2007年02月23日

よいプレーを見抜く眼を持とう!

素人が見てもよく分からないけれど、見る人が見れば素晴らしいプレーというのが、スポーツには多々あります。特にチームスポーツにおいては、華やかシュートなどに目がいくことが多いのですが、それを引き出した他の選手の動きは、表だって評価されることはありません。

確かにスポーツニュースなどでは、解説者がそういったプレーを解説してくれるケースはありますが、スタジアムで観戦中にそんなことを気にする人はそれほど多くはないはず。もちろん、雰囲気を楽しむこともスポーツの楽しみ方の1つですから、そのことを否定するつもりはありません。

以前、順天堂大学サッカー部監督の吉村さんを取材したことがありました。吉村さんのオランダ留学中の話の中で、オランダのファンは、目立たないが素晴らしいプレーを引き出した選手の動きを、評価する目を持っているという指摘がありました。

そういったプレーに対する評価は、サッカースクールで教えられるというよりも親から子へと受け継がれてきているとのこと。スタジアムからの帰り道、日本人の親子ならロナウジーニョの素晴らしいフェイントが話題になるのでしょうが、オランダでは、それよりも相手の素晴らしいプレーを引き出した選手の動きを話題にするというのです。

吉村さんは“この差が大きいんだよ”と力説されていましたが、サッカーに限らず、華やかプレーを支える地味だが大切な動きを知るということは、特にこれから大きく成長する子供たちにとっては、とても重要なことに違いありません。

もちろん、私たちファンの側にとっても学ぶべき大切なポイントであることに変わりはありません。なぜなら、スポーツの発展はプレーの華やかさや地味さを抜きにして、よいプレーを見抜く眼を持ったファンによって支えられているからです。

うわべだけのニュースに左右されない、本当のスポーツに対する眼力を持つことで、私たちのスポーツの楽しみ方は何倍にも膨らむのではないでしょうか。

posted by sclick |17:15 | コメント(3) | トラックバック(0)
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