが、 それでもアジリティとスタミナ勝負は、絶対したくないはず。

一番避けなければならないのは、おそらく以下の2点。 ①全般的に上下動の激しい試合となって、息をつけなくなること。 ②局面的には、アジリティを活かして抜かれ、それを追いかけたり、   マークをずらしたり対応に追われ、消耗すること。 その内②は選手個人の問題で、 今の日本人選手で厄介なのは、おそらく横山選手や岩渕選手で、 1対1で正対した時のファーストチョイスが、ドリブルの選手なのだと想像する。 単なるスピードでは無く、緩急を織り交ぜたドリブルで抜かれ出すと厄介。 また、ディフェンダーのボール回しでも、スムーズに回されるより、 フェイントでプレッシャーをいなされる方が嫌だ。

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