競技場の片隅から

採点競技を中心に、スポーツについて感じたことを綴ります

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唯一無二のスケーター、浅田真央

 昨年末の全日本選手権フリー後、ミックスゾーンの重い空気の中で、浅田真央は来季の現役続行を示唆していた。それから今引退を決意するに至るまで、どんな心境の変化があったのか。  取材対象として冷静に浅田を見るのは正直なところ難しかった。見ているとハラハラしてしまう。おそらく、多くの人に共通する心情ではないかと思う。ひたむきさ、あるいは純粋さ、といった忘れがちなものが、浅田の滑りからは伝わってくるのだ。 ......続きを読む»

シンクロ日本、95点という壁を超えてつかんだ銅メダル

「日本に作られた壁」 そう井村雅代コーチが表現していた、95点。FRで95.4333をマークした日本チームが、リオ五輪の表彰台に帰ってきた。 TRでぴったり日本の背後につけたライバル・ウクライナは、FRで持ち味の華麗な演技を見せて既に95.1667という得点を出していた。日本の選手たちが厳しい練習を自信に変えてFRを泳ぎ切り、見えない壁を超えられるかが、メダルの行方を握っていた。井村コーチが「日本......続きを読む»

日本代表デュエット、リオで表彰台に戻る

シンクロ日本代表が、遂に五輪の表彰台に戻ってきた。 デュエットの日本代表、乾友紀子・三井梨紗子組は初日のフリールーティン予選でウクライナ・スペインを抑えて3位につけた。昨年の世界選手権でウクライナに敗れメダルを逃しているデュエット・フリーでメダル圏内に入り、上々のスタートを切る。しかし、日本が得意としてきたテクニカルルーティンで、僅差とはいえウクライナに上をいかれたのは予想外の展開だった。五輪に向......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2015-2016 (2月27日 バックス 3 - 1 フリーブレイズ 日光霧降アイスアリーナ)

既にプレーオフ進出を決めている日光アイスバックスは、あと二試合を残すレギュラーリーグを5位で終えることを目指し、ホームアリーナに東北フリーブレイズを迎えた。デイビッド・ボンクのハットトリックとGK福藤豊を中心とした固い守りで、まずは一勝を挙げる。 ビッグセーブを連発した福藤は、試合後の記者会見で「僕のファーストショットのリバウンドコントロールがものすごく大事になってくるので、そこは意識していました......続きを読む»

ありがとう、アモディオ

フローラン・アモディオの最後の滑りはとても素晴らしく、そして彼らしかった。 欧州選手権をテレビで見る。この試合を最後に引退することを表明しているアモディオが、フリーに臨む表情は鋭かった。近年はジャンプに苦しんでいたアモディオだが、四回転を含む全てのジャンプで着氷。そして何より、彼にしか出来ないステップが圧巻だった。小柄な体を目いっぱいに使い、「俺は俺だ」と語っているようなリズムを刻む小気味の良い滑......続きを読む»

浅田真央、新しい強さ

トリプルアクセルで転倒しても、浅田真央の滑りは強さを失わなかった。 全日本選手権で3位に入り、世界選手権代表に選ばれた浅田真央。今季初めは順調に見えた復帰の道程は、NHK杯・グランプリファイナルと進むにつれて難しいものであることが見えてきた。特にトリプルアクセルが決まらないと、その後の滑りが曇ることが多かった。しかし、ショート5位と出遅れたこの全日本のフリーで見せた滑りは、浅田の得た真の強さをうか......続きを読む»

「日本らしさ」で掴んだ銅メダル

日本らしい、固い足で掴んだメダルだ。 世界選手権・シンクロのチームフリーで、日本が銅メダルを獲得した。デュエットのフリーでメダルを逃した日本が、行き来する勝負の流れを気力で引き戻した印象だ。勝負の決め手となったのは、日本の伝統である固い足のように思う。高いリフトと長い手足を駆使した華やかな演技を見せるウクライナを、根性が入った日本の強い足がねじ伏せ、僅差の勝利をもぎとった。 しびれるような勝負と......続きを読む»

日本チーム、テクニカルルーティンでメダル獲得

デュエットに続き、チーム・テクニカルルーティンでも日本は表彰台に上がった。 予選では4位だった日本は、決勝で順位を上げてメダルを掴んだ。デュエット・テクニカルルーティンで銅メダルを獲得したことで逆転の予感はあったが、本当はシンクロで予選の順位を覆すのはかなり難しいことだ。追い風を自らの力で吹かしたこの世界選手権を境に、日本は再び表彰台の常連国となるだろう。 圧倒的な完成度を誇るロシアは別格として......続きを読む»

8年ぶりの表彰台、日本シンクロ復活へ

日本が、表彰台に戻ってきた。 世界水泳選手権(ロシア・カザン)・シンクロのデュエットテクニカルルーティン決勝。予選3位の日本代表・乾友紀子、三井梨紗子ペアは、ライバルのウクライナを僅差でおさえ、銅メダルを獲得した。上位国の中でも、常に非常に近い距離を保ちながら見せる隙のない正確な泳ぎは際立っていた。二人が一体となった、まさにこれこそがデュエットという泳ぎ。過酷な練習で培った肉体と技術、さらには強靭......続きを読む»

浅田真央が目指す「大人の滑り」

 浅田真央が現役続行を表明した後、途中までしか見ていなかったNHKのテレビ番組「浅田真央 被災地への旅」を最後まで見た。東日本大震災後に環境が厳しくなったことで、スピードスケートを続けようか迷う被災地の中学生に、浅田は言う。 「自分の目標があったら、それをちゃんと最後までやり切ってほしいなって思います。そうしたら後悔もないと思う」 そして、移動の車の中で更に浅田は言うのだ。 「最後の方は自分にも言っ......続きを読む»

秩父宮杯第63回関東大学アイスホッケー選手権(4月12日 東洋大学 18-1 神奈川大学 ダイドードリンコアイスアリーナ) 

 東洋大学は、年度初めの公式戦を大勝でスタートした。  「新しいチームになって短い期間ですけど、スタッフが求めていることを理解してプレーしてくれたと思います」  神奈川大学相手に18点と大量点を挙げた試合を振り返り、東洋大学の鈴木貴人監督はそう語った。 ―今日の試合で見えた課題は 「オフェンスの部分ではいろいろなトライが出来たんですけど、その分ディフェンスの細かいところで相手にチャンスを与えたので......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2014-2015 (1月31日 バックス 4 - 5 イーグルス 日光霧降アイスアリーナ)

 敗戦続きのアイスバックスが、ホーム・霧降で金星を挙げる試合展開かと思われたが、第3ピリオド、王子の猛攻が待っていた。  日光霧降アイスアリーナまでの送迎バスは満席で、王子を迎える霧降のムードは高まっていた。バックスもそれに応える戦いぶりで、第1ピリオド早々に王子の先制点を許すも、その後第2ピリオドにかけて4点を挙げる。特に第2ピリオド7分39秒、FW上野拓紀がパワープレーゴールを決めて派手にガッ......続きを読む»

日光アイスバックス、歴史を変える優勝

 日光アイスバックスが、遂に頂点に立った。  第82回全日本アイスホッケー選手権で、バックスが初優勝を飾った。6日の準決勝から、バックスの勢いにはただならぬ気配があった。前日のミーティングで「歴史を変えよう」と話し合ったというバックスは、前王者日本製紙クレインズに完勝。バックスの岩本裕司監督は、試合後明言している。 「明日しっかり勝って、歴史を変えたい」  7日、日光から新横浜に駆けつけたバック......続きを読む»

村上大介が見せたもの

 何か大きい存在が与えてくれたような、村上大介の優勝だった。  2年前のNHK杯、テレビで見た涙ながらに棄権する村上の姿は記憶に残っている。うっすらと残っていたその記憶が、フリープログラムで次々とジャンプを決めていく村上の姿と重なる。最後のジャンプを成功させた後の小さなガッツポーズが、村上が歩んできた道程を思わせた。  フリープログラムでも、選手が積んできた練習を思えば決して長いものではない。だ......続きを読む»

平成26年度関東大学アイスホッケーリーグ戦(11月23日 明治大学3-1東洋大学 ダイドードリンコアイスアリーナ)

 アップダウンのあった秋のリーグ戦を、東洋大学は3位という成績で終えた。  関東大学リーグ最終戦となる対明治戦に、東洋大学は2点以上点差をつけての勝利で優勝の可能性を残す、という状況で臨んだ。両チーム得点がなかった第1ピリオドは、GK脇本侑也の好セーブが随所で見られた。第2ピリオド開始早々のキルプレーも守ったが、7分45秒、明治に先制点を許す。なかなか同点に追いつけない中、第3ピリオドのキルプレー......続きを読む»

日本シンクロの強さとは

 日本が、ようやく本来の強さを取り戻しつつある。  シンクロナイズドスイミングのワールドカップをテレビで見る。日本の足はクリアかつシャープだった。目にくっきりと映像が焼きつく迷いのない固い足、これこそが日本シンクロの強みだ。  ライバルのウクライナを抑えて勝ち取った日本の3つの銀メダルには、世界選手権、更には五輪でのメダル圏内に入り込んだことを示す、とても大きな意味がある。日本は日本らしくあれば......続きを読む»

平成26年度関東大学アイスホッケーリーグ戦(9月27日 東洋大学3-1中央大学 ダイドードリンコアイスアリーナ)

東洋大学は、ディフェンディングチャンピオンを相手に会心の勝利をおさめた。 全勝を守って前季王者・中央大学に挑んだ東洋大学は、試合開始1分8秒で先制を許してしまう。だが、その後の試合展開は素晴らしいものだった。第2ピリオド4分44秒、キルプレーのピンチにFW梅野宏愛が見事なゴールを決めて同点に追いつく。更に第3ピリオド9分14秒、FW今村健太朗が勝ち越し点を挙げた。中央も反撃に出るが、東洋のGK脇本......続きを読む»

シンクロ日本代表、復活への第一歩

 陸上動作から、シンクロ日本代表が取り戻しつつある真の強さがうかがえた。  アジア大会・シンクロナイズドスイミング競技をテレビで見る。演技へ向かう日本代表の選手たちの表情には、引き締まった凛々しさが戻っていた。中国の派手な大技は日本にはないが、もともと日本の持ち味は固く締まった足技、きびきびして素早い動きだ。あるべき姿に、日本が回帰しつつある。  金子正子チームリーダーと井村雅代コーチの指導力を......続きを読む»

浅田真央の「光」

 浅田真央の「光」を表現するエキシビションは、積み重ねてきた競技人生に裏付けられた深い味わいに満ちていた。  アイスショー「THE ICE」をテレビ放送で見る。ゴスペル「This Little Light Of Mine」を使用し、ローリー・ニコル氏が振り付けたエキシビションナンバーで、浅田は弾けるような笑みを見せた。そしてその滑りは、熟成といっていい域に達している。ジャンプの大技がなくても充分に......続きを読む»

羽生結弦、挑戦する王者

 五輪金メダリスト羽生結弦は、新しい挑戦に満ちたショートプログラムで新シーズンに臨む。  「ドリーム・オン・アイス」をテレビ放送で見る。ショパンの「バラード第1番」を使用した羽生の新しいショートは、ソチ五輪で高い評価を得、羽生を頂点へと押し上げた昨季の「パリの散歩道」とは全く趣きの異なるプログラムだ。  個人的には過去の羽生のプログラムで最も印象に残っているのは、震災の年にアイスショーで見た「ロ......続きを読む»

新しい日本代表デュエット、リオ五輪の表彰台へ

 大型の日本代表デュエットは、リオデジャネイロ五輪を目指す。  6月8日に最終日を迎えたシンクロナイズドスイミングのジャパンオープン兼日本選手権(尼崎スポーツの森)のデュエット決勝で、日本代表の新デュエットが優勝した。北京五輪後から長くデュエット代表を務め続けてきた乾友紀子(井村シンクロクラブ)と、ジュニア時代から図抜けた実力を見せてきた三井梨紗子(東京シンクロクラブ)が今季から組み、日本の黄金時......続きを読む»

秩父宮杯第62回関東大学アイスホッケー選手権(4月26日 中央大学 4 - 3 東洋大学 ダイドードリンコアイスアリーナ)

 昨季リーグ王者の中央大学を相手に、東洋大学は善戦したがあと一歩及ばなかった。  新チームで初めて臨む大会となる春の選手権、東洋大学は初戦の対立教大学戦を14-1で圧勝、二戦目の対法政大学戦をゲームウイニングショットの末2-1で勝ち上がり、中央大学と対戦する準決勝を迎えた。東洋は第1ピリオドに先制ゴールを許し、第2ピリオド2分29秒にも追加点を挙げられて2点を追う展開となる。4分1秒、FW梅野......続きを読む»

佐藤有香さんの美しいスケーティング

 豪華な顔ぶれが演じるエキシビションナンバーのなかで、佐藤有香さんのシンプルな滑りは静かだが本物の輝きを放っていた。  11日、代々木競技場で「スターズ・オン・アイスジャパンツアー2014」を観る。ソチ五輪のメダリストも出演する華やかなショーの中盤、佐藤さんは登場した。小塚崇彦が彼女のスケーティングに魅せられた経験を交えて佐藤さんを紹介し、氷上に送り出す。  佐藤さんのナンバーは、ジャン......続きを読む»

浅田真央、感謝を力に変えた優勝

 薄紫色の衣装でスタート位置に着こうとする浅田真央を、さいたまスーパーアリーナで見守る多くの人の脳裏を、ソチの悪夢がよぎっていたはずだ。だからこそ、声援だけでなく目には見えない大きな力が、確かにショートプログラムに挑む瞬間の浅田を強く後押ししていた。  ソチ五輪を終え、シーズンを締め括る試合となるさいたまでの世界選手権。冒頭のトリプルアクセルを見事に決めて波に乗り、「(今までの)ベスト3に入る......続きを読む»

アジアリーグアイスホッケー2013-2014 (3月2日 フリーブレイズ 5 - 3 バックス ダイドードリンコアイスアリーナ)

 アイスバックスは、今季を象徴するような惜敗でシーズンを終えた。  レギュラーリーグ最終戦、既にプレーオフ進出の可能性がないバックスだが、試合開始前の段階ではプレーオフ進出に望みを残していた東北フリーブレイズに対して、気迫の面では劣らない戦いを見せた。先制点を許すも14分29秒、5人対3人のパワープレーの場面でFWデイビッド・ボンクによる同点ゴールが決まり、第1ピリオドは同点で終える。この日は......続きを読む»

浅田真央、最高のフリー

 浅田真央のソチ五輪でのフリーは、最高だった。  前日のショートプログラムでの打ちひしがれた表情が脳裏から離れないままフリーを迎えたが、6分間練習から浅田の表情には強さがあった。冒頭のトリプルアクセルを跳んで着氷、三回転-三回転の連続ジャンプも見事に決め、全てのジャンプをクリアして最後のステップに入っていく。力を出せない苦しみから抜け出して、バンクーバー五輪からの四年間で積み上げてきた全てのジ......続きを読む»

浅田真央、フリーに挑む

 浅田真央のショートプログラムは、信じられないような結果となってしまった。  ソチ五輪のフィギュアスケート・女子シングル、ショートプログラムが行われ、浅田真央は精彩を欠く演技となり、16位と大きく出遅れた。トリプルアクセルでの転倒はまだしも、痛かったのはコンビネーションジャンプが入らなかったことだ。  何が原因だったのか、浅田本人、また私たちにも今は分からない。ただその原因の一つが重圧に......続きを読む»

スマイルジャパン、ソチ五輪での戦いを終える

 最終戦、ひたむきに走ったスマイルジャパンだが、五輪での初勝利は挙げられずにソチを去ることになった。  ソチ五輪のアイスホッケー女子・7、8位決定戦、予選リーグで敗れたドイツを相手に、日本のプレーには意気込みが溢れていた。エースであるFW久保英恵がようやく今大会初めての得点を挙げ、初勝利へ弾みがつくかと思われたが、結果はまたも1点差の惜敗だった。  日本の気持ちは十二分に感じられる最終戦......続きを読む»

スマイルジャパン、7、8位決定戦へ

 本来の姿に戻ったスマイルジャパンだが、一勝はならなかった。  ソチ五輪アイスホッケー女子日本代表は16日、5~8位決定予備戦でロシアに挑んだ。3点を取り得点力不足には解消の兆しが見えたが、6失点を喫して敗れた。  一時間のダイジェスト映像を見ていても、前のドイツ戦から選手たちが気合を入れ直して臨んだことが伝わる試合だった。3得点は攻撃への高い意識の表れである反面、6失点は守備への意識が......続きを読む»

スマイルジャパン、決勝トーナメント進出ならず

 地元ロシアに対する大声援のなか、果敢に戦ったスマイルジャパンだが、またも惜敗し決勝トーナメント進出の可能性がなくなった。  アイスホッケー 女子日本代表・スマイルジャパンは12日、ソチ五輪での第二戦となる対ロシア戦に臨んだ。第1ピリオドにロシアの先制点を許した日本だが、その後にFW浮田留衣がロシアゴールに押し込もうとしたパックは、テレビ画像ではゴールラインを超えていたように見えた。ホイッスル......続きを読む»

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