競技場の片隅から

平成25年度関東大学アイスホッケーリーグ戦(11月24日 東洋大学 2 - 1 法政大学 ダイドードリンコアイスアリーナ)

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 最後の試合は、東洋大学らしいホッケーでの勝利だった。

 シーズン最後の試合となるリーグ最終戦、東洋大学は法政大学と対戦した。第1ピリオドは攻め込まれる場面も多かったが、GK山口連が第2ピリオドにかけてもピンチをよく防ぐ。第2ピリオド終盤の16分24秒、パワープレーでようやくFW川口尚耶によるゴールで先取点を挙げた東洋は、第3ピリオド7分53秒にもDF秋本デニスによるパワープレーゴールが判定の末認められ、2点のリードを得る。直後の8分16秒に一点返されるが、逃げ切って最後の試合を勝利で飾った。

 「モチベーション的にも簡単ではない戦いだったと思いますけど、選手が本当に最後まで気持ちを見せてくれて、今シーズンの締め括りに東洋らしいホッケーが出来たと思っています」
東洋大学の鈴木貴人監督は、締め括りにふさわしい試合だったと評価していた。
「アイスホッケーなので、ミス等はたくさんあったんですけど、気持ちを60分間見せてくれた戦いだったと思います」
更に鈴木監督は一年間を振り返り「限られた時間の中で、選手たちはすごく成長を見せてくれたし、自分たちが求めているホッケーを理解してくれようと、最後まで努力してもらった」と述べた。
「スタッフとしては一年目で、こういう結果(4位)になったのはスタッフの経験不足だと思うので、次に向かっていきたい」
控え室で、鈴木監督は選手に向かって話をしたという。
「自分のことになるんですけど、このチームに入るにあたっては自分自身も人生の中ですごく大きな決断をしてここに立ったんですけど…彼らが本当に苦しい中で、最初は試合に出られないという状況の中でもすごく一生懸命に練習に取り組んでくれましたし、それ以外のことにも取り組んでくれた。最後こういう風に気持ちを見せて最後までプレーしてくれたこと、彼らと一緒に出来たことをすごく嬉しく思うっていうことを伝えました」
―リーグを振り返って
「自分の求めているもの、チームがこうありたいということは徐々に伝えられたのかなとは思っています。でもやはり勝ちにつながらなければ駄目だと思うので、来シーズンは勝ちにまたこだわってベンチに立ちたいと思っています」
―手応えは感じられたのか
「後半戦(優勝した)中央にも勝てて、また全然力出せなかった試合もあったんですけど…好不調の波はあったんですけど、その中で少しずつ上り坂でチームは成長していったとは思っています」
―大学生を指導する中で難しい点は
「自分も長くプロで生活してきた中で、もちろん勝ちにこだわらなければいけないというところにプラスして、やっぱり学生スポーツなので…そういうところのバランスというのは大学の監督をやって一番に(難しく)感じたところです。でも、東洋の選手たちを見て、自分たちが求めてることには忠実に努力してくれるということは、すごく感じました。これからの課題は、自分たちでもっと考えて、もっと何かを欲しがってプレーすることじゃないかと思います」

 「1ピリはあまり良くなかったですけど、2ピリ3ピリは本当にうちのホッケーやってくれて、いい流れでゲーム運び出来たと思います」
東洋大学の内山朋彦コーチも、試合内容を評価していた。
「最後の試合っていうのもあったと思いますけど、本当に僕らにも気持ち伝わってきたので…今日は途中から気迫があって、勝てるかなという気持ちはありました」
―スタッフとして一年間、いかがでしたか
「慣れないことばかりでしたけど、経験していかないと何事も駄目だと思うので。今回あまりいい成績残せなかったですけど、いろいろ勉強になった点も多いので…来年(コーチを)やるかもまだ全然分からないですけど、アイスホッケーに関係することなので、これから僕の人生には必ずプラスになることだと思います」
「(引退して)特に最初は指導っていうことを考えてなかったんですけど、貴人さんが引退してこういう話を頂いて、(トレーナーになるための勉強を)やりながらでも出来るならということでやり始めた」というコーチ業だが、内山氏にとってはいい経験だったという。
「こういう機会を頂いて、トレーナーになる上でもプラスになるのかなと。いろいろなことにチャレンジしていければなと思います」



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