競技場の片隅から

アイスホッケー

ラストゲーム

 「2009.3.23 VSクレインズ プレーオフ第7戦」(内山) 「プレーオフファイナル第7戦(ラビッツ最後のゲーム)」(小原)  激闘の月曜日から五日経った土曜日、東伏見で行われたファン感謝のイベントに、アイスホッケー・西武の選手たちは穏やかな表情で参加していた。パンフレットの「ラビッツでの心に残る試合・エピソードは?」という項目に内山朋彦・小原大輔が挙げていたのはやはり「ラストゲーム」......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2008-2009 プレーオフセミファイナル 西武 - 王子

 西武が、好敵手王子に四連勝という快進撃で、セミファイナルを突破した。  2月25日、延長にもつれこんだ第2戦を取材した。延々と終わらないのではないかという雰囲気すら醸し出していた接戦は、西武・藤田キヨシの決勝ゴールで幕を閉じた。試合後西武・内山朋彦に、今日勝ったことは非常に大きいのではないかと尋ねると「ほんと、でかいと思います」と語気を強めたのが印象に残っている。  西武は、弱点だった......続きを読む»

濃密な戦い、プレーオフ

 プレーオフでは密度の高い試合が多い。ずっと感じてきたことではあるが、昨季のアジアリーグアイスホッケー・プレーオフのDVDを見て改めてその感を深くした。  昨季のファイナルは北海道の二強、日本製紙クレインズと王子の顔合わせだった。昨季は全く取材をしなかったが、ホッケーを愛する地である北海道での盛り上がりは想像できる。DVDでは王子の二連勝で迎えた釧路での最終戦を全て見ることが出来た。この試合で......続きを読む»

「気持ち」でもぎとった栄冠 (第76回全日本アイスホッケー選手権大会 準々決勝 西武 7 - 0 苫小牧駒澤大学 準決勝 西武 5 - 4 HC日光アイスバックス 決勝 西武 6 - 5 日本製紙クレインズ)

 スポーツで勝つためには、「心・技・体」の全てが整っていることが必要だ。しかし、なかでも一番大切なのは「心」ではないだろうか、と感じさせる西武の優勝だった。  バンクーバー五輪最終予選を終えて帰国したばかりの代表選手を多数擁する西武にとり、全日本選手権は決して良い状態で戦えた大会ではなかったはずだ。しかし、準決勝・決勝と続いた接戦を制することが出来たのは何故なのか。決勝終了後、勝因を尋ねると、......続きを読む»

日本アイスホッケーの将来像

 15日、バンクーバー五輪最終予選に臨む日本代表選手発表会見後、日本アイスホッケー連盟の富田正一会長は、西武の廃部を受けてチームの在り方を検討する委員会を設置したことを明らかにした。企業に依存してきたチーム運営を見直し、日本の環境の中で出来る組み立てを考えていくという。  過去に古河電工・雪印が廃部した際にも突き付けられた、企業の経営状況によってチーム存続が危うくなる日本アイスホッケーの問題が......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2008-2009 (1月11日 西武 4 - 3 王子 DyDoドリンコアイスアリーナ)

廃部を惜しむようにホームリンクを埋め尽くした大観衆の前で、西武は前日大敗を喫した王子に見事な逆転勝利をおさめた。  西武線が止まっていた影響で、東伏見に着いたときには既に第2ピリオド10分を過ぎていた。慌てて走り込んだアリーナで、一瞬目を疑う。観客席は満員で、立ち見も出ている。記者席も一杯で、背の低い私はゴール裏で立ち見をすることにした。曖昧な記憶だが、東伏見でのホッケーの試合にこんなに多く......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2008-2009 (1月4日 西武 4 - 2 バックス 日光霧降アイスアリーナ)

 昨年末は廃部決定という衝撃的なニュースに揺れた西武だが、今季の西武らしい逆転勝ちで2009年のスタートを切った。  今季限りでの廃部決定が公にされてから初めて取材する西武の試合は、日光での対バックス戦である。バックスは第1ピリオドに2点を先取、新年早々アリーナにやってきた熱心な地元のファンを喜ばせた。しかし、アウェーで先行されても西武が負ける気はしなかった。第1ピリオドで打った17本のシュー......続きを読む»

不況下で存在意義を問われるスポーツ

 リンクでの激闘を見て、ひととき日常生活での煩わしさを忘れられたことは何度となくあった。しかし、SEIBUプリンスラビッツの廃部というニュースで、スポーツが経済状況という現実の上に成り立っていることを改めて思い知らされた。  新聞でもスポーツ面を中心に読んでしまう私が、経済にうといのは恥ずかしいことだが事実だ。それでも、さすがに優良企業の代名詞のようだったトヨタ自動車が陥っている苦境が耳に入れ......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2008-2009 (12月6日 SEIBU 7 - 6 日本製紙 DyDoドリンコアイスアリーナ)

 SEIBU対クレインズの試合は、今季既に二回ゲームウィニングショット戦までもつれている。この日のゲームは点の取り合いとなった。第3ピリオドの終盤、一点リードのSEIBUは立て続けにペナルティを犯し、試合終了まで残り30秒というところでクレインズの主将・伊藤賢吾による同点ゴールを許してしまう。しかし延長開始早々、SEIBUのFWジョエル・パーピックが得点。SEIBUの若林クリス監督が「お互い負けたく......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2008-2009 (11月15日 SEIBU 3 - 2 王子 新横浜スケートセンター)

 決勝点となったSEIBUの3点目は微妙なゴールとなり、王子の抗議もあって試合は中断したが、結局SEIBUが接戦をものにした。観客も多かった好カードだけに、後味の悪さが惜しまれる。  バンクーバー五輪予選によるリーグ中断後のゲームだったが、SEIBUのFW・内山朋彦は「しっかり休めてみんな体調いいと思います」と話した。自身の体調も「ばっちりです」。「みんな走れてた」とゲームを振り返り、翌日のク......続きを読む»

アイスホッケー日本代表、五輪への道程

 日本におけるアイスホッケーが、マイナーなスポーツであることは否定できない事実である。開催国枠で出場した1998年・長野五輪を思い起こせば分かるように、アイスホッケーという馴染みの薄いスポーツに世間の関心を集めるための最も有効な手段は、五輪に出場することだ。選手も関係者もそのことをよく理解しているから、2010年・バンクーバー五輪予選にかける意気込みは並々ならぬものがある。  女子日本代表は、......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2008-2009 (10月26日 SEIBU 5 - 4 HIGH1 DyDoドリンコアイスアリーナ)

 4点差を追いつき、もつれ込んだゲームウィニングショット戦を制したこの試合は、今季のSEIBUの勝負強さを印象づける価値ある一勝となった。SEIBUの若林クリス監督は「どんな状況でもいけるっていう自信にもなります。いい集中力で、プライド持って戦ってますので」とコメントしている。  SEIBUのFW・内山朋彦も「最近あんまり負ける気もしないんで」と語った。 「開幕からまだ一敗しかしてないんで…......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2008-2009 (10月5日 SEIBU 5 - 4 アニャンハルラ DyDoドリンコアイスアリーナ)

 SEIBUが開幕以来無傷の6連勝。第2ピリオド中盤に立て続けにアニャンハルラにゴールを奪われ、第3ピリオド開始早々にも失点、一時は2点のリードを許して遂に今季初めての負け試合となるかとも思われた。しかし、第3ピリオドも後半に入ってから3得点。特に、ゲーム終了まで3分を切ったところでFW・増子秀司が挙げた得点は値千金のナイスゴールで、SEIBUが見事な逆転勝利をおさめた。  「スポーツの面白さ......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2008-2009 開幕戦(9月20日 SEIBU 8 - 0 バックス DyDoドリンコアイスアリーナ)

 久しぶりにアイスホッケーを取材させて頂いた。正直なところ緊張したが、関係者や選手の皆様にはまだ覚えていて頂けたようでほっとした。    結果としてはSEIBUプリンスラビッツがHC日光アイスバックスを圧倒したが、試合後の記者会見でSEIBUの若林クリス監督は、バックスについて「チームとしてどういうホッケーをやるのか確立してきたら、敵として嫌なチーム」と評した。翌日、バックスのホーム・日光に場所......続きを読む»

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