2008年11月12日

技術だけの選手(U-19)

牧内ジャパン、避けられなかった韓国戦の完敗=U-19アジア選手権

 残念、U-20W杯出場ならず。
 こういう時は、試合、ニュースを見た友人から電話をかかってくる。
 「何で負けるんだ!」「よりによって韓国に~」「また同じ失敗を~」
 そして「精神面が弱いから~技術ばかり教えているから~」と愚痴とも文句ともつかない分析を話してくる。

 ところで「技術ばかり教えているから~」って、誰に向かって言っているんだ?技術だけを教えれば良いと思っている指導者がいると思うのか?本当に現場では技術ばかり教えていると思うのか?曲芸でも教えていると思うのか?
 そもそも技術を身に付けるってどういうことなのかは分かっているのか?
 で、技術だけの選手(技術ばかり教えられている選手)って誰だ?

 そんなことを話していました。
 精神面は・・・どうなんでしょうね。戦略やフィジカルコンディションを誤ると、精神云々は無くなってしまいます。

 なんにせよ・・・有利とは言わないけれども、勝てたんじゃないかなあ。

posted by scott |13:59 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年09月05日

ファンタジー

 どこかの某コーチが「子供の頃はファンタジーに溢れているのに、大きくなるにつれてそれを失って行く」と嘆いていました。
 更衣室からトレーニングスペースまでの道のりを、小さな頃はボールで遊びながら進んでいたのが、大きくなるにつれてボールを1回、2回と大きく蹴って到着。
 もちろんそれで創造性が失われたということにはなりませんが、きっと寂しく感じたのでしょう。

 この話が日本のことなのか外国のことなのかは置いときましょう。
 ファンタジーが無いのが悪いことなのかどうかも置いときましょう。
 とある現場の話です。

posted by scott |15:35 | サッカー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月27日

オープン、クローズ

※分かる人だけ向け

クローズスキルとオープンスキル。
前者はどちらかと言えば蔑まれ、後者はサッカー選手の必須科目。

サッカーの技術は試合で発揮されるもの。
至極その通り。
だから
判断の伴わない技術練習は練習のための練習。
反復練習は子供には向かないし発想を育まない。
判断力を養って行きましょう。
指導の現場でけっこう聞く意見です。
キックを繰り返すだけの練習では子供が飽きるし判断力も養えないので、工夫をこらして子供が飽きず判断力がつくようなメニューを施す。
ドリブルを繰り返すだけでは子供が飽きるし判断力も身につかないので、楽しく判断力もつくようなメニューを施す。
他の指導者が「工夫していますね」と讃える。
よくある光景です。

そして実感したこと。

反復練習をすればするほど技術が身につく。
判断を伴わない技術練習をすればするほど技術が身につく。
「でもサッカーは判断が大事、技術があっても判断力が無ければプレーできない・・・」ボールを扱えない選手の判断って何?
技術のある選手ほどアイデアが豊富になる。
アイデアのある選手ほど楽しそうにする。

オープンとクローズって何?
野球選手が素振りするのはなぜ?

若い指導者ほど自信を持っている。
「サッカーとは~指導とは~練習とは~」と滑らかに話す。
「子供は楽しませないといけない」
「判断を養うオーガナイズは~」
知っている。
それは本に載っている。
去年のCLの決勝に載っている。
どこか指導の落とし穴にはまっていないか?
本よりも目の前の選手が答えを持っていると思わないか?

と、散漫に思いを巡らしていました。
ここまで読んで何が言いたいのか分からない方は、書いている者の頭不足を推し量ってやってください。

オープンとクローズの区別、使い分けは難しいものですね。
クローズを使いこなせればもっと伸びる子供が増えるんじゃないかなと思ったりする今日この頃です。

posted by scott |23:36 | サッカー | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年08月25日

日本らしさって?

 だいぶ昔、ヨーロッパの某サッカー強豪国に行ったときのこと。
 ヨーロッパCL本戦にも出場したことのあるクラブチームのユースカテゴリの練習を見学、参加させてもらったときのこと。
 Jのユースカテゴリよりもさら厳しいピックアップによるエリートの選手達のプレーの正確さに感心をしました(うまさなら日本の子供も負けていません)。
 様々なトレーニングのメニューや理論のレクチャーを受け、色々と学ばせていただきました。
 学ばせていただきつつ、「でもこのメニューって日本人向きじゃないな」と思ったり、「大変だけどやりようによってはこの国にだって勝ち負けを競えるようになるんじゃないかな」と思ったりもしました。

 U-8年代のトレーニングから見始め、最後はトップチームのトレーニングとゲームを見て、見事に各年代がつながっていることに最大の関心を覚えました。さらにトップチームはナショナルチームにもつながっていて、この国のサッカーはこういうものなんだと思ったりしました。
 それはトップから逆算して指導を行っている・・・と言った論理的なことだけではなく、「俺達のサッカーってこうだろ」という軸がどの年代カテゴリでも共通していて、その軸が進歩はしてもぶれないから、下から上へとつながっているという姿でした。

 日本のJrのレベルは本当に低くありません。指導者だって勉強家が多い。腕の立つ指導者は数知れず。批判されがちな全日大会だって、見事に子供を成長させる材料にしています。
 Jrユースもユースも情熱と才能のある選手と指導者が林立しています。サッカーにもっと集中できる環境があれば良いなと思いますが、それはそういう社会で無いので仕方ありません。
 その上に行っても同じ。
 負けると無能と叩かれるJリーグの監督だって、修羅場をくぐり抜けて学びを怠らない猛者ばかり。甘いと批判されがちな選手だって、首を切られる選手を横目で見る環境で生きている者ばかり。
 岡田監督だって実際は頭が3つぐらいあるんじゃないかと思わせるほど切れる人です。

 各年代で選手指導者共に人材は本当に揃っている。なのに世界のトップとはなかなか勝ち負けのゲームができない。
 いろいろ理由はあるけれど、「日本らしさってこうだろ」がまだないからなのかなとも思っている今日この頃です。
 それでもアジアの強豪にまで成長してきているのですから、この先も成長をきっと続けて行くでしょう。

 某サッカー強豪国に反対にレクチャーをできる日が来るのを待っています。

posted by scott |20:13 | サッカー | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年08月19日

身長

コメント寄せていただいた方々、ありがとうございます。
返信が苦手なものですので、ご容赦ください。


女子の日本対アメリカの試合、良い試合でした。
アメリカの強烈な守備の圧力の前に、何度もボールを奪われましたがそのたびに守備守備守備で危険な場面をほとんど作らせませんでした。

最初の失点以外は、GKの手をかすめてボールがゴールに吸い込まれてしまったもの。手の上をかすめたシュートは、GKにとっては言葉に尽くせない悔しさがあったかもしれません。
アメリカの3点目、4点目に攻撃の妙はありません。

GK福元選手の身長は165cm。
身長で人の価値は決まりませんが、GKには上背が望まれるのは現実です。
カンポスは非常に優れたGKでしたが、さらに10cm上背があればと思います。
でもあそこまで印象的な選手にはならなかったかもしれませんね。

念のため。
福元選手は良いGKです。
アメリカのグランダーのシュートはことごとく止める。
相手のクロス、バイタルエリアでのプレーに対するポジショニングの細やかさ。
努力の跡が見て取れます。
クライフの「小さいからアイデアが出る」は本当です。
努力の才能がある選手だからこそ、あと10cm、5cmでも上背があれば・・・とも思います。

日本サッカー協会が推し進めているスーパー女子プロジェクトは有名です。
高身長の人材を確保しようとJFAも動いています。
バレーボール、バスケットボールとの取り合いです。

でもできることなら、男子と違うサイズのゴールを採用してほしい。
2.44mは高すぎます。
努力で埋められないもので勝負が決まるのも寂しいものです。

posted by scott |21:13 | サッカー | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年08月15日

反町監督「後悔はない」も選手に号泣謝罪

反町監督「後悔はない」も選手に号泣謝罪

さて、どう読み取るべきでしょうか。
泣いて謝るなんて大甘、その逆、その他・・・ということはひとまず置いといて。
反町監督の意図は何だろうと考えてみました。

解散式では「勝たせてあげられなくて申し訳ない」と号泣しながら選手に謝罪したという。

解散式は一般人もメディアも立ち入れない場所で行われたとは言え、この記事が出てくるぐらいですから情報は漏れやすい状況です。
反町監督も、そんな状況だということは分かっていたでしょう。
 ※本当に号泣だったかどうかは置いといて

それではなぜ、そんな状況で反町監督は号泣して謝罪を行ったのでしょうか。
反町監督に聞いてみるのが一番ですけどね。
監督なんて24時間監督顔をし続けなくてはいけませんから、露出する部分は全て仕事ととらえているものです。今回の号泣謝罪も感極まってといった情緒的な理由だけでなく、きっとなんらかの意図があるはずです。

今回の大会では選手もスタッフもプライドを著しく傷つけられたのは創造に難くありません。それが次のステップに向けての原動力にもなるはずです。
それはもう、誰に言われるまでもなく本人達が一番感じ取っていることでしょう。
ただ、今回の大会で選手達に自信の喪失があれば、次に進む上での重大なネックになってしまいます。
自信の無い選手は子供も大人も自分の力を発揮できないものです。
過信となるとまた別の話ですが。

強豪国に負けたことで、選手達は汗を流した分だけ悔しい思いをしたでしょうし、受け入れ難い敗戦に傷ついたことでしょう。
傷ついたプライドはエネルギーになるものですが、自信が傷ついてしまうと今後のパフォーマンスにも成長にも影響を与えてしまいかねません。

号泣謝罪は、ひょっとして自信の傷ついた選手に対するケアを意図していたのかなと。
俺の指揮が至らなかった。お前達はあの3チームに勝つだけの力は持っていた。決してお前達は悪い選手ではない。
というメッセージを選手に発信していたのではないかなと感じました。
メディアに対して発信するのではなく、選手達に直接発信することで、
確実にメッセージを伝えることができます。
そしてメディアに漏れる状況で行ったことにより、選手達に発言に対する安心感も与えたのではないでしょうか。

もう1つ考えられることは、世間の非難から選手をかばうという意味合いでしょうか。
精神的なケアという部分もあるかと思いますが、選手の商品価値を傷つけないという配慮があったのではないかと。
五輪に参加したことによって、選手の人気が落ちてしまっては、選手本人にとってもクラブにとっても打撃です。
かばったからといって世間の批判が収まるかは分かりませんが、代表監督として行う最後の仕事を実行したのかもしれません。

何かの狙いをもって涙を流すというと、なにやら打算的な人間に思えますが、本心から涙を流して理由付けもできる人もいるものです。
熱を持った反町監督ですから、心からの涙だったんじゃないかなと思っています。涙を流すだけは終わらない強かさだって持ち合わせているとも思っています。


とまあ想像だけなら何でも言えるんですけどね。
なーんにも意味無いかもしれませんし。
もう少し突っ込んだ部分もあるかもしれませんし。

北京五輪の代表は悪くはありませんでした。
相手を苦しませるだけでなく、ゴールを奪うにはあとどれぐらい時間がかかるのかは分かりません。
地道に強化ですね。

posted by scott |18:10 | サッカー | コメント(6) | トラックバック(1)
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