世界の野球

~東京五輪の予選はもう始まっている~ 欧州選手権Bプールはリトアニアとオーストリアが優勝

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開催国として東京五輪への出場が決まっている日本は稲葉篤紀監督の就任が先日発表されましたが、実はヨーロッパでは東京五輪を目指した戦いが始まっています

今回の野球競技の参加国はわずか6チーム。この少ない出場枠を巡った熾烈な争いがこれから徐々に世界各地で始まっていくわけです。

ヨーロッパ野球の国別対抗戦であるヨーロッパ選手権はAプール、Bプール、Cプールとレベル別に三つのカテゴリーで構成されています。 言い換えるとAプールが1部リーグ(欧州選手権本大会)、Cプールが3部リーグってことですね。

2年おきに行われるこの欧州選手権の結果によって上位カテゴリーと下位カテゴリーの入れ替えが行われるわけです。

既に2019年に行われる欧州選手権本大会(Aプール)は東京五輪のヨーロッパ予選として行われることが決まっており、今回行われたヨーロッパ選手権Bプールの上位チームはAプールに昇格することが出来ます。 つまり、このBプールも立派な「東京五輪予選」と言えるわけです。まあ、どこまで戦っている側にその意識があるのかは分かりませんが。

さて、さっそく結果を見てみましょう。

ヨーロッパ選手権Bプール 1組

1)オーストリア 2)イスラエル 3)スイス 4)ブルガリア 5)セルビア 6)ギリシャ

ヨーロッパ選手権 Bプール 2組

1)リトアニア 2)ロシア 3)スロバキア 4)ベラルーシ 5)ポーランド 6)ウクライナ

各組ごとに総当たりで対戦したあと、1位と2位が決勝戦を行いリトアニアとオーストリアがそれぞれ優勝を果たしました。

で、このリトアニアとオーストリアが2019年に行われる欧州選手権本大会の切符をかけて来年対戦するようです。

国名と順位をズラっと並べられたところでピンとこない人も多いですよね。

オランダにイタリアにドイツあたりが野球をやっていることは知っているけど、こういった国にも野球があるイメージがあんまりない人も多いと思うのですが、そういった人が想像するよりははるかにちゃんとした野球にはなっているのがこのBプールのレベルだと思います。 同好会のようなレベルではなく、主力級のピッチャーは130キロクラスですし、内野の守備もイージーな打球はしっかりアウトにしてくような水準にあります。僕も全てを知っているわけではないのですがざっくりとしたイメージはこんな感じ。Aプールに常に残っているチームとはまだまだ大きな大きな壁があるのですが。

個々のレベルだとプロの選手も輩出しています。 ロシアだったらエースのアンドレイ・ロバノフはツインズの1Aでプレーしていたわけですし、スロバキアのジェイコブ・イソルドは元レッズの傘下、ポーランド代表のアルトゥール・ストラザルカは現在香川オリーブガイナーズでプレーしている元マイナーリーガーです。 荒削りですが左でコンスタントに140キロを超えてきます。 リトアニアに至ってはとうとう6月にドビダス・ネブラウスカス(パイレーツ)がメジャーリーグに昇格を果たしました(ちなみに今回のリトアニア代表の監督は彼の父親だと思われる)。 今挙げた選手も含めて全てピッチャーなのですが、MLBと契約に至るレベルの選手を輩出出来ているわけですね。

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