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西アジアカップ2017 スリランカがWBC参加国のパキスタンを下して悲願の初優勝!!

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(※国際野球ニュースのカテゴリーに含まれている記事はfacebookにも掲載されている内容のものです。)

侍ジャパンの強化試合が行われている裏でビッグニュースが入ってきました。

パキスタンのイスラマバードで行われていた西アジアカップにて、スリランカがこの地域最強の国であるパキスタンを下して初優勝を飾りました。正直びっくり。

アジアの野球の構図についておさらいしておきましょう。 アジアの野球は今回のWBC本大会にも出場している日本、韓国、台湾、中国の4つが図抜けており、そこからだいぶ離れて第二グループの集団が形成されています。その第二グループをけん引しているのが、長い野球の歴史を持つフィリピンと、スポーツ省のサポートがあり、軍隊、警察チームでプレーする選手で構成されるパキスタンの2チーム。この2チームもWBC本大会の前に行われる予選大会の参加国でもあります。

西アジアカップはアジアの第二グループで行われるアジアカップという大会が東西に分割されたことによって生まれた大会で、分割以後は全てパキスタンが地元で開催し、パキスタンが優勝するという大会になっていました。この地域の野球の盟主ですね。

「中国を倒す」という、他のアジアの第二グループが口にすることもこれまでなかったような目標を掲げ、実際にアジア競技大会やアジア選手権ではしっかり中国と勝負に持ち込めるレベルに到達しています(アジア大会が6-0、アジア選手権が5-0、いずれも中盤まで接戦の好ゲーム)。試合前からコールドゲームとやる方も見る方も決めつけてた時代からすると隔世の感ですね。

9月にはWBC予選に参加し、そこではブラジルとイギリスに連敗し敗退してしまいましたが、ピッチャーの二枚看板(イーサン・ウラー、アヤナット・ウラー)は130キロ中盤の速球と精度の高い変化球や一定レベルのコントロールを持ち、内野手も肩が強く軽快。もちろんプロのマイナーリーガーらで構成される他の参加国と比べると見劣りしましたが、ようやくこのレベルまでアジアの第二グループの国がきたか、という感想を持った記憶があります。

今回の西アジアカップもそのWBC予選のメンバーでほぼ構成されており、ほぼ隙はないと見られていましたが、、

一方のスリランカは、この地域のナンバー2というポジションを固めていた国でもありました。 日本の青年海外協力隊(JICA)のバックアップもあって、徐々に野球のすそ野を広げてきた代表国。 今でもJICAからの支援は受けていますが、現在ではスリランカが主体となって野球が行われている印象です。ただ、身体能力が高く、大きなバックアップも付いているパキスタンの壁はなかなか破れずにいました。

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