2012年01月30日

アジアリーグアイスホッケー2011-2012(1月29日 アイスバックス 4 - 0 チャイナドラゴン  日光霧降アイスアリーナ)

プレーオフ進出に向けて勝ち星を落とせない、地元での対チャイナドラゴン三連戦。二戦目の日曜日も、バックスは勝った。

前日王子がプレーオフ進出を決め、いよいよプレーオフ進出枠を巡る争いは大詰めに入った。バックスもレギュラーシーズン最後の日光シリーズで確実に勝ち星を稼ぎたい。
しかし、第1ピリオド前半はゴール前まで持ち込むも最後の連携が上手くいかずシュートが決まらない、重苦しい展開となる。13分6秒、FWアンドリュー・コゼックによる先制ゴールがようやく決まる。
試合の流れをバックスに引き寄せた決定的なゴールは、キルプレーの間に生まれた。第1ピリオド終了まで後7秒という時間帯に、FW・外崎慶がGKとの勝負を見事に制してショートハンドゴール。通路まで立ち見の観客で埋まった霧降アリーナの空気が和らぐ。
第2ピリオドは、12分10秒、バックスにペナルティシュートが与えられるが決まらず、両軍とも無得点。しかし第3ピリオドでは、開始から二分経たないうちに主将、FW・鈴木貴人によるゴールが決まり、更に5分12秒にもFW・上野拓紀が得点。4点差をつけたバックスは、GKを福藤豊から伊藤慶介に交替、そのまま逃げ切って完封勝利を挙げた。

前日からバックスは大幅にセットを変更しているが、FW・内山朋彦は「全然、僕は問題ないです」と言い切った。
(火曜日の次戦のセットについては)「全然分かんないですけど、多分これから明日・明後日練習あるので、そこで決まると思います」
年が明けてから八戸で二連敗して臨んだ日光シリーズだった。
「年明けの東北(戦)はちょっと自分たちのプレーできないで負けたので…この二戦はうちのホッケーできてるし、それで結果もついてきてると思います」

「この三試合はプレーオフに行くためにはキーになってくる試合なので、相手がどこであろうと気は抜けませんでしたし…でも、とりあえず結果が二試合二連勝っていうことなので、それはそれで良かったなと思います」
試合後、地元のファンの前でのヒーローインタビューで、プレーオフ進出を誓ったGK・福藤豊も二連勝にほっとしているようだった。
そこまで試合が続いていた八戸での対東北戦を終えてからは、「体を休めることを第一に考えたスケジュール」をこなしてきたという。
「(プレーオフ進出については)ポイントを見てもまだバックスが優位にいることは変わりないですし、外のチームの結果を気にするよりもやはり自分たちが勝っていかなければいけないと思うので。自分たちの手でつかみとりたいなと思います」

主将の鈴木も、重圧を感じていたという。
「昨日もなんですけど、勝たなきゃいけないっていうプレッシャーの中で、途中まですごいタイトなゲームだったんですけど、キーパー中心に守っててくれたんで。3ピリも、ちょっとでもキーパーに楽させてあげようってことでスタートしたんで、最後まで零で抑えられたっていうのは本当に収穫だったし、また次の一戦に向けて集中していきたいと思います」
セットの組み替えを行った監督の意図については、主将ならではの見解を述べた。
「どのラインに誰が入っても機能するように、っていう意図もあると思うんで。すごくいい意味でチーム内に競争心も出てる」
「すごく外のプレーオフを争うチームの勝敗だったり、気になるところではあるんですけど、やっぱり自分たちが勝ち星積み重ねなきゃいけないんで。自分たちがコントロールできることになるべく集中しながらやっていく必要があるんじゃないかと思ってます」

悲願のプレーオフ進出を目前にしながら、バックスは自分たちの戦いに集中している。

posted by satoko |13:12 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年12月22日

アジアリーグアイスホッケー2011-2012(12月17日 ハルラ  3 - 2  アイスバックス ダイドードリンコアイスアリーナ)

内容は決して悪くなかっただけに、アイスバックスにとっては悔しい黒星となった。

一週間前には地元日光にハルラを迎え、日曜日には会心の試合運びで勝ったアイスバックスは、東京でも再びリーグ首位のハルラと対戦する。第1ピリオド4分49秒、バックスはFW宋東桓によるゴールで先制、いいスタートを切ったかに見えた。しかし、1分も経たないうちに追いつかれ、更に第1ピリオド終了まであと10秒というところで逆転のゴールを許してしまう。

バックスにとっては嫌な時間帯に決められた印象だったが、第2ピリオド開始早々の3分8秒、バックスのFW瀬高哲雄がゴール。同点のまま迎えた第3ピリオド、しかしバックスはパワープレー中のミスから痛恨のショートハンドゴールを決められる。試合終了まであと20秒、バックスはタイムアウトをとって6人攻撃に出るが、1点差をつめられなかった。

「悔しいですね」
まずそう言ったバックスのFW・内山朋彦は「今日もチームの出来としては全然悪くないと思います」とも話した。
「僕も決められなかったところもあったし…自分たちのミスもあったんで、まあほんと小さなことで負けたって感じです」
「今日の調子で、あとは細かいところいかにミスなく出来るか、っていう感じだと思います」

東京での試合であるためか、メディア対応に慌ただしそうだったバックスのGK・福藤豊も、ミスが敗因と分析した。
「失点シーンを見ても自分たちのミスからなので、そういったところはすごく明確になってるし…やはりああいった細かいミスが多くなってくると、ハルラみたいなチームには勝てないと思いますし、それを修正して明日頑張るだけです」
「60分間見ても決して悪い内容だとは思っていない」と語ると同時に、「細かいミスを救えなかった」と自らのプレーをも振り返った。
「(翌日の対戦相手)ハイワンには1勝4敗とかなり負け越してるので…まあでも、ハイワン相手にどう戦わなきゃいけないのかは選手全員が分かってると思うので。そこをあとは、やるだけかなと思いますけど」

「負けていいゲームはないんですけど」と前置きしつつ、バックスの主将、FW・鈴木貴人も試合内容には手応えを感じていた。「全体通して悪い内容じゃなかった」
「今月厳しい戦い続く中で、気持ちのコントロールがすごく大切になってくると思うんで…控え室でも話しましたけど、今日中にみんなしっかり反省して悔しがって、また明日新しい日なんで、前向いていかなきゃいけないんじゃないかなと思います」
「久しぶりに先週末勝って、チームは悪い状態じゃなかったんで、ほんと今日悔しい負けですけど、また新たな気持ちで前に向かっていきたいです」
「もちろん気持ちだけじゃなくて、コンディションも上手く自分たちでコントロールしなきゃいけないんですけど、そんな万全なコンディションでいつもプレーできないと思うんで。駄目なときでもやっぱりそれなりにチームの助けになるようなプレーしなきゃいけないと思うし。この時期いろいろ疲れもあると思うんですけど、メンタルはしっかりして、チームが勝つためには、ってみんなでプレーすればいい結果出せるチームだと思うので」

厳しい12月、アイスバックスの心が試されている。

posted by satoko |12:47 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年12月12日

アジアリーグアイスホッケー2011-2012(12月11日 アイスバックス  6 - 2 ハルラ  日光霧降アイスアリーナ)

2011年最後のホームゲームを会心の勝利で飾り、アイスバックスは苦境を抜け出した。

11月から日光に帰ってきたバックスだが、11月の対ハイワン戦、先週の対王子二連戦、前日の対ハルラ戦で勝てず、四連敗という状況で年内最後の霧降での試合を迎えることになった。現在リーグ首位のハルラに、なんとしてでも勝ちたい。

バックスは第1ピリオド立ち上がり1分も経たないうちに失点、嫌なムードが漂う。だが、この日のバックスは粘り強かった。11分49秒、やはりここで決めたのは主将のFW・鈴木貴人だった。一週間前、王子に敗れた後に勝利のポイントとして挙げていたパワープレーで、自ら真ん中に突き刺すような見事なゴールを決める。

鈴木のパワープレーゴールで呪縛が解けたように、バックスは生き生きとハルラゴールに攻め込み始める。第1ピリオド終了まであと35秒というところで、1点目の鈴木のゴールをアシストしたFW・デイブ・ボンクが、今度は鈴木のアシストで得点、逆転して第2ピリオドを迎える。

第2ピリオドが始まると、1分過ぎに失点、再び同点に追いつかれる。しかし、バックスは今度はFW・上野拓紀が10分15秒、ハルラゴール前が空いたところに押し込む逆転弾を決め、更に14分42秒、今度は遠くからのシュートで連続ゴールを挙げ、2点差とする。勢いに乗ったバックスは第3ピリオドにも2点を追加、4点差とハルラを突き放す。胸のすくような快勝に、霧降は大いに沸いた。

再三好セーブを見せたバックスGK・福藤豊は明るい表情で報道陣の前に立った。
「昨日まで四連敗…ずっと負けてましたし、やっぱり精神的にも一番きついときで、それにもかかわらず選手は良くやってくれたんじゃないかなと思います。負けたときも目標を見失わず、同じ方向を向いてたので、今日の結果につながった」
自らについては「振り返ってみればかなり失点が多かった」とする一方で、この日については「しっかりと貢献できた」と評価した。
ハルラについて「ああいったルーズパックに対して速いチームっていうのは、一本目のシュートが見えてないとすごく怖い」と話した。
「一発目のシュートが見えればリバウンドコントロールするのは簡単になってくるので、その辺はすごく(DFと)コミュニケーション取ってます」
「今日みたいにしっかり守って、守りきればスコアリングチャンスも増えてきますし…終わった試合はもう戻ってはこないので、これからしっかり出来るように努力していきたい」
「今日まで四連敗してましたし…それにもかかわらず数多くのファンの皆様が足を運んでくれてたので、その期待に応えられて、嬉しいというより少しほっとしてますね」
「チームの雰囲気もシーズン当初、勝っていたときの雰囲気に戻りましたし、これからすごく楽しみです」


「今日は会心のゲームかと思いますが」と問うと、バックスのFW・内山朋彦は「はい、会心でした」と答えた。
「ゲーム自体は昨日も悪くはなかったので…自分たちのミスで失点して負けたって感じだったので特に修正点はなかったですけど、要は気持ちの問題だったので」
「気持ちの問題」であることはゲーム前にスタッフから指摘され、選手だけのミーティングでも話し合ったという。
「そこを修正したのが今日の結果だったと思います」
現在首位のハルラに引き離されないことが大事だったと内山は言い、「一勝一敗で踏みとどまったので、次につながる」と話した。
「今日の勝ちで勢いづけば…12月はほんと厳しい月だし、勝たなきゃいけない月なので。今日勝ったのはかなり大きいと思います」

「苦しい時間帯もあったんですけど、最後まで集中力切らさずに戦えた試合じゃないかと思います」
バックスの主将・鈴木も、精神的な部分の変化を勝因として挙げた。試合前の選手によるミーティングで出た「ポジティブに、チャレンジする気持ちを持ってやらなきゃいけないんじゃないか」というコメントを、皆しっかり受け止めてプレー出来たという。
「開幕してからスタートはいい状態で、(このところは)連敗もあってなかなか勝ち点が伸びなくて、順位だったり勝ち点を守ろうっていう意識がちょっと強かった」と鈴木は見ている。
「今日はほんとに最後まで相手にチャレンジし続けたっていうところが、良かったんじゃないかと思います」
「ほんとに結果が出たということで、選手がまた精神的に落ち着いてポジティブにいけるっていうことが、一番良かったことだと思うんですけど。苦しい時期をみんなで乗り越えて、今日いい勝ちを得られたということは、チームの成長だと思うので。やっぱりシーズン通して日々成長していかないと、最後に自分たちの目標としてる優勝には届かないと思うので。それを積み重ねて、(優勝)出来れば」

やっと得た勝利は、バックスの成長の証である。

posted by satoko |13:51 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年12月05日

アジアリーグアイスホッケー2011-2012(12月4日 イーグルス  3 - 1  アイスバックス 日光霧降アイスアリーナ)

レギュラーリーグ後半戦を地元日光でスタートしたバックスは、王子に連敗を喫した。

第1ピリオドはシュート数2のバックスに対し、15本ものシュートを打ち込んだ王子が攻め続ける展開。序盤からバックスGK・福藤豊の好セーブで何とか持ちこたえるが、8分37秒に遂に失点。第2ピリオドもバックスは体勢を立て直せない。5分29秒、ゴール真ん中にシュートを決められ、キルプレーを守りきれずに8分54秒には3点目となる得点を許す。
第2ピリオド終了まであと31秒というところで、バックスFW・宋東桓が勝利への望みをつなぐパワープレーゴールを決めるが、結局はそこまでだった。第3ピリオド、5対3となる場面もあったパワープレーで攻めきれず、スコアは3-1のまま試合は終わった。

ゴールに向かう意識をしてプレーしていたというバックスのFW・内山朋彦は、しかしFWとして責任を感じていた。
「昨日も1点、今日も1点…FWの仕事としては、1点ずつじゃ勝てないと思いますし…」
「研究されてる」と感じたというパワープレーで足りなかった点を問われると、内山は「セットできないのが結構多くて」と言った。「FWはもっと体でパック守ってセットしなきゃいけない」
「気持ちの面、戦術面をセットで話し合って次につなげていきたい」
王子について「速いですし、守りもいい」として手強いと評価する一方で内山は、「王子の守りもいいですけどそこを打開してかないとこの先につながらない」と先を見据える。「王子倒さないとプレーオフも優勝も見えてこない」
「かと言って落ち込んでるわけにもいかないので。次ハルラ戦あるんで、また一週間準備期間ありますので、そこで準備していい結果出したい」
「ポジティブに考えて、次の試合への準備したいと思います」

バックスのGK・福藤に厳しい場面でも踏ん張っていたプレーの印象を伝えると、福藤は「それが僕の仕事なので」と淡々と口にした。
「王子はすごく守りがいいチームなので、やはり簡単には得点させてくれない」としながらも、福藤は無念さを滲ませた。
「まあでも試合(の間隔)があいて、王子(戦)に集中してやってきましたし、それを生かし切れなかったのはすごく残念です」
「勝つチャンスはあったと思うので、それを今週しっかり見つめ直して次のハルラ戦につなげられたら」
「ハルラすごく調子がいいので、なんとか食らいつけるように…僕自身も勝つチャンスを与え続けられれば」

「全体的な内容としては、昨日より少しフィジカルに、気持ちを出してプレーできたんじゃないかと思う」と評価する一方、バックス主将のFW鈴木貴人が挙げた課題はパワープレーだった。
「昨日と同様、やっぱりパワープレーで得点できなかったっていうところが課題で…」
鈴木も内山と同じように、レギュラーリーグ後半に入ってパワープレーが研究されていると感じている。
「もう一回考え直してパワープレーの精度を上げていかないと、これからの戦い厳しくなるんじゃないかと思います」
王子戦では特に気をつけるというゲームの立ち上がりについては、「1ピリ1点ビハインドでしたけど、まあそんなに悪くない立ち上がりは出来た」とする一方で、鈴木はパワープレーが勝負を分けたとする。
「シーズン前半はパワープレーのチャンスをものにできていたところが、やっぱりできてないっていうところでチームに勢いを与えられなかったのが敗因」
「(バックスは)王子よりシュートをたくさん打つチームではないので、決定率を上げていかなきゃいけない。そこが課題」
「たくさんシュート打たれながらも福藤中心に守って、そこから勝ちのチャンスをうかがうっていうところでは、前半戦と変わらない戦いになると思うので、やっぱり得点力…パワープレーの精度をもうちょっと上げていかないと」
「しっかり反省するところは反省して、次に向かわなきゃいけない」

マークされる存在としてレギュラーリーグを折り返したバックス。後半戦でも真の強さを見せられるかという意味では、次週地元でのハルラ戦は正念場かもしれない。

posted by satoko |13:59 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年11月09日

アジアリーグアイスホッケー2011-2012(11月5日 イーグルス  5 - 2  アイスバックス 新横浜スケートセンター)

第2ピリオドからは今季のアイスバックスらしいホッケーが見られたが、第1ピリオドで背負ったハンディは重かった。

首位で迎えた新横浜シリーズの初日、日光アイスバックスは王子イーグルスと対戦したが、第1ピリオド前半で立て続けに3失点。11分過ぎにようやく1点を返すも、第1ピリオド終了まで後15秒というところでまたもイーグルスにゴールを許し、再び3点を追う展開となった。結局その後両チームとも第3ピリオドに1点ずつ追加したのみで、最終的に3点差をつめられずにバックスには黒星がつき、連勝は3で止まった。

「2ピリ以降はスコアとしてもタイだったので、全ては1ピリだったと思います」
バックスのFW・内山朋彦はそう振り返った。
「(今季は)勝ちが先行してて、去年とまた違った戦い方で…ここで負けても連敗しないってことが大事だと思うので…明日がすごく大事になってくると思います」

バックスのGK・福藤豊の再三の好セーブも、勝ちにはつながらなかった。
「毎試合王子とやるときは、立ち上がりの5分・10分かなり気をつけなきゃいけないので、そういった意味では少し意識が足りなかったかなと思います」と述べる一方で、「バックスのホッケーは2ピリ3ピリには出来た」という手応えも感じていた。
「もう少しやはり試合開始から自分たちの動きが出来るように、しっかりとした準備が必要」とも話した福藤は、明日の試合に関して問うと答えた。
「やはりこういう悪い流れですから、立ち上がりをしっかり、バックスのホッケーを続けて、60分間終わった後には笑ってられるように頑張りたいなと思います」

「全試合キーになるのは1ピリなんですけど…そういう話はしてスタートしたんですけど、体がしっかり対応してなかったっていうのが全て」
バックスのキャプテン、FWの鈴木貴人も試合のポイントとして第1ピリオドを挙げた。
「王子のプレッシャーは、すごく外のチームに較べて速いので、そのスピードに体が慣れるまでが1ピリのキーだったんですけど、2ピリ以降はある程度対応出来たんじゃないかと思います」
翌日のゲームでの具体的な課題として、鈴木は「守りの部分の細かいところの修正、相手のプレッシャーがかかったときの攻め出しの修正が必要」と話した。
「勝ちゲームからもいろいろ学ぶものもあるし、負けゲームは特にたくさん修正点、学ぶところがあると思うので、しっかりいい反省をして前向きにまた次に向かいたい」

今季のアイスバックスは、勝ち続ける難しさという新たな課題に取り組むことになる。

posted by satoko |13:10 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年09月26日

アジアリーグアイスホッケー2011-2012(9月25日 アイスバックス  4 - 1  フリーブレイズ 日光霧降アイスアリーナ)

地元・日光で4つ目の白星を挙げたアイスバックスは、2011-2012シーズン開幕を上々の出来栄えで滑り出した。

前日の同カードで10点を挙げ大勝したバックスは、この日も第1ピリオド1分59秒にFWコゼックが先制ゴールを決めるが、4分足らずの間に同点弾を許し、シーソーゲームを予感させる幕開けとなった。しかし東北は反則が多く、バックスは第2ピリオド開始早々に5対3のパワープレーを生かしてFWコゼックのゴールで再びリードを奪う。GK福藤豊の好守も随所に見られ、第3ピリオドには2点追加して東北を突き放す。アイスバックスの好調ぶりが際立つ試合となった。

今季のバックスは課題だった得点不足が解消され、得点能力が上がったことが好調の大きな要因となっている。FW陣の競争も激化しているといえるが、FW内山朋彦は「自分にもプラスになります」と話す。
「勢いも今ありますし…どのセットも今調子いいので、それがいい方向にいっている」
プレシーズンから手応えは感じていたという。
「去年みたいに一つのセットだけじゃなくて、全部平均的にいい結果出てたんで、手応えはありました」
一週間後にはクレインズを日光に迎える。
「この応援がプラスになると思います」

「この四試合、自分の仕事出来てるんで、このまま続けていきたいなと思います」
そう語るGK福藤は、具体的にはリバウンドコントロールを意識し、シュートを連続して打たれないように心がけているという。
「去年は開幕から五連敗してしまったので、今年はいい流れできている」という福藤には、開幕前に長女の誕生という慶事もあった。
「心の支えというか…そういう風になってるのは事実です」
「この四試合いい流れで勝ち続けてますけど、本当に真価が問われるのは次の二連戦、ホームでクレインズを迎えての試合だと思うので…この勝利がたまたまだとか言わせないように、次の二試合しっかり勝ちにいきたいなと思います」

「昨日は、ホーム初戦っていう若干のプレッシャーを感じながらプレーしていたと思うんですけど、今日は36試合中の1試合っていうことで、一戦一戦戦おうっていう気持ちがみんなあったと思います」
バックスの主将・FW鈴木貴人はそう振り返った。
「今日久しぶりにタイトな試合したんで、精神的にみんなどうかなと思ったんですけど、最後まで自分たちのペース守って戦えた結果が勝ちに結びついたんじゃないか」
「今結果出ているっていうことは、すごくポジティブに受け止められる部分」と鈴木は言う。「この四試合で完璧なゲームはもちろんないし、勝ちゲームのなかから課題ももちろん出てくるので」と冷静に見ながらも「勝ちゲームが続くことで、修正点も、コーチ陣はもちろん選手もポジティブに受け止められて次に向かえるっていうのがすごくいいんじゃないかと思います」と勝利の大きな効果をかみしめていた。

日光の期待を膨らませるホームでのシーズン最初のシリーズ。この強さが本物なら、バックスの悲願であるプレーオフ進出が現実味を帯びてくる。

posted by satoko |11:03 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年08月27日

子供たちと、アイスホッケー

リンクで頬を真っ赤にしている子供たちの瞳に、アイスホッケーはどう写っているのだろう。

「日本アイスホッケー写真展」を見に、目黒のギャラリーへ足を運ぶ。アイスホッケーは、スポーツの中でも特に写真を撮るのが難しい競技だと考えるが、白い氷の上で繰り広げられる激闘の一瞬を切り取ると実に美しい写真になる。日光アイスバックス・日本代表で主将を務めるFW・鈴木貴人選手の写真が数枚あったが、やはり彼は何時でも全力でプレーしているのだな、と感じさせられた。

特に印象に残ったのは、子供たちの写真である。親の心遣いが感じられるもこもこと着込んだ恰好で声援を送る姿には、笑みがこぼれる。転んでも転んでも一生懸命立ち上がって滑り出す子供のプレーは愛らしいが、写真でも小さな防具の中で小さいプレーヤーが真剣に動いているのが生き生きととらえられている。

少し胸が痛んだのは、廃部となった西武プリンスラビッツの旗を手にした子供たちの写真である。この子たちは今アイスホッケーを見ているのだろうか、応援するチームを持てているのだろうか、という思いがよぎる。

小さなプレーヤーにとっても、現在日本のアイスホッケーが置かれた状況下では明るい未来が描けるとは言い難い。子供たちにアイスホッケーを愛し続けてもらうためには、一人一人の思いを発信して輪を広げていくしかないのかもしれない。晩夏の東京のギャラリーで、そんなことを考えた。

 「日本アイスホッケー写真展」
2011年8月16日(火)〜28日(日) 11:00〜18:30
ギャラリーコスモス(東京・目黒)
http://the7thman.com/

posted by satoko |05:43 | アイスホッケー | コメント(2) | トラックバック(0)
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2011年06月27日

福藤豊が二年目の日光で目指すもの

福藤豊は、来季も日光のゴールを守る。

アイスホッケー・アジアリーグの日光アイスバックスが、GK福藤豊と契約を更新した。日光での二年目のシーズンとなる来季について、福藤豊はコメントを出している。
「昨季は満足できるシーズンではなかったので、今季は結果にこだわりたい」

世界を知る守護神・福藤の加入もあり、躍進が期待された昨季のバックスだったが、試合内容では成長が見えるものの結果には結びつかないまま終わった印象がある。昨季逃したプレーオフ進出は、福藤だけでなくチーム全体にとって今季必ず達成するべき目標となっているはずだ。

福藤自身は、昨季リーグで最優秀セーブ率GK、ベストGKの2冠を獲得している。だがGKとして素晴らしい成績をあげても、チームがプレーオフ進出を逃したことへの福藤の悔しさは晴れないのだろう。

釧路出身ながら北海道の名門校ではなく、宮城・東北高校でGKとして腕を磨いた福藤は、バックスでもチームを牽引する存在となっている。福藤は、高校時代を過ごし、現在震災の痛手から立ち直ろうとしている仙台への思いも持ちながら、日光での二季目を迎えようとしている。

posted by satoko |13:40 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年06月17日

ショートハンドゴール、バンクーバーを突き刺す

地元での優勝を目指すバンクーバー・カナックスにとどめをさしたのは、ショートハンドゴールだった。

ボストン・ブルーインズとカナックスの対戦となった今季のスタンレーカップ・ファイナルは、ホームチームが勝ち続けて第7戦までもつれこんだ。最終戦を地元バンクーバーで迎えたカナックスは、2点を追う第2ピリオドにパワープレーの好機を得る。ここで是非とも追いつきたいカナックスの攻撃が精彩を欠くなか、一瞬の隙をついてブルーインズのバージュランがパックをカナックスゴール前まで運ぶ。倒れこみながらも押し込んだパックにカナックスGK・ルオンゴは反応しきれず、地元の重い沈黙の中でショートハンドゴールは認定された。その後エンプティネットゴールも決められて4-0で敗れたカナックスの栄冠への道は、事実上3点目のショートハンドゴールで絶たれたといえるだろう。ショートハンドゴールが決められた側にとり大きな精神的打撃となることは想像に難くない。まして、地元でのスタンレーカップ最終戦だ。

第6戦まではホームリンクはチームに大きな力をもたらすことを示した今季のファイナルだが、第7戦に限っていえば、カナックスは固くなっていたように見えた。是非とも挽回しなければならないパワープレーでの失点後、ホームリンクの沈黙はカナックスの選手たちにとって耐え難いものだっただろう。近年スタンレーカップから遠ざかっているカナダの深い落胆は、試合後の暴動という形で示されることになる。

カナダのホッケーへの大きな愛情は、バンクーバー五輪で改めて知らされた。五輪ではカナダ代表が、スーパースターのクロスビーによる決勝点で金メダル獲得というこれ以上ない結果を残したが、バンクーバーでの夢の再現は叶わなかった。
「カナダにおいてホッケー選手であるということは特別なこと」
クロスビーはそう語っているが、今カナックスの選手たちは、自らが注目を集める存在であることを五輪時のカナダ代表とは正反対の意味でかみしめていることだろう。辛いショートハンドゴールの残像はしばらく彼らを苦しめるかもしれないが、期待の大きさを幸せと感じる日が必ずカナックスに訪れることを信じたい。

posted by satoko |13:39 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年05月23日

今こそ、Take The First Step

「今こそ一歩踏みだそう」と、福藤豊をはじめとするアイスホッケー界に関わる人々が呼びかけるチャリティーイベントが、今週土曜日に千葉で開催される。

日本人として初めてNHLでプレーした福藤豊は、Take The First Stepの副代表として二年前からチャリティ活動を行っている。最初のイベント「FACE OFF 2009~自分にできる最初の第一歩~」を取材したとき、福藤はオランダリーグでのシーズンを前にしていた。日本では廃部が決まった西武が最後のシーズンを二位で終え、その余韻が私のなかには残ったままの取材で、久しぶりに明るい気持ちになった記憶がある。

東日本大震災では、アジアリーグ参入二季目でプレーオフ決勝まで駆け上がった東北フリーブレイズが、決勝を翌日に控えた本拠地・福島県郡山市での練習前に被災した。結局決勝は中止になり、フリーブレイズの選手たちは3月26日、各自の避難先で募金活動を行っている。

福藤は東北高校出身であることもあり、今回の大震災について何か出来ないかという強い思いを持っていたことを、自身のブログで語っている。二年前の取材時にはこんな事態はまるで予想できなかったが、今こそ一歩踏み出すときであることは間違いない。日本代表・日光アイスバックスで主将を務める鈴木貴人など、豪華なメンバーが参加するイベントに、多くの人が集まることを願っている。

(以下イベント情報)

東日本大震災支援チャリティーイベント PLAY for TOHOKU 

5月28日(土) 
アクアリンクちば(千葉県千葉市美浜区新港224-1)

チャリティーホッケークリニック:4:15pm~5:45pm 
チャリティーホッケーゲーム    :6:00pm~8:15pm 

詳細はこちらから
http://takethefirststep.jimdo.com/

posted by satoko |13:06 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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