2008年11月22日

石川直生タイ遠征結果!

大会名:スッグ・プンパンムアン
日時:11月21日(金)
会場:タイ・ルンピニースタジアム

◎石川直生
【3R KO】
●カヌンファイ・ソー.ポンチャイ
※飛びヒザ蹴り

やったーーーー!!

遠征で飛びヒザKOは全日本キックの伝統(か?)。
石川直生、おめでとうっっ!!


※イタリアで金沢久幸が飛びヒザKO勝利したことがあるんですよ…。

posted by sasakey |00:33 | キックボクシング |
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2008年11月20日

石川直生の忘れ物

全日本キック・スーパーフェザー級王者、石川直生の
タイ遠征が発表されました。
発表が月曜、試合が金曜。
かなり急です。

来年1月4日に参戦を希望している石川。
この日程で試合をするのは
けっこうリスクがあることです。
9月の試合で怪我をしているのもそうだし
まして場所はタイです。
何がおきるかわからない。

連盟スタッフも不在で、青春塾の竹島会長と2人で
バンコクへ行くという。

べつに本人が日本にいないから書くわけじゃないけど
無理してる感が強いです。

意地になってるんじゃないの って。

なぜ、意地になって無理してるんでしょう。

石川直生とタイのことを考えたら
どうしても今年5月27日に
石川のお母さんが急逝したことを触れずに
いられない。

そのことがあったとき、石川はタイ修行の真っ最中。
その報を受けて、石川は緊急帰国してきた。
6月、9月とタイ人と対戦して、敗れてしまった。
9月の敗北では顔に大きな傷を負いました。

自分がそうなったら、と想像しても
やっぱり、何かの折にもう一度タイには行きたいと思うんです。
ファイターとしてでなく、一個人として。

中途で終わらせたタイ修行を、どう終わらせるか。
タイ修行に賭けていた気持ちに、どうケリをつけるか。
そう考えたら、
タイで試合をするということにつながったのだと思うのです。

理由は、もうひとつ。

11月のK−1ルール大会、石川は出たかったと思います。
出られなかったか出ないことにしたか分からないけど
石川の存在はそこには無かった。

勝利して話題をさらっていったのは
4月に石川と対戦し、敗れた山本元気でした。

うまくいかないものです。

嫉妬を感じて当然だと思います。
むしろ感じなかったらファイターじゃない。

うまくいかない現実に対して、どう動くか。

石川は、自身の価値を、必死に上げようとしているのだと
思います。

今年から始まった「試練の七番勝負」の真っ最中、
2連敗という結果に、一番焦っているのは石川直生本人でしょう。
もう一度、この七番勝負にクライマックスを作りたい。
ここで自身を追い込むことで、七番勝負を最後まで盛り上げたい。
その思いが、ファイター石川直生をタイに行かせたのではないでしょうか。

そして、もうひとつ。

訃報が本当に突然のことだったから、
石川はなにかタイに忘れ物をしてきたのだと思います。

タオルとかそういう具体的なものじゃなくて
タイの暑い空気と高架下のジムの中で確かにあった
対ムエタイに対する思いや
強くなりたいと願いながら走った気持ち。

それらにもう一度気づいて
それらを卒業してくることが
いま、やらなければならないことだと思うのです。

試合してくるわけだから
もちろん勝ちたいと思っているでしょうし
もちろん勝つといいなと思っていますが
私は、その「忘れ物」を取り戻せることを一番に願っています。

本人のブログには
「本当の自分をもう一度取り戻すための戦い」
と、書いてありました。

本当の自分、って、なんでしょう。

本当の自分なんて、どこにもない。
そう考えてそこに居るのが、本当の自分のはずです。

お釈迦様の手の中にいた孫悟空じゃないけど
それに気づくためには、とことん探さなければ
気づけないのではないかとも思います。

石川がタイに行くことは、その一環のように感じます。

今の自分に不満を感じてタイに行こうとしている石川が、
今の自分でいいんだと思って戻ってくるといいなと考えています。
それは、ファイターとしての努力を止めることとは真逆の
むしろ強くなるために必要な理解だと思うのです。

sasakey-57291.jpg

写真は昨年のタイ遠征、勝利後のものです。

フリーライター佐々木亜希がときどき更新するブログ
「ときどきキックアウト」は
全日本キックと石川直生をときどき応援しています。


posted by sasakey |01:21 | キックボクシング |
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2008年11月07日

丸藤正道と近藤修司の初対決

いまさらの感想ですけど、11.3全日本プロレス両国大会を
見てきました。

丸藤正道vs近藤修司、すごくいい試合でした。
いい試合、すごい試合になるだろうと思っていたけれど
思っていた以上でした。

書き手として情けない話ですが
ジュニアに多い、相手の先を読み合う試合って
攻防を表現しようがない時があります。

相手の技を読んでこう返してこう返すものの
それをさらに見切って何々、とかです。
技にもどんどんアレンジが加わるから
全部書いていたら意味が分からなくなってしまう。

そこがお客さんを沸かせているのだけど
そこを、どう伝えたらいいのか。
いつも悩んでいます。

序盤あたりで見せた丸藤の
近藤をステップにして振り抜いたジャンピングトラースキック
すごかったです。

以前どこかで語ったことですが
丸藤正道という選手は
リングを異様なほど自由に使う選手ですよね。

プロレスは相手と向かいあってゴングが鳴り
相手を押さえ込んで3カウントが鳴るので
自分←→相手
という横の攻撃だけであっても
試合は成立するのですが、
丸藤の試合は、意図的に
人の視線を大きく動かそうとしているように感じます。

時には空中戦というタテの動きや
ナナメの動きを織り込んで
すごく大胆にリングに絵を描く。

高い身体能力あってのことですけど
同時に非常に頭がやわらかいのでしょう。

そして受けきった近藤のすごさも、もう。

近藤は敗れたせいか
この試合のあともノーコメントだし
普段も多くを語る選手じゃないのですが
転機にさしかかった時などは
必要なことは、ぼそぼそっと言い残しています。

それを聞く限り
そしてリング上での戦いを見る限り
頭のいい選手だなと思いました。

「相手の要求に、プラスアルファをつけた内容で返す」

という、社会人でも必要とされる能力が高い人なんだろうなと。
多分、それゆえに
あのジュニアかどうか疑わしい体が
できあがったのではないかと思うのです。
ノルマの練習やトレーニングを
そうやってこなしてきたんじゃないかなと。

この試合、丸藤は3カウントを本当にぎりぎりのぎりぎりで
返すことが大変多くて、
まさかと思ってるけどいちいちハラハラしました。

そんなところもおそらくは
丸藤正道の計算であり
自身のスタミナ温存策なのでしょう。

初対決で恐ろしいくらいに
高いレベルの内容を見せた2人。

また対決が見たいですけど、
そうそうぶつかっても、いけない相手なのでしょう。

「近藤選手のような選手がいる全日本がちょっと羨ましい」

という、試合後の丸藤正道のコメントは
無意識なのか、
それとも、誰かを刺激するために発したものなのか。

プロレスはひとりではできないし
全力を出して闘える相手というのは
いくら力があったとしても、お金があったとしても
手に入れることができない存在です。

もちろんNOAHにはKENTAがいるけれど
それでも、丸藤正道に思わずそんなことを
言わせるくらいには
近藤修司は、すごかった。

その2人が、ただ単に対決したのではなく
NOAHと全日本というシチュエーションで
数々の歴史が、団体にも両選手にもあるうえで
初対決として実現したのは
非常にドラマチックです。

まだ、見たい試合はいくらでもある。
願わくば、それが
選手たちの一番よいときに
叶いますように。

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丸藤正道と近藤修司をときどき応援しています。

posted by sasakey |01:10 | 全日本プロレス |
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