2008年09月07日

森嶋猛のガウン

9.6NOAH武道館を客席で観戦していました。

印象に残ったものを羅列

・ダニエルソンの吊り天井
・三沢光晴のエルボー(と、吹っ飛んだ青木)
・田上明の後ろ跳び(と、それでどよめいた客席)
・中嶋勝彦の蹴り(意外と全部えげつないところに入っている)
・飯伏幸太全般と飯伏幸太のその場跳びファイアーバードスプラッシュ
(と、ブリスコ兄弟のものすごく早いカットワーク)
・森嶋猛のガウン
・途中から自分の体を自分で持て余しているように見えた森嶋

森嶋のガウンは、ロングガウンで全身を隠していたこともあって、
その柄も柄で派手だったし、また森嶋が髪が長いので
すごく大きな女子プロレスラーに見えなくもなくて。(スポナビ写真)

長い髪、似合っていると思うんですけど、
みょうに女性的にも見えて、
それで戦い方が怒った女性のそれにも見えてきて、
そこで平手打ちとかもするものだから、
女っぽい、いや、だけど男であることは間違いない、
性別を超越したつまりこれは森嶋猛と言う生き物なのだ、
と思っているうちにだんだん、森嶋がしんどそうになってきて、
健介のノーザンライトで敗北。
びっくりでした。

この悔しがる様とかもなんか女性的です。(スポナビ写真)
だけど、それであんなにデカくて強いってのも、他にはない個性だし。

健介の気合いの入りぶりは、前哨戦の有明でも感じられました。
6人タッグで森嶋とあたってたんですけど
試合そっちのけでがつんがつんやりあってて

「あんな殴り合いしたら、俺、もう待ちきれない」

と汗まみれで意気込んでいて、
試合じたいは健介組が負けてるんですけど、それどころじゃない。
俺、もう待ちきれない。
漫画とかで見た言葉ではあるけど実際に言う人ははじめて。
さすが佐々木健介だな、と思っていたら、
タイトルマッチは確かにその言葉通り、それ以上の気合いで
ラリアット打ちまくり、勝利後は

「みんな、俺がGHCチャンピオンだ!」と絶叫。

「みんな」がポイントだと思われます。
実際に口に出してみていただければ分かりますが
これを堂々と言える人はなかなかいないです。

でも大会ベストバウトはブリスコ兄弟vs中嶋&飯伏かなぁ。

中嶋&飯伏は文句なしにいいタッグだし、
ブリスコ兄弟がその敵役として、
あくどくて強かった。
あの2人に決勝戦の武道館で土を付けるのは
ブリスコ兄弟じゃなきゃいけなかったのだと思います。

中嶋&飯伏は安定感という点で圧倒的に劣るので、
KENTA&石森が優勝なのは全然納得なのですが、
ただあの試合のあとだと、金丸&鼓太郎vsKENTA&石森に対する
ハードルは必要以上に高くなってしまって、かわいそうでした。

平柳玄蕃が介入してきたのを見て、そうか、これに対するお返しの形で、
決勝できっとリッキー・マルビンが鈴木鼓太郎の足を引っ張って
いつだったかの無念を晴らすんだ!と思いこんでしまったのですが、
マルビンはそんな卑怯なマネはしなかったです。考えすぎでした。

飯伏幸太については、安定感のなさ、あぶなっかしさが魅力でもあるし、
それでも本屋でプロレスやったりしてしまうのが
面白いところでも、オタクを惹きつける部分でもあります。

インディー出身の選手がメジャーで活躍、と言う図式が
あまり当てはまらない気がするのですよ。
よけいな気負いは感じられない。

メジャー>インディー の図式が狂ってて
どっちが幸せかなんて本人しだいになってしまったし
飯伏幸太自身がその枠を越えてしまっているようにも感じる。
いまの飯伏幸太は、前例がない。

どうなるんでしょうね飯伏幸太。
着地点というか、彼のゴールがまったく予想つかないので、
とりあえず飯伏幸太の速度についていくのが精一杯で、
それがまたおもしろいです。

試合後はまた来年もこのタッグで出たい、と言っていたようですが
飯伏が安定感を身につけるのか、それともいまの「速度」を圧倒的に高めて
あぶなっかしいまま実力を高めてしまうのか。

でも、来年へ向けていい種が植わったと思います。

フリーライター佐々木亜希がときどき更新するブログ
「ときどきキックアウト」は
NOAHと健介オフィスと飯伏幸太をときどき応援しています。

posted by sasakey |02:04 | NOAH |
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加