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【JO&CaOI】町田樹の飽くなきチャレンジング精神

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JOに向かう途中、ツイッターに「悲鳴あがるか『ざわ・・・ざわ・・・』となるかと思うと楽しみ」というツイートをしたのだが。

やはり町田樹はやってくれた。

まさに「ざわ・・・ざわ・・・」状態に落とし込んでくれたJOのゲスト出演。 長くなりそうなので後半に2プログラムの感想を書こう。

というわけでJO&CaOIの感想を書きたいところだが、絶対長くなる・・・ので、皆素晴らしかったけど特に印象に残ったスケーターの感想をさらっとさらっと。

■ジャパンオープン 何と言っても織田信成氏でしょう。 現役を退いて1000日。ここまでできるとは思わなかった。 4Tそれもコンビネーションで飛べることも素晴らしいが、プロスケーターとして培ってきた表現力や余裕が今回のPB更新につながったのかも。 現役復帰すれば良いのに・・・と思ったけど、プレッシャーとか順位争いとかそういうものから解き放たれたからこそのクオリティもあるのかもと思うと無責任なことは言えないよなぁ。 しかし本当、引退とは・・・

宮原選手の宇宙プログラム 安定の安定感はさすが! SWの部分は強い女性像というのが表現できていてよかった。 3連の最後がタケノコなのも腕がまっすぐ伸びていて綺麗。 (私はタケノコやタノは嫌いではないが腕が曲がっている選手のはどうしても綺麗じゃないので好きじゃない) 一つ言うなれば、白い衣装は綺麗だけど時々リンクと同化してしまうことがあるのがちょっと気になる。 プログラム自体は宮原選手のプログラムの中で一番好きかもしれない。 今期、また更に進化していくだろうと思うと楽しみだ。

■カーニバルオンアイス フローラン・アモディオはCaOIがすごく素敵だった! オーバーな表現を惜しげもなく伸び伸びと表現するのが見ていて気持ちよくて思わずスタンディングオベーションしていた。

ジェレミー・アボットの明日に架ける橋 演技前のアナウンスは無しで、アボット直々のプログラムの説明だったとのこと。 お亡くなりになられたデザイナーさんに捧げる演技。 学生時代に合唱で歌ったことがあるというのもあって今でも好きな曲でアボットの滑らかなスケーティングに感情が見事に乗っていたのがまた涙を誘う演技だった。 ジャンプの失敗はあったものの、そんなこと気にならないくらい捧げるという想いが伝わってきた。 想いのこもっている演技というのはどんなプログラムでも感情に訴えてくるものがあって良いね。

樋口新葉選手の白夜を行く ジャンプがだいぶ遭難中で・・ JOの時からルッツが抜けてしまって調子が悪そうだったが、ジャンプの失敗すらこのプログラムは「らしい」演技になってしまうように感じた。 かつての町田くんがそうだったように、物語の中の人の心の闇を表現するプログラムとして悲痛な気持ちが伝わって来るのはジャンプ以外の表現が丁寧だからなのかもしれない。 ジャンプ、戻ると良いね。

高橋大輔さん ジャンプはおっとっとだったけどステップやスピンの面ではさすがと思った。 あまり演技を観る機会がないので、アンコールでマンボやって嬉しかったな。

エフゲニア・メドベデワ ムーンライト伝説やらないのかー! ってがっくりきていたけど、アンコールで曲がかかった時は会場が大盛り上がりだった。 DOIの時の「月に代わっておしおきよ!」はなかったのは残念。

■町田樹 ・ジャパンオープン<Ave Maria> この人の発想力が本当にすごい。 あと人を驚かす演出、周囲の予想の裏をかいたプロデュース力にはいつも脱帽する。 JOのために用意したプログラムとだけ公式サイトで告知をし、何のプログラムかは伏せてファンを翻弄する。 何が来てももう驚かない、と思っていると曲以前に登場の仕方が予想だにしないもので覚悟していたオーディエンスの思考回路をショートさせてしまうインパクト。 青く照らされた無人のリンクに曲だけが流れる。 当の町田樹本人の姿はない。 まさに会場中が「ざわ・・・ざわ・・・」状態 スクリーンには登場口を歩いてくる町田樹氏の姿。 リンク際でポーズを取りトランペットの演奏と共に氷上で滑り出す。 流れているのはトランペット演奏のAve Maria 登場のしかたが普通じゃなかったせいか、まだ何かしかけがあるのだろうかと混乱する感情を必死で抑えてプログラムに魅入る。 ゆったりとしたテンポに合わせてステップを踏み、ロングトーンに合わせてショートサイドをスパイラルで滑り抜ける。 更に再びロングトーンに合わせてロングサイドをスパイラルで滑り抜ける。 トランペットの音量に合わせてスピードの緩急をつけながらの長い長いスパイラルでリンクの端まで到達した時には会場から拍手が沸き起こっていた。 ここまできて気づく。 あれ?これもしかしてジャンプレス?と。 最後までジャンプはなくステップとスピンとスパイラルで会場を混乱に陥れ、また魅了していった。

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記事カテゴリ:
アイスショー
フィギュアスケート
タグ:
町田樹
カーニバルオンアイス
ジャパンオープン

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