2009年03月29日

ラストゲーム

 「2009.3.23 VSクレインズ プレーオフ第7戦」(内山)
「プレーオフファイナル第7戦(ラビッツ最後のゲーム)」(小原)

 激闘の月曜日から五日経った土曜日、東伏見で行われたファン感謝のイベントに、アイスホッケー・西武の選手たちは穏やかな表情で参加していた。パンフレットの「ラビッツでの心に残る試合・エピソードは?」という項目に内山朋彦・小原大輔が挙げていたのはやはり「ラストゲーム」だった。

 「正直最後なんで勝ちたかったですけど、結果として負けちゃったんでしょうがないです。これが今の西武の結果だと思います」
「ベンチもあきらめてはなかったんで…残念です。ほんと残念です」
「廃部の発表あってみんなショックだったと思いますけど、みんなそこから一つになって全日本とって、今回負けちゃいましたけど…ほんとしょうがないです。残念です」
「最後優勝できなくて、今年こそって感じだったんですけど、こんな結果になってしまって…先どうなるか分かんないですけど、個人的にはこれからいろいろ考えて決めたいと思います」
ファイナル第7戦終了直後、ミックスゾーンでこみあげるものを隠しきれない内山の表情は今まで見たことのないもので、この試合にかけていた思いの強さを物語っていた。また、小原の言葉も忘れられない。
「廃部が決まってからこういうふうにメディアに取り上げられることが多いですけども、通常からこれぐらいメディアも来てもらって、アイスホッケーが楽しいスポーツだっていうのをいろんな人に知ってもらえればいいかなと思いますけれども。今後もこういうふうに、アイスホッケーを少しでも注目してもらいたいですね」

 2009年3月23日、東伏見でのラストゲームを、私も生涯忘れることはないだろう。28日にダイドードリンコアイスアリーナで行われた西武鉄道・コクドOB戦には、多くの観客が集まっていた。アイスホッケーファンは確実に存在している。これからも可能な限り、アイスホッケーを取材していきたい。

posted by satoko |07:45 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月02日

アジアリーグアイスホッケー2008-2009 プレーオフセミファイナル 西武 - 王子

 西武が、好敵手王子に四連勝という快進撃で、セミファイナルを突破した。

 2月25日、延長にもつれこんだ第2戦を取材した。延々と終わらないのではないかという雰囲気すら醸し出していた接戦は、西武・藤田キヨシの決勝ゴールで幕を閉じた。試合後西武・内山朋彦に、今日勝ったことは非常に大きいのではないかと尋ねると「ほんと、でかいと思います」と語気を強めたのが印象に残っている。

 西武は、弱点だったペナルティを犯さなくなった。第2戦、ペナルティで苦しんだのはむしろ王子だったように思う。西武・小原大輔に勝因を問うと「最後までゴールに向かう姿勢がうちは強かったんじゃないかな」という答えが返ってきた。内山も、「負ける気はしなかったんで。ムードもよかったんで」とコメントしている。二人とも、決勝点直前のGK・菊地尚哉のビッグセーブで西武に流れがきたと話していた。西武の選手全員の勝利への強い思いが伝わってくる試合だった。

 「一試合一試合、先のこと考えないで頑張りたいです」(小原)
「一戦一戦、大事に戦いたいと思います」(内山)
きっと西武の選手は、みな同じ気持ちで試合に臨んでいるに違いない。西武というチームで戦う最後のシーズン、ひとつひとつのゲームを大切に戦い続ける西武のプレーオフは、ファイナルでクライマックスを迎える。

posted by satoko |14:43 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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