2009年06月15日
勝利の女神はゴールポストに住む
ジョー・ルイス・アリーナの観客は沸いたが、同点ゴールかと思われたシュートはクロスバーに弾かれた。 スタンレーカップファイナル第7戦、第3ピリオドも残り2分少々となったところで、一点差を追うディフェンディングチャンピオン・レッドウイングスの同点ゴールは決まらなかった。結局スコアは2-1のままで試合は終わり、ペンギンズが優勝、レッドウイングスは二連覇を逃した。 優勝を争うシーズン最後の土壇場で、ゴールポストが勝負を分けたとも見える瞬間を、日本でも見たことがある。第36回日本アイスホッケーリーグ(2001-02)、コクド-西武鉄道の組み合わせで戦われたファイナル第5戦(3戦先勝方式、東伏見)。第3ピリオドにクリス・ブライト(西武鉄道)の放ったシュートがコクドゴールのポストに弾かれ、結局コクドが3-2で試合を制し、リーグ王者となった。第1戦から交互に勝者が入れ替わって迎えたファイナル第5戦、紙一重に見えた勝負の行方が、パックがポストにあたって乾いた音を立てた瞬間見えたような気がしたことを、テレビの画面を見ながら思い出していた。 実力が伯仲したチーム同士がぎりぎりの頂上決戦を繰り広げているとき、最後の最後で「勝利の女神」と呼ぶしかないような運が勝敗を左右することは少なくないのではないだろうか。昨季同じ組み合わせで行われたファイナルで苦杯を喫した若いペンギンズに、今季は勝利の女神が微笑んだということになる。ただ、ゴールポストに住んでいるらしい気まぐれな勝利の女神を振り向かせる決め手となるものは、勝利への気持ちの強さ以外にはないのではないかとも思う。
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posted by satoko |12:00 |
アイスホッケー |
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