2007年03月14日
スーパースターを凌ぐ存在感を放つ松坂投手
メジャー・リーグの記事やインタビューの中で「adjust」という言葉を目にしたり、耳にすることがあります。適応という意味ですが、月刊メジャー・リーグ編集部時代から、英字新聞やネットでよく目にした言葉でした。 メジャーに挑戦する日本人選手は、野球をプレーする以前に食事や生活習慣など日本と異なる環境を克服しなければなりません。そこで重要とされるのが、野球だけでなく身の回りので起こる様々な事柄に対してadjust(=適応)する能力の高さです。 野茂英雄投手以後、続々と海を渡った日本人選手たちは、皆、そういった環境にadjustしながら成功を収めてきました。なかなかヒットが出ずに苦しんでいるデビルレイズの岩本明憲選手なども、そんな環境の違いに苦しんでいるのかも知れませんね。 注目度No.1の松坂大輔投手(ボストン・レッドソックス)もそうなのかも知れませんが、プレーぶりを見る限りではそんなそぶりすら見えません。レッドソックスのメディア部門の関係者は、「これほどまでに興味を抱かせる選手は見たことがない・・・」と語っています。 この関係者は、かつてテキサス・レンジャーズでも同じ職種についていたそうですが、記事の中では、彼がレンジャーズ時代に出会ったスーパースターたちよりも、松坂投手からはインパクト感じているというのです。 そのスーパースターとは、ヤンキースの主軸アレックス・ロドリゲス三塁手と、メジャー通算5714奪三振、7度のノーヒッターをはじめ、数々の大記録を持つノーラン・ライアン投手。まだ公式戦で一度も登板していないのに、彼らを引き合いに出すほどの存在感を示しているのです。 どんなに才能溢れる選手でも、努力なくして成功はあり得ませんが、努力さえすれば誰もがスーパースターに成れるのかと言えば、そんなこともありません。野球に限らず、スーパースターと呼ばれる選手は、生まれながらにそういった雰囲気を持った人たちに違いありません。 一方で、ここまで高く評価された記事を読むと、逆に心配になってしまうのは私だけでしょうか。まあ、小さな頃から大舞台で活躍し、プロ球界入り後も安定した実績を残してきた投手ですから、そうそう大きく崩れることはないのかも知れませんね。 ところで、サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズ選手が、2007年シーズンがまだ開幕してもいないのに、今季のことではなく2008年シーズンのことを聞かれて、「体調が万全ならばプレーしているかも・・・」という発言をしていました。もちろん今シーズンの活躍が前提にあってのことでしょうが、こちらも楽しみです。
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posted by sclick |20:25 |
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