世界の野球

2013WBC本大会の組み合わせ、開催地が発表 参加国戦力分析

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と、いうわけでようやく発表になりました。

組み合わせはこうなります。

1次リーグ
A福岡ラウンド:日本、キューバ、中国、予選突破国
B台中ラウンド:韓国、オランダ、オーストラリア、予選突破国
Cサンファン(プエルトリコ)ラウンド:プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ、予選突破国
Dアリゾナラウンド:アメリカ、イタリア、メキシコ、予選突破国

二次リーグ

A、Bの1位、2位のチーム→東京ラウンド
C、Dの1位、2位のチーム→マイアミラウンド

決勝ラウンド(準決勝以降)→アメリカ・サンフランシスコ

台湾で既に報じられてた通り、1次リーグは総当たりシステムが復活。
二次リーグ以降は前回大会でも採用されたダブルエリミネーションシステムが採用されます。

まだ完全に組み合わせは発表ではなく、予選突破国がどこに配置されるかははっきりしていません。
まあおそらくは日本にはパナマ予選(11月)突破国、台湾には台湾予選(同じく11月)突破国、サンファンにはフロリダ予選を突破したスペイン、アリゾナにはドイツ予選を突破したカナダって感じになるんじゃないでしょうかね。

まあ台湾ラウンドに台湾予選突破国が回るのは確定と見ていいでしょう。


さて、ここからは各国のチーム戦力分析の簡易版。
ざっくりと戦力の説明などをしていきたいと思います。



○プールA 福岡ラウンド

日本、キューバ、中国、予選突破国(パナマ予選突破国?)

プール展望

過去の国際大会の実績を考えるに、キューバと日本が1次リーグ突破は有力。ただ、パナマ予選を勝ち上がってくるであろうコロンビアやパナマ、ニカラグアは先発投手に2人以上メジャーリーガーを有しており、それぞれをキューバと日本にぶつけてくると思われる。ここでの戦いで日本やキューバが取りこぼしをしてしまえば、かなり1次リーグ通過争いは混とんとしたものに。中国は今大会もまず1勝を目指したい。



・日本代表
参加の決議が難航しましたが、その結果代表監督の選考も遅れており、中南米勢と比べるとWBCに向けた準備は少し遅れているという印象。まあそらそうだわな。

この4年間の間に日本の野球が変わったことと言えば、やっぱり統一球の導入。元々国際大会で結果を残すために導入されたものだと思うので、この大会ではその成果を発揮したいところ。

前回大会では韓国が11本塁打を記録したのに対して、日本は4本。

確かに、負けられない試合で長打に依存した野球は確実性に欠けるという面があるのですが、投手戦になりやすい国際試合では連打より一発長打で決着がつくというケースが非常に多い。
そういった意味では、日本がこれまでの野球の良さを失わずに、長打力というものを上積みできれば、鬼に金棒でしょう。

投手陣の中心はダルビッシュ有、野手の中心はイチローといったNPB出身のメジャーリーガーを中核に据えて、その他をNPBの選手で固めるというメンバー構成は過去二大会同様。

選手層は厚いので、前回大会で西岡剛や松井稼頭央が落選したように監督の好みによってかなり選ばれるメンバーや中心選手として使われる選手に違いが出てくるでしょう。

これまではWBCの間の年に五輪や五輪予選があったのですが、今回はそれがない。国際試合の経験に欠ける若手が多く混じってくるのは今ままでと違うところかもしれません。
ボールやマウンドでも普段使っているものと違いますし、国際試合も向き不向きがあります。そういった適正も見極めたメンバー構成が出来れば、3連覇も決して難しくない目標になると思いますね。

予想スタメン
1イチロー RF ヤンキース 
2井端  2B 中日
3青木   LF ブリュワーズ
4阿部  C 巨人
5長野 CF 巨人
6松田 3B ソフトバンク
7中村 1B 西武
8内川 DH ソフトバンク
9坂本 SS 巨人 

主な先発投手

ダルビッシュ(レンジャーズ)、田中将(楽天)、杉内(巨人)など

主なリリーフ投手

山口鉄(巨人)、摂津(ソフトバンク)など


・中国代表

前回大会で台湾代表を破り大会初勝利。
それによって本大会のシード権も獲得している。
チームは2008年の北京五輪から代表の世代交代が加速。
一つの目標であった2010年のアジア大会を期に一気に代表も若返りをしてきました。
したがって前の世代と比べると小粒感は否めず。
五輪前は積極的に行っていた国際大会への参加もほとんど行われなくなり、アジアシリーズの休止(昨年の大会は政治的な理由により不参加)などもあってインターナショナルなレベルの試合の経験に欠ける若手が多いのも懸念材料の一つでしょう。

ただポジティブな面もなかったわけではありません。
最大の発見は2010年のアジア大会で活躍した李梓踉(天津)。
これまで国際レベルで通用するような本格派のエースがおらず、継投に頼るような展開が多かった中国代表なんですが、彼がアジア大会では新エースとしてふさわしい投球を見せました。
140キロ前後のストレートとカーブやフォークを低めに集める投球は、強豪相手にも番狂わせを期待できるような質の高さ。
アジア大会でもアマチュアの日本代表相手を2試合・8イニング無失点に封じています。彼がベストコンディションで投げることが出来れば今大会でも1勝を奪うことは決してハードルの高いことではないと思いますね。

彼に続くピッチャーとしては昨年の新人王で制球力に優れる李 鑫 (天津)、代表常連の卜濤(四川)らが先発の中心か。
これにベテランの呂建剛(天津)が加わればさらに心強いでしょう。
先発投手が試合を壊さないような丁寧な投球をしながら、様々なタイプの投手を早め早めに投入していけば強豪国にもごまかしていくことができると思います

野手に関してはやはりパンチ力のある選手が揃っているのが特徴。
相手の投手のコンディションが悪くなければ、連打が望めるような打線ではないのが現状ですが、出会い頭の一発長打はいつ牙を剥くかはわからないですからね。
王偉(北京)や楊洋(北京)といった選手のツボに入った時の長打には特に相手は警戒したいところ

守備に関しては外野守備のもろさは相変わらず。
競った展開では対戦相手はそのウイークポイント突いた積極的な走塁を心掛けたい。
内野面に関しては元代表主将の張玉峰の後を継ぐショートストップがいまだに見つかっていないのが現状で、今大会も中国系アメリカ人のレイモンド・チャン(ツインズ3A)に頼ることになりそう。
母親に中国人を持つ青森山田高校出身の岡村秀選手も代表合宿に参加しており、期待したい戦力。 

代表監督はマリナーズなどで監督を務めたスコット・マクラーレン。
昨年からアメリカ遠征などで現地のチームと練習試合を重ねています。
今秋はアジア選手権やアジアシリーズにも参加する予定になっていて、そこでさらに完成度やチームの経験値をあげたいところでしょう

予想スタメン

1李 磊 2B 北京
2岡村 1B 江蘇
3レイモンド・チャン SS ツインズ3A
4王偉 C 北京
5馮 飛  RF 四川
6楊洋 DH 北京
7王超  LF 北京
8賈徳龍 3B 広東
9崔 暁 CF 北京

主な先発投手

李梓踉(天津)、李鑫(天津)、卜濤(四川)など

主な救援投手
呂建剛(天津)、李 帥(河南)、陳 坤(四川)など


・キューバ代表

弱体化が指摘されだして久しいキューバ代表。
ある程度満足のいく結果を残していると言えるのは日本やアメリカを倒して準優勝を果たした北京五輪くらいでしょうか。

元々、国際大会にトッププロ参加が解禁されてからかつてのようにパワーで圧倒する野球が出来なくなっているのは分かってきていたこと。
アテネ五輪での金メダル獲得も、日本やアメリカ、韓国といった国々が自滅する状況の中での優勝でした。

ただ、彼らがアマチュアと呼ぶには相応しくないような戦力を抱えていたのには変わりません。
北京五輪だけでなく、第1回のWBCでもタレント揃いの強豪国を退けての決勝進出。以前のように他国を圧倒するような野球は出来なくなったにせよ、トッププロ相手に互角以上戦えるのがこのキューバという国の評価でした。

ただ、近年はそういった評価すら揺らいでいるというのが現状です。
特に、MLBやNPB、KBOといったトッププロの参加しないワールドカップでは、プロ解禁以降も当たり前のように優勝していたキューバなんですが、ここ三大会はマイナー主体のアメリカや、成長著しいオランダにチャンピオンの座を奪われています。

原因として挙げられるのは、五輪というモチベーションを失った結果これまで以上に国外へ有力選手が亡命するケースが増えたこと、野球のスタイルも以前ほどタレントが揃わない状況にも関わらず、金属バットの頃と変わっていない といったものが指摘されていますね。

投手に関しては絶対的エースと呼べる存在がいないのが現状です。
ただ、キューバのピッチャーは先発と、ロングリリーフ、ショートリリーフをこなせるピッチャーが揃っているのが強み。先発投手でも1回の途中で変えてしまえるような、プロ選手主体のナショナルチームではできないようなスピーディーな継投が出来ること、一発勝負で有効とされるバラエティに富んだメンバーで相手が攻略の糸口をつかむ前に継投していくというスタイルは変わっていませんし、そういった強みで大黒柱がいないという現状はカバーする感じでしょうか。

野手に関してはやはりパワーが特徴でしょう。グリエルやセペタといったキューバ代表常連選手の威圧感は相変わらず。
ただ、トップレベルのピッチャーと対戦した途端に、相手から得点を奪う糸口が見えないというのは1次リーグで大爆発した打線が、2次リーグでは日本から1点も奪えなかった前回大会に象徴されるように弱点の1つですね。

北京五輪1次リーグの対ダルビッシュのときのように、相手投手の調子が明らかに悪いときや、レベルが落ちるピッチャーを打ち込むことに関しては申し分ないのですが・・。
こういった部分をどう改善するかが、再び国際大会で結果を残すために必要なポイントの1つだと思われます。長打頼みの野球からは卒業したいところです。

チームはWBCに向けて70人を超える1次候補を既に発表済み。
今年はオランダで行われるハーレム国際大会や、秋には日本や台湾代表と対戦して強化を図る模様。
国際試合は経験がものを言うだけに、そういった場数を踏んだ数の多さが今のキューバにおける最大の強みだというのは今も変わっていません。

予想スタメン

1カスティーヨ CF
2グリエル 3B
3ベル  LF
4セペタ DH
5デスパイネ RF
6アブレウ 1B
7ペスタノ C
8オリベラ 2B
9アルエバルエナ SS

主な先発投手

ペドロソ、アルバレス、ラエラなど

主なリリーフ投手

ノルベルト・ゴンザレス、オデリンなど


・予選突破国

まだ未確定ですが、11月に行われるパナマ予選(パナマ、コロンビア、ニカラグア、ブラジル)突破国が配置されることが有力


○プールB 台中ラウンド

韓国、オランダ、オーストラリア、台湾予選突破国(台湾、フィリピン、ニュージーランド、タイ)

プール展望

群雄割拠と呼ぶに相応しい激戦区。
アテネ五輪銀メダルのオーストラリア、2011ワールドカップ王者のオランダ、前回大会準優勝の韓国に、おそらくホスト国台湾という構成。
この4チームがどういう並びや勝敗になってもおかしくないかと。
ただやはり韓国が1歩抜けており、残りの1枠を3チームで争う格好になりそう。
タレントの充実度や近年の国際大会の実績を考えるとオランダが有利と思われます。

・韓国代表

前回大会準優勝、オリンピックラストチャンピオンという実績が示す通り、このグループでも1番手と言える存在。
高い投手力とそれを支える堅守。打撃面では堅実さにパワーを加えたチームの総合力、バランスの良さは参加国屈指だと言えると思います。


投手に関しては柱となりそうなのがはやりリュ・ヒョンジン(ハンファ)とユン・ソクミン(キア)という若い二人。
北京五輪決勝で強力キューバ打線を封じたリュヒョンジンは、もともと備えていた球威だけでなく、アウトローいっぱいに集められる制球力を兼ね備える。前回大会準決勝でベネズエラ打線を抑えたユンソクミンも、内外と正確に出し入れするコントロールと、鋭く外に切れるスライダーで打者を翻弄。
国際試合での経験も申し分なく,一流メジャーリーガー揃いの強豪国相手でも一歩も引けを取らない投球を見せるでしょう。
ただこの2枚エースに続くピッチャーがぱっと思いつかないのが課題でしょうか。
リリーフ陣にはオスンファン(サムスン)を始め、球威に優れたピッチャーの枚数は揃っていて、バラエティも豊富です。
野手に関しては日本から帰国してから好調を維持しているキム・テギュン(ハンファ)、オリックスで活躍しているイ・デホ、韓国唯一のメジャーリーガーチュ・シンス(インディアンズ)というおなじみのメンバーが核になりそう。スプレーヒッターのキム・ヒョンス(トゥサン)、強打のショートストップカン・ジョンホ(ネクセン)ら様々なタイプのタレントが揃い、これらをうまく組み合わせられれば非常に韓国らしい戦略の引き出しが多いバランスのとれたチームが作れるでしょう
。
前回大会では日本に近いスタイルの野球をベースに長打力を加えた韓国らしさも見せつけ決勝に進出。
2010年のアジア大会で絶対に負けられないという緊張感のある戦いを経験してる選手が多いのも心強く、五輪優勝メンバーや前回大会のメンバーが多いのも強みでしょうか。
名前に頼らず、国際試合に勝てる「チーム」をしっかり作り上げてくる韓国が今大会でも優勝候補の一つとみて間違いないでしょう。

予想スタメン
1イ・ヨンギュ CF キア
2カン・ジョンホ SS ネクセン
3チュ・シンス RF インディアンズ
4イ・デホ DH オリックス
5キム・テギュン 1B ハンファ
6キム・ヒョンス LF トゥサン
7チェ・ジョン 3B SK
8カン・ミンホ C ロッテ
9チョン・グンウ 2B SK

主な先発投手

リュ・ヒョンジン(ハンファ)、ユン・ソクミン(キア)、チャン・ウォンサム(サムスン)など

主な救援投手

オ・スンファン(サムスン)、ポン・ジュングン(LG)、クオン・ヒョク(サムスン)など


・オーストラリア代表

確かに、銀メダルを獲得したアテネ五輪や優勝したインターコンチネンタルカップの頃=2000年代頃と比べるとピークから下降気味かもしれない。
昨年のワールドカップも5位と決しては悪くない成績だったのですが、特別なインパクトまでは残せませんでした。
前回大会、前々回大会と1次リーグ敗退。
前回大会は協会との金銭的なトラブルやこの大会における大きなモチベーションがないためにシーズンを優先して辞退する選手も決して少なくなく、アテネ五輪の頃のような自分たちが結果を残してオーストラリアにおける野球の位置づけを変えたい みたいなまとまりがない気もいたします。

アテネで巻き起こしたミラクルの再現を狙うなら、目標やモチベーションを明確にするといった内面的なものを考えるべきなのかもしれません。


投手陣の柱となりそうなのは、現在アスレチックスで活躍してるトラビス・ブラックリーでしょうか。
彼に続く投手としてはここ数年メジャーから遠ざかっているものの、復調しつつあるライアン・ローランドスミス(カブス3A)、アテネ五輪銀メダルの立役者クリス・オクスプリング(前タイガース3A)、昨年のワールドカップで主戦投手として活躍したクレイトン・ターナー(ジャイアンツ3A)、若手有望株のリアム・ヘンドリクス(ツインズ)らが挙げられます。

リリーフ投手に関してはグラント・バルフォア(アスレチックス)を中心にリッチ・トンプソン(フィリーズ)、ブラッド・トーマス(兄弟/台湾)、ジョシュ・スペンス(パドレス)といったメンバーも悪くない。
ここに故障から復帰を目指すピーター・モイラン(ブレーブス)も間に合えば心強いのですが、おそらく厳しいでしょう。

野手は投手よりもタレントに欠ける印象。
中心となるのは、広島でもぷれーしたジャスティン・ヒューバー(メルボルン)やルーク・ヒューズ(ブルージェイズ3A)、トレント・オルテン(ドジャース3A)らメジャー経験者。これらの選手以外は、かなり小粒な印象があり、あまり野手陣には多くを望めないと思います。

投手はベンストメンバーが揃えばある程度戦える印象。継投もうまいことやれば食らいついていけるかもしれない。
野手に関してはしっかり守ることと、勝負どころで打点を挙げるところに意識を置きたいところ。

ただ、そういいた戦力的、戦術的なことより、明確な目標を定めてチームとして一体感を作ることの方が重要かもしれません。
一昨年からプロリーグも復活し、国内の野球熱をさらに高めていくためにも未来に繋がるような戦いに期待したいですね。

予想スタメン

1オルテン CF ドジャース3A
2ハーマン 2B メルボルン(国内)
3ヒューズ SS  ブルージェイズ3A
4ヒューバー 1B メルボルン(国内)
5ウェルチ DH パイレーツ2A
6ティム・ケネリー 3B フィリーズ2A 
7マシュー・ケネリー C ブレーブス2A
8ブライス RF ドラシブルノ(チェコ)
9デニング LF 前レッドソックス2A

主な先発投手

トラビス・ブラックリー(アスレチックス)、ローランドスミス(カブス3A)、クリス・オクスプリング(シドニー、国内)、ヘンドリクス(ツインズ)

主なリリーフ投手

バルフォア(アスレチックス)、トンプソン(フィリーズ)、スペンス(パドレス)


・オランダ代表

前回大会はドミニカに連勝してベスト8。
昨年のワールドカップではキューバに2戦2勝で世界王者に。
おそらく対戦相手になる強豪国は「油断してはいけない相手」という評価をするんじゃないかと思いますが、はっきりいってそんなぬるい考えじゃ厳しいし、失礼なんじゃないかと。

常に国際大会を同じメンバーで毎年戦っているだけに、国際大会での慣れや勝負強さはもはやキューバと大差なし。
打力の少し微妙なキューバくらいに思っておくべきなのかもしれない。


近年の強さを支えるのは投手力。
しかも特定のエースに頼るようなスタンスではなく、コントロールに優れたピッチャーをどんどん継投していくスタイル。
相手が攻略点を掴む前に変えてしまうスタイルはピッチャーの力が拮抗してないとなかなかできないんですが、それができる層の厚みが今のオランダにはあります。様々なタイプのデータの少ない投手がどんどん投入されてくる。
しかもみんなテンポも制球もよく、ストライクをガンガン投げ込んでくる。
これに強豪国は毎度苦しめられている感じですね。先発とロングリリーフを兼務できるタイプが揃っているので、先発がイマイチならあっという間に変えられるもの大きい。
ワールドカップでキューバを7回無失点に抑えた大ベテランのコルデマンス(アムステルダム)や昨年13勝のジャージェンス(ブレーブス)あたりが中心か。

打線に関してはまだまだ改善点が多い。キューバやその他中南米の強豪国のようにパワーでねじ伏せられるほどのタレントはいないものの、スタイルはそれに近い。単なる大味な打線と言った方がいいかもしれません。
ただ、現在のファーレイ監督になってから、バントを絡めた「1点を確実に取る」野球のスタイルも実戦をしてきており、その改革がうまくいっていればまさに鬼に金棒になるかもしれません。

打線の中心になるのははやり、日本で目下活躍中のウラディミール・バレンティン(ヤクルト)やかつての本塁打王アンドリュー・ジョーンズ(ヤンキース)、攻守に大活躍を見せるブレーブスの新星シモンズあたりでしょうか。
国内組では本塁打王を獲得したエンゲルハルト(キンヘイム)あたりにも期待したいところ。

守備面に関しては基本的に不安なし。特に内野は今回も身体能力の高い選手が揃い鉄壁と呼ぶにふさわしいのですが、キャッチャーに不安点が。
長年代表の大黒柱を担ってきたシドニー・デヨング(アムステルダム)が代表から引退。攻守そして精神的にも中心だったベテランの穴を埋める選手は見つかっておらず、そこが唯一の懸念材料でしょうか・・。

予想スタメン
1シモンズ SS ブレーブス
2グレゴリウス 2B レッズ
3ジョーンズ LF ヤンキース
4バレンティン RF ヤクルト
5プロファー 3B レンジャーズ
6エンゲルハルト DH キンヘイム(国内)
7スミス 1B マーリンズ2A
8サムス CF マリナーズ2A
9ファンヘイドールン C ADO(国内)

主な先発投手
ジャージェンス(ブレーブス)、コルデマンス(アムステルダム、国内)、バンデンハーク(パイレーツ3A)

主なリリーフ投手

ファンミル(インディアンズ2A)、ボイド(バーナビーブルドックス/カナダ)、ヤンセン(ドジャース)


・台湾予選勝者(11月15日から18日、台北)

参加国は、台湾、フィリピン、ニュージーランド、タイ。このメンツを見ても分かるように実質的に台湾がここを勝ち抜けるのは間違いないと見ていいのですが、フィリピンはフィリピン系アメリカ人を編成に6人以上加えるとみられ、そうならない可能性も存在しないわけではないということも頭に入れておきたい


○プールC サンファンラウンド

プエルトリコ、ドミニカ、ベネズエラ、予選突破国(スペイン?)


プール展望
見ての通りメジャーで活躍するタレントを揃える中南米の強豪が集結。
一般的に言えばドミニカとベネズエラが2次リーグ進出が有力か。

・プエルトリコ代表

黄金時代は過ぎてしまったのか・・。
というのが現状のプエルトリコに対する率直な感想です。

過去2大会はベネズエラやドミニカと共に中南米の強豪国の一角として挙げられる存在でした。
初代大会ではあのキューバにコールド勝ち、前回大会でもアメリカにあと一歩まで追い詰めるようなそんな戦いを見せてくれています。

バーニー・ウィリアムズ、ベンジー・モリーナ、カルロス・デルガド、ホセ・ピドロ、マイク・ローウェル、イバン・ロドリゲス、ホルヘ・ポサダといった面々が現役引退。

代わりに新しいタレントが出てきてれば問題ないのですが特にそういうのはいません・・。
まあ上に挙げた選手も故障やポジションの関係でWBCに出てない人が多いので、そう考えると大丈夫と言えば大丈夫なんですが、過去2大会以上のものはちょっと望めないかもしれない。デルガドくらいですかね。本当にいなくなって痛いのは。

投手陣に関しては過去2大会同様、ウイークポイントになりそう。
過去2大会でエースを担ったハビアー・バスケス(前ヤンキース)はいまだにフリーエージェント状態。確か正式な引退宣言はしてないと思うのですが、実質的にそれに近い。バーニーのようにウインターリーグで調整して、出場を目指すというパターンはあるかもしれませんガ。
実績で考えるなら彼に続く2番手は過去2大会同様、ジャニファー・ピネーロ(オリオールズ3A)か。
ただ今シーズンは故障の関係でメジャーでまだ投げられていない状況になってしまっています。

彼らがもしダメとなるならば、頼りになってくるのはNPBの助っ人トリオになりそう。ジオ(ジャンカルロ・アルバラード、横浜)、オーランド・ロマン(ヤクルト)、ディッキー・ゴンザレス(巨人)。
みなさんどういうピッチャーなのかはご存知だと思うので、ここでわざわざ説明はしません(笑)
残りは2010年に13勝を挙げているジョナサン・サンチェス(ロイヤルズ)あたりか。若手のプロスペクト、フリオ・ロドリゲス(フィリーズ2A)も有力な候補でしょう。


リリーフはもっと厳しい。柱となれるピッチャーがおらず相変わらずハビアー・ロペス(ジャイアンツ)やJCロメロ(カージナルス)がワンポイントで相変わらずしぶとく頑張っているくらいで、高いレベルでの戦いで頼りになりそうなピッチャーはいない状況。

打線に関しては、デルガドが抜けたもののリオス(ホワイトソックス)、ベルトラン(カージナルス)、ヤディアー・モリーナ(カージナルス)と柱はいるので投手事情よりは明るく、スタメンは全員メジャーリーガーで構成できそう。ディフェンス面でも外野にスピードのある選手が揃い、内野も悪くない。そしてなんてったって正捕手はヤディアー・モリーナ。投手力の弱さをカバーするようなバッティングとフィールディングに期待したいところです。


予想スタメン
1ペイガン LF メッツ
2アビーレス 3B レッドソックス
3リオス RF ホワイトソックス
4ベルトラン CF カージナルス
5ヤディアー・モリーナ C カージナルス
6ジオバニー・ソト DH レンジャーズ
7サンチェス SS アスレチックス3A
8デヘスース 2B ドジャース
9ファル 1B ロイヤルズ

主な先発投手
ディッキー・ゴンザレス(巨人)、ロマン(ヤクルト)、サンチェス(ロイヤルズ)

主なリリーフ投手
ハビアー・ロペス(ジャイアンツ)、JCロメロ(カージナルス)

・ベネズエラ代表

優勝候補の中で最も準備が早い国と言えるかもしれない。
3大会連続でルイス・ソーホーが指揮を執ることは早々に決定しており、コーチ陣も既に発表。打撃コーチにアンドレス・ガララーガ(元ロッキーズ)も名を連ねる。現在は既にリストアップ作業の段階に入っているようです。

ピッチャーに関してはフェリックス・フェルナンデス(マリナーズ)が大黒柱になるのは前回大会同様。
前回の敗因にもなってしまった二番手以降の先発投手をどうするのかというのが焦点でしょうか。

全盛期ほどの迫力はなくなってしまったものの、前回大会は故障で欠場を余儀なくされたカルロス・ザンブラーノ(マーリンズ)とヨハン・サンタナ(メッツ)が参加できれば先発陣は参加国中屈指の陣容と言えそう。


救援陣では前回大会で活躍したメジャーリーグのシーズンセーブ記録保持者であるフランシスコ・ロドリゲス(ブリュワーズ)の守護神に据えて、ラファエル・ベタンコート(ロッキーズ)がセットアッパーか。
勝利への方程式は信頼のおけるものが描けそう。

野手にも各ポジションにオールスターレベルの選手が集結。
特にカルロス・ゴンザレス(ロッキーズ)、ミゲール・カブレラ(タイガース)、パブロ・サンドバル(ジャイアンツ)らで構成されるであろうクリーンアップを中心に守備力、スピードともにバランスのとれたスター選手が揃う。

個人的には最も優勝候補に推したい国。
前回大会は順調に勝ち進むもなんかあっけなく韓国に負けてしまっただけに、今回は納得のいく結末を迎えたいところ。

予想スタメン
1アズドバル・カブレラ 2B インディアンズ
2アンドラス  SS レンジャーズ
3カルロス・ゴンザレス RF ロッキーズ
4ミゲール・カブレラ 1B タイガース
5サンドバル 3B ジャイアンツ
6プラド LF ブレーブス
7ミゲール・モンテーロ C ダイヤモンドバックス
8ヘスス・モンテーロ DH マリナーズ
9グティエレス CF マリナーズ


主な先発投手

フェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)、ヨハン・サンタナ(メッツ)、ザンブラーノ(マーリンズ)

主なリリーフ投手
べタンコート(ロッキーズ)、フランシスコ・ロドリゲス(ブリュワーズ)




・ドミニカ代表

恐ろしく高い授業料を払わされた前回大会。
まあせっかく払ったってそれを生かさなければ意味がない。

前回大会の屈辱を踏まえてさえいれば今回は変な油断やおごりはないはず。今回もタレントは十分優勝候補と言えるようなものを揃えている。

と、考えるとやはり重要になってくるのは戦略と選手のコンディションでしょうか。キューバ以外の中南米の選手は短期決戦の経験に欠けるので、そこをカバーするような個々の頑張りが欲しいところです。

投手陣に関してはかつてのペドロマルチネスのような毎年サイヤング賞の候補に挙げられるようなスーパースターはいないものの、充実の陣容。

前回大会でも活躍したウバルド・ヒメネス(インディアンズ)を中心に、今シーズン好調のレッズを引っ張るジョニー・クエト(レッズ)、3シーズン連続二桁勝利のワンディ・ロドリゲス(アストロズ)、ノーヒッターのアービン・サンタナ(エンジェルス)など、二桁クラスのピッチャーが揃う。

救援陣も去年のセーブ王、ホセ・バルベルデ(タイガース)を筆頭にラファエル・ソリアーノ(ヤンキース)、カルロス・マーモル(カブス)など力のあるボールを投げるピッチャーが並びます。

アレクシー・オギャンドー(レンジャーズ)のようなリリーフと先発両方の経験が豊富なピッチャーもこういった国際大会では大変使い勝手がいいかもしれない。

野手に関してはまあ今更メンバーの豪華さに言及するようなこともないような・・。キャッチャー以外全ポジションにオールスタークラスの選手を揃える陣容はハンリー・ラミレス(ドジャース)が控えに回るんじゃないかってされるほど。打順を決めるのも大変。
人類最強打者アルバート・プホルス(エンジェルス)とチームリーダーデビット・オルティス(レッドソックス)、2シーズン連続アリーグ本塁打王ホセ・ボティースタ(ブルージェイズ)を中核に据え、ロビンソン・カノー(ヤンキース)やエイドリアン・ベルトレー(レンジャーズ)といった脇役じゃないはずの選手が脇役に回る夢のような打線に、経験の浅い相手投手はスタメンに並ぶ名前を見ただけでも怯えてしまうんじゃないでしょうか。エンカーナシオン(ブルージェイズ)が控えとかおかしいよ絶対。

まあただ、過去の大会もそんなことを言われていたわけでして、名前だけで勝てる大会じゃないというのがこのWBCです。
スター選手を抱えるが故の難しさもあるでしょうし、過去2大会の敗因をしっかり分析して今大会での戦いにしっかりつなげることができれば今度こそ「名前通り」の結果を残せるんじゃないでしょうか。

予想スタメン
1レイエス SS マーリンズ
2カノー 2B ヤンキース
3オルティス DH レッドソックス
4プホルス 1B エンジェルス
5ボティースタ LF ブルージェイズ
6ベルトレー 3B レンジャーズ 
7クルーズ RF レンジャーズ
8ゴメス CF ブリュワーズ
9サンタナ C インディアンズ

主な先発投手
ウバルド・ヒメネス(インディアンズ)、サンタナ(エンジェルス)、ノバ(ヤンキース)

主なリリーフ投手

バルベルデ(タイガース)、オギャンドー(レンジャーズ)、ソリアーノ(ヤンキース)


・予選突破国

先日まで行われたフロリダ予選を突破したスペインが配置されることが有力か。ユダヤ系マイナーリーガーを揃えたイスラエルを上回っての本大会初出場。中南米からの移民が大半を占める編成。

○プールD アリゾナラウンド

アメリカ、メキシコ、イタリア、予選突破国(カナダ?)

プール展望

アメリカが戦力的に抜けており、残り1枠を3か国で争う構図か。
イタリアも前回大会でカナダを下しており、侮れない存在

・メキシコ代表

2年連続で1次リーグのホスト国を担う中米の強豪国。
投手野手ともににそれなりのタレント有するものの、ラテンの国らしい大味なスタイルが上位進出を妨げてきたとでも言っておきましょうか。

投手陣でエースとなりそうなのは、3シーズン連続で13勝以上を挙げているヨバニ・ガヤルド(ブリュワーズ)か。続く投手としてハイメ・ガルシア(カージナルス)といった二桁クラスのピッチャーが並びますが、彼らに続く3番手は格が落ちる印象。
ブリュワーズで先発とリリーフ両方をこなしているマルコ・エストラーダや過去にメジャーで実績のあるロドリゴ・ロペス(カブス3A)、オリバー・ペレス(マリナーズ3A)、ホルヘ・デラロサ(ロッキーズ3A)といった面々が候補になってくるでしょう。

リリーフ陣ではルイス・アヤラ(オリオールズ)、アルフレド・アセベス(レッドソックス)、といった所属チームでセットアッパーとして活躍している選手が揃うものの、クローザー候補だったホアキム・ソリア(ロイヤルズ)がTJ手術で長期離脱しているのは痛い。

野手で軸になってくるのはなんと言ってもエイドリアン・ゴンザレス(ドジャース)。ドジャースでも主軸を担う彼の脇を固める選手としては今シーズンはマイナー暮らしが続くホルヘ・カントゥ(エンジェルス3A)やスコット・ヘアーストン(メッツ)とジェリー・ヘアーストン(メッツ)のヘアーストン兄弟、兄のエドガー・ゴンザレス(巨人)、日本でもプレーしたカリーム・ガルシア(モンテレイ)、といったメンバーになるでしょう。

ここではメジャーでプレーする選手を中心にあげましたが、中南米屈指の国内リーグでもあるメキシカンリーグでプレーする選手にも魅力的な選手は非常に多く、爆発力や波に乗ってる時の強さはやはりどこの強豪国も警戒に値するかと思われます。

ただ、ベネズエラやドミニカほど、プレーの”おおらかさ”を個人の力でパワーでカバー出来るほどのメンバーではないので、あまり高望みしすぎるようなことはしない方がいいかもしれない。

予想スタメン
1スコット・ヘアーストン 3B メッツ
2エドガー・ゴンザレス 2B 巨人(日本)
3カントゥ DH エンジェルス3A
4エイドリアン・ゴンザレス 1B ドジャース
5カリーム・ガルシア RF モンテレイ(国内)
6バラハス   C パイレーツ
7バエンズエラ LF メキシコシティ(国内)
8ジェリー・ヘアーストン CF ドジャース
9クルーズ SS ドジャース

主な先発投手

ガヤルド(ブリュワーズ)、ハイメ・ガルシア(カージナルス)、エストラーダ(ブリュワーズ)

主なリリーフ投手

アヤラ(オリオールズ)、アセベス(レッドソックス)




・アメリカ代表

辞退者の多い少ないはたぶん、それほどこの国が結果を残せるかどうかには関係ない。

特に野手に言えることですが、アメリカはドミニカやベネズエラと違って同じポジションに3,4人同じレベルのスター選手が存在しているので、別に辞退者が出ようがでまいがそこまで戦力は落ちないに等しい。
同じレベルのアメリカ代表はたぶん3チーム作れるかと。
まあ前回大会は大会中に負傷者が続出して、ダンが守備に就いたりとかマキャンが外野守ったりとか満身創痍ではありましたけど・・。

そもそも、野手はそんな辞退者はあんまりいない。
辞退者は怪我人かリザーブがメインで起用されるのを嫌がったか、大型移籍元年、前年ブレイクしたばかりでシーズンに専念したい選手くらいだっと記憶しています
実際、初見のピッチャーが多く。調子のいい投手がガンガンつぎ込まれてくる国際試合じゃキューバでもなかなか点の取れないのが現状なんですが、オフェンスに関しては流石の破壊力だったのを結構忘れられがちだったりする。
防御率6点台のチームが準決勝にまで進めたのはトップレベルの国際試合じゃまずお目にかかれない。

キューバを連続完封していた日本から4点奪ったのがアメリカですからね。

となると、浮き彫りになってくるのはやっぱりピッチャーでしょう。
あれだけの選手層を揃えながら、前回大会のロースターに入っている先発投手の面子は寂しかった
まあ野手と投手の差を見ると、どれだけアメリカでは投手の肩は消耗品という考えが浸透してるか分かりますし、この時期のピッチャーの大変デリケートなのかも分かります。

ただやはりピッチャーに関しても、辞退者の数に全てを押し付けていいのか?という疑問が。
初代大会の敗因となったドントレル・ウィリスは前年に22勝を挙げているわけで、2回大会の準決勝日本戦で滅多打ちにされた前の年17勝のオズワルトも二度の20勝含む8年連続二桁勝利を挙げていたわけでして。

やはり、3月にピッチャー陣が調子のピークを持ってこれていないことが、一番大きいんじゃないでしょうか。
ここが改善されなければ、たとえサイヤング賞投手を5人揃えてきても同じ歴史を繰り返すだけ。

今回アメリカを預かることになったジョー・トーリは既にその点に着眼しており、チームの集合日をより早めること、既にどういう編成をするか選手を貸してもらう各球団と話し合う、といったこれまでの反省を踏まえた準備をしているようです。

過去二大会でUSAを率いた監督は正直スター選手を束ねる器に欠けていたことは否定できないです。

しかも選手の所属球団からは選手に出場機会の保障や、逆に投手の関しては制限もありますし、そんななかで勝てるチームを作らなければいけない。
かなりマネジメントの腕が試される立場にあるのがアメリカ代表監督なんですが、トーリならなにかやってくれるような気がするんですよね。

あまりビッグネームではなくても、ユーティリティーや先発がゲームを壊しかけてる時の立て直せせるような投手など便利屋さんが国際大会ではも重要になってくるかと。

出場選手にビッグネームが揃うかどうかより、トーリがどういったチーム作りをしていくか。アメリカの勝敗をうらなうなら、着眼点をそっちに持って行った方がいいかもしれませんね。


さて、これから下の欄に書く僕の予想ですが、アメリカに関しては予想と願望両方込です(笑)。まあMLBが好きな方はアメリカ代表を考えるだけで楽しいんじゃないでしょうかね。好みによってだいぶメンバーは変わってくrと思います。
選んだポイントはピッチャーに関しては3月のあの時期でもガンガンフルパワーで飛ばしていけるような若い投手や過去の大会に出場した選手が中心。
リンスカムやハラデー、サバシアといったWBCに否定的な発言をしているピッチャーやストラスバーグような球団が球数の管理にデリケートになっているピッチャーは除外しています。
ディッキー(メッツ)なんかは肩の負担が少ないナックルボーラーですから参加しやすいじゃないですかね。希少性も国際試合では有利に働くでしょうし、先発投手がよくないときの立て直し要員にもなるかもしれない。キャッチャーが大変そうですが(笑)

CJウィルソン(エンジェルス)みたいに先発とリリーフ両方経験のあるピッチャーもこういった場では使いやすいかもしれないですね。

野手に関しては躊躇なくオールスターにしました。
ただ、リザーブはバイプレーヤーを入れた方がいいかもしれない。

前回大会では捕手2人体制で戦っていたアメリカですが、今回はやめといたほうがいい(笑)
ただ出場機会がほとんどなく、実力のあるスター選手をこの枠(第三捕手)に入れるのは厳しい。ポージー、ウィータース、マウアーにするわけにはいきませんからねえ。サッカーの国際大会の第3キーパーのような選び方をするのも面白いかもしれない。
第一回大会に出場しているベテラン捕手のブラアイン・シュナイダー(フィリーズ)とか、個人的にはバリテックに現役復帰してもらうなんてのも面白いと思うんですが(笑)

前回大会のデローサのような内外野守れる選手をも1人くらいは入れたいところですかねえ。

あ、キャプテンはもちろんジーターで。

予想スタメン
1トラウト CF エンジェルス
2トゥロウィツキー SS ロッキーズ
3ハミルトン LF レンジャーズ
4ブラウン DH ブリュワーズ
5フィルダー 1B タイガース
6ライト 3B メッツ
7マカッチェン RF パイレーツ
8ポージー C ジャイアンツ
9ペドロイア 2B レッドソックス

主な先発投手
プライス(レイズ)、ピービー(ホワイトソックス)、バーランダー(タイガース)

主なリリーフ投手

キンブレル(ブレーブス)、ハンラハン(パイレーツ)、ジーグラー(ダイヤモンドバックス)

・イタリア代表

イタリア野球における、この4年間の間の最大の変化と言えば国内リーグのプロ化でしょう。
セリエAの中から資金力のあるチームだけを集めて独立した新生イタリアンベースボールリーグは、MLBからの援助も受けながら有力な外国人を各チームが獲得。元メジャーリーガーを中心に外国人のレベルが飛躍的に向上し、彼らと対戦するイタリア人プレーヤーの水準も彼らと一緒にひきあげられている印象です。
その成果は国際大会でもすでに表れており、欧州選手権ではオランダを阻み2010、2012と連覇。2010年に行われたインターコンチネンタルカップでは地元の台湾を破って銅メダルを獲得するなど結果を残しています。

今回もメンバー編成は国内でプレーするイタリア人選手(帰化した二重国籍選手を含む)を中心にアメリカでプレーするイタリア系アメリカ人も加えた編成になりそう。

投手陣では制球力に優れたブラジル出身のチアゴ・シルバ(サンマリノ)、ハードシンカーが武器のチーロ(ボローニャ)、左腕のクリス・クーパー(サンマリノ)といった国内組三本柱の他に、過去2大会イタリア代表としてWBCに出場しているジェイソン・グリーリ(パイレーツ)らイタリア系メジャーリーガー、そして日本で活躍中のマエストリ(オリックス)を加えたメンバーか。
リリーフ陣では150キロ近い速球が武器のグリファンティーニ(パルマ)、サイドハンドのチカテッロ(パルマ)、マイナー帰りのパネラッティ(ボローニャ)やピッチコーニ(パルマ)らも控える。

野手陣ではパワー溢れる選手が揃う。
昨年3Aで30本塁打を記録したイタリア生まれイタリア育ち初のメジャーリーガー、アレックス・リディ(マリナーズ)、前回大会は辞退したものの今大会の出場には意欲を見せるマイク・ナポリ(レキサス・レンジャース)、日本でもプレーしたヴァル・パスクチ(メッツ3A)を中心とした長打力はイタリア野球のストロングポイントであり、今上げた選手以外もイタリアーでプレーする選手含め一発長打の可能性を秘める選手が並ぶだけに気が抜けないでしょう。

今大会も初代大会で4番を務めたマイク・ピアッツァが打撃コーチに就任予定。彼らのようなイタリア系アメリカ人の力を借りながらイタリア野球の未来に繋がるような戦いに期待したいですね。


予想スタメン

1デノーフィア CF パドレス
2インファンテ SS ボローニャ(国内)
3リディ 3B マリナーズ
4ナポリ C レンジャーズ
5パスクチ DH メッツ3A
6チアリーニ RF リミニ(国内)
7マッツァンティ 1B ネットゥーノ(国内)
8バッジョ 2B ボローニャ(国内)
9デシモニ LF パルマ(国内)


主な先発投手

シルバ(サンマリノ、国内)、チーロ(ボローニャ、国内)、グリーリ(パイレーツ)、マエストリ(オリックス)

主なリリーフ投手

グリファンティーニ(パルマ、国内)、パネラッティ(ボローニャ、国内)



・予選突破国(カナダ?)

先週まで開催されていたドイツ予選突破国のカナダが来ることが有力。
ジョーイ・ボットー(レッズ)やジャスティン・モルノー(ツインズ)らスター選手を抱える



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WBC日本代表を予想したんですが、いかがですか?

先発
杉内(巨人)
岩隈(マリナーズ)
涌井(西武)
ダルビッシュ(レンジャーズ)
田中(楽天)
吉川(日本ハム)

リリーフ
西村(巨人)
山口(巨人)
森福(ソフトバンク)
牧田(西武)
摂津(ソフトバンク)

抑え
田澤(レッドソックス)

捕手
阿部(巨人)
鶴岡(日本ハム)
嶋(楽天)

内野
村田(巨人) サードの控え兼右の代打
田中(ヤクルト) レギュラー
松田(ソフトバンク) レギュラー
中村(西武) 指名打者
岡田(オリックス) 左の代打
坂本(巨人) レギュラー
浅村(西武) 内野全ポジションの控え

外野
長野(巨人) レギュラー
糸井(日本ハム) レギュラー
青木(ブリュワーズ) レギュラー
聖澤(楽天) 代走兼守備固め
内川(ソフトバンク) レギュラー(ファーストの)
中田(日本ハム) 右の代打


1番(右)青木
2番(二)田中
3番(一)内川
4番(指)中村
5番(捕)阿部
6番(三)松田
7番(中)糸井
8番(遊)坂本
9番(左)長野


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