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WBC2017 組み合わせ・日程の発表を受けてのざっくりとした展望・概要など ver.3

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二次リーグは東京とソウル突破組は東京。マイアミとグアダラハラ突破組はサンディエゴ。 準決勝以降はドジャースタジアムにて行われます。

ということに。

今回はダブルエリミネーションが完全廃止で、1次、2次とも総当たりになってますね。2位と3位が勝敗で並んだ場合はプレーオフが行われるようです。

日本はキューバ、中国、オーストラリアと同組。 日本が二次ラウンドに進めないことを想定したことある人なんてなかなかないでしょうけど、実際前回は韓国とベネズエラ、前々回は前回優勝のドミニカと、優勝候補が1次リーグで消えるのがWBCという大会です。現実的にあり得る話です。前回大会もあのブラジル戦を落としてたら2敗で1次リーグ敗退でしたよね。

前回の韓国は初戦でオランダに手痛い敗戦をした結果、そのあと2連勝しても得失点率で二次ラウンド進出を逃しました。日本も初戦で当たるキューバ戦を落とすともう負けられない状況でアテネ五輪で苦杯をなめているオーストラリアと対戦することになります。、この2試合は結構重いんじゃないでしょうかね・・。 他のグループと比べると確かに楽そうには見えるのは事実ですが、楽観論にはくぎを刺しておきたいところ。

キューバは前回大会のスタメンのうちデスパイネとキャッチャー以外が全員亡命。亡命のペースが加速しており戦力的に一番厳しい時期なのですが、日本が前回大会で敗戦した相手でもあり、言葉は悪いですが腐ってもキューバです。あの選手がいる、いない、といった勘定があんまり国際大会ではあてにならないことはプレミア12でも経験しましたし。ある程度の野球大国なら、知られている選手がいなくてもそれなりの選手を集めて、彼らが高いモチベーションで向かってくれば簡単な試合にはなりません。 オリンピックをはじめ、歴史的に日本を苦しめる試合も多かったオーストラリアとも難しい試合になる可能性があります。

中国に負けることはあまり考えにくいのですが、たとえば北京五輪では優勝した韓国相手に延長に持ち込んだり、今回本大会に出場しているのも前々回や前回に台湾やブラジルを破ったからこそ権利を得ているわけです。そこは頭に入れておくべきだと思います。国内リーグが復活したり、中国のMLBアカデミーからMLBのチームと契約する選手が登場したりと、ちょっと停滞気味だった中国野球も再び追い風が吹き始めており、勝敗は別にして興味深い存在です。

現在、韓国プロ野球のKTにチュ・グォンという中国出身で韓国で野球を始めた投手がローテーションに入って活躍していますが、彼が投げてくる可能性だってあるわけです。

前回、初戦のたった1敗で大会をさることになった韓国は大会前から二次リーグを意識した報道も多かったと聞きます。見る側、伝える側が1次リーグから消える可能性もあるという緊張感を持つことも大事な要素なのかもしれません。この大会を楽しむという意味でも日本の野球ファンは1次リーグから「緊張」してみるのが一番なのではないでしょうか。

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世界大会(WBC・プレミア12など)
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