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2017アジア選手権 雑感 -アジア第二グループの現在地の最新版を考える‐

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大会直前に中国が辞退を発表した時は、ズッコけると共に不安を感じずにはいられませんでしたが、始まってみればやはり面白い大会であることを再確認し、無事に大会自体も終えることが出来ました。そして、新しい発見や情報も手に入った。私のメモ帳は今パンパンです。

中国が欠場し7カ国になると分かった時、私は10年前の北京五輪予選として開催されたアジア選手権を思いだしました。 あの時も参加は7カ国。システムは今回と違っていて、まずアジアの第二グループ勢だけで1次ラウンドを戦い、1位になったチームだけが3強の待つ二次ラウンドに進出するという形。もちろん、システムだけでなく各国を取り巻く状況も変わっていたりもするし、変わってない部分もあったりします。あれがもう10年も前の話なんですね・・。

そういったものを思いだし、以前からの変化したもの、逆に変わっていない部分との比較なども交えながら、まずは今大会で奮闘を見せた第二グループ勢について振り返ってみたいと思います。

(※「アジア第二グループ」がどういうものなのか、さらに中国代表との距離感といった前提知識として必要な解説を大会前の展望に書いているので、理解できていない人は併せてそちらもごらんください)

・7位 スリランカ代表

● 0-18韓国 ● 5-8 フィリピン ● 0-13 台湾 ● 2-10 パキスタン ○ 2-0 香港

西アジアカップでこの地域最強と言われてきたパキスタンを決勝で下し、満を持して初めてのアジア選手権に乗り込んできたスリランカ代表。 香港、パキスタンと勝敗が並び、TQB(得失点率)の関係でこの順位になってしまったものの、結果を見ての通りこの大会の出場に相応しい戦いを見せたと思います。

ただ、西アジアカップ決勝でパキスタンを下したとはいえ、全体的にまだアジア第二グループのトップ層であるフィリピンやパキスタンと同じレベルに達したわけではないな・・という印象でしょうか。

判明した範囲でのピッチャーの球速はこんな感じ

Jayarathne 127 Madumal 132 Karunarathne 129 Yasas 120 Ruwan 132 Wijisinghe 130

基本的にどの投手も130キロ前後くらいは出るイメージでしょうか。ここはまあ、以前のスリランカ代表のイメージとそんなに変わらないかも。でも枚数は増えているんじゃなかろうか。

ある種、スリランカとの対比で最も分かりやすい相手が最終戦で勝利を飾った相手である香港。 香港の方が練習を見てても基本的に動きがスムーズなのですが、試合では多少動きが不細工でもがむしゃらなスリランカが勝ってしまうことが多い。15年の東アジアカップに続いての勝利であり、僕が横浜で見た2011年のU18の試合もそんな感じでした。

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