2008年04月21日

子供たちの記憶に残る試合は出来たか?(J1第7節:札幌戦(H)) -生観戦-

少し遅いながら19日に行われた神戸-札幌戦の振り返りをしたいと思います。

この試合、実はサッカー教室に通う?子供たち約3000人ほどが無料招待された試合でした。おかげでバックスタンドの上部は子供たちで満員。(それ以外の場所のスタンドがガラガラなのが寂しい限りですが・・・)その子供たちのためにも、神戸の選手たちには素晴らしい試合を見せてくれることを期待したのですが・・・。
とりあえず試合内容を振り返ってみましょう。


  • 前半

まず、両チームともに慎重な立ち上がりを見せます。まだどちらかといえば札幌の方がグイグイ来ていた感じでしょうか。神戸としては、最近の立ち上がりの悪さからなのか、慎重に慎重を重ねたような立ち上がりです。もう少しチャレンジしてもいいのにとも思いましたが、まぁ最近の試合の経験を活かせているということなのか。この前半の入り方は評価していいと思います。

さて、そんな状態からスタートしたものの、やはりホームの神戸が15分を過ぎたあたりから主導権を握りはじめます。ボッティが流動的なポジショニングでリズムをつくり、幾つかのチャンスが生まれます。しかし、それを活かしきれないでいると、また拮抗した展開に。

神戸単調なロングボールを多用。ボールの精度の低さに加え、前線の嘉人や馬場くんはなかなかヘディングで競り勝てず、ボールを奪われます。逆に、札幌は前線のクライトンやダビィにボールが収まり、いい攻めを繰り出してきていました。そのまま互いに決定的なチャンスは作れず、ダラダラとして展開に・・・。隣にいた連れはとうとう眠りに入ってしまうほどでした(汗)

しかし、前半終了間際にその眠りを吹き飛ばす展開が待っていました。左サイドから何とかパスを繋ぐと、ボッティが倒され神戸PKを獲得!ホムスタはこの日一番の歓声に包まれます。しかし、それもつかの間、ボッティの蹴ったボールは札幌のGK高木の正面に!久しぶりの先制点のチャンスを不意にしてしまうことに。そして、前半はこのまま終了です。

  • 後半

あれ?なぜか神戸ボールで後半スタートのはずなのに気が付けばもう札幌ボールに・・・って言ってる間にダビィの先制ゴールが生まれます。

確かに事故のような失点とも言えますが、せっかく前半の入り方がよかったと思えば、後半は気でも抜いていたのか。どちらにしても集中力の欠如が招いた失点でしょう。またリードを奪われ追いかける展開です。

これから神戸の猛攻が始まるのですが、はじめはその攻撃もチグハグ・・・。それでも松橋や吉田が交代で入ってくると、好機が次々に訪れます。しかし、いずれのシュートも不運なのか、バーに弾かれるわギリギリのところで相手DFでクリアされるわで得点にはならず、嫌な感じのまま後半も終盤に。

しかし、その嫌な流れを断ち切るような石櫃の弾丸シュートがネットに突き刺さります。いやぁ、まるで京都戦でも見せたようなゴールに観客も沸き立ちます。このまま逆転や!という勢いも見えましたが、逆に前がかりになりすぎたのか、札幌のカウンターが襲い掛かってくることに。しかし、札幌もこの決定機も決めきれず、試合はそのまま終了です。

結果:(神戸 1-1 札幌)

  • 総括

結果に満足して帰れたのは札幌でしょう。神戸としては勝てる(勝たなければならない)試合を引き分けてしまったといった感じでしょうか。シュート本数は神戸が24本、札幌が6本という結果でしたが、試合内容はそれほど差はなく、五分五分といえる試合でした。

特に神戸は単調な攻撃に終始、もっと相手を崩しきれるような攻撃を展開できなかったことが大きい。札幌は守備に追われる時間帯が長かったとはいえ、クライトンとダビィの2トップは今後より可能性を感じるような攻撃を見せていた。

神戸としては前半無失点で終えたことはよかった。しかし、やはりチームの特色としてなのか、始まった直後の集中力が低い。今回もその時間帯での失点だ。前半開始、後半開始、得点直後。この時間帯での失点は絶対にしてはいけない。
更に攻撃面でも良さが出し切れていない。ボールを奪ってもいい流れでの崩しが出来ていない。単調な前線へのロングボールか、バックパスをしてチャンスを逸するか。ボールを奪ったら、もっと積極的なフリーランを仕掛け、パスをつなげての攻撃を繰り出してもらいたい。

正直、子供たちの記憶に残せるような試合とはならなかった。彼らの目に映ったのは恐らく外国人選手の強さと巧さ。(特に札幌の2人)    あとはビツのシュートぐらいか。
せっかく来てくれた多くの子供たちに神戸の良さをもっと見せて欲しかったところだ。

  • 次の試合に向けて

結局、昇格チームの3連戦をまさかの1分2敗で終えた神戸。もちろん楽に勝てるチームなどないのはもちろんだが、これからの相手を考えれば、もっと勝ち点を取っておかなければならなかったと言わざるおえない。

遂に迎えるGW日程。まず、その初戦はG大阪戦だ。昨季のリーグ成績は2戦2分。今年は何としても勝ってもらいたい。G大阪は強い。だが、勝てない相手ではない。G大阪は今週にACLを挟むため、コンディション面でも神戸が上だ。攻撃的に来るG大阪を得意のショートカウンターで迎え撃ちたい。

京都に敗れ、G大阪にも敗れるわけにはいかない。関西のライバルに負け越すことだけは許されない。
神戸のプライドを胸にトモニイコウ!

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posted by seas_kain21 |03:27 | ヴィッセル神戸(戦評) | コメント(0) | トラックバック(0)
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