競技場の片隅から

シンクロナイズドスイミング

「日本らしさ」で掴んだ銅メダル

日本らしい、固い足で掴んだメダルだ。 世界選手権・シンクロのチームフリーで、日本が銅メダルを獲得した。デュエットのフリーでメダルを逃した日本が、行き来する勝負の流れを気力で引き戻した印象だ。勝負の決め手となったのは、日本の伝統である固い足のように思う。高いリフトと長い手足を駆使した華やかな演技を見せるウクライナを、根性が入った日本の強い足がねじ伏せ、僅差の勝利をもぎとった。 しびれるような勝負と......続きを読む»

日本チーム、テクニカルルーティンでメダル獲得

デュエットに続き、チーム・テクニカルルーティンでも日本は表彰台に上がった。 予選では4位だった日本は、決勝で順位を上げてメダルを掴んだ。デュエット・テクニカルルーティンで銅メダルを獲得したことで逆転の予感はあったが、本当はシンクロで予選の順位を覆すのはかなり難しいことだ。追い風を自らの力で吹かしたこの世界選手権を境に、日本は再び表彰台の常連国となるだろう。 圧倒的な完成度を誇るロシアは別格として......続きを読む»

8年ぶりの表彰台、日本シンクロ復活へ

日本が、表彰台に戻ってきた。 世界水泳選手権(ロシア・カザン)・シンクロのデュエットテクニカルルーティン決勝。予選3位の日本代表・乾友紀子、三井梨紗子ペアは、ライバルのウクライナを僅差でおさえ、銅メダルを獲得した。上位国の中でも、常に非常に近い距離を保ちながら見せる隙のない正確な泳ぎは際立っていた。二人が一体となった、まさにこれこそがデュエットという泳ぎ。過酷な練習で培った肉体と技術、さらには強靭......続きを読む»

日本シンクロの強さとは

 日本が、ようやく本来の強さを取り戻しつつある。  シンクロナイズドスイミングのワールドカップをテレビで見る。日本の足はクリアかつシャープだった。目にくっきりと映像が焼きつく迷いのない固い足、これこそが日本シンクロの強みだ。  ライバルのウクライナを抑えて勝ち取った日本の3つの銀メダルには、世界選手権、更には五輪でのメダル圏内に入り込んだことを示す、とても大きな意味がある。日本は日本らしくあれば......続きを読む»

シンクロ日本代表、復活への第一歩

 陸上動作から、シンクロ日本代表が取り戻しつつある真の強さがうかがえた。  アジア大会・シンクロナイズドスイミング競技をテレビで見る。演技へ向かう日本代表の選手たちの表情には、引き締まった凛々しさが戻っていた。中国の派手な大技は日本にはないが、もともと日本の持ち味は固く締まった足技、きびきびして素早い動きだ。あるべき姿に、日本が回帰しつつある。  金子正子チームリーダーと井村雅代コーチの指導力を......続きを読む»

新しい日本代表デュエット、リオ五輪の表彰台へ

 大型の日本代表デュエットは、リオデジャネイロ五輪を目指す。  6月8日に最終日を迎えたシンクロナイズドスイミングのジャパンオープン兼日本選手権(尼崎スポーツの森)のデュエット決勝で、日本代表の新デュエットが優勝した。北京五輪後から長くデュエット代表を務め続けてきた乾友紀子(井村シンクロクラブ)と、ジュニア時代から図抜けた実力を見せてきた三井梨紗子(東京シンクロクラブ)が今季から組み、日本の黄金時......続きを読む»

足立夢実、ソリストとしての記憶

 小さな体でシンクロ日本代表ソリスト、また主将を務めた足立夢実(東京シンクロクラブ)が現役を引退した。  足立の演技を初めて意識して見たのは、北京五輪が開催された2008年の日本選手権だった。異彩を放つ演技は、足立が日本人には珍しい天性のソリストであることを感じさせた。当時は代表に入っていなかった足立を、井村雅代氏も「ソリストとして素晴らしい」と評している。そして更に言葉を続けた。 「国際舞......続きを読む»

シンクロにおける、フィギュアの重要性

 シンクロナイズドスイミングの基本には、フィギュアがある。  4日、日本シンクロチャレンジカップ2013(横浜国際プール)を取材する。最終日のみの取材だったが、前日にはフィギュア競技が実施されており、最終日の決勝にもその点数が反映される。  以前はシニアでも実施していたフィギュアは、現在はジュニアでのみ行われており、準日本選手権ともいうべきチャレンジカップではジュニアの競技方法をとってフ......続きを読む»

日本シンクロ、リオ五輪への厳しい道

 リオ五輪の表彰台へ、浮上のきっかけを掴みたかった日本シンクロは、厳しい現実を突きつけられた。  スペイン・バルセロナで行われていた世界水泳選手権・シンクロ競技で、日本は三大会連続でメダルを獲得できずに終わった。チーム種目での中国不在という好機を生かせず、ロンドン五輪の最終予選で辛くも抑えたライバル・ウクライナに全種目で敗れるという苦い結果。今大会をリオ五輪での表彰台復活へのきっかけとしたかっ......続きを読む»

日本シンクロ、新代表デュエットの課題

 全く違う、しかしどちらも優れた個性が、新しい日本代表デュエットを組んだ。  すらっと伸びた脚の線が美しい乾友紀子(井村シンクロクラブ)の身長は169.4センチ。アクロバティックな能力では群を抜き、チームではリフトの跳び役である足立夢実(東京シンクロクラブ)の身長は159.8センチ。どちらもソリストとしての能力を持ち、全く違う味を出せる日本トップのシンクロスイマー二人の身長差は、10センチ近い......続きを読む»

日本シンクロ、再起を期すバルセロナ

 来夏のバルセロナで、日本シンクロはリオ五輪へ向け復活の狼煙を上げられるか。  12月22日、国立スポーツ科学センターで、シンクロナイズドスイミングの第15回世界水泳選手権(2013年7~8月、スペイン・バルセロナ)・第27回ユニバーシアードの代表選考会が行われた。ロンドン五輪代表にも入っていた箱山愛香(アクラブ調布)の怪我による不参加なども影響し、選考会直後の時点で代表は確定しなかった。 ......続きを読む»

日本シンクロ、ロンドン五輪で見せた復活の兆し

 長く試行錯誤を重ね、もがき続けてきた日本シンクロにとり、ロンドン五輪は復活の序章となる予感がする。  チーム・フリールーティンが終わり、ロンドン五輪のシンクロナイズドスイミング競技が終了した。これまで日本は後ろの方になっての登場が多く演技順に恵まれてきたが、最後のチーム・フリーのみ早めの登場であったことが少々残念だった。だが、泳いだルーティンは日本代表の気迫と、浮上への兆しを感じさせるものだ......続きを読む»

復活への確かな一歩、日本チーム・テクニカルルーティン

 地味だが、堅実な泳ぎ。日本シンクロは、目立たないが確実な復活への一歩を踏み出した。  長いこと泳ぎ続け、少しずつ進化してきた「嵐」をテーマにした日本のテクニカルルーティン(以下TR)は、ロンドン五輪で完成したようである。ロシア人であるガーナ・マキシモーバが振り付けた「嵐」は、点数という結果を残してきたとはいえないかもしれないが、個人的には不思議な魅力のあるルーティンだと感じてきた。ロンドン五......続きを読む»

乾・小林、日本浮上への5位

 北京五輪以降もがき続けてきた日本シンクロに、ようやく薄明かりが差したのか。  ロンドン五輪のシンクロナイズドスイミング・デュエット競技が終わり、日本代表の乾友紀子・小林千紗組は5位入賞という結果になった。個人的には、デュエットでとり続けてきたメダルを逃したことより、乾・小林のフリールーティン決勝での演技が示した日本シンクロの新たな魅力に注目したい。  6月に加えた和太鼓のパートは、やは......続きを読む»

乾・小林ペア、日本代表デュエットの伝統を背負って

 日本代表デュエットとして、五輪の舞台で意地を見せる泳ぎだった。  ロンドン五輪のシンクロ競技が始まった。初日が大事なのは何処の国も同じだが、特に4月の五輪予選・デュエットでウクライナに敗れている日本にとって、デュエットのスタートであるテクニカルルーティンの結果は今後の浮沈を占う非常に重要なものだった。  一番最後の演技順で登場した乾・小林には重圧もあっただろうが、それを感じさせない生き......続きを読む»

代表デュエット、ロンドン五輪へ

最後まで諦めない。想いが伝わる、乾友紀子と小林千紗の泳ぎだった。 16日、国体の関東ブロック大会が開催された東京辰巳国際水泳場で、ロンドン五輪代表デュエットの乾・小林ペアが演技を披露した。完璧という訳にはいかなかったが、少しずつ上昇する気配、また日本代表として五輪の場で演技する意気込みも感じられる泳ぎだった。 同じ井村シンクロクラブに所属する二人は、揃って高い身長を生かせば見栄えがする泳......続きを読む»

日本が誇るソリスト、足立夢実

「三連覇と言われると、三年も経ってるんだなと思いますが…自分の中では、一年一年頑張ってきたことが連覇につながったのかなと」 シンクロナイズドスイミングの日本選手権・ソロで、東日本大震災で中止となった昨年を挟んで2009年からの三連覇を果たした足立夢実は、感慨深げだった。 チームはぎりぎりのところでロンドン五輪出場を決め、デュエットのメンバーは未だ決まらず、五輪を前にしてシンクロ日本代表には心......続きを読む»

あきらめなかった、日本シンクロ

チームでの五輪出場権獲得を、心から祝福したい。 シンクロナイズドスイミングのロンドン五輪世界最終予選(ロンドン)で、チームのフリールーティン(以下FR)が行われ、日本が僅差でウクライナを抑え、3位に入って五輪出場を決めた。個人的には、事前に行われていたオープン大会でのウクライナとの点差などから、日本チームの五輪出場権獲得は堅いと考えていた。しかし、テクニカルルーティン(以下TR)でウクライナと......続きを読む»

日本シンクロを支えるもの

フィギュアにこそ、シンクロナイズドスイミングの本質がある。 基本姿勢と基本動作を組み合わせたシンクロのフィギュアは、音楽に合わせて泳ぐルーティンに比較するととても地味だ。その地味さ故に現在はジュニアの競技会でしか行われていない。22日・東京辰巳国際水泳場で行われたナショナルトライアル2012(2012年度ジュニアナショナルチーム代表派遣選手第1次選考会)では、あまりない機会と思い前半の選考課題......続きを読む»

酒井麻里子、再び日本代表デュエットに

酒井麻里子(東京シンクロクラブ)が、再び日本代表デュエットに帰ってきた。 9月19日に行われたロンドン五輪予選会代表選考会で乾友紀子(井村シンクロクラブ)に続く2位となった酒井は、現在乾と組むデュエットを磨いている。過去に立花・武田のデュエットを振り付け、最近では足立のソロも担当したステファン・メルモン氏にルーティンを作ってもらうため渡米するなど、4月の五輪予選会に向けて鍛え続けている。 ......続きを読む»

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